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オシロスコープのノイズ


最近、オシロスコープに関して、メーカーの人に
質問する機会があり、前から気になっていた。
オシロスコープに走るノイズがAC電源や車載用のDC-AC
コンバーターである事を改めて、確認しました。

初期の頃、犯人の犯行波の影響がICレコーダーに録音される
という他の方の意見を耳にして、オシロスコープに入る
ノイズももしかしたら、犯人の送信波の影響ではないかと思い、
何かの証拠にと期待していたのですが、このノイズ自体は、
電源からオシロスコープに入っているものだと説明を
受け納得。

もともと、電源ノイズは意識していたの
ですが、自身の考えだけでは、釈然とせず、そのままに
してあった疑問が一つ解けました。


手元にあった
ポケットオシロに
ロッドアンテナを付けて、自宅のAC電源や車載用DC-AC
コンバーターを確認した際も、同じ波形が確認出来ているので、
電源からのものだと思います。


説明では、
「 電源から入ったノイズが、プローブ・ロッドアンテナで
受信した電源からの電磁波と共振して表示されているのでしょう。」

というものでした。

( ロッドアンテナを外すとオシロスコープのノイズが減少します )



これから、オシロスコープには、CAL端子の下にあるアース部分
などからの簡易のアースでは無く、確りとした電源部分のアースが
必要な事と、車のシガーソケットからは、アースが取れていない
可能性がある事に注意しなければいけない事を知りました。

( アンテナの装着によって測定され、ポケットオシロからも
 AC電源や車載用のDC-ACコンバーターから、電源の放射電磁波を
 捉えているので、空間から測定している事には違いないような
 気がするのですが、電源からの放射電磁波と共振して増幅され
 ている結果を考えるとノイズとして判断する方が正しそうです )







( ポケットオシロでは、車載用DC-ACコンバーターを
 取り付けていなければ、走行中でも測定されませんでした )





( 私的見解 )


( 230916 )



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