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ボリス・ベレゾフスキー 静岡AOI コンサート


ベレゾフスキーの静岡AOIでのピアノリサイタルに行ってきました。

と~っても素敵な公演でした。


第二部で、携帯を鳴らした人がいて、それも2回、、、、同じ人だと思うんだけどさ、、、、、2回目はさすがに殺意に近いものが、、、げほんげほん。


いかんぞぅ、こんなことで怒っちゃいかんぞう。。。。


とにかく、劇場やコンサートホールに入ったら、電源は切ろうや。
休憩の後は特に要注意だよね。
たぶんみんな台風情報気になったから、休憩時はいろいろチェックしてただろうけども。

AOIって、かなり音が響くホールなんですよ。だから、マナーモードのバイブでもすごくまずくて、でも今回そういう感じの音はきこえなかったんですけどねぇ。
ああ、それだけはガックリでしたが。


でもコンサートはとても良かったです。

アンコールの最後の最後、ショパンのエチュードはかなり「え?ちゅーど?????」になってましたが。

オールロシアン・プロできて、メトネルの「川」にうるっときて、「イスラメイ」でうひょーすげー!!!!!!となり、アンコールのラフマニノフで至福でしたが、、、

ロシアモードのまま突入したショパンが、もう笑っちゃうくらい、どこのストラヴィンスキーさんというかなんちゅーか、
台風なんかに負けないぞ、という感じでした。

毎度例に出して申し訳ないですけども、何を弾いても『これがチェロだ文句あるか』という豪快なロストロポーヴィチっていうか、

ええもう。
ショパンで行きますよ、という最初っからそういうリサイタルなら違うんだろうけども、ほんとにアンコールでしか聴けないようなショパンでした。
ショパンコンクールでは絶対に落とされるだろうけども、こういうのが聴けるから、リサイタルっていいんですよね。


日本家屋では鴨居に頭が引っ掛かりそうなベレゾフスキー。コンサートグランドが、家庭用のグランドに見える不思議さですが、繊細なタッチにうっとりしました。
ラフマニノフのソナタはとても素敵でしたが、ある意味想定内の素敵さと言うか、定番というか盤石というか。
もちろん、今回のピアノソナタ第1番は日本では初めて弾く初演版だし、40分近い大作なんだけど。
その点、メトネルが本当に感動的で、涙が出そうになりました。たぶんそれは、この曲を実演で聴くのが初めてだったせいもあると思います。
また彼の弾くメトネルを聴いてみたい。。。。
楽しみにしていたバラキレフのマズルカとイスラメイ、特に最後のイスラメイは彼の本気度、真剣度、集中力が凄かったです。ブラボーでした。

アンコールで出てきたときはにっこにこで「セルゲイ・ラフマニノフ エチュード!」と言って演奏していました。
プレリュードのときは何にも言わず、ショパンの時は「フレデリック・ショパン、エチュード」と。

母も喜んでくれて良かったです。さすがに最後のショパンには目を丸くしていましたが、やはりメトネルとバラキレフに感銘を受けていました。
以前母がテレビでベレゾフスキーを見て、「この人ってどういう人?」と聞かれて、、、説明できなかったんですよ。
ベレゾフスキーの良さって、もう、実演聴いてもらうのが一番だと思うから。



最後の壮大な?マーク含めて、ベレゾフスキーには大感謝です。
今回は台風と重なっちゃったから、静岡でのんびり楽しめなかったと思いますが、これに懲りずにまた静岡に来てほしいです。









第一部
セルゲイ・ラフマニノフ: ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 op.28

休憩


第二部
ニコライ・メトネル: ピアノ・ソナタ ト長調 op.56 「牧歌」→ メトネル:忘れられたメロディop.38より第4曲「川の歌」、第3曲「祝祭の踊り」に変更
ミリー・バラキレフ: スケルツォ第2番 変ロ短調
ミリー・バラキレフ: マズルカ第2番 嬰ハ短調 マズルカ第4番 変ト長調 マズルカ第5番 ニ長調
ミリー・バラキレフ: イスラメイ(東洋風幻想)


アンコール
セルゲイ・ラフマニノフ:エチュード op.39-5
セルゲイ・ラフマニノフ:プレリュード op.23-5
フレデリック・ショパン:エチュード op.10-8 ハ長調









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今日はベレゾフスキーのコンサート 台風なんかに負けないぞぅ!


昨日京阪神のJR在来線が運休と聞き、新幹線は動くとはいえ、ちょっと心配していたんですが、、、

本日のベレゾフスキーの静岡でのリサイタルは無事に行われる模様です。

良かった~。
でも、遠方から来る人(来る時はともかく帰りだよね、問題は)のために、チケットの払い戻し対応もあるそうです。



AOIのページから引用


ボリス・ベレゾフスキー ピアノ・リサイタル」の公演開催について

本日の「ボリス・ベレゾフスキー ピアノ・リサイタル」は、予定どおり開催いたします。
ご来場の際には、天候状況、交通機関の運行状況等をご確認の上、安全にお気をつけてお越しいただきますようお願い申し上げます。

また、今回の公演に限った特別措置として、台風の影響によりご来場いただけなかったお客様に対して、チケット代の払戻しを行います。
チケットの払戻し申請期間は10月15日(水)~10月31日(金)とさせていただきます。払戻し方法の詳細につきましては、申請期間中に静岡音楽館AOI(054‐251‐2200)までお電話にてご連絡ください。
なお、払戻しの手続きにはチケットが必要となりますので、大切に保管いただきますようお願い申し上げます。






KAJIMOTOのベレゾフスキーのページ

今のところ静岡は小鳥も啼いててね、至って平和です。

母とは自転車で合羽で行く予定ですが、午後ひどいみたいなら、バスかなあ。
ま、最悪歩ける距離だからねー、ほんとに、恵まれてますよ。


ところで明日の朝、早番なんですが、そっちがアタシは。。。。

最悪自転車&合羽で行きます!!!!と言ったら、会社から「タクシー使え」との指示。

だってさあ。タクシーだって、争奪戦だろうよ、きっと・苦笑


とりあえず明日の朝は駅まで行って、自転車置き場に駐輪→様子見て静鉄かタクシー

ってか、よく考えたら、1時間ちょいで歩けるわなー。アタシ、清水までなら歩いたことあるし。(やつ山や護国神社あたりで迷わなければ。。。)
でもいくら合羽着ても、びしょびしょになるだろうし、無謀すぎるからやめておこう。


明日はね、どうせ台風で店は閑古鳥だろうから、いろいろ陳列変更とかする予定なんですよ。ふふふ。
これまでずっとずっと、超忙しい店を担当していたので、なかなかこういう陳列変更とか、販売分析って出来なかったんだけど、
今の店だとやりたい放題好き放題なので、それは有り難い。
もう、予定はばっちりなんだ。予定だけは!

あとは、、、、台風がひどからず、、、、ほどほどの台風(台風にほどほども何もないけど)であれば、店にたどり着けるからさ。
どうか電車、動いて下さーい!!!



ベレゾフスキーの話に戻って。今回は、イスラメイ聴けるのが楽しみなのよね。マズルカも大好きな4番と5番が入ってるし。
こういう曲って、仮にマイ・ラヴ・ハチャトゥリアンが作ったら、そーとーお行儀が悪いというか、やりたい放題趣味突っ走りな感じになるんだろうけども、
バラキレフのはそこは上手いことかくしてるのがすごいと思う。

わたしの愛聴盤はジュリアス・カッチェンの盤とエミール・ギレリスの古いリサイタル盤なのですが、ベレゾフスキーのコンサートでやると聞いてからは、それは封印。
(ファンタジーっつったらカッチェンですよ!)
我慢して我慢して、今回コンサートでやる曲は極力シャットアウト!

あまりにも知らない曲の場合は予習したりしますが、クラシックの場合はだいたいまっさらな状態で聴くようにしています。

まあクラシックの人気曲だと、いくら自分がシャットアウトしてても、ラジオや町で流れるから困るんだけどさ。
その点バラキレフは町で流れまくるってことはないから良かったけど。





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MIKHAILOVSKY CIPOLLINO 2014_10_12_soiree~ペテルブルク便り



ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんからのチッポリーノの写真。

お次はソワレです。

お忙しい中いつもありがとうございます!

オマール大好きさんによると、ヤフニュークのチッポリーノはスマートすぎるそうです。

クズネツォフの公演を何度もご覧になっている方にはちょっと物足りないのは仕方ないというか、、、



クズネツォフのレベルが高すぎるんだよ・断



絶対に日本でやってほしー。
夏休みとか廻ってほしー。ヘビロテするよ、あたしゃ。




※画像の無断転載、無断使用はかたくお断りいたします


MIKHAILOVSKY CIPOLLINO 2014_10_12_soiree













チポリーノ:アンドレイ・ヤフニューク
レディソチカ(コカブちゃん):アンナ・クリギナ
さくらんぼ伯爵:ヴィクトル・レベデフ
さくらんぼ伯爵姉妹:エレナ・トゥルシナ、アナスタシア・ロマノワ
マグノリア(木蓮さん):スヴェトラーナ・ベドネンコ
レモン王子:デニス・モロゾフ
トマト警察署長:ウラディーミル・ツァル
ぶどう:ニコライ・アルジャエフ
かぼちゃ:デニス・トルマチョフ
なし教授:アンドレイ・マスロボエフ
チポローネ(チポリーノのパパ):パーヴェル・マスレンニコフ
チポーラ(ママ):アリア・グルホワ
チポレッタ(妹):ユリア・ズワレワ
コカブのお父さん:アレクセイ・マラーホフ
コカブのお母さん:クリスティーナ・マフヴィラーゼ
レディショーナク(レディソチカのお兄さん):エカテリーナ・ホメンコ
サボテン庭師、指揮者:マクシム・ポドショーノフ

レモンの衛兵、警官、農民、オーケストラ、お花、お客さま:コール・ド・バレエ

ああ、魅惑のキャストです。観たいですー。



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MIKHAILOVSKY CIPOLLINO 2014_10_12_matinee~ペテルブルク便り




ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから2014年10月12日ミハイロフスキー劇場の「チッポリーノ」のキャストと写真をおくっていただきました。

お忙しい中いつもありがとうございます!

まずは取り急ぎマチネから。

黄葉の美しい劇場へのアプローチ(ちょびっとマノンレスコーのポスターが見えるのわかりますか?)や、劇場の外観、マノンレスコープレミアのポスター、
キャスト表、カーテンコールの模様などです。





※画像の無断転載、無断使用はかたくお断りいたします


MIKHAILOVSKY CIPOLLINO 2014_10_12_matinee

 





チポリーノ:アレクセイ・クズネツォフ
レディソチカ(コカブちゃん):アンナ・クリギナ
さくらんぼ伯爵:マリオ・ラブラドール
さくらんぼ伯爵姉妹:エレナ・トゥルシナ(デビュー)、アナスタシア・ロマノワ(デビュー)
マグノリア(木蓮さん):イリーナ・コシェレワ
レモン王子:マラト・シェミウノフ
トマト警察署長:マクシム・ポドショーノフ
ぶどう:ニコライ・アルジャエフ
かぼちゃ:ロマン・ヴォルコフ
なし教授:アントン・アパシキン
チポローネ(チポリーノのパパ):パーヴェル・マスレンニコフ
チポーラ(ママ):アンナ・ノヴォショーロワ
チポレッタ(妹):ユリア・ズワレワ
コカブのお父さん:レオニード・キシル
コカブのお母さん:ズヴェズダナ・マルティナ
レディショーナク(レディソチカのお兄さん):ヴェロニカ・イグナティエワ
サボテン庭師、指揮者:ウラディーミル・ツァル

レモンの衛兵、警官、農民、オーケストラ、お花、お客さま:コール・ド・バレエ

オーケストラ・ソロ:
アレクサンドル・シメリョフ(ヴァイオリン)
ミハイル・ネムチェンコ(オーボエ)
エレナ・ユルチュク(ヴィオラ)

ステージマネージャー:サーシャ・コノネンコ
指揮:ワレンティン・ボグダノフ


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