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リチャード・ペイジ ソロ・アコースティック  Richard Page "Solo Acoustic"

Richard Page "Solo Acoustic" • 2011
Live Concert DVD and companion audio CD
リチャード・ペイジ『ソロ・アコースティック』


2011年発売
ライヴ・コンサートDVD&CD2枚組



SOLO ACOUSTIC
Kiss on the Wind
No Tomorrow
Peculiar Life
You Are Mine
Even the Pain
I'll Remember
Kyrie
Midnight Angel
When You Come Around
Shelter Me
Broken Wings

LITTLE DUME


リチャード・ペイジ オフィシャル
フリーで全曲試聴できます。
(視聴のほうは、全曲ではありません。またアイル・リメンバーのビデオはウェブ上は音声がカットされています。)
購入するなら12ドルプラス送料プラスダウンロード権利付で購入できます。1週間で入手可。
HMVのページ
まとめ買いならこちらがお得?


今回のレビューは、リチャード・ペイジが2011年に発表したソロアコースティックライヴのDVD&CD2枚組の作品。
(Mr.Misterとリチャード・ペイジとペイジズについては、もうすでにまとめて記事を書いてあるのですが、リクエストがあったので、アルバム単位でのレビューで下書きのままアップしていないもの、、、あと何枚かあるので、ちょびっとずつアップしていきます。)

この作品はファンにとって最高のプレゼントのような作品です。
かなり小さい箱でのライヴで、これに行かれた人がうらやましいぞ。

ペイジズ時代の1曲、Mr.Mister時代の全米No.1獲得曲2曲、
ソロ・アルバム第2弾かつこの時点での彼の最新アルバムから5曲、
ソロ・アルバム第1作目から2曲、
マドンナへ提供した楽曲1曲



珠玉の11曲。
リチャード・ペイジの歌の力がダイレクトに伝わってくる。
本人サイドで作ったベスト盤やライヴ盤が存在しないので、このアルバムはほんとに貴重だし、
もいちど書きますが、、
ファンにはたまらないプレゼント。わたしにとっては宝物です。


#01 Kiss On The Wind / Richard Page
「キッス・オン・ザ・ウィンド」
ソロ2枚目のアルバム『ペキュリアー・ライフ』の1曲目に収められた作品。
オリジナルアルバムで聴いたときは、メロディアスで相手への感謝の気持ちが伝わってくる素敵な歌と感じました。
しかしこのライヴではけっこうずっしりとした彼独特のパワーが伝わってくる気がします。


#02 No Tomorrow / Richard Page  Richard Marx
「ノー・トゥモロウ」
こちらも『ペキュリアー・ライフ』から。盟友リチャード・マークスとの共作。
アルバムではソフトなレゲエ調も織り交ぜたポップな仕上がりだったのが、このライヴではフォークっぽいです。
わたしの最近の出勤時の脳内BGMはこの作品と、 I Think It's Gonna Rain、Just Keep Lovin'で口ずさみやすい歌。


#03 Peculiar Life / Richard Page
「ペキュリアー・ライフ」
『ペキュリアー・ライフ』からタイトル曲。
何度も繰り返されるEverything changes、そしてBut I keep staying the sameが印象的な歌。
アルバムでも感じたが、このライヴではさらにブルージーな雰囲気でとても味わい深い。
明るく達観したような、突き放したような強さを軽くさらりと表現している楽曲で、渋い名曲だと思います。


#04 You Are Mine / Richard Page  busbee  Melissa Peirce
「ユー・アー・マイン」
ナッシュヴィルのアーティストでリチャードが「現在活躍している中でも素晴らしい才能の持ち主」と絶賛するバズビーとメリッサ・ピルスとの共作。
カントリー・シンガーのフィル・ステイシーのデビューアルバムのために2008年に作曲されたものをセルフカバー。『ペキュリアー・ライフ』の2曲目収録。
大変美しい作品。
このブログでも何度か取り上げているので詳しくはこちらを。


#05 Even The Pain / Richard Page
「イーヴン・ザ・ペイン」
1996年のファーストソロアルバム『シェルター・ミー』の3曲目。
このライヴではピアノでの弾き語り。
世の中にこんなに美しくて哀しい曲があるのかと、涙が出てしまう作品。
上の曲と同じく詳しくはこちらを。
いつか自分でもピアノで弾けるようになりたいと思います。
(オリジナルのアレンジも好きなのですが、今回ピアノでピックアップしたメロディーを伴奏にアレンジしたもの、、、
ああ、ここをこういうふうに使うんだ!と少し目からうろこです。)



#06 I'll Remember / Richard Page  Patrick Leonard  Madonna Ciccone
「アイル・リメンバー」
オリジナルは1994年、マドンナが歌った名曲「アイル・リメンバー」
ライナーの歌詞はマドンナの歌詞になっていますが、このライヴではもともと彼が書いた歌詞で歌われています。
(MCでは「彼女はこの曲をより良くするために変えた」と語っています)
ほ~んのちょっとの違いなのですが、おそらくマドンナの歌詞の変更は、男女の感じ方、感性の違いだと思います。
(changed me と saved me の出てくる順番が違う)
マドンナのバージョンも大好きなのですが、あの頃ちらりと「リチャードが歌っているのも聴いてみたい」と思っていて、、、夢が叶いました。
リチャード・ペイジは「アーティストは常に新しいものを創造するものだ」というこだわりがあり、アルバムもきちんとしたコンセプトが無いのは作りたがらないし、アルバム1個でひとつの作品、という考え方をしているようです。
だからなのか、自分たち自身で作った『ベスト盤』が存在しません。
レコード会社が出したベスト盤はやたらたくさんありますが。
もっとも、ベスト盤など出すほど長くバンドは続かなかったんですけどね。
そのため「アイル・リメンバー」をリチャードが歌っているのを聴ける日がはたしてくるのか疑問でした。。
マドンナは著作権管理も厳しいし。
でも彼は人に提供した歌をアルバムには全く収録しない、というわけではなく、ペイジズ時代もMr.Mister時代もやっているし、ライヴでもカバーは数々披露しています。
このライヴコンサートがあるとリチャードのサイトで知ったとき私は、
「これはもしかしたらチャンスかも、、、」とかなり期待していました。

彼のアイル・リメンバーを聴けてとても満足しています。



#07 Kyrie / Richard Page  Steve George  John Lang
Mr.Misterのふたつめの全米No.1獲得曲「キリエ・エレイソン」。
1985年の2nd.アルバム「ウェルカム・ト・ザ・リアル・ワールド」B面2曲目収録。
このアルバムからのシングルカットは「ブロウクン・ウィングス」に続く2番目で1986年作品。
おそらく、彼らの作品の中で、世間一般に一番知られた、最もポピュラーでキャッチーな楽曲。
親しみやすいメロディーと、とにかくパワフルなリチャード・ペイジとスティーヴ・ジョージのヴォーカルが圧倒的な歌で、世界中でメガセールスを記録した、、、んですよね。
今回改めて調べたら1986年の年間チャートでは9位でした。
(そんなに売れてたとは知らず、少々驚き。なにしろジャネット・ジャクソンやピーターセテラやロバート・パーマーより売れてるのでありますよ。)
このアコースティック・バージョンは、おそらく一番最初にこの曲が出来上がったときの形に近いんじゃないかと思います。
ドラムスのパトリック・マステラットが
「ツアー中に、リチャードが曲ができたけども、テンポを決めかねていると言ってきて、ホテルの部屋でデモを作った」と語っていたことがあります。
「このテンポとピッチで歌うか、その半分でもいいんだけど」などと相談していたといいます。
ほんとうにこれ、いい歌です。
このアルバムではアコースティック・ギターで、若干バンドサウンドのときより優しい、語りかけるような雰囲気で歌っています。
(おっかない顔じゃなく)笑顔で歌うよ、とMCで言ってます。



#08 Midnight Angel / Richard Page  Steve George  John Lang
「ミッドナイト・エンジェル」
オリジナルは1981年のPegesのアルバム『Pages』。
アルバムの最後を飾る壮大なラヴ・バラード。
当時と同じく、リチャードのピアノの弾き語りで、彼のファンにはたまらない選曲です。
若い頃と今の声はもちろん違いますが、この曲に関しては、不思議と今の彼の声のほうが素朴で若々しく感じます。
(ペイジズ時代のドラマティックな歌い方は、まるでベテラン演歌歌手のような熱っぽさ)
ペイジズ時代の歌声はこちらから。
(アル・ジャロウの声もうっすらと効果音として使われている)



#09 When You Come Around / Richard Page  Jochem van der saag
「ウェン・ユーー・カム・アラウンド」
こちらは『ペキュリアー・ライフ』8曲目に収録。
雄大な大地を感じさせる荘厳な、スピリチュアルな作品。
素晴らしい歌声に感動。


#10 Shelter Me
1996年の『シェルター・ミー』からタイトル曲。
オリジナルはソフトレゲエ調だったが、こちらはブルージーな仕上がり。
わりとタイトな歌詞が多い彼の曲の中では、かなり自分の弱さをさらけ出した内容でめずらしい。
なにしろ「守って」「被って」と訴えているのだから。
この曲は、1996年当時は聴いててかなり心にぐさぐさいろんなものが突き刺さって困ったのですが、
今は愛着ある作品。
このライヴでのブルージーな雰囲気もいいです。



CDではシェルター・ミーの入りから一気呵成に次の曲に突入といった感じで、ラスト2曲はこのアルバムのクライマックスを感じさせますが、
DVDではここでやや長めのMCが入ります。
リチャードがこのライヴのスタッフの名前を挙げて、サンクスを述べる時間がとられます。
そのあと、静かな"O.K,here we go"とともにブロウクン・ウィングスのイントロを奏で、ベースのメロディを口ずさみ、この曲が始まります

#11 Broken Wings / Richard Page  Steve George  John Lang
「ブロウクン・ウィングス」
オリジナルは1985年の『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』でシングルカット第1弾。
アルバムではB面の3曲目に収められたこの曲は、1985年にリリースされ、じわじわと売れ始めます。
そして1985年暮れに彼ら自身初めての全米チャート1位を獲得、そして長い間トップ40圏内にとどまりました。
決して派手さはないし、キャッチーではないのですが、1986年の年間チャートでは5位にランクインしています。

このCD&DVDのアコースティックバージョン。
改めて「ブロウクン・ウィングス」がMr.Misterやリチャード・ペイジにとってとても重要な曲であるかが感じられるライヴ音源でした。

なぜこのライヴコンサートの最後の曲がこの曲なのか。

何故一般的な知名度が抜群のポップな「キリエ」ではないのか、
何故新作の中からではないのか、
どうして「ミッドナイトエンジェル」ではないのか、
なぜ「とても愛している作品」である「イーヴン・ザ・ペイン」ではないのか。
リンゴ・スターのツアーでも「キリエ」ではなく、「ブロウクン・ウィングス」を後半で歌うのは何故なのか。


「ブロウクン・ウィングス」という曲は、リチャード・ペイジの曲の中でも自他共に認めるかなり重要な楽曲であり、大切な「歌」なのだと思います。
彼は5歳でピアノを弾き始め、バンド活動に目覚めた頃からはドラムスやギターも担当し、Mr.Misterではベースを弾いていました。
しかし彼はやはり、心底シンガーなのだと思います。
「ブロウクン・ウィングス」は初期のライヴではちゃんとベースを弾きながら歌っていました。
しかしそのうち彼はこの曲では楽器を置いて、歌うことのみに専念するようになります。
(それからはシンセでベース音源を鳴らしている)
夢中になって歌いたい曲は楽器置いちゃって歌う、、、、ただそれだけの理由だと思います。



このソロ・アコースティックというアルバムの11曲は彼のマテリアルの中からの選りすぐりの楽曲です。
そんな中でのラストを飾る「ブロウクン・ウィングス」
どうしてこれが最後なのかは、ただひと言、「聴けばわかる」と。。。。




『シェルター・ミー』が発売されたのと前後して出されたミニアルバムにも「ブロウクン・ウィングス」のアコースティック寄りのバージョンが収められています。
このライヴのものとはまた違った趣に仕上がっているのですが、聴くと曲の力に打ちのめされてしまいます。


聴くたびに「この曲は、、、こういう曲だったんだ」と、毎回新しい発見があります。
そしてときどきMr.Mister時代の古い映像を見ていても、新たな発見があります。
(あの頃のG#5のファルセットに感嘆するのもまたいいものですよ)
「キリエ」もそうですが、真に優れた楽曲というのは、どのようなアレンジで聴いても、どのような楽器形態でも、
そして、、、いかなるテンポやキーで歌われていても、その訴求力は不変なのだと思います。



CDだけで十分感動できる内容ですが、願わくば最後のブロウクン・ウィングスは映像を1度でいいから見て欲しいなと思います。(って、公式サイトには映像ないんだよね)
めいっぱい歌っててちょっと苦しそうなところ、汗かいて歌ってるところ、ギターからいい音を出そうと身体をマイクに傾けている姿、歌い終わった後の表情、、、いろんなことが詰まっていて、感動します。。。



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Abbey Road: Tribute to the Beatles  (ちょとだけ追記あり)

下書きのままアップしてしまいました(汗)
大事な!!!!ビリー・シャーウッドが歌ってるとこやプレイしてるとことか抜けてたのに家を出てから気づきました。
抜けてたアーティスト名を追記してあります。(7月25日19:50)


今回取り上げるのは前回もトリビュート物をご紹介したので、もひとついっちゃおうかなと。
『アビー・ロード~トリビュート・トゥ・ザ・ビートルズ』
2009年3月24日に発売されました。
わたしはトッド・ラングレンファンのお友達からおととしの誕生日プレゼントでいただきました。






1. Get Back / Bobby Kimball
2. Let It Be / Glenn Hughes
3. Ticket to Ride / Sweet
4. Yesterday / Molly Hatchet
5. All You Need Is Love / Robby Krieger
6. The Long and Winding Road / Air Supply
7. Here Comes the Sun / Richard Page
8. Day Tripper / David Pack
9. Lucy in the Sky with Diamonds / Fee Waybill
10. We Can Work It Out / Alex Ligertwood
11. Something / Mickey Thomas
12. Tomorrow Never Knows / Dweezil Zappa
13. Strawberry Fields Forever / David "Dai" Jenkins
14. Hey Jude / Steve Lukather
15. Back in the Ussr / Molly Hatchet
16. In My Life / Little River Band
17. Birthday / Leif Garrett
18. Across the Universe / Robby Krieger
19. Helter Skelter / Michael Davis
20. Tomorrow Never Knows / Tangerine Dream

日本盤は未発売。
輸入盤取り扱いの各種サイトやお店へGO!か、今の時代ならダウンロード購入でしょうか?
こちらで試聴できます



アタシなんて、今もバリバリCDウォークマンの人よ~・笑
曲単位で買えるのはありがたい反面、、、、アルバムはCDかレコードで欲しいし、、、
アルバムという形態にこだわりもあるし、、、

もちろんダウンロードを全くしないというわけじゃないんですが、あくまでもそれはダウンロードでしか手に入らない場合。
メモリータイプのウォークマンなり、他の端末に落として聴く、、などしないのはですね、
たぶん自分の性格からして、そーゆーのに手を出したら、際限なくなっちゃいそうなので、
このてのものには手を出さないと決めてます・苦笑
(危険だから手を出さないものランキング
1.宝塚・歌舞伎
2.音楽のダウンロード
3.リラックマ←なんとしても好きにならないと決めている・笑 でも最近くまもんが気になるの・・
4.ゲーム)






とくにビートルズ信者でもないワタクシに何故トッド・ラングレンファンことゆうとぴ子やんがこのアルバムを下賜して下さったといいますと。
☆リチャード・ペイジとルークとミッキー・トーマスが参加していること。
☆ビリー・シャーウッド(後期イエスに関わっていた人)のプロデュースだということ。
☆そして「ビートルズものはコイツ(わたしのことね)は買わんし、ノーチェックだろう」ということだそうです。

はい、どんぴしゃ、全くノーチェックでした。

いえ、ほんとすいません。
だってさ、ビートルズって、買わなくても家にごろごろ(カセットですが・笑)してるもんでしょー。


わたしは熱狂的なビートルズマニアではないので、この手のトリビュート盤やらカバーは全く抵抗ありません。
いい曲が多いな~、と素直に気楽に聴いてます。

輸入盤なので中身については自分がわかる範囲です。

プロデューサーはイエスの後期のメンバーであるビリー・シャーウッド(たぶん13人目くらいのイエス参加者。とにかくイエスはメンバーチェンジが多いから・苦笑)ビリー・シャーウッド。
参加ミュージシャンでわたしがわかるのは、そこらへんの交友関係くらい?



※#のあと曲名とアーティスト名、ライナーでは アーティスト名/曲名の順番で表記
ビリーが歌っている#12と#14は、プレイヤーのクレジットにはビリーの名前はあるのですが、
タイトルには表記されていません。
※演奏しているアーティスト名の表記の順番はライナーのままです。

モリー・ハチェット、スウィート、リトル・リヴァー・バンド、タンジェリン・ドリームについてはプレイヤー個人の表記は特にされておらず、バンドとしてのクレジットになってます。
ただ、タンジェリン・ドリームだけは、エドガー・フローゼがプロデュースしている旨が明記されています。



は個人的髭クマ祭り直球ゾーン(ジェフはクマではないけれども)
『アビー・ロード~トリビュート・トゥ・ザ・ビートルズ』
#01 Get Back / Bobby Kimball (Toto)
ゲット・バック(レノン&マッカートニー)
ボビー・キンボール(Toto)
※ドラムには元イエスのアラン・ホワイト キーボードはトニー・ケイが参加。
ボビーの歌声久しぶりに聴きました。「パメラ」が聴きたくなっちゃったー!(Totoの曲では一番好きなのよ。変わってると言われますが、好きなんだもん~。)
ボビーのカバーは大変素晴らしいです!(もちろん「ゲット・バック」はポールの歌声が最高だと思いますョ)

Vo;ボビー・キンボール Dr;アラン・ホワイト Key;トニー・ケイ G,Bass;ビリー・シャーウッド

#02 Let It Be / Glenn Hughes (Deep Purple)
レット・イット・ビー(レノン&マッカートニー)
グレン・ヒューズ(ディープ・パープル)
※キーボードにはバグルス&イエスのジェフ・ダウンズ ドラムはアラン・ホワイト
いかにも、グレン・ヒューズらしいカバーですね~。

Vo;グレン・ヒューズ Key;ジェフ・ダウンズ Dr;アラン・ホワイト
Bass,Bac Vo;ビリー・シャーウッド


#03 Ticket To Ride / Sweet
チケット・トゥ・ライド (レノン&マッカートニー)
※SWEETは70年代に大人気だったイギリスのロックバンドです。
しっぶー!渋くて素敵~。わたしはこういう世界大好きです!


#04 Yesterday / Molly Hatchet
イエスタデイ(レノン&マッカートニー)
※80's世代にはおなじみのアメリカのサザンロックバンド、モリー・ハチェットです。(デビューは70年代ですが)フランク・フラゼッタのイラストのジャケットが印象的なバンドでした。(イラストと音楽と全然関連性がないんですけども・笑)


#05 All You Need Is Love / John Wetton (Asia) & Robby Krieger (Doors)
オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(レノン&マッカートニー)
※エイジアとドアーズ組からはジョン・ウェットンとロビー・クリーガー。
ジョン・K・ウェットンはいろんなスーパーグループに参加していますが、エイジアでの活躍が一番すごいのかな?歌うベーシストとして有名ですが、ベースのみならず、なんでも楽器を弾けちゃう達人です。
でもやっぱ、彼は、、声がいいんですよねぇ。うっとりよ。
ロバート・クリーガーのギターも素敵です。

Vo;ジョン・ウェットン G;ロバート・クリーガー、Dr;アラン・ホワイト 
Key,Bass,Bac Vo;ビリー・シャーウッド

#06 The Long And Winding Road / Air Supply
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(レノン&マッカートニー)
エア・サプライ
※エア・サプライも昔ビリー・シャーウッドが参加していました。
エア・サプライねぇ。彼らもずいぶん聴きましたねー。懐かしい!
まあなんつっても、原曲がポールのすんばらしいあの歌ですから。
何やってもかなわないから、よっぽど自分の解釈に自信のある人が、自分流にアレンジしたもの以外は、
こんなふうにろうろうとめいっぱい歌い上げるのが正解でしょう。
自己流解釈で噛み砕いた中では、ビリー・オーシャンが歌ってたのが素敵でした。

Vo;ラッセル・ヒッチコック Acou G,Bac Vo;グレアム・ラッセル Dr;ジェイ・シェレン
Key,Bass,Elec G;ビリー・シャーウッド


#07 Here Comes The Sun / Richard Page (Mr. Mister) & Steve Morse (Deep Purple)
ヒア・カムズ・ザ・サン(ジョージ・ハリスン)
リチャード・ペイジ(Mr.Mister)&スティーヴ・モース(ディープ・パープル)
※まさかのペイジ&モース!!!サンプルはこちら
うっとり~
こんなふうに優しく歌われたら白旗ですな。
わたしはジョージ・ハリスンがビートルズの中で一番好きです。。。。。

Vo;リチャード・ペイジ G;スティーヴ・モース Dr;ジェイ・シェレン Key,Bass;ビリー・シャーウッド

#08 Day Tripper / David Pack (Ambrosia)
デイ・トリッパー (レノン&マッカートニー)
デイヴィッド・パック(アンブローシア)

※ウィー・キャン・ウォーク・イット・アウトと両A面でしたね。
このサンプルだと元アンブローシアのデイヴィッド・パックの素晴らしさが十分伝わらないのですが、
AORファンにはたまらない、パックの召集。
ありがたやありがたや。

Vo,G;デイヴィッド・パック Dr;アラン・ホワイト Bass;ビリー・シャーウッド

#09 Lucy In The Sky With The Diamonds / Fee Waybill (The Tubes)
ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ
(レノン&マッカートニー)
フィー・ウェイビル(The Tubes)
※フィーはザ・チューブのヴォ-カリストで、わたしがよく聴いたのは例によって、LA御用達アーティスト ルークさんと、そして何でもやっちゃうデイヴィッド・フォスターがらみだったりします。
このカバーを聴いて、フィーは懐が深いというか、、、、どんなジャンルでも歌いこなせる人なんだな、って改めて思いました。

Vo;フィー・ウェイビル Dr;アラン・ホワイト Key,G,Bass,Bac Vo;ビリー・シャーウッド


#10 We Can Work It Out / Alex Ligertwood (Santana) 
ウィー・キャン・ウォーク・イット・アウト
(レノン&マッカートニー)
アレックス・リガートウッド(サンタナ)
※サンタナの初期のヴォーカリストです。
サンタナはあんまり聴きこんでいないのでよくわからないのですが、
(ほんとに有名な曲しかわかならい)
素敵な声にうっとりしちゃいました!

Vo;アレックス・リガートウッド Dr;アラン・ホワイト G,Bass;ビリー・シャーウッド


#11 Something / Mickey Thomas (Starship) & Albert Lee
サムシング(ジョージ・ハリスン)
※アルバート・リーはイギリスのギタリスト。クラプトンのバンドにも参加しました。
ミッキー・トーマスは何を歌ってもミッキー・トーマスでしかありえないですね。
すごすぎる。

Vo;ミッキー・トーマス G;アルバート・リー Dr;ジェイ・シェレン Key,Bass;ビリー・シャーウッド


#12 Tomorrow Never Knows / Dweezil Zappa 
トゥモロウ・ネバー・ノウズ 
(レノン&マッカートニー)
※あのフランク・ザッパの息子さんでスーパーギタリストでもあるドゥウィージル・ザッパ。

Vo,Key,Bass;ビリー・シャーウッド G;ドゥウィージル・ザッパ Dr;ジェイ・シェレン


#13 Strawberry Fields Forever / David Jenkins (Pablo Cruise)
ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー(レノン&マッカートニー)
※パブロ・クルーズのヴォーカリスト、デヴィッド・ジェンキンスによるストロベリー・フィールズ。
(パブロ・クルーズはよく聴いたことないです)

Vo;デイヴィッド・ジェンキンス Dr;ジェイ・シェレン Key,G,Bass;ビリー・シャーウッド

#14 Hey Jude / Steve Lukather (Toto)
ヘイ・ジュード(レノン&マッカートニー)
スティーヴ・ルカサー(Toto)
※あたしゃルーク好きだわよ~。

Vo,Bass;ビリー・シャーウッド G;スティーヴ・ルカサー Key;トニー・ケイ Dr;アラン・ホワイト


#15. Back In The USSR / Molly Hatchet
バック・イン・ザ・USSR(レノン&マッカートニー)
※再びモリー・ハチェット!
今の子ってUSSRってなんのことかわかるのかしら(笑)
やっぱね、彼らはこういうの、似合うんですよね~。


#16. In My Life / Little River Band
イン・マイ・ライフ(レノン&マッカートニー)
リトル・リヴァー・バンド
※彼らの歌は父親のカセットでお世話になってました。
ドライヴのおともに最適なんですよ~。おすすめです。
イン・マイ・ライフ、いかにも彼ららしいサウンドに仕上がってて素敵。


#17. Birthday / Leif Garrett
バースデイ(レノン&マッカートニー)
この曲大好きで誰が歌っても幸せるんるんになれます。

・・・・・・・・って、、、歌ってるのはなんとレイフ・ギャレット!(汗)
(いろんな意味で)すごいなあ。
レイフ・ギャレットって、あのレイフ・ギャレットですよね。。。。別人じゃないよね。。。。
こういうアルバム作りに呼ばれるくらいだから、もう無茶はしないで、音楽や役者稼業がんばってほしいです。


#18. Across The Universe  / Jackson Browne & Robby Krieger (The Doors)
アクロス・ザ・ユニヴァース(レノン&マッカートニー)
ジャクソン・ブラウン & ロバート・クリーガー
※自分でも不思議なのですが、わたしジャクソン・ブラウンにはのめりこまなかったんですよね。
全く。
でも、素敵なシンガーなのはわかってます。
(繊細、、、な部類に入るから敬遠しちゃうのかも。ほら、髭クマ好きだから。)


#19. Helter Skelter / Michael Davis (MC5)
ヘルタースケルター
(レノン&マッカートニー)
マイケル・デイヴィス(MC5)
※ウェイン・クレイマーが中心のバンド、MC5の元&現ベーシスト、デイヴィス。
(このバンドもメンバーチェンジが多いから・・・よくわかんない)
かっけー。ただただ、かっけー!

Vo,Bass;マイケル・デイヴィス G;エリック・ラヴレ Dr;ジョー・ルフォーレ

#20. Tomorrow Never Knows / Tangerine Dream
トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ(レノン&マッカートニー)
タンジェリン・ドリーム /プロデュース;エドガー・フローゼ

※このアルバムでは唯一2曲収録されているトゥモロウ・ネヴァー・ノウズ。
カバーしているタンジェリン・ドリームは西ドイツのプログレ・バンド。
わたしは彼らのオリジナル・アルバムは持っていませんが、1972年の『アルファ・ケンタウリ』(Alpha Centauri)、『ツァイト』(Zeit)、1973年の『アテム』(Atem)1974年の『フェイドラ』(Phaedra)、1975年の『ルビコン』(Rubycon)とか、名前がかっこいいなー、って思ってました・笑
80年代の映画音楽のサントラでの活躍のほうがまだちょっと聴いたことあるかな。



☆アルバムの総合プロデュースはビリー・シャーウッドですが、以下は違います。
#4と#15のモリー・ハチェットのナンバー→ボビー・イングラム
 2012年の彼らのアルバムに収録されているので、もともとこっち用だったのかな?
#17→アダム・ハミルトン
#19→マイケル・デイヴィス、エリック・ラヴレ、ユルゲン・エングラー



このトリビュートアルバムは「アビー・ロード」というタイトルですが、アルバム アビー・ロード全曲のカバーではありません。
「アビー・ロード」から40周年てのを記念して、このタイトルらしいです。


70年代後半から80年代洋楽ファンにはニヤリなメンバーによるトリビュートアルバム。
ビートルズのトリビュートアルバムはものすごくあるから何を今さら、、、
な感じかもしれませんが、ワタクシ的には美味しいメンバーでした。
リチャードの貴重な優しい歌声だけでも「買い」です。(って、全然のーマークだったくせに・笑)
まあたぶん、ほんとにほんとにビートルズが好きな人からみたら、星の数ほどあるビートルズカバーのうちのひとつに過ぎないと思いますけども。。。

ありがとう!ゆうとぴ子さま!大事にしているよん。


前回とりあげたジャーニーのトリビュートアルバムを聴くと、やっぱりジャーニーのオリジナルを聴きたくてたまらなくなるのですが、
こっちのアルバムだとね、ビートルズのオリジナルよりも、やはりカバーしているアーティストの個々の作品を聴きたくなってしまうマジック!
っていうか、参加アーティストがなじみ深い人たちだからなんだろうなあ。




Richard Page & Steve Morse Here Comes The Sun




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