ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

愛野由美子ピアノコンサートのご案内

2016年12月02日 | レッスンメモ
毎年恒例の愛野由美子ピアノコンサート in ゆうあいホール。11回目になる今年は12月22日にクリスマス特別企画として、ゆうあい聖歌隊との共演でお届けいたします。皆さまお誘いあわせの上、是非お越しください。お待ちしております!
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日時: 12月22日(木)開場18:30、開演19:00
場所: ケアコートゆうあい1階ホール(佐賀県鹿島市)
入場料: 無料
主催:社会医療法人祐愛会 一般社団法人ゆうあい社会福祉事業団
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こうではなくて、こう!

2016年11月29日 | レッスンメモ
ピアノの練習というのは、ミスタッチなくスラスラと弾けるようになるための練習をひたすら積み重ねるだけではありません。一通り弾けるようになったら、もっと豊かな、色とりどりの音色を思い通りに響かせるための表現力を身につける努力をしなければいけません。スラスラ間違いなく弾けるようになるための練習は早い話し、つまずくところをつまずかないように練習するということですから、練習の必要性ややり方もわかりやすいですし、目標も立てやすいです。ところが表現力の方は、生徒さんたち自身には、どこが悪いのか、どうすればいいのか、わかりにくいということが多いようです。表現力豊かな演奏と、そうでない演奏。この違いがまずわからなければいけません。そこで、私としてはあの手この手を使って、「ここのところをこんな風に弾くのと、こういう風に弾くのと、どっちがステキ?」とか、「こうではなくて、こう!」というふうに、実際に同じところを違った表現で弾き分けて聴かせて、表現力の大切さに少しでも早く気づいてもらうように工夫しています。

そんな中、今、大変話題になっているフィギュアスケートの織田信成さんと鈴木明子さんの動画が目に留まりました。先日のNHK杯のテレビ解説者として、お二人が解説されている一場面を切り取った短い動画なのですが、これがものすごく面白いのです。というか、これ、「表現力とは何か」、というのを目で見て瞬時に学ぶことができる素晴らしい教材だと思いますのでご紹介します。
こうではなくて、こう!
この動画を見ると、表現力侮るべからず、ということがすごくよく分かりますね。右手を伸ばしてその指先の方向に目をやる、という一見単純な動作(ポーズ)なのですが、やり方によって、こんなに違う、ということがこの短い動画を見れば一目瞭然です。これこそが「表現力」です。単なる「動作」と「演技」の違いと言ってもいいでしょう。正確な動作に表現力が加わってはじめて、素敵な演技になるということです。スケートの演技もピアノの演奏も、この点はまったく同じです。表現力によって、観る人、聴く人に訴える力が大きく変わってくるのです。

表現力について、もう一つ大事なことは、それは表現力も技術だということです。この動画を見ていると、おそらく織田さんと鈴木さんは打ち合わせなしでアドリブでこれをやってみせたんじゃないかと思うのですが、それでもバッチリ息が合っている。すごいと思いませんか。多分、小さいころから何度も何度も繰り返し徹底的に叩き込まれた基礎的な技術の一つに違いないと思います。表現力というと何となく感性とか、センスとか、何か努力以外の生まれつきの性格のようなものに左右される部分が大きいと思われる傾向がありますが、そんなことはありません。一般的に必要とされる表現力は他のテクニックと同じように、練習の積み重ねで習得できるし、そのようにして習得しなければいけないものなのです。

さあ、生徒の皆さん、先生に表現力について注意されたらこの動画を思い出してください。「こうではなくて、こう!」 自分で色々な弾き方を試して、どんな表現ができるか工夫してみましょう。そして、聴いている人が思わず息をのむような、そんな美しいフレーズをつくり出していきましょう!

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2016年 発表会 無事終了しました!

2016年11月24日 | レッスンメモ
今年も教室の発表会が無事終了しました。一年間の努力の成果をお披露目するみんなの晴れ舞台。先生は感動しました。大人の生徒さんも子供の生徒さんも本当によく頑張ってくれて、それぞれに成長した音楽が聞けて嬉しかったです。みんなから元気をもらいました。私もがんばろう、と心から思えました!つくづくこの生徒さんたちと一緒に音楽ができて幸せだと思っています。









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「やっぱり私ピアノが好き!」

2016年11月14日 | レッスンメモ
ピアノをずっと続けてくれている生徒さんたちは、みんなピアノが好きという気持ちがあるんだと思います。忙しい生活の中のピアノの占める割合はそれぞれの価値観により違うけど、一生懸命する原動力はやはりピアノを愛しているかどうかですね。

今年の初夏に聴いた生徒さんの言葉が忘れられず、ここに、ある生徒さんの小さな物語を書いてみます。

Mちゃんは、小学生の途中の時期から私の教室にやってきました。それまでは特に熱心にピアノをやってきたという感じでもありませんでした。それがそのうちにだんだんピアノが好きになってきてメキメキ伸びてきました。どんどん練習もするようになり、あっという間に熱心な生徒さんになってきました。コンクールにも出るようになり賞ももらいました。しかし、コンクールによっては予選通過したり通過しなかったり。それでもその都度果敢にチャレンジしました。とにかく毎年、挑戦し続けてくれました。「今度こそ!」と意気込んだ時にうまくいかなかったり、たくさんの辛いこともあったと思います。

今年の初夏もまさかの予選落ち。その時の彼女の言葉。「でもやっぱり、私ピアノ好きだなあ」そう、帰りの車の中でつぶやいたとお母様から教えてもらいました。私は、その言葉がとても嬉しくて嬉しくて感動していました。

そして、この秋のコンクールで見事優勝を果たしたのです。いつもコンクールの時は、ガチガチに緊張する彼女ですが、その日は朝から違っていました。妹さんの面倒を見ながら、明るく気持ちよく時間を過ごしている様子。「あら、いつもと違ってリラックスしてる。いいかも!」と予感しました。もう賞とかから吹っ切れて「この大好きな曲を弾くことを楽しむ」という姿勢が感じられました。本番は伸び伸びと弾けて、「もうこれだけホールとピアノの音を楽しめたらいいね」と私も思っていたら、あとから優勝というご褒美がついてきました。

ピアノを好きという気持ち、彼女のそんなピアノへの思いがこんな形になって、やはり音楽の神様はいるんだと思いました。

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いよいよ発表会!

2016年11月09日 | レッスンメモ
年に一度の教室の一大イベント、「発表会」が近づいてきました。今年も iichiko 音の泉ホールで、教室の生徒たち全員が日ごろの練習の成果をご披露いたします。当日はどなたでもご鑑賞いただけます。どうぞお誘いあわせの上、ご来場くださいませ。
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「愛野由美子ピアノ教室 発表会」
日時:2016年11月23日(水・祝)、大人の部10:00~、 子供の部12:30~
場所:音の泉ホール
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UNO定期公演、無事終了しました!

2016年11月06日 | レッスンメモ
昨夜はUNO定期公演の本番でした。会場の音の泉ホールは満員のお客様で埋まっていて、テンション上がりました。こんなにお客様の入りがいいと、演奏家は誰でもみんな、ものすごくやる気が出てきますよね。そんな中で演奏させていただいたドヴォルザークのピアノ五重奏曲、素晴らしい方々と一緒にアンサンブルができて、とても楽しかったです。何回かの合わせ練習でお互いの音楽の距離が近づいてきて、本番では息も合って楽しく、あっという間に終わってしまいました。ドヴォルザークの曲に助けられ、共演の方々に恵まれ、満員のお客様に聴いていただけて、幸せな夜でした。音楽って本当にいいですね。後半のミュージカルハイライトのメドレーも面白い企画で、全体を通して盛りだくさんの今年の定演。ご来場頂きました皆様に心から感謝しております。ありがとうございました。

左から:甲斐田柳子さん(2nd vn)、川瀬麻由美さん(1st vn)、愛野(pf)、長石道子さん(vla)、田村朋弘さん(vc)
本番前のリハーサル

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グループUNO 定期演奏会

2016年11月03日 | レッスンメモ
11月5日(土)は iichiko 総合文化センターの音の泉ホールで、グループUNOの定期演奏会があります。グループのメンバーによる多彩なプログラムの中、私はドヴォルザークの五重奏のピアニストとして参加します。共演してくださるのは第一ヴァイオリンに川瀬麻由美さん、第二ヴァイオリン甲斐田柳子さん、ヴィオラ長石道子さん、チェロ田村朋弘さんです。

昨日はその五重奏のメンバー揃って合わせ練習を行いました。アンサンブルというのは、やっぱり楽しいですね!しかも勉強になる!自分の弱点が浮き彫りになり、改めて気がついたことなど、修正点が見つかりました。明日もう一度合わせ練習があって次の日、本番です。今日は昨日の合わせで話し合った箇所を修正しながら、もっといい音楽目指して練習します。

どうぞ、今度の土曜日、皆さんお誘い合わせの上ご来場くださいませ。
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第45回記念演奏会 グループUNO
2016年11月5日(土)、19:00開演
iichiko 音の泉ホール
チケット:一般、2000円(当日券2500円)
     学生、1000円(当日券1500円)
主催:グループUNO
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静けさの共感

2016年11月01日 | レッスンメモ
先日、北九州の響ホールで行われたユリアンナ・アヴデーエワのピアノリサイタルを聴きに出かけました。昨年のショパン国際ピアノコンクールではチョ・ソンジンが栄光に輝きましたが、アヴデーエワはその前、つまり6年前のショパン国際ピアノコンクールで優勝したピアニストです。アルゲリッチ以来の女性優勝者で、しかもあの時は他の女性がみんなきらびやかなドレスを着て登場する中、アヴデーエワ一人だけ黒のパンツスーツに身を固め、颯爽と出てきて、そのかっこよさが印象的でした。あの時からもう6年経ちました。今のアヴデーエワはどんなだろうと、とても興味がありました。

プログラムは、バッハのイギリス組曲、ショパンのバラード2番、マズルカ作品7、そして英雄ポロネーズ。これが前半です。バッハのピアニッシモが美しい演奏で、ショパンは、一気に全部さ~っと行って、あれ、もう一時間もたってた?という感じでした。さすがにショパンはもう完全に自分の身体の一部になっているんじゃないかと思うくらい手慣れた印象でした。

後半は、オールリスト。悲しみのゴンドラ、凶星、リスト・ワーグナーのヴェネツィアそして、ソナタロ短調です。混沌としたリストの内なる苦しみが出ている作品が多く、最近のアヴデーエワの取り組みの姿勢を垣間見た気がしました。

あと、びっくりしたのは、プログラム最後の曲、リストのソナタの演奏で、アヴデーエワが曲の最後の音を弾いたときのことでした。彼女はその最後の音がホールに漂い減衰して徐々に静けさがひろがっていく、その移ろいに全神経を集中していました。弾き終えたその姿勢のまま微動だにしません。アヴデーエワは会場全体に静けさを提供していました。もちろん私達も息をとめてシ~ンと静まり返ってそれをうけとめていました。ピアニストと観客が静けさを共有し、共感していると思ったその瞬間、「ブラボ~」と大きな声で一人の男性が叫びました。そしてひとりで大きくパチパチと・・・。まだ、アヴデーエワは動いてないのに。私もその静けさを堪能していたので、それを破る大きな声には、本当に恐怖に似た驚きを感じました。その静けさが突如破られたことにたじろぎながら、仕方なく彼女は立ち上がりました。もう少し、あとほんのもう少しだったのに・・・。静けさの共感のおしまいのタイミング(そこまでその曲の演奏は続いています。終わっていません!)を決めるのはアヴデーエワですから、私はとても残念でしかたありませんでした。

静けさを作ることも音楽の一つ。その静けさは現代のように音が溢れていればいるほど、とても大切な意味を持つのではないでしょうか?


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ピアノ部屋のお助けマン

2016年10月27日 | レッスンメモ
ピアノは湿度によって、ピアノの鳴り、響き、タッチの軽やかさなどが随分違ってきます。秋は空気が乾燥してきてピアノには良い季節です。私はこの季節にピアノを弾くのが一年中で一番好きなんですが、今年は秋晴れが少なくて例年より湿度が高くて、ちょっと残念。

ピアノ部屋というのは普通の部屋と違って、防音と湿度管理にものすごく気を使いますよね。防音に気を使うということはドアや窓を閉め切るということですから、当然部屋の空気は汚れやすくなります。そこで空気清浄機の力を借りることになります。湿度管理については除湿機の力を借ります。日本の梅雨や秋の長雨といったシーズンは特にピアノにとっては辛い時期ですからエアコンと除湿機を併用して対策します。

というわけで、空気清浄機と除湿機について、これまで色々な製品を試してきましたが、ついに、「これだ!」 という優れものに出会うことができました。今年の梅雨時に買った、ダイキンの空気清浄機兼除湿機です。とってもパワフルで、部屋の空気が「変わる」のが実感できます。もっと早く知ってれば良かったと思うくらい優秀な「ピアノ部屋のお助けマン」です。

今年は秋になってもどういうわけか気温も湿度も高い日々が続いています。だからエアコンもこの「お助けマン」も相変わらずフル稼働の毎日。使い過ぎてこわれなきゃいいけどな。。。

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学コン北九州本選を聴きにいきました

2016年10月25日 | レッスンメモ
先週の日曜日、全日本学生音楽コンクールの北九州大会本選を聴きに行ってきました。朝一番から、小・中・高すべての部門の演奏を聴きました。本当に素晴らしい演奏の数々に出会うことができて、とても充実した幸せな時間でした。

小学生の部で特に強く印象に残ったのは、ハイドンとベートーヴェン。ハッとするようなハイドンの世界、細やかで、上品でそして楽しいハイドンの世界! そんなハイドンを聴かせてくれた演奏者がいるかと思えば、ベートーヴェンを弾いた別の演奏者は、暖かくて、ギュッと詰まった音色を響かせて、ハイドンの優雅さとは違う、しっかりとした充実感のある音楽を聞かせてくれました。どちらも素晴らしい演奏でした。

中学生以上になると、皆さんほんとにもう、さすが、という感じですね。ラヴェルの演奏で、カラフルな音とリズムの楽しさを存分に表現した演奏、また、指の瞬発力が違うんでしょうねえ、若さと躍動感にあふれるショパンを聴かせてくれた方、そして、これがブラームスだ!と思わせる、納得の演奏。本当にいくつもの素晴らしい演奏に出会えて、今年も幸せでした。

私の教室の生徒は、ただ一人4年生で頑張りましたが、まだまだこれからという結果でした。それでも今もっている力はちゃんと本番で出せたと思うので、その点は立派だったと思います。本人にとってもいい経験になったことでしょう。私も生徒もまた勉強して、頑張りたいと思います。

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練習という旅

2016年10月21日 | レッスンメモ
私が知っている限り、ピアノをうまく弾く人は、やはり練習の鬼でもあります。天才ピアニストと称される人たちも含め練習しまくっています。世界を渡り歩いているピアニストは、寝ても覚めてもピアノを練習してきた人たちです。私自身、自分の演奏も練習が足りないとそれだけでステージが怖いです。生徒たちの本番を色々聞いていると、やはり練習した分だなと思うことが、ほとんどです。

ピアノの練習を語る時、必ず問われるのが「量」と「質」です。でもそこには順番があると思います。私はまず「量」が大切だと思っています。まずは量をこなすこと。その量があって初めてどんなことが自分に欠けていてどんなことをしなけれなならないか、わかってくるものです。でも、ただ闇雲に練習を続けていても、だめな時がやってきます。その時こそ、どんなふうに練習するか、です。そこから練習の内容=質の工夫が始まるのです。

「自分の音をよく聴いて」と言われますが、本当にそうです。自分の練習の音に耳を澄まして、自分の演奏を自分で批評する気持ちで練習する。それから、同じ「聴く」でも練習している曲を自分以外のピアニストやその他の音源で聴いてみる。そして、テクニック的に足りないところは、どんな練習法が有効か工夫して色々試して考えながら部分練習する。全体の構成が今ひとつつかめてない、まとまりがないなあと感じる時は、楽譜全体を見直す、全体を大づかみに幾つかにまとめて頭の中で整理し直すなど、ただ弾くだけの練習ではないことをやってみる。などなど・・・。

私達のようなピアノの先生が生徒の皆さんに手を差し伸べられるのは、本当はこの内容の部分なんです。つまり練習の質の改善と工夫。そのときのその生徒さんに必要な練習の内容のアドバイスです。何しろ自分自身が身をもってずっとやってきたことですから、そこで苦しんでいるのなら、こうしてみてごらん、そこがうまくいかないのはこういう理由だから、こんな練習をしてみてごらん、と必要で効果的なアドバイスができるのです。

しかし、しか~し、練習の量は、先生にはコントロールできません。これは本人が自分で決めることです。先生はただ、「もっとやれ、もっとやれ!」というだけ。いつもこんな風に言われて生徒のみなさん、嫌になっちゃうかもですね。だけど、ほんとに練習の量というのは大切なんです。とにかくどんなにやってもキリがないピアノの勉強。結局は「この曲をこんなふうに弾きたい!」「この曲、もっとうまくなりたい」という欲求がどれだけ強いかが、鍵かな?その曲に憧れて、どんな音色をだすか、どんな表情をのせて演奏しようかと工夫しながら、曲と手を繋いで一緒に、練習という旅をする。そしてその途中で見えてくる風景を楽しむ。こうして練習自体を楽しむこと、これが長く練習を続ける秘訣です。

庭のキンモクセイが満開です。毎朝すてきな香りに癒やされます!




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第44回大分県音楽コンクール本選会

2016年10月17日 | レッスンメモ
昨日は大分県音楽コンクールの本選の日でした。教室からは小学3・4年生の部と中学生の部に生徒が参加して、それぞれみんなよく頑張ってくれました。その結果、3・4年生の部では1位と2位、中学生の部では1位と3位をいただくことができました。健気に熱心に毎日頑張ってる生徒たちの姿を見ると、みんなの喜ぶ顔を見たくなります。みんなの喜ぶところを見ることが私の喜びです。これは本当に私の本心です。

コンクールの結果は、嬉しかったり残念だったり、その時々で色々ですよね。コンクールに挑戦するということは、毎日毎日、本番のその日の朝まで、曲に真剣に取り組むということです。それができた子はもうすでに、そこまでの過程で目標のほとんどを達成していると思います。もし、悔しい結果だったときは、何が足りなかったかを学ぶ一番良い機会です。この次に向けて新たな一歩を踏み出しましょう。落ち込む必要はありません。

でもね、コンクールの結果よりもっと本質的に大切なことは、自分自身、音楽を楽しめているかどうかです。「本当にこの曲大好き!」という気持ちで曲を大切にして曲や作曲家へのレスペクトを忘れないようにする。そしてとにかくこの曲が弾けて楽しい! それが本番でこんなにうまく弾けてほんとに幸せ~!と感じられたかどうか、これが一番大切なことだと思っています。演奏直後に、このような喜びを感じながら、舞台袖に戻って行けたら、それが一番ですよね。

そうやって、コンクールを経験することによって自分を見つめ、曲を見つめ、仲間と励まし合ったり切磋琢磨して、ピアノを深く楽しんでほしいと思います。

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アハハ・パワー

2016年10月11日 | レッスンメモ
ピアノの勉強に終わりはないです。深く学べば学ぶほど、やることがたくさん出てきますね。生徒さんたちも一生懸命やればやるほど、これもやらなきゃ、あの練習もやらなきゃ、とやることがたくさん。

終わりが見えない果てしないゴール目指して、心が折れそうになる時もあります。でもね。逆に、それを楽しむってこと大事ですね。あれもやるべき、これもやるべき、こうするためにはこんな練習! ということが続いてアップアップになった時、「うわぁ~!アハハ!やるべきことがあり過ぎる~」「こんなのできっこないんじゃないの~、アハハ!うそみたい~」と笑い飛ばして跳ね返す。「信じられない! もう、ほんとに笑うしかないじゃん、アハハハハ」とたくましく、カラッと笑って挑んでいく。

こんな風にいっぺん「アハハ~」と笑い飛ばしてから取り掛かっていくと結構楽しくなります。出来ない壁にぶつかったら、まず声を出して笑ってみましょう。「こんなの、みんなできっこないよ~、アハハ~、でもね、きっとできるようになってみせ~る!」

今週末は県のコンクール、次の週は学生コンクール、来月は教室の発表会、そしてその間、私自身もアンサンブルの本番があります。生徒も私も立ちはだかる壁を「アハハ・パワー」で乗り越えて、弾くこと自体を心から楽しみたいものです!

酔芙蓉が満開です。毎年すごい勢いです。これもアハハパワーかしら?

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声には出さないけれど

2016年10月07日 | レッスンメモ
私の教室の最年少のかわいこちゃんは、とてもシャイな女の子。大きなクリクリの目をしていて、元気そうに見える女の子ですが、もう半年ちかく通っているのに教室の中では一言も声を発してくれません。「こんにちは」と声をかけると、少し微笑みながらうつむく。お母様が「ほらごあいさつしよう」というとママの後ろに隠れる。先生が怖い? そ、そんなことはないはず~。ピアノのレッスン、まだ小さいし無理しなくてもいいですよ、という話もしましたが、お母様によると、本人は「ピアノは大好きで、先生も大好き」レッスンも「やめたくない」とはっきり言うのだそうです。レッスンをしていて、それは、確かにそうだろうなと、私も感じてはいました。だけど、私の前では言葉に出してくれないので、ちょっと不安になっていたのです。

そこで気長に長い目で彼女を見ることにしました。なんせ声を出してくれないので、「ド」とか「レ」とかも答えてくれません。そこでカードを使いながらコミュニケーションを図ると、指差したりカードを取ってくれたりして反応してくれます。「オー!これはいける」と思って、音符もリズムもカードを使って教えることにしました。そのほか、おはじきや何やらをコミュニケーションのツールとして使います。そうすると、言葉には出さないけど、この子はちゃんと内容は理解しているということがわかるのです。

手をたたいてリズム打ちの練習をしようと言って、私が見本を見せてパチ、パチと手をたたく。続いて彼女にやってもらうと、手のひらを全然使わないで、小さな手のお指の先っぽだけをちょんちょんと合わせて、リズムをとっています。でも、そのリズムのとり方はかなり正確。この子はきっと自分の中ではちゃんとわかってる。確信した私は、この子にとって初めての発表会に向けて曲をわたして、一歩一歩着実に進めていくことにしました。

最近はだんだんうちとけてきて、ママの後ろに隠れることはなくなりましたが、まだお声は出ません。その代わり私が教えたときに、少し斜め向こうを見ながらではありますけど、こっくりとうなずいてお返事の代わりをするようになってきました。そうしていると、昨日のレッスンで初めて、私の目を見てこっくり、力強くこっくりとうなづいて、私が言ったとおりにきちんと弾いてくれたのです。しかもそれに続いてリズム打ちも、初めてしっかり手をたたいて、大きな音を出してやってくれました。感動! しかもレッスンが終わった後、さようならのご挨拶のときにはニコッと笑顔を見せて手をふってくれたんです(まだ声は出してくれないけど)。なんだか、ぐぐっと近づいた瞬間だと感じました。これを機に一気に行きたいけど、焦らない焦らない。長い目で見守り続けていこうと思います。


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音をイメージする

2016年10月04日 | レッスンメモ
10月に入り、はや4日。先日、本多昌子先生のカンマームジークコンサートを聴きに、東京へ出かけてきました。本場ウィーンの香り漂う上品なアンサンブルを堪能できて楽しかったです。久しぶりに娘とも会って、親子でトーク、ショッピングなど楽しみました。

そして翌日にはあわただしく羽田へ駆けつけて家路に。家についたら数人の生徒たちの弾き合い会。う~ん、聴いていて思うことは・・・「音をイメージする。出す前にイメージしてから音にする。こんな音が欲しいと欲する。」こういうことが大事なんだと強く思っています。だけど、実際には難しいことなんだなと感じています。まず、どんな音にしたらいいかということ自体が、よくわからない、ということがあるようです。やはり、どういう音が良い音なのか、そのことをまず知らなければ、どうイメージしていいかわからないということですね。たくさん良い音楽を聴くしかないかもしれません。世の中には多くの素晴らしいピアニストがいて、たくさんのコンサートや、録音があります。実際にコンサートに足を運んで生の音を感じるのが一番とは思いますけど、CDを聴く、YouTubeを聴くということも手軽にできます。そして、素敵な音に出会ったら、その音をどうやったら自分も出せるか、毎日毎日、今度は自分の音を聴いて、ああでもないこうでもないと、イメージした音を基に工夫しながら考えながら練習する。こんな地道なことをするしかないと思います。

でもまずとにかくイメージすることが大事。こんな音あんな音と、素敵な音を耳の中で鳴らしてピアノに向かいましょう!

コンサート終演後の本多先生と。

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