ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

チリも積もれば山となる

2017年01月18日 | レッスンメモ
寒い日が続いています。こんな寒い日は一歩も外に出ないで家の中のあたたかい部屋でピアノを弾いたり、生徒のレッスンをしたりできることに幸せを感じます。毎日通勤という苦労をしないで済むというのは、自宅でピアノを教えていればこその特典ですね。それでも昨秋から週に一回、近くの短大で非常勤講師として教えているので、私も少しは通勤するようになりました。ただ、家からすごく近いので、この通勤は全然苦になりません。短大では学年末の試験が近づいているので、新年早々から学生さんたちに活を入れています。さすがに試験が近づいてくると学生さんたちも表情が引き締まってきます(かな?)。

試験、コンクール、発表会、コンンサート本番など。こういう待ったなしの「締切がある」ということはとても大事なことですよね。自分の意志や都合では絶対に変更できない「締切」。泣いても笑っても「その日」は参加者みんなに平等に確実に近づいてくる。ところがその「締切」に向けた日々をどう過ごすかというのは、これはもう自分次第なんですね。怠けて過ごして当日を迎えるのか、十分準備して万全の態勢で臨むのか、これは人それぞれです。

参加すると決めたら「締切」は変えられませんけど、その「締切」に向けた自分の計画や目標は自分で作って自分で管理して、必要に応じて自分で改善していくべきものです。私の役目はそのお手伝い。それぞれの「締切」に向けて、年単位、月単位、そして週単位の目標を設定して、毎日、小さな積み重ねを続けてもらいます。そして毎週一回のレッスンのときにチェックして、また微調整します。

大きな目標を達成するためには、1ヶ月、あるいは3ヶ月くらいをどうしてけばいいかの計画、メドを立てます。そして小さな目標、毎週そして毎日これこれをこうするという具体的な計画を立てる。これが一番大事!結局毎日の積み重ねですから。でも、この毎日の積み重ねというのがただ漫然と繰り返すだけのマンネリ化した積み重ねではいけません。やはりそこには節目節目に「締切」のあるイベントを織り込んで、メリハリをつけることが大事です。「締切」にチャレンジして、その日までの計画と目標を立てて取り組むのは本当に大事なことです。小さな目標を立てていると達成しやすく、出来たという喜びも感じやすくなります。毎日小さな目標をクリアして、大きく変化していく。できるだけ大きな目標を見失わずに、少しだけでもいいからとにかく近づいてるかどうか考えてみる。時々振り返ってみると、意外に伸びている自分に驚くことがあるかもしれません。これが「チリも積もれば山となる」「石の上にも3年」という結果につながるのだと思ってます。

朝のウォーキングの途中に撮りました。別府湾の向こうに見えるのはおさるで有名な高崎山。このウォーキングも毎日はできず、私の「チリ積も」は、ここから直さなきゃ!ですね。



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熊本にお邪魔しました

2017年01月16日 | レッスンメモ
昨日(15日)はPTNAのプレアドバイザー研修を受けるため、熊本のPTNAステップ「よか音ステーション」にお邪魔しました。前日の14日に出発したのですが、例によって雨女・雪女の本領発揮、私のお出かけに合わせて九州にも寒波が押し寄せてきました! とはいえ行きも帰りも交通機関に大きな乱れはなく新幹線が少し遅れた程度で済んでラッキーでした。

熊本美由紀先生、多岐靖美先生、厚地とみ子先生、藤代のりこ先生、沢田菊江先生、とご一緒させていただきました。終始和やかな雰囲気に包まれ、あっという間に時間が過ぎました。

熊本には昨年春大きな被害をもたらした地震がありました。ステップに参加した皆さんも大変な経験をなさったのではないでしょうか。それでも会場を包む皆さん一人ひとりの演奏は、暖かくて柔らかくて、穏やかな演奏でした。こうした音楽が奏でられていることに、本当にこちらの方が癒やされるようでした。演奏の一つ一つを聴きながら、どんどん自分のほうが気持ちよくなっていくような感覚でした。アンサンブルやソロ、それぞれ一つ一つを丁寧にご指導してらっしゃる先生方、そしてそれを受け止めて実際の演奏に活かしている生徒さんたち、その両方の気持ちが静かに伝わってくるようでした。

「よか音ステーション」の皆様、そしてアドバイザーの先生方、おかげさまでしっかりお勉強させていただくことができました。ありがとうございました。

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スケール・アルペジオ検定会&お楽しみ会

2017年01月10日 | レッスンメモ
昨日は教室恒例の「スケール・アルペジオ検定会」を実施しました。今回で11回目の検定会ですが、進級を重ねてついに一級を獲得して卒業する子もいれば、今回から初めて取り組み始めた子もいます。初めて参加した生徒さんたちは、先輩たちの腕前を目の当たりにして、どんな感想をもったでしょう? 日頃はほかの生徒さんたちの様子を見ることはほとんどないでしょうから、こういう場で色んな刺激を受けて一層の励みにしてもらいたいと思います。

教室で行う「スケール・アルペジオ検定会」はスケールとアルペジオが全調自由自在に弾けるようになること、つまり「調」の理解を深めることと、指まわしの鍛錬が目的です。難易度に応じて十級から一級まで、十段階に分けて審査します。試験では私がその場で「調」を指定して一定のテンポで弾いてもらうのですが、「調」の指定はドイツ音名で行うので、それも一緒に覚えてもらいます。スケールとアルペジオの練習は基本中の基本。日々の練習に少しづつでもいいから定着させてほしいと思っています。検定会の前だけの付け焼き刃は、ばれますよ~。

さあ、そうして緊張の試験が終わったら、レッスン室から移動して我が家のリビングでみんなでお楽しみ会です。美味しいケーキに、ビンゴゲームで盛り上がりました。初顔合わせの生徒さんたちもいて最初はシ~ンとしていましたが、そこはやっぱり子どもたち、だんだん打ち解けてきて、最後はこの寒い中、全員(大きい子も小さい子もみんな!)庭に出て走り回って遊んでました。私は教室の生徒さんたちがお互い知り合いになり、仲良しになってくれることが願いです。だからこの子達が庭を走り回ってる姿が見れて、元気な歓声が聞こえてくると本当に嬉しいです。日ごろレッスン室ではとてもおとなしくて、口数の少ない生徒さんたち。この伸び伸びとした姿をもっともっと教室で、ピアノで表現できるようにしていきたいものです。

子どもたちは子どもたち同士で遊ばせて、大人はゆっくりお茶会です。いつもは、お子さんのレッスンの前後にすれ違いざまに挨拶するくらいですが、こういう機会にお母様たち同士お互いに情報交換したり、悩みを聞いてもらったり。昨日は日差しが暖かくて部屋の中はストーブいらずのいいお天気でした。皆さんと落ち着いてゆっくりお話ができて私も幸せでした。


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北九州大会受賞記念演奏会(全日本学生音楽コンクール)

2017年01月09日 | レッスンメモ
昨日は全日本学生音楽コンクールの北九州大会受賞記念演奏会を聴きに行ってきました。この演奏会は毎年のように聴きに行っていますが、今年はたくさんの方々にお会い出来たし、なんだかいつもより観客の数も多かったように思いました。将来が楽しみな若い力が結集する演奏会ですから、一人でも多くのお客様たちに聴いていただけるといいですね。

小学生から高校生まで、若くて、力のある演奏を聴くのは大好きです。みんな真摯にピアノに向かっているというのがひしひしと伝わってきます。一生懸命にピアノを、弾いて弾いて弾いて、それでもなお更に奥深い音楽を追求している姿、それをを目の当たりにしました。だから、心地良い!

あの音好き、この音良い~~~~~、ここのところ素晴らしい! などといちいち感じながら聴いているとあっという間に終演になりました。みずみずしいパワーが炸裂するこの演奏会、本当に楽しかった。自分の教室の生徒にもいつかこの舞台に立ってほしいなと思いました。出演者の皆さん素敵な演奏を本当にありがとうございました。

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まずは先生が!

2017年01月06日 | レッスンメモ
お正月の三ヶ日も終わり、4日からいよいよ通常運転開始しました。今年もそれぞれの目標を目指して、生徒さんたちみんなにピアノを楽しんでもらいそして輝いてもらいたいと思っています。生徒さんたちには、毎年それぞれ目標を持ってもらっています。ピアノに関するどんな目標でもいいから、毎年発表会の終わった後に次の一年の目標を立てて紙に書いて提出してもらいます。その目標が達成できるように私はどんなお手伝いができるか?どのようにすればいいのか? 一人ひとりの顔を思い浮かべながらいろいろ考えます。ずらっと並べてみると、みんながもってくる目標の幅の広いこと! 可愛い目標から、ビッグな目標まで。その一つ一つの目標を生徒さんと力を合わせて達成できるといいなと心から思っています。

私のできることはレッスンの質を上げること。ピアノを楽しいと感じてもらえるよう工夫すること。自分の思っているものが効果的に伝わるようにできること。毎年目標を立てるのは生徒だけではなくて私も同じ。今年は指導法に関するかなり具体的な目標をいくつか決めました。そして早速4日の仕事始めから実践しています。これをずっと続けるぞ!まずは、先生が目標に向かって努力しているという姿勢が大事ですよね。それを生徒さんが分かってくれると嬉しいし、しかも先生はそれを楽しんでやってるということを感じとってくれるといいですね。希望に向かってワクワクしている年明けです。


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謹賀新年

2017年01月01日 | レッスンメモ
明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。昨年は色々な思い出のある一年でした。今年はまた新しい気持ちで色んな事に取り組んで行こうと思います。穏やかに、平常心を忘れず、しっかりやっていこうと思っています

今年も初詣は別府の氏神様、朝見神社です。おみくじは今年も大吉でした

酉年にちなんだ能古見人形です。

それでは皆様のご多幸を心からお祈りいたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。   

お年賀状、たどり着けず失礼をどうぞお許し下さい。

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今年も餅つき大会で暮れていきます!

2016年12月31日 | レッスンメモ
我が家の年末恒例行事「餅つき大会」、今年も昨日、無事終了しました。今年はお天気に恵まれました。風もなく雲ひとつない青空のもと、暖かい日差しの中で30キロ近いもち米をつきました。

ぺったんぺったん餅つき。

見た目勝負のコブサラダ

来年は酉年。ボトルの中に干支の酉🐔をあしらった開運干支ボトルをいただきました。

カンパーイ! 今年は総勢26人。餅つきの横ではBBQ!

餅つきが終わった後は家の中に入って夜の部の宴会開始です。私はここからますます大忙しとなって写真どころではなくなります。様子をお見せできなくて残念です。

こうやって今年も一年間無事に過ごせたことに感謝して、今日は朝から、ひたすら片付けです。。。

皆様もどうぞ良いお年をお迎えください。

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できてるか、できてないか

2016年12月29日 | レッスンメモ
教室で年明けにスケール・アルペジオの検定試験を行います。それぞれの生徒さんが今週はしっかり練習してきてくれました。スケールとアルペジオは基本中の基本ですから、面倒くさいかもしれないけど、しっかり練習して、なるべく早い時期に身につけて欲しいものです。

先日、レッスンでスケールとアルペジオのおさらいをしている時のことです。その子はそれなりに練習してきていて、何とか最後までたどりつくのだけど、どうしてもノンストップで弾けない・・・。これではいけないと注意したら、どうやら本人はこれで「できてる、大丈夫」と思っていた様子。うん? つまり、「できてる」ってことがどんななのか、実はよくわからないでいるのかな? 

といううわけで、見本を弾いてみせる。「これが一応出来てるってことね。」と私。
次に、ま~ったくダメダメでヨレヨレのスケールを弾いてみる。
私:「これはどお?」
生徒:「だめ~」と即答。
今度は、二つくらい音がよれて一つくらいミスして、弾きにくいところ三ヶ所くらいを少し遅くしたりしながら、それでも最後まで一応止まらずに弾いてみせる。
私:「どう?」
生徒:「まあいい」
なーるほど、これだね。これが原因ですね。こういうのでもとにかく何とか最後までたどりつけば、それでいいと思ってたんだね。曲じゃなくてドリルだから、そう思っちゃったかしら?

これは一つの例ですけど、自分ではいいんじゃないかと思っていても、それは実はまだまだ全然足りなかったりすることってよくありますね。生徒さんがこういう勘違いをするのはもちろん当たり前で、指導者の役割というのはそれを事細かに指摘して、本人自身に気づいてもらって、そしてあるべきレベルに引き上げる手助けをすることだと思っています。

でもこれって生徒さんだけの問題ではありませんよね。先生である私自身も、知らず知らずのうちに同じような勘違いをしていないかどうか、いつも心していなければいけないと思っています。例えば、私が「うん、これでいい。よくできました」と太鼓判を押したのに、コンクールでは空振りとか。こういうことがないようにするには、独りよがりにならず、もっともっと努力して研究して、耳を研ぎ澄ますしかないですね。そうしてさらに高いところに水準をおいて、「できてるか、できてないか」の判断をしていきたいと思っています。

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静かなクリスマス・イヴ

2016年12月24日 | レッスンメモ
クリスマスコンサートを終えて、今年の本番はすべて終了。ほんとにゆっくり一息ついて、とっておきのバローロを取り出して、おうちでクリスマスディナーしました。
バローロとゴルゴンゾーラの組み合わせは最強です。
ヴィーノハヤシの林基就さんのサイン入りバローロです。

これさえあれば、というシンプルなメニューで乾杯!

食後はシュトーレン。う~ん、し・あ・わ・せ

今年を振り返り、来年に思いを馳せて、あれやこれや、ああでもないこうでもない、まわる、まわる時代はまわる、というか目が回り始めました。あら、ちょっとすぎましたかしら?

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ゆうあいクリスマスコンサート無事終了!

2016年12月23日 | レッスンメモ
昨日、ゆうあいホールでのクリスマスコンサート終わりました。ぐずついたお天気でしたが、たくさんのお客様に来て頂き、満員の会場で幸せな時間を共にさせていただきました。
  
クリスマスらしい飾りで会場が素敵な雰囲気に!
  
この会場のお客様もスタッフの方々もみんなあたたかくて、最高の雰囲気の中で演奏できて、それがとても嬉しいです。

そして今年はスタッフの有志の方々によって結成された「ゆうあい聖歌隊」の素敵なコーラスも!! 素晴らしい歌声に聞き惚れていると、ハレルヤ・コーラスの時に、いきなり飛び入り参加に誘われて、なんと、一緒に歌ってしまいました。びっくりしたけど、気持ちよかった~!

今年で11回目のゆうあいコンサートでしたが、クリスマスシーズンにやるのは今回が初めてでした。そういう意味でとても思い出に残るコンサートとなりました。皆様本当にありがとうございました。来年も是非またお目にかかりましょう!

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バッハのお勉強

2016年12月16日 | レッスンメモ
今、届いたばかりのCDを聴いています。ペライアのパルティータ。もう出だしのところから、胸を掴まれています。バッハの愛なのかペライアの愛なのかわからないけど、深い感謝と愛情に満ちあふれた音を聴いています。

バッハ:パルティータ(全曲)、マレイ・ペライア
バッハ、この偉大な天才の作った曲の数々。私は小さな時から勉強しているのに、どうしてもバッハは難しいという気持ちが先に立ち、どう弾いていいかわからなくなって、若い頃、一時遠ざかっていました。しかしここ数年バッハが大きく私の中に存在してきて、もう一度勉強しなければいけないと遅まきながら思っています。膨大な数の曲を作ったバッハ。職人芸のように対位法など様々な技法を駆使して、たくさんたくさん作曲しました。これだけの量の作品を毎日のように作り続けたバッハ。そういうことができたのは、作曲の技法に幾つかのしっかりした骨格があって、それを様々に使いこなしているからこそだろうと思っています。だからバッハは意外と時間を書けずにどんどん作品を量産できたのだと思います。その作曲の技法の謎解きをしていくと、その曲を演奏するときに、こんな時はこんなふうに弾けばいいんだ、というルーティン、お約束がきっとあちこちに見えてくるはずです。

そんな思いをもって、昨日は、福岡で行われた赤松林太郎先生のバッハ平均律講座を受けてきました。いつも通りものすごく勉強になる素晴らしい講座でした。先生の講座はその作曲技法の謎解きや演奏の鍵をたくさん教えてもらえるのです。もちろん教わったことの受け売りだけにとどまらず、自分で、自分なりの答えを考えられるようになることを目標にしたいと思っています。そんな日は一体、いつ来るのかな。それまではとにかく勉強、勉強と思いながら講座を受けました。

バッハは素晴らしすぎて、だからこそ何気ない音楽。ともすると気軽に聞けてしまう。気負わないBGMにピッタリかと思うと、いざ本気で聴けば涙が出るほど深い愛情で迎えてくれる。慰めてくれる。そんな偉大なバッハを一生勉強していきたいと思います。

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優しい心と音楽

2016年12月09日 | レッスンメモ
私の教室に通ってきてくれている兄弟姉妹のほっこりするお話。

そのご家庭は、小学1年生を筆頭に4人のお子さんがいて、一番下のお子さんはまだ赤ちゃんです。そのうち上の二人の姉妹がレッスンに通ってきてくれています。いつもは上の二人だけレッスンに来て、下のお子さん二人はお留守番なのですが、たまたまその日は、みんなおそろいでやってきました。いつものように子供用の赤いスリッパと紺色のスリッパを上の二人の姉妹が履いた時、すぐ下の(3番目の)弟君が「僕が赤いスリッパはきた~い」と言って泣き出しました。

そしたら、赤いスリッパを履いていた2番目の女の子がさっとそれを脱いで弟くんに譲りました。すると、それを見ていた一番上のお姉さんが、今度は自分の履いていた紺色のスリッパを、これまたさっと脱いで2番目の妹さんに渡して、自分は大人のスリッパに履き替えました。

なんて素敵な連携プレーでしょう! こういうことが親に言われるわけでもなく、ごく自然に、すっとできる。すばらしいことですね。きっと思いやりあふれる、愛情たっぷりのご家庭ですくすくと育っているのですね。私はとても感動して気持ちが暖かくなりました。

それからしばらく経って、昨日のレッスンで一番上のお姉ちゃんが弾いて聞かせてくれた曲は、本当に心優しい気持ちが表現できているものでした。発表会が終わって一段と成長してくれたお姉ちゃんの、新たな一歩が始まったかなと嬉しくなりました。

音楽で心を表現する。何を?美しさを、楽しさを、怒りを、愛情を、色んな人間の感情を音楽は表現してくれるはずですね。どんなに小さな子供でも感情はあるし、きれいな素直な気持ちを大事にして、音楽を作っていくお手伝いをしたいと改めて思いました。

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最近のいろいろ

2016年12月06日 | レッスンメモ
発表会が終わってほっと一息つきました。特に今年は例年以上にみんな頑張ってくれて、ほんとに良かったです。というわけで気分も上々、東京からのお友達と一緒にミニ旅行を楽しみました。
 
ご存知「うみたまご」のセイウチ君。このスタイルなのに、というかこのスタイルだから、というべきか、腹筋運動に励む姿が有名で全国区の人気を誇ります。大分に来たら是非一度は御覧ください。

こちらは宮崎県の高千穂です。素晴らしいところでした。身も心も清められたような気がします!

続いて日曜日は早速お仕事。長崎に行き、ピアラピアノコンクールの審査をさせていただきました。小さなお子さんから大人まで、それぞれピアノに一生懸命の姿勢を感じ、気持ちよく審査させて頂きました。

そして昨日はピアノ指導研究グループ・アイの定例会。今回はそれぞれの先生方が教室で行っているお楽しみ会について。これまでやってきた色々なイベントをお互いに披露しあって、今後の参考にしました。その後、メンバーみんなで忘年会ランチ。来年も楽しく勉強しましょう!と心から思いました。

発表会後、1週間のお休みが明けて、教室も新しい一年の幕開けです。生徒の皆さん、お休みボケももうとれたかな? またそろそろ通常モードに戻って頑張ってね~!
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愛野由美子ピアノコンサートのご案内

2016年12月02日 | レッスンメモ
毎年恒例の愛野由美子ピアノコンサート in ゆうあいホール。11回目になる今年は12月22日にクリスマス特別企画として、ゆうあい聖歌隊との共演でお届けいたします。皆さまお誘いあわせの上、是非お越しください。お待ちしております!
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日時: 12月22日(木)開場18:30、開演19:00
場所: ケアコートゆうあい1階ホール(佐賀県鹿島市)
入場料: 無料
主催:社会医療法人祐愛会 一般社団法人ゆうあい社会福祉事業団
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こうではなくて、こう!

2016年11月29日 | レッスンメモ
ピアノの練習というのは、ミスタッチなくスラスラと弾けるようになるための練習をひたすら積み重ねるだけではありません。一通り弾けるようになったら、もっと豊かな、色とりどりの音色を思い通りに響かせるための表現力を身につける努力をしなければいけません。スラスラ間違いなく弾けるようになるための練習は早い話し、つまずくところをつまずかないように練習するということですから、練習の必要性ややり方もわかりやすいですし、目標も立てやすいです。ところが表現力の方は、生徒さんたち自身には、どこが悪いのか、どうすればいいのか、わかりにくいということが多いようです。表現力豊かな演奏と、そうでない演奏。この違いがまずわからなければいけません。そこで、私としてはあの手この手を使って、「ここのところをこんな風に弾くのと、こういう風に弾くのと、どっちがステキ?」とか、「こうではなくて、こう!」というふうに、実際に同じところを違った表現で弾き分けて聴かせて、表現力の大切さに少しでも早く気づいてもらうように工夫しています。

そんな中、今、大変話題になっているフィギュアスケートの織田信成さんと鈴木明子さんの動画が目に留まりました。先日のNHK杯のテレビ解説者として、お二人が解説されている一場面を切り取った短い動画なのですが、これがものすごく面白いのです。というか、これ、「表現力とは何か」、というのを目で見て瞬時に学ぶことができる素晴らしい教材だと思いますのでご紹介します。
こうではなくて、こう!
この動画を見ると、表現力侮るべからず、ということがすごくよく分かりますね。右手を伸ばしてその指先の方向に目をやる、という一見単純な動作(ポーズ)なのですが、やり方によって、こんなに違う、ということがこの短い動画を見れば一目瞭然です。これこそが「表現力」です。単なる「動作」と「演技」の違いと言ってもいいでしょう。正確な動作に表現力が加わってはじめて、素敵な演技になるということです。スケートの演技もピアノの演奏も、この点はまったく同じです。表現力によって、観る人、聴く人に訴える力が大きく変わってくるのです。

表現力について、もう一つ大事なことは、それは表現力も技術だということです。この動画を見ていると、おそらく織田さんと鈴木さんは打ち合わせなしでアドリブでこれをやってみせたんじゃないかと思うのですが、それでもバッチリ息が合っている。すごいと思いませんか。多分、小さいころから何度も何度も繰り返し徹底的に叩き込まれた基礎的な技術の一つに違いないと思います。表現力というと何となく感性とか、センスとか、何か努力以外の生まれつきの性格のようなものに左右される部分が大きいと思われる傾向がありますが、そんなことはありません。一般的に必要とされる表現力は他のテクニックと同じように、練習の積み重ねで習得できるし、そのようにして習得しなければいけないものなのです。

さあ、生徒の皆さん、先生に表現力について注意されたらこの動画を思い出してください。「こうではなくて、こう!」 自分で色々な弾き方を試して、どんな表現ができるか工夫してみましょう。そして、聴いている人が思わず息をのむような、そんな美しいフレーズをつくり出していきましょう!

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