ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

夏こそピアノ

2016年07月26日 | レッスンメモ
いよいよ夏休みに入りましたね。子供たちが待ちに待っていた夏休み、私も楽しみに待っていました! 普段学校があるときは毎日なかなか時間がとれなくてピアノの時間を確保するのにヒーヒー言っている(言ってないかも)生徒さんたちが、やっと、たっぷり、思う存分、ピアノに時間を回せるのが、夏休みなのです。私は夏休みのことを勝手にこういう風に解釈しています!

でも、まあ、昔はですね、夏と言えば、小学生も中学生も、外で汗びっしょりになりながら遊んで、昆虫採集や海水浴などに興じていたものでした。もちろん、今もそんな子もいると思うけど、この暑さ、この暑さは昔と違います。昔みたいに外で遊んでいたら熱中症で倒れてしまいます。これは本当に心配です。地球温暖化がますます進む中、夏休みは外で遊ぶのはほどほどにして、家の中で、しかもエアコンをしっかり効かせて過ごすに越したことはありません。そこでピアノです。夏休みは一日中ピアノと遊びましょう。

というわけで、最近の日本の夏はピアノ練習にはむしろ最適の環境ではないかとすら思っているくらいです。コンペ真っ最中で一生懸命の子、秋にコンクールを控えている子、発表会の曲に大きなチャレンジングな曲をもらった子、基本をこの夏にしっかりと思っている子、それぞれにやるべきことをたっぷり抱えて夏休み突入です。教室のみんなが夏の想い出に、夏休みはピアノを夢中でやったなあと思ってくれるように、そのくらい一生懸命取り組んでもらいたいと切に願っています。

世の中は「ポケンモンGO」というゲームがブームで、やたら外を出歩くのが大はやりのようです。くれぐれも交通事故や熱中症に気を付けてほしいですね。一方、教室の生徒たちは「ピアノでGO」に夢中です。ピアノっ子たちの身体はピアノ部屋でじっとしているかもしれませんが、その感性と想像力はピアノの音色とともに、時代と国境を越えて、クラシック音楽のカラフルな世界を、自由自在に飛びまわっているのです!

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ウララ・ササキ先生のセミナー無事終了

2016年07月19日 | レッスンメモ
昨日はグループ・アイ主催の「ウララ・ササキ先生公開レッスン・セミナー」の日でした。公開レッスンというカタチをとりながら、どういうポイントでピアノ指導をしていくかということを会場の皆さんにも具体的に解説していくというレッスン・セミナーです。

この日レッスンを受けたのは小学生3人、高校生2人、そして大人1人の合計6人の方々たちでした。それぞれの年齢やレベルに応じて幅広い指導法を見せていただいて、とても勉強になりました。例えば小さなお子さんには、ピアノの大きさを感じてもらうためにピアノの周りをゆっくり歩いてみてもらったり、ピアノの音をもっとダイレクトに感じてもらうために音響板のそばにしゃがんで耳を近づけて聴いてもらったり、身体全体でピアノを感じる工夫をとりいれていました。

そのほかにも、ハーモニーの流れ、アーティキュレーションのとらえ方、タッチの具体的なアドバイスなどなど、たくさんのポイントを教えて頂きました。ウララ・ササキ先生は気さくなお人柄で、言葉遣いもとても穏やか。決して大きな声であーだこーだと一方的に決めつけるような指導スタイルではありません。それなのに説得力抜群! それは指導ポイントの一つ一つが的を射ていて、しかも相手に伝わりやすい言葉選びにとても気を配っていらっしゃるからだと思いました。この辺は私も日ごろから大事だと思っているところなので特に見習いたいですね。さて、そうした指導の合間に先生ご自身がちょっとだけお手本でフレーズを弾いてみせてくださるときがあります。するとどうでしょう、そのなんとも美しい音色! ウララ先生のコンサート聴きたいなあと心底思いました。

会場に足を運んでくださった皆様、レッスンを受けてくれた生徒の皆様、そしてウララ先生、本当にありがとうございました。


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嬉しいサプライズ

2016年07月14日 | レッスンメモ
今年教室に入って1年半のAさん。最近、あるコンクールに向けて頑張っています。

彼女自身が自分から「これに出てみたい」と言って挑戦することにしたコンクールです。私としては正直いってまだこの生徒さんには課題曲が難しいのではないかと思っていたので、出場を勧めていたわけではありません。そうは言っても本人が「やる気」を見せているわけですから、そこは大事にしたい。(正直私はちょっとたじろぎましたが)あなたにはまだとても難しい曲だと思うけど、本気で挑戦してみる? 大変だけど、大丈夫? と念を押して、その上で、やってみることにしました。

さて練習をやり始めてみると案の定、大変な船出となりました。あまりにもスムーズに行かなくて、本当にこの曲、最後までたどり着くかしら?と不安でした。本人は本人で「ああ、もう、できなーい!」と言って泣きそうになったり、投げ出しそうになったり。そのたびになだめたり励ましたり。牛のように一歩一歩ゆっくりと、時には立ち止まりながら、重い足どりで、それでも前に、少しづつ前に、我慢強く、一緒に進めてきました。そしてようやく、最後の最後まで何とか踏ん張って、やっとの思いで曲の最後までたどり着きました。私は、もう今回はここまでたどり着くだけで良しとしようと腹をくくっていたのです。

それから一週間が経って教室にやってきたA子さん、先週ようやく最後までたどりついた課題曲を、この日は最初から最後まで、まあ、ほんとに、目を見張るほどの出来で弾いてくれました。これには驚きました。ここまで頑張ってきてくれるとは! この子が初めて教室にやってきた頃のことが思い出されます。彼女にとって生まれて初めてのピアノでした。それこそドの位置から何からすべて手取り足取り教えるところからのスタートでした。そこから少しづつ成長していく姿を見てきているだけに、感動もひとしおでした。いつも暖かく見守っていらっしゃるお母さまも「人前に出るのが大の苦手な子だったのに、こんなになってくれて・・・」と感動の涙。

彼女がこのコンクールに出たいと言ったあの時、「大変だけど本当に頑張れる?」と念を押す私に「ちゃんと頑張るから出たいです」と答えたAさん。自分で挑戦しようとする気持ちをはっきりと見せてくれました。そして、つらくても苦しくても、自分が掲げたその挑戦目標に向けて実際に頑張りぬくという実践をしてみせてくれました。この「気持ち」と「実践」があれば大丈夫です。コンクールの本番にはまだ少し日にちがありますが、この調子でうんと頑張って、本番当日は伸び伸びと練習の成果を発揮してもらいたいと思います。

それにしても子供たちの可能性というのはすごいですね。力不足じゃないかなと思って、「今年はちょっと無理ね。来年にしょっか」と言わなくてほんとに良かったと思いました。もちろん、教師としてある程度の専門的客観的見通しを持つことは重要ですが、かなりぎりぎりのラインまで、その生徒の可能性を大らかに信じることが大切だということです。こうして、私の当初の予想をはるかに上回る形で、嬉しいサプライズを連発してくれる教室の生徒さんたち。こういうサプライズがたまらない!!

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ウララ・ササキ先生、公開レッスンセミナー

2016年07月11日 | レッスンメモ
先日ご案内したウララ・ササキ先生の公開レッスンセミナーが近づいてまいりました。皆様お誘いあわせの上、是非ご来場ください。来週の月曜日(7月18日)iichiko 文化センターでお待ちしております!

「ウララ・ササキ先生 公開レッスンセミナー」
日時:2016年7月18日(月・祝)、午前10:05~12:20
場所:iichiko 総合文化センター、地下一階リハーサル室
聴講料:要予約2500円(当日3000円)
主催:グループ・アイ

ウララ・ササキ先生プロフィール


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夢中になる楽しさ

2016年07月05日 | レッスンメモ
長くピアノをやっていると、時期によってピアノに対する情熱や熱意に濃淡が出てくることがあります。年齢を重ねるにつれて環境や状況が変わり、自身の健康状態にも左右されたりして、濃くなったり薄くなったり。誰だってこういう「調子の波」が出てくるのは、これは人間だから当たり前。一年365日、ずっとハイテンションのまま、何年も走り続けることはできないですよね。

先日、体調を崩してしばらくの間レッスンをお休みしていたある大人の生徒さんが、久しぶりに復帰してレッスンにやってきました。「これからは少しずつ、ゆっくりすすめていきたい」ということでしたが、「でも寂しいです。何年も夢中になって取り組んできたピアノへの情熱を、また取り戻したいです」と切実な思いを込めて言葉を続けました。私は「ゆっくりでもでもいいからとにかく続けることが大事。そのうち体がすっかり元気になったら、また意欲もわいてくるから大丈夫よ」と応えました。

大人に限らず、子供の場合もこの「調子の波」の問題には頭を悩まされます。学校、部活、塾、他の習い事、ゲームや遊びに宿題とくれば、まあ、ピアノの練習だけは一貫してずっと情熱を維持して毎日バリバリやり続けなさい! なんて、なかなか難しいことですよね

たまにはダラダラしたい時もあると思います。気分の乗らない時や、ほかのイベントで疲れ果ててるときなど。問題はそういう状態からまたどうやって復活していくかということです。

つまりどういう風にして「夢中になって頑張れる情熱」を取り戻すか、ということです。夢中でない期間があること自体が問題なのではありません。原因は何であれ、それはリラックスするための貴重な時間だととらえればよいのです。そこからまた調子を上げて行って情熱を取り戻すにはどうするか、それは何かきっかけがないといけない気がします。とりあえずリラックスして夢中でない期間を通って、そして「このタイミング」と思ったところで背中を押す、これが私たち指導者や保護者の役目だと思っています。

コンクールへの挑戦など人前で弾く本番の機会を持つとか、いつまでにこれを弾けるようになるとか、夢であった曲を与えるとか、具体的で実現可能な課題や目標を締め切り日とともに設定して、やる気を刺激するのです。こういう具体的な方法でピアノへの意欲と情熱を取り戻せると思います。そうした「本気モード」を高めていくためには、その前の束の間の休息は、むしろ必要だとすら私は思っています。もちろんこの休息の時になまけ癖がついてしまって、そのまま辞めちゃうというようなことではいけません。

こうして緩急織り交ぜながら、末永くピアノへの情熱を持ち続けてほしいと思っています。先の大人の生徒さん、「今はゆっくりでいいわよ」と言った私に、帰り際こう言いました「先生、でもね。夢中じゃないと面白くないんです。何とか目標を探して夢中になってピアノを楽しくやりたいと思ってます」。(うん、これはもう、夢中になる準備整ったな!)私は内心嬉しさでいっぱいでした。

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アレクサンデル・ガジェヴ リサイタル

2016年07月03日 | レッスンメモ
昨日は別府市の「しいきアルゲリッチハウス」で行われたアレクサンデル・ガジェヴのピアノリサイタルを聴きに行きました。この会場は去年できたばかりで、私は今回初めて訪れました。入ってみると会場はホールというよりは上質な雰囲気のサロンという感じで、とても素敵でした。ヨーロッパではこんな雰囲気の会場での音楽会が多いんだろうなと思ったりしながら、始まる前から気持ちの良い空間に座っていました。

そして、いよいよ舞台に登場したガジェヴはイタリア生まれの21歳。穏やかなスマイルと、いかにも若者らしい細身のスタイルが印象的です。ガジェヴは去年行われた「第9回浜松国際ピアノコンクール」で第一位となり、同時に聴衆賞も手に入れました。今回の別府での演奏会はこのコンクールの覇者に提供される全国ツアーの一環として実現したものです。

さて、演奏会の中身ですが、まず、プログラムがすご過ぎ! これからどんどん世界で活躍するぞという若いピアニストの意欲がほとばしり出てくるようなプログラムでした。

前半、ベートーヴェンのピアノソナタ31番作品110、ショパンのピノソナタ第2番作品35「葬送」
後半、バッハ/ブゾーニのシャコンヌ、ラフマニノフの「音の絵」から作品39-2と39-5、そして最後はリストのソナタロ短調

これ、すご過ぎませんか! リサイタル二つ分という感じの壮大なプログラムです。

こういうメインディッシュの連続のようなプログラム構成はたまに見ることがないではありませんけど、人によっては消化不良に陥るリスクがあります。だけどまあそんな心配は、この人には全く必要ありませんでした。最初の音から魔法の世界に連れていかれたような感じで、ぐいぐい引き込まれました。ダイナミックレンジがものすごく幅広くて、また音の色彩も豊かで、一体何十色の絵具を使っているのかしらと驚かされました。エネルギッシュ、パワフル、繊細、緻密などが織り交ぜられ、音が色づいてどんどん変わりながらオーロラのようになっていく。そんな幻想的な世界に浸ることができてとても幸せでした。音楽で幸せになるってこんなことなんだと実感しました。

ガジェヴの演奏はもちろん、会場の音響も雰囲気も素晴らしかったです。今回のリサイタルは本当に楽しませていただきました。ガジェヴのこれからもお楽しみです

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先生も生徒も本番の日々!

2016年06月21日 | レッスンメモ
今日はグループUNOの一員として学校訪問コンサートへ行ってまいりました。前日の大雨もすっかりあがって、朝一番で高速をとばして大分県立佐伯支援学校に到着!会場の体育館はすっかり準備が出来上がっていて、垂れ幕も素敵でした。

プログラムはピアノにマリンバ、そしてソプラノなど、盛だくさんの内容。私はソロでショパンやドビュッシーなど3曲演奏しました。会場一杯の生徒さんたち、みんな本当に一生懸命、集中して聴いてくれてたのが伝わってきて嬉しかったです。とてもやりがいのあるコンサートでした。最後に生徒の皆さんと一緒に校歌を歌ったのですが、これが実は私にとってはまさかの初見伴奏でした。打ち合わせ不足を悔やみつつ、みんなの元気な歌声に助けられて、無事に弾き終えることができてほっとしました。

一方、教室の生徒たちにとってはいよいよコンクールシーズン突入です。一昨日、PTNA大分予選が行われて、教室からもたくさんの生徒たちが本番に挑みました。この日までみんな本当に良く頑張ってくれたこと、とても嬉しく思います。もちろん結果はそれぞれです。嬉しい結果を出した生徒も、思わぬ結果に終わった生徒も、それぞれの結果を受け止めて、次の一歩を踏み出しましょう。
   
こうやって私も生徒たちも本番を積み重ねながら、一緒に頑張ることができて幸せです。暑い夏、高校球児がどろんこになって白球を追いかけるように、私たちは耳を澄ましてピアノの音を追いかけながらどんどん弾きましょう!

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ウララ・ササキ先生 公開レッスン聴講のご案内

2016年06月10日 | レッスンメモ
このたび、ウララ・ササキ先生をお招きして大分市で公開レッスンを開催することになりました。ウララ先生はイタリア育ちでウィーン国立音楽大学を首席で卒業、その後国内外でさまざまな演奏活動を続けていらっしゃる国際経験豊かな素晴らしいピアニストです。もちろん後進の指導にも熱心で、武蔵野音楽大学で指導していらっしゃるほか、各地を飛び回っていらっしゃいます。そんなウララ先生のピアノ指導方法を目の前で見て聴いて、私たちと一緒に学びませんか?

日時:2016年7月18日(月・祝)、午前10:05~12:20
場所:iichiko 総合文化センター、地下一階リハーサル室
聴講料:要予約2500円(当日3000円)
主催:グループ・アイ

公開レッスン終了後、ウララ先生を囲んでのランチ会も計画しています。詳しくはこちらのチラシをご覧になってください。お申込みお待ちしております。

ウララ先生のブログはこちら、ホームページはこちらです

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グループ・アイの勉強会

2016年06月08日 | レッスンメモ
先日、グループ・アイの定期勉強会を開きました。ピアノ教育の勉強のために立ち上げたこの会ももう5年が過ぎました。少しでも生徒さんたちに役に立つレッスンができるように、ピアノの先生方同士の情報交換を通じて一緒に勉強していこうという趣旨で活動しています。世の中には色んなセミナーがますます盛んに開催されるようになってきていて、ピアノ教師にとっては勉強の場が増えています。とはいえ、一人で全部をカバーするのは不可能なのでメンバー一人ひとりが勉強したことをさらにみんなで分かち合うようにしています。

今回の勉強会では、模擬レッスンを通じて具体的な指導法を見せてもらって、皆で意見を出し合うということをやりました。この試みはとても分かりやすくて良かったです。今回の担当の先生は導入のレッスンをやってくださったのですが、とても勉強になりました。私も自分では色々工夫しているつもりですけど、もっといろんなアイディアを知ることができました。こういう活動を通じてレッスンの幅をますます広げたいと思っています。

グループ・アイでは、各種教材の研究、困ったちゃん対策、発表会の曲選びなどの情報交換ほか、毎回バラエティに富んだテーマを選んでディスカッションしています。これに加えて公開レッスンや公開セミナーの企画・主催もやっています。ご興味のあるピアノの先生方はこちらをご覧になってください。ご一緒に勉強しませんか?

今年も月下美人が咲いてくれました!

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エアロバイク

2016年06月01日 | レッスンメモ
ジョギングやウォーキングのお話はこのブログでも過去、何度か書いたことがあります。意気込んでは始め、挫折しては落ち込み、そしてまた思い直して始める、そんなことの繰り返しです。これは必ずしも私の意思が弱い、ということだけが原因なのではありません。お仕事が立て込んでたりして、どうしても時間がとれなくて・・・、あら、これは「言い訳」に過ぎないって、こないだ書いたばかり! でも、そんな言い訳じゃなくて、こればかりは私のせいじゃない、と言える理由もないわけではありません。ジョギングやウォーキングを続けることができなくなってしまうきっかけの一つ、それは、雨です。特に私は有名な雨女ですから、肝心なときに限ってよく雨に降られます。朝から張り切って準備して、iPhone のセッティングにもすっかり慣れて、大好きな曲を聞きながら、一歩外に出ると、雨。こういうときはがっくりしますね。一度お休みすると、「毎日頑張るぞ」という気持ちだったのが一気に萎えてしまって、以後、続かなくなるきっかけになったりするのです。

今日からいよいよ6月。九州ではもうすぐ梅雨入りです。つまりジョギングやウォーキングには最悪のシーズン到来というわけです。でも今年はもう大丈夫。雨が降っても平気です。これがあるからです。ジャジャーン

親戚からのいただきものです。「数年前に買ったけど、2~3回しか使ってない。邪魔でしょうがないからあげる」ということだったので、ありがたく頂戴しました。これでもう私の運動メニューはお天気に左右されることはなくなりました。これから先、雨だけじゃなくて真夏の紫外線も避けたいので、外に出るのが嫌になる時期ですけど、これでもう大丈夫、これなら毎日できます。こうやって、できないとか、やれないとかいう理由を一つ一つつぶして行って、自分を追い込むのって、ちょっとスリルがありますよね。すぐまた新しい「できない理由」を見つけ出したりしますからね。頑張る由美子が勝つか、怠け者の由美子が逃げ切るか、両方とも頑張れ~!

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〇、✕、△、それに四角?

2016年05月27日 | レッスンメモ
自分のピアノの音に耳を澄ませようというのは毎度レッスンのたびに言っていることで、あんまり何度も言ってると生徒さんたち「それはわかってるけど・・・」という顔をすることも。確かに自分で弾きながら一音一音に耳を澄ませて聞くということは結構難しいことなので、実際どうやって聞いてもらうか、そのことを意識させるか、あの手この手で工夫しています。

先日小さな女の子のレッスンの時に「今のフレーズの音は、〇だったかな?それとも✕かな?」と尋ねてみたら、もじもじして「わからない」と言います。自分で採点しようという気持ちで弾くと聞こうとする姿勢が生まれるので、ちゃんと聞いてもらうために時々そんな言葉かけをします。

ではもう一度ということで、「あとで〇だったか✕だったか自分で言えるように注意しながら弾いてみて。まあ、もしかして△があってもいいよ。よーく自分で自分の音を聞きながら弾いてごらん」と言って弾いてもらいました。そうして弾き終わったときに、私自身は(お、ちょっといい感じになってる)と思いつつ、「どうだった?」と尋ねました。するとその生徒さん、「う~ん」と、とても真剣に考えた末に、大きな声で「四角!」と答えたのでした。これにはその子のお母さまも私も思わず大爆笑。

確かにかなりいい出来だったから△よりは〇に近い。でも〇と言えるほどではないから〇に近い四角。きっとこう考えたのですね。想定外の答えだけど、これは論理的思考回路に基づいた、的を射た答えじゃないですか。ちょっとびっくりしましたけど、気を取り直して「その通りね、先生もそう思うわ。さっきよりずいぶん良かったし、きちんとよく聞けてたのね。じゃあ、もう一回、今度は〇になるように弾いてみよう!」とレッスンは続くのでした。

ということで今回この作戦は成功したようです。聞きながら弾くことの大切さをわかってもらえたと思います。こんなかわいくて面白い反応をしてくれる生徒さんとのレッスン、私の方が本当に楽しいです。

シャガの花。もともと野に咲く野草なので、うちの庭でもひときわ元気です。

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二つの弾き合い会

2016年05月24日 | レッスンメモ
最近教室で、大人の生徒さんの弾き合い会と、中学生だけの弾き合い会をそれぞれ開きました。大人の生徒さんは普段もちろんお忙しい。お仕事、家事、育児、介護それぞれの立場で頑張りながら、それでもピアノを楽しんで教室に通ってきてくれています。そして、中学生の生徒さんたち。これがまたもちろん忙しい。学校、部活、塾、ピアノ。そしてこの時期、運動会! 5月に運動会をする学校が増えてますから、この時期は顔や手がすっかり日焼けしてる生徒さんが多いです。というわけで皆さん毎日いっぱいいっぱいの時間を使ってフル回転のようです。

こういう忙しい生徒さんたちの様子を見ていると、つくづく「時間の使い方」というのは大切だなあと思います。「時間がないから○○できない」というのは私もよく使う便利な「言い訳」ですが、これは要するに「自分にとっての優先順位のつけ方」の問題にほかなりません。

ピアノが好きという気持ちが、強ければ強いほど、ピアノに向かえる。うまくなりたいという気持ちが強いほど、何とかしてでも時間をつくって、ピアノに向かう。結局これに尽きるんですね。二つの弾き合い会でこんなことがはっきり浮き彫りにされました。

フル回転の皆さんですし、もちろん体は疲れてるけど、疲れを吹き飛ばすくらいピアノに情熱を持ってる人が結局うまくなっていくんですね。そして、うまくなるから、もっと楽しくなるんですね。そうは言っても中学生は子供から大人になりかけの一番不安定な時期。ピアノへの情熱が深まったり薄れたり。それでもね、ピアノは続けること自体に、実はとても大きな価値があるんです。それは大人になるときっと分かること。大人の生徒の皆さんが、自分の生活の中にピアノを取り入れて、クラシック音楽の豊かな世界を楽しんでいる姿を見ていると、これは絶対間違いない、と断言できます。ピアノを通じてたくさんのことを学び、人間的にも強くなって、ピアノへの情熱を持ち続けて欲しいと願っています。

お庭でBBQしてると、ランちゃんが窓ガラスの向こうから庭に向かって超しつこく「ワタシモそっち行きたい~」と叫び続けるので、ちょっとだけ出してあげました。

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楽しいの「楽」は、楽器の「楽」

2016年05月17日 | レッスンメモ
音楽というのは音を楽しむこと、とよく言われます。ところが言葉の成り立ちからいうと、元々中国で「楽」というのは道具としての楽器のことを意味する言葉だったそうです。昔から、楽器を演奏すると、人は楽しくなるものですから、楽器を表す「楽」という言葉に「楽しい」という意味が後から加わったのだそうです。これってなんだかすごくありませんか? そもそも世の中には「楽しい」と感じられることは他にもたくさんあるわけですが、漢字文化圏ではその楽しいことの代表選手に楽器を演奏することが挙げられているということじゃないですか! 他のどんな楽しみにも増して、楽器を奏で、歌を歌い、踊る。これこそが昔から一番「楽しい」ことだったというわけでしょう。だとすると「音楽」という言葉の意味は「楽器を演奏するのは楽しい!」という風にストレートに解釈してもいいんじゃないかな。音楽には鑑賞の楽しみというのももちろんありますけど、なんといってもやっぱり自分で楽器を演奏して音楽づくりに参加することの楽しみにまさるものはないと私は思っています。

というわけでピアノのレッスンの中でその楽しみをどのように教えていけばいいのか、それが問題です。

まだ小さいお子さんの場合、ピアノを習う始まりの頃は、教室に通うことやレッスンの時間そのものが楽しめるように工夫が必要です。直接その曲に関する指導以前に楽しいグッズを使ったり、あの手この手を使います。そこからごく自然に基本的なリズムや手のフォームなど、始めからきちんとしておかなければ後で苦労することになる基本のところを、少しづつ織り交ぜていきます。

だんだん経験を積んで曲も立派にになっていくと、本人自身が本当に楽曲そのものを楽しめるようでなければ、道のりが長い分、楽しむどころか、苦痛になるかもしれません。そんな時こそ私の方から楽しむコツを教えるときです。本当は、曲自体が素晴らしいんだから、自然にその曲を楽しめるハズなのですが、譜読みの途中で挫折しそうになったり、あるいは、譜読みは済んだけど、なんだかしっくり来なくて、面白くない時とか、ありますよね。

こんな時、例えば、小さなフレーズの中の一部分に注目してみましょう。ほら、音階の断片がメロディに使われている。そもそも音階って本当に美しい。これを優しく幸せそうに弾いてみたり、力強く元気そうに弾いてみたり、あるいは、下降している音形があれば、がっかりした気持ちで弾いてみたり。音程が広く離れて上がっているなら、山登りの頂点を目指すエネルギーを使ってみる。その頂点で喜びを感じるかそれとも虚しさを感じるかなど、色々想定を変えて試してみる。こういうことを生徒さんと話し合いながら曲を進めていくと、楽曲への新たな興味や発見が生まれてくるし、自分自身の可能性も広がってもっともっと楽しむことができるようになってきます。

楽器を演奏するのは楽しい! これこそが音楽の本質です。それを一人でも多くの生徒さんに伝えたいです。

花壇の花たちもますます元気。

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手の中にケーキ

2016年04月25日 | レッスンメモ
昨夜は余震もなく、ぐっすり眠れました。レッスンはもちろん普段通りやっていますし、先週は博多や大分で開かれたセミナーにも出かけてきました。セミナーの先生や運営スタッフの皆さんにとっては、色々と不安もあったと思いますが、予定通り開催していただいて有り難かったです。とても勉強になりました! というわけで、生徒も私もすっかり通常モードです。

最近、とても心がほっこりしたエピソードを一つご紹介します。ピアノを始めたちっちゃな女の子。鍵盤にのせる手のカタチを「手の中にケーキ」というたとえ話で教えました。これは要するに手の中にケーキが入っているようなつもりで、手の支えをつくりましょう、ということです。教室では色んな生徒に対してしょっちゅう使う表現なので、ずっと通ってくれている生徒になると、私が「ケーキ!」と声をかけただけで、すぐに気が付いて直してくれます。ですからいつもの調子で説明した後、「さあ、ケーキを入れてみよう」と挑戦してもらったら、まだ小さいのでうまくいかず、お指は鍵盤の奥にズルズル~。それを見てた私が「あ、ケーキのクリームが手にくっついちゃったぁ」と言った瞬間、その生徒さん、あわてて小さな手の平を返して、まじまじと見つめています。そして一言、「くっついてない~」 もう、ほんとに、可愛くって仕方ないです こうして少しずつ、一歩ずつ、一緒に続けていこうね

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震度6弱!

2016年04月17日 | レッスンメモ
2016年4月16日午前1時25分、就寝中に突然大きな地震に見舞われて驚きました。これまで経験した中で一番大きな地震でした。それでも家族全員ケガ一つないし、家の中も食器類や飾り物が倒れた程度の被害で済みました。水も電気も通常通り(我が家はガスは使っていません)使えるので生活に不便はありません。それでも余震があまりに多くて、不安でしかたなかったので、とにかく電気が止まる前に炊いとかなくてはと、朝になってお米をたくさん炊きました。半分はおにぎり、残りは大急ぎで作ったカレー用のご飯にしました。水も色んな容器を引っ張り出してきて、たっぷり貯めて、いつ水道が止まっても大丈夫なようにしました。とにかく水と食料の確保が大事だと思いました。

飾り棚にズラッと並べていたマグカップのコレクションが・・・(涙) 

16日は土曜日なのでレッスンの予定が朝から詰まっています。みんな大丈夫かしらと心配していたら、朝一番の生徒さんがピンポ~ン、いつも通り元気にやってきてくれて、とても安心しました。というわけで、震度6弱の大地震に見舞われながらも我が家は無事で、レッスンもほぼ普段通りに行いました。皆さまご心配なく。私は元気です!

ただ、同じ別府市内では今でも多くの方々が避難所や車の中で寝泊まりされていますし、熊本県の方ではもっともっと大きな被害が出ています。今回の一連の地震で被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げたいと思います。まだまだ余震は続いていますので、お互い気を付けましょう。

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