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勝手にふるえてろ 映画


かねてより見たいと思っていた映画「勝手にふるえてろ」(公式サイトはこちら)ですが、名古屋へくることになったのでここに組み込みました。

名古屋パルコにあるセンチュリーシネマは初めて行きましたが、座席の感じもよろしくて、見やすかったです。
しかし、今週からの大寒波、しかも普段はなにかとトロピックな静岡にいる寒さ対策のなっていないワタクシです。名古屋はさぞ寒かろうと、本人比で厚着をしていたら、映画館がめちゃんこ暑くて死にそうでした。ホテルに帰ってきて、ドア開けた瞬間から1枚、また1枚、とどんどん脱ぎ捨て、お風呂直行でした。おかしいな、キャノンギャラリーまでは寒くて死にそうだったのにな・・・


映画館でもらったチラシ。

「ローズの秘密の頁」と「ジュピターズ・ムーン」が気になります。ヴァネッサ・レッドグレイブ ファンとしては見逃せない。あとはソフィア・コッポラの新作も面白そうです。てか、ニコールとキルスティンて、あの白さと目だけで十分怖い。コリン・ファレル可哀想です。

松岡茉優が歌う!泣く!叫ぶ!映画『勝手にふるえてろ』予告映像


とーーーーってもいい映画でした。松岡茉優の代表作になるでしょう。

最初に予告を見たときは「あれ?こんな登場人物いる話だったっけ???」と思いましたが、それもそのはず、監督による大胆な脚色で、たいそう魅力的なオリジナルキャラクターがいっぱいです。

かなり大胆なアレンジが施されていますが、すばらしいの一言です。

原作を忠実になぞる映画もそれはそれでありだと思いますが、素材をものすごく理解して再構築する作り方こそ、原作を映像化する場合、真の実力がわかっちゃうんじゃないでしょうか。
今回の脚色は実にすばらしいと思います。
ヨシカの脳内ミュージカル劇場、あのメロディが耳から離れませんて。
原作ものの大胆なアレンジでこうもスカッとするのは「Wの悲劇」で原作をまるっと劇中劇にしちゃったアレを見たときの衝撃以来です。(Wの悲劇はいわゆる本格推理小説なんで、あれの映像化ってのは難しいと思うのですよ。サスペンス、エンタテインメント色の強いミステリならまだしも)

柳俊太郎があんな格好するのも映画の良さですね。びっくりするほど強烈なビジュアルです。
趣里ちゃんもドールな雰囲気がいかんなく発揮されていてうっひょいでした。

ヨシカが泣く場面ではけっこううるうるした。女子はだれしもヨシカ的な部分を持ってると思うんですよね。
そんで、いやになってつく嘘がこともあろうに、、、それ、絶対使っちゃあかん嘘やん、、、、後戻り不可能なやつや、、、、せいぜい身内に病人を出すとかやで、、、殺すのはあかんけどな、、、、
だけどもそこまで孤独で追い詰められてしまう、というか自分で追い込んでるんだけども、、、にっちもさっちも行かなくなって、そういう嘘ついてしまう、、、わかるんさな。


個人的には休憩室の明かりがついて畳の光だけが画面に残るとこがたまらなく好き。
その前のスマホが光りだすところもいいなあ。

編み物もあれが完成品か!ってなった。でもバスの中で編み物って、酔わないのかしら????

あとは原作以上にうざったさ炸裂の二を演じた渡辺大知が、映画の最後のほうでは、宮崎アニメの女の子が映画終盤に急にかわいさ倍増になるように、かっこよく見えてくるのもいい。ってか、まじでうざったさがすごいんだけども。

どのキャラクターもいろいろなものを抱えていて、その全部がいとおしくなります。ただ一人あきらくん?出来杉くんだけはいとしくないけどもさ。
くるみちゃんにも幸せになってほしい。

それから付箋の使い方が秀逸です。ちょっともう、しばらくは付箋を普通の目で見られない。
上質な、だけども、子供が見てはいけない手品を見た気分です。

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青木紘二 クライアントワーク Part 1

丸の内のコットンクラブのロクユニがことのほかというか、案の定というか、、、楽しくてたまらず、おおお、名古屋のロクユニの日(明日、1月23日)はお休みじゃーん、偶然、、ってことでポチってしまったのですが。
本日22日もお休みでして。
そうなってくると、なんか予定に組み込みたくなり、、、、お札折り紙アート、ピロさんの大阪での展覧会は終わっちゃってるからな、、ううむ、、しかし月曜日は美術館 博物館 科学館 動植物園とかはお休みのところ多いんだよな、、、23日ライヴの前にひとつ展覧会(ヤマザキマザックでやってる木彫り動物展)を入れるとして、でもその前の日が勿体無い。
本当はノリタケの森とか徳川園の椿とかも入れたかったのよん。

いや、じゃあ23日の日帰りだけにせえ、っていう考えはないのか?ないんだなあ、これが・笑
そういうのは却下。
だって、24日からは復帰予定だった同僚がまだ退院してないから、シフトきつきつだし、2月もまだ運命がわからない。
だったら今ある休みを有効利用せねばあかんのですわ。

で、とりあえず映画「勝手にふるえてろ」だけは22日の予定に入れておいて、あとは子供のころ名古屋に住んでいたとき以来行ってない熱田神宮とか、元気があったら伊勢神宮とか行っちゃおっかなー、なんてつらつら考えてたら。
待てよ。。。。美術館は休みでも、いわゆる画廊とかは開いてるんじゃない?商売なんだし、、、、ってんで、ちょちょっと調べたら、なんとCANON ギャラリーで青木紘二さんの写真展をやっているではありませんか!
しかも伏見駅直結。映画館のある矢場町へ行くのも楽チン。

ってことでパイジョーム、行ってきましたよ。


もうさあ。。。わたし、カタリナ・ヴィットはね、サラエヴォのころが一番好きなんですよー。たまんない。

Canonギャラリーのスケジュールはこちら
えっと、東京のほうの冬季オリンピック報道の世界展はこれまた宿題で、まだ見てないのですが、名古屋の別の写真展ですね、先に見る事に。

ギャラリーには見本しかないのですが、ブックレット1400円の販売もやっているそうなので、矢場町の郵便局で代金を振込みしてきちゃったわよん。

ギャラリーは無料なのですが、平日のお昼時のせいでしょうか、無人でして。
贅沢なひと時を過ごせました。

それにしても、プロのお写真の、パネルでの展示ってなんであんなに美しい色なんでしょうか。
やっぱ、餅は餅屋、、ではないですけども、どんなに家庭でプリントできてもさ、カメラ屋さんでプリントしてもらったものにはかなわないよな、、ってそんなレベルではないんですが、ああもう、絶対近くにいる人はみにいくべし、です!

惜しげもなく、撮影データとか、一言ポイントも加えてくれてあって、そこもうれしいです。
ヒントくれても、基礎もなにもない私には真似できませんけども。
でも雄大さを表現したいために二つの撮影データをつなげて一枚の写真にしたとか、やっぱりそれって、みんな考えることは一緒なんだなあ。
考え付いてもそれをきれいにきちんと作品として作れるのは別だけども。
1回だけ私もトルコのモスクの天井を撮りたくて、寝転がって1回とって、平行移動してもう1回とって、あとでプリントをつなげました。当然ちょっとずれていましたが、あの達成感。。。


バレリーナの写真、カウガールの写真、スポーツの写真、ラリーの写真、野生動物の写真、どれも見応えありましたが、スキーの大回転なのかな?あれ、かっこいい。。。すごい迫力。水上スポーツの水飛沫もすばらしかった。あとは田中光選手の跳馬もいいです。

もう1回言わせて!見に行くべし!!!!!
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2018年1月17日 是方博邦 ROCK UNIT featuring 杉山清貴



今年のライヴ事始め是方博邦 ROCK UNIT featuring 杉山清貴 at 丸の内のコットンクラブ でした。(バレエはまだだ~。早く観たい!)
2部入れ替え制のうち、セカンドショーを見てまいりました!
早番終わってから直接新幹線に乗ればファーストショーにも間に合いましたが、一旦家に帰りたかったし、何かで仕事が長引けば間に合わないので安全策でセカンドショーだけにいたしました。

杉山さんは自身のソロも、ほかの方のユニットも、たくさんやってくれるし、ロックスタイルからアコギスタイルまで、まんべんなく年間散りばめられているので、仕事の休みにちょうどライヴがはピタリとはまる確率が高く、これがライヴが少ないとかそもそも来日してくれないと見られない誰かさんとは違うので非常にありがたいです。
今回は、いつもなかなかスケジュールが合わない、そして行けるかな?と思った時はチケットが無いというロクユニです。やったー!うっひょい~!でした。
(だって、是ちゃんACEちゃんなんて、まずチケット取れないんですわよ・・・涙。くそう、早く出世して、もっと休める身分になりてー!)

席は自由席で、お食事はヘルシー・ディナー・プランにしました。カウンター席だったので、ちょっとドラムスの長谷川さんが見えにくいときもありましたが、カウンターは一段高くなっているので、チビの私でも助かるのです。
でもまあ、そんなに広い箱ではないので、テーブル席でもいいんですが。

お酒も飲んでちょっと酔っぱらってたので、もはや曲順とかの記憶があいまいなんですけども。
最初は是方さん、石川さん、長谷川さんによるインストゥルメンタル・ナンバー。是方さんの曲で「ミズ・ハート」かっちょえー。
長谷川さんは長い髪がふぁ~ってなって時々にっこりしてました。
長谷川さんを初めて観たのはたぶんアルフィーのコンサートだったと思うんですが、その時はすごい高校生だとか、ほんとに高校生なのか、とかいう周りの声よりなにより私が思ったのは「怖い顔の人だな」です、すまぬ。
いや、すごい高校生とか、そんなの年は関係ないじゃんね。YAMAHAの音楽教室に通っていた頃、すでに幼稚園児に作曲でかなわなかった私です。天才ってのはほんとにいるんだと、、、、
だからそう、ほんと、アルフィーのステージで観た時は、、、上手いとか凄いとか、キャー素敵―、、、はさておき(もちろん素敵でござったよ)、、とにかく怖い顔だと思ったんですよ、ルネッサンスの頃?もちっとあとかな?
(ちなみに当時高見沢さんのことは、イーヴォ・ポゴレリチみだいだな、と思ってた)
今は怖い顔とは思ってませんよ、もちろん。
カウンターにしてちょと後悔したのは石川さんから遠かったことかしら。でもまあ、是方さんと杉山さんはばっちり拝める位置でしたし。それにちょっと正面は恥ずかしい。ななめから見るくらいの度胸なのだ。

つづいて杉山さんが加わって、おお!なんとビートルズの 『ヤー・ブルース』
ホワイトアルバムの曲ですね。C面の一曲目でしたっけ?(うろ覚え)
ブルース好きにはたまりませぬ!

続いてTOTOの『ガール・グッバイ』
あのキーボードのイントロのあたりは、ちょっと爽やかでひずみのほとんどない感じのAOR的でちとああ、この感じ、ナツカシ、、と思いきや、ガンガンどんどん激しくなって怒涛でした。
楽しいぜ。長谷川さんと石川さんが鬼神みたいな大迫力でござったよ。


Derek and the Dominos の『Have You Ever Loved a Woman』でまたブルージーな曲。

だんだん曲順怪しくなってきたけども、、、このあたりでコーラスの菊谷さんと和さんが加わります。
コーラスを迎え入れるにあたって「単音楽器だから音の厚みがね、、」という杉山さんに「和音ひけるもん」という是方さん・笑

みんなの大好きなラテンナンバー『べサメ・ムーチョ』で盛り上がりました。
今回のベサメも、なんかすごくどロックで、、、なんだろうな、ガツンとしててね、、、ラテンを想像して聴いたら全然違ったロス・ロボスのラテン以外のアルバムでぶっ飛んだ、あの感覚に似ています。
いつ聴いても是方版ベサメ、楽しい。

『ジャーニー・トゥ・ザ・マインド』
美しい曲で大好きです。なんちゅーか、このあたりで疲労もピークにきてたのか泣けそうになった。

ジャーニーの『クライング・ナウ』。えーん、嬉しいよー。これね、めちゃ好きなんですよー。ひゃっほー。

長谷川さんのドラムソロはこのときだったのかな?鬼神というより、雷様のようでした。最後は銅鑼を鳴らしてほしいくらいのド迫力でした。、

マイケル・ジャクソンの『ブラック・オア・ホワイト』
あのギターのイントロはワクワクしますね。わたし、マイケルをきちんと聴いてたのは、せいぜいBADくらいまでという人間なんですが、やっぱし、この、「シシシシシラソソソラ~♪」はね、血が騒ぎますよ。つい「アゥ!」とか言っちゃいそうになる。
こう、「長い夜」とか「ブラック・オア・ホワイト」のイントロを耳にした日には、一日中あれが耳から離れませんね。
我々の血が騒ぐ感じそのまま、演奏もかなり速いテンポでスカッとしておりました。

最後はビートルズのハードロック『デイ・トリッパー』
盛り上がります。そんでやっぱし、是方さんと杉山さんで聴くと、ドゥイージル・ザッパとか、デイヴィッド・パック風味でクラっとくるのです。

アンコールはクラプトンの『ワンダフル・トゥナイト』


うーん、今回も楽しかった。
しゃーわせそうに、楽しそうに気持ちよさげに歌いまくる杉山さんと、にっこり楽しそうな是方さんの姿だけでご飯3杯はいけるのですが、そこに石川さんと長谷川さんという、、もう、なんちゅーか、神っていうか、尊いというか、泣ける組合わせです。やっぱさ、、ドラムとベースは、、、ライヴがいいよね。うっとりだよね。もちろんほかの楽器もヴォーカルも生に越したことはないけども。なんちゅ-か、お腹とか胸に、ダイレクトにくるんですよ。
ほんでヴォーカルやベースはね、おでこあたり、、というか、差音がびりびりくる髪の毛の生え際あたりかな、、あの辺にこう、にくるんだな。

それにしても是方さんは手足が長いですね。軽くシンバルキックとかできそうです。しないけど。なんちゅーか、ギエムとかザハロワみたいに体と平行に足が上がりそうだ。上げないだろうけど。



さて、本日はこれから名古屋へ行きます。明日のブルーノートのファーストショーを見ます。
今日は映画とか神社仏閣とか見るかな。なにしろ月曜日、、、美術館や博物館はお休みなのだ。
(もしかしたら大阪へ行ってトニー・レヴィンを観てしまうかもだけども、なんか天気も心配だから綱渡りはやめておく。ていうか、トニー、、どうしてパット連れてきてくれなかったのよー)
明日はヤマザキマザック美術館へ行きます。元気だったらノリタケの森も行きたいけど、なんか寒そうだし、ライヴもあるから美術館だけかな?

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