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第四十回 大阪被害者の集い の御知らせ





第四十回 大阪被害者の集い の御知らせ




2月24日(日)、

第四十回 大阪被害者の集い

があります。


詳細は下記を御覧下さい。

URL : http://www.geocities.jp/techhanzainetinfo/teireikai/02oosaka.html

より、

大阪被害者による集いを下記の通り開催致します。
被害者の皆様には是非とも出席いただきたく、ご案内申し上げます。

             記

第40回 大阪被害者による集い

日 時: 2月24日(日) 午後1時~5時

場 所: 大阪市立 福島区民センター 302会議室

住 所: 大阪市福島区吉野3-17-23

会 費: 500円 (付き添いの方は無料)

交 通:
◇地下鉄千日前線「野田阪神駅」7番出口徒歩4分
◇地下鉄千日前線「玉川駅」4番出口徒歩5分
◇阪神電鉄本線「野田駅」徒歩5分
◇JR環状線「野田駅」徒歩5分
◇JR東西線「海老江駅」1号出口徒歩6分

地 図
◇http://goo.gl/maps/z1U03 (Googleマップ)
◇http://yahoo.jp/PRGbzS (YAHOO!ロコ)
◇http://osakacommunity.jp/fukusima/index.html (大阪市コミュニティ協会)
◇http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000016603.html (大阪市)
◇http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/eigyou/top01/eki_guide.html (大阪市交通局)
◇http://rail.hanshin.co.jp/station/ (阪神電鉄)
◇http://www.jr-odekake.net/railroad/ (JR西日本)
◇http://www2.wagamachi-guide.com/osakacity/index.asp?dtp=1 (マップナビおおさか)

注 意:
◇被害者の集いに出席するには、会員証の提示が必要です。
◇初めて参加される方は、 HP上にあるアンケートを提出していただくことを条件とします。
 条件を満たしていない方の参加はお断り致します。
◇会場より、当会の場合電話での問い合わせが多いという苦情がありました。
 地図で場所を確認の上、お越しください。


特定非営利活動法人 テクノロジー犯罪被害ネットワーク
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-9-6 東西館ビル本館21号室
電話:03-5212-4611 E-mail:techhanzainetinfo@ybb.ne.jp





※ 家庭の都合から御参加させていただけていない非会員の私は、
  参加させていただきませんが、時間の都合が付きましたら、
  会場には足を運ばせていただきたいと思っています。

  もし、会場で、御会いさせていただくことがありましたら、
  皆様、どうか宜しく御願い致します。

  『 今の現状 』 を是非、直接、御聞きしておきたいので、
  いろいろと情報など御教えいただければ幸いです。


  sibahara




話し続ける犯人、その犯人の事、言う事に
日々、苛立ち、思うまま、言い返し続けていますが

( この行為の為、一日中、疲弊しています。)

そんな中、気になる事を箇条書きしておきます。


・ 犯行は、複数犯でも話している人物と
  電磁波を送信している人物は同一だと
  考えていたが、どうも違う。
  ( 私としてはありえない状況で、理解し難いですが… )

・ 話をしている人物は、私と同じ様な状況にある。
  ( 話をしている間、私と同じ様な被害を受けている )

・ 話をする人物に女性が含まれている。
 ( 他人の声を真似するので何ともいえませんが… )

・ その話している人物に、警察等に相談に
  行く様に言っても行かない。
 ( 何か理由があるのか… )

・ この犯行に対して、話をしている人物は
 抵抗を諦め受け入れてしまっている。

・ 犯人同士なのか、犯人と被害者とのやり取りなのか
 揉め事を聞かされる事も多くなってきた
 どうしようもなくなったら、身元を言えば
 NPOに連絡をしておく旨を伝えてあるが、
 犯人への恐怖なのか、何も言わない。

 警察へも嘘の無い確かな情報なら
 伝えるが、現状は、NPOに伝え
 ブログに書き残しておく。 


以上、 全て犯人の送信波から感じる
私的な感想と見解です。

悪しからず。





Compact



sc  &  






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映像送信の可能性 (仮)




映像送信の可能性 (仮)


音声送信だけでも考えると
犯人の被害を増長させるので、
映像まで手を伸ばす事は止めておこうと考えていたのですが、

( 頭の痛さが倍増します )

映像被害の事を他の方に聞かれる機会も多く、
現状、一定の考えに至ったので、
その範囲の内容をMemoしておきます。

アイディア的なものを書いただけなのですが、
宜しければ御覧下さい。


因みに、
私の受けている被害で、
目で見えるような映像は、見えない、送られてこないのですが、
目を閉じた時に頭に描く・浮かぶようなイメージや
就寝時に見る夢のようなイメージや映像は
確実に送られてきます。

自身が頭で描く、想像するイメージや映像と重なる為、
確実かどうかは自信が持ち難いのですが、

『 音響的な効果 』 での、イメージや映像が送信され来ているのだなと
は判断しています。


根拠 : 概ね体感的なものからの判断なのですが、
    他に映像を人体に送信し、受信させる為に
    必要だと考えられる送信波の複雑さも根拠の
    一つです。


他 : 複数の複雑な信号の必要性が考えられる映像送信
   ですが、蝸牛の様に周波数事に分解・受信する
   事が出来れば、その信号、振動を頭部の表面から
   検出・受信し、送受信出来る様になる事が考えられます。

   ( 頭部の共振作用などを応用 )











■ ① 膨張と収縮を表面で行い、その振動を前後に伝えるもの

■ 送信波、反射波の重なりで起こる一瞬の定在波が 人の 視覚・映像
 ( 五感などの 感覚・記憶・思考 など 全て  :  覚醒 と 睡眠 なども )


Wikipedia定常波 」 より  Harmonic Standing Wave

 ( 維持され続ける 信号 と データ : エングラム )



聴覚の場合 :




参考 :

心臓 ⇔ 血管 ・ 脳 ⇔ 神経
  ( ポンプ)      ( 回路 )

それぞれが血流、信号を行き来させる経路の
『 末端 ・ 終端 』
脳の場合、各信号 ・ 振動 が集まる場所



余談 :

蝸牛を外界からの音波の再生機としての機能以外に
自身の言語に基づいた思考・記憶・深層心理の再生機と
した場合、蝸牛神経から大脳皮質にいたる脳内神経などは
メモリー、記憶装置と見ることが出来る。

その際、他の動物などが日常などで人の言語などを
聞いていもそれを記憶・学習が出来ない ( 明確に判断出来ない )
のは、再生機とメモリーの違いによって言語が維持出来ない、
再生されないからだと考えられる。

蝸牛・神経の形状などによって共振する波長などが
人と違い言語としての信号・記憶が維持出来ない
定在波が発生しないか、微弱な為、思考・記憶・
深層心理に留まらない。

結果、言語の習得が出来ず、精神・自我などが芽生えない。


逆に言えば、他の動物の聴覚器官に定在波として
維持される言語を与えれば、動物にも精神や自我が生まれ
その言語に論理性があれば、意思を持った行動を取るようになる。




※ 全て私的な見解・仮説 です。




※ 後程、見直します。 悪しからず。


130214




G tr & Nk





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音声 ( 母音 ・ 子音 )





音声 ( 母音 ・ 子音 )



音声工学


板橋 秀一 編著

赤羽 誠 ・石川 泰 ・大河内 正明 ・粕谷 英樹
桑原 尚夫 ・田中 和世 ・ 新田 恒雄 ・矢頭 隆
渡辺 隆夫 共著


出版社: 森北出版

URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/592





2.3.1 音声波

p18 より


図 2.6 単母音の波形









2.3.2 音声の振幅

P20 ~ 36 より


普通の大きさで発音したときの会話音声の話者のレベル(βt)は、発声者や発声環境、言語によって異なる。一般に男性では女性より約4.5dB大きく、また日本語より米語の方が大きい、βtの平均は60dB前後である。できるだけ強く発声した場合、βtは約86dBとなり、できるだけ弱く発声すると約46dBとなるが、ささやき声ではさらに低下する。最も弱い声から最強の音声までのレベルの範囲は60dBに達する[A14]。

 音声振幅の瞬時レベル分布は日本語について図2.7のようになる。曲線の二つの山は母音と子音のレベルに対応すると考えることができよう。



図 2.7 会話音声 ( 文章 ) 瞬時レベル確率分布
(5人の女性の平均.三浦,川越による.) [A14]






 図2.7を累積することにより、累積レベル分布が得られる(図2.8)。累積頻度が1%の振幅レベル分布と長時間実行値の差はピーク係数と呼ばれ、12dB前後となっている。これは波形の鋭さを反映する。累積曲線を直線近似し、上下に延長して確率が0および1となるレベルの範囲はダイナミックレンジと呼ばれ、日本語・米語ともに50dB前後となっている。日本語と米語の違いの理由としては母音と子音の出現頻度の違い等が考えられる [A14]。



図2.8 音声レベルの累積分布 [A14]






 確率1%以下のものをピークとし1~99%の範囲をダイナミックレンジと考えるとピークファクタは日米いずれもほぼ12dB前後、ダイナミックレンジは45~55dBとなる。長時間実効値を基準とした標準偏差は3.8dBとなる。




2.3.3 音声の長時間スペクトル [A14]

 音声の周波数スペクトルは一般には時間とともに変化しているが、十分長い時間をかけて観測すれば長時間統計スペクトルを得ることができる。10分間以上の連続音声の分析結果から次のことが分かっている。


1) 個人による有意差はない。
2) 160 Hz 以上の帯域では性別による違いはない。
3) 音声サンプルによる違いはない。
4) 唇からマイクロホンまでの距離による差 (3 cmと35 cm) は
  160 Hz 以上ではそれ程大きくない。
5) 言語によって本質的に大きな差があるとはいえない。


 図2.9は図2.6に対応する周波数スペクトルである。母音のスペクトルは一般に右下がりとなること(子音では逆に右上がりとなる)が見られる。



図2.9 単母音のスペクトル






 音声スペクトルを長時間にわたって平均したものを図2.10に示す。音声中では、母音の振幅が大きくかつ持続時間が長く、また出現頻度も高いので、長時間スペクトルには母音スペクトルの傾向が反映され、800Hz以下ではほぼ平坦でそれ以上では右下がりとなっている ( f > 800 Hz で -10 dB/oct )。 160 Hz 以上では男女差は考えなくてもよい [A14]。


図2.10 会話音声スペクトル







2.3.4 母音の性質

 図2.6に示した単母音の波形に対応した単母音のスペクトルを図2.9に示した。音声スペクトルには音韻によって特徴的な山谷が見られる。音声のスペクトルの山の部分をホルマントといい、その代表周波数 (ピークの周波数)をホルマント周波数という。山の高さがピークよりも3dB下がったところの周波数の範囲をホルマント帯域幅という。より厳密には後の章で述べるように、ホルマントは声道の共振周波数として定義される。

 スペクトルの谷は反共振によって生じ、アンチホルマントと呼ばれる。音韻は主にホルマント、アンチホルマントの周波数で規定され、中でも母音は低い方の2~3個のホルマント周波数で特徴づけられる。ホルマント周波数を音声から取り出す方法にはいくつかの方法が考えられているが、その中の主な自動抽出法については4.8節で述べる。一方、完全に自動的ではないが、音声のスペクトログラム(ソナグラム)から、人間が視察によってホルマント周波数を読みとるスペクトルリーディングという方法もある。この方法は、ある程度の訓練を積めば、人間の能力を利用しているため極端な誤りをおかすことが少なく、研究用として利用されている。 



図 2.11 日本語単母音のホルマント周波数 [5]






 ホルマント周波数は音韻によって異なることはもちろんであるが、年齢・性別によっても変化する。7歳から成人までの男女について、ソナグラムの読みから測定した日本語単母音のホルマント周波数を図2.11に示す [5]。全体的な傾向としては、子供、女性、男性の順にホルマント周波数が低くなり、また年齢の上昇につれて低くなっている。図2.11においては大きく三つのグループ /a,o/ , /e,u/ , /i/ に分けることができる。成人男性の /a/ は子供の /o/ と重なっており、/e/ と /u/ についても同様のことがいえる。したがって、成人、子供の区別が分かっていれば、第1、第2ホルマント(F1,F2)だけからでも母音を区別することができる。年齢・性別にかかわらず母音を区別するためには、さらにもう一つパラメータとして第3ホルマントあるいは基本周波数を加える必要がある。


図2.12 連続音声の F1-F2 空間上での母音の領域、発声の速さはゆっくり(S)と早めに(F)である。単独母音(×印)から領域の重心まで引いた線を矢で示す [6]。





 連続音声中の母音になると、前後の音韻の影響を受けて単独母音とは異なったホルマントの値をとり、一人の話者であっても大幅に変化する。男性アナウンサーによる天気予報文の音声資料 (約1分間)についての結果を図2.12に示す[6]。これによると、一人の話者が連続音声を発声したときの母音のホルマントは、多数の話者による単母音の場合と同様に、かなり広い領域にわたって分布していることが分かる。また、その状況は発声速度によって異なり、母音によっても領域の広がり方が異なっている。図2.12で /i/ の領域が小さく、/a,o/ の領域が大きいのは前後の影響(調音結合)の受け方の違いによるものと考えられ、/i/ は /a,o/ に比べると調音結合による変動が小さいことを示している。


 連続音声中の母音の定常部分(第2ホルマントが定常的な部分、ただし定常部分がないときは中心部分)のホルマント周波数だけを取りだしてみると、ゆっくり発声した場合は、F1-F2 平面上で母音領域は完全に分離している。早く発声した場合は /i/ と /e/、/o/ と /a、/u/ と /o/ の間で重なる部分がある。これらは第3ホルマントを考慮しても
分離できない。しかし、ゆっくり発声した場合は、連続音声中の母音の定常部分を取り出すと、F1 と F2 だけを用いて母音の識別が (一人の話者については) 可能である。

 母音全体を含めた第1~第3ホルマント周波数の出現確率をみると、F2 の出現確率には資料中の母音の出現頻度の偏りによる効果が現れて、/a/ に相当する部分 (1300 Hz 付近)に顕著な山がある。F3 の方はそのようなことはなく、ほぼ正規分布近似できる。ゆっくり発声したときは、音韻による影響がある程度見られるが、早く発声するとその効果は少なくなっている。これは発声速度が早くなるにつれて調音が目標値まで到達しなくなり、中性化するためである。

 一方ホルマント帯域幅は、周波数に比べると測定が難しく、それ程多くの測定の報告はない。一般に、ホルマント周波数が 2 kHz を超えると、周波数とともに帯域幅が急に広くなって行く傾向が見られる [7]。







2.3.5

子音の性質


 子音は、母音のような定常的な性質をもたないものが多く、声道の途中に強い狭め(閉鎖)があって、音源がこの狭め付近で生成され、その音源の特性も様々である。また、鼻音のように声道に分岐管ができる場合がある。以上のような点で音響理論的扱いが難しく、スペクトルの特徴も解析的な形では明確に記述できない場合が多い、子音の音響的特性は、音源の形態や声道の分岐、声道の閉鎖(狭め)の強さなどに相当する調音様式と、声道の狭めの位置にあたる調音点とによって大きく分類される。ここでは、日本語の主のな子音について、それらの識別という観点に重点をおいて、音響分析的特徴を明らかにする。


(1) 半母音

 半母音にはヤ行音 /j/ とワ行音 /w/ がある。調音位置での声道の狭めが母音よりやや強いが、音響理論的には母音と同様に扱える。ただし、その特徴の記述は時間軸を含めて考える必要がある。/j/ と /w/ は、調音の構えとしては母音の /i/ と/u/ に類似しているが、典型的な発声の場合には調音位置での挟めが強い結果、/j/ ではF1とF2の間が幾分広くなり、F2が弱くなる傾向がある。/w/ では、F2 が/u/ではよりやや低くなる。しかし、通常の発話中の特性は前後の音韻に影響される。
例えば、/aja/ と発声したときの /j/ に相当する区間のF1、F2の特性は/i/より/e/のそれに近い、半母音としての特徴は、調音に基づく直観からは、F1、F2の時間変化パターン、特に両者の位相関係にあると考えられるが、定量的な結果を示して検証した例は少ない [8]。 なお、過渡的な部分とは別に、半母音に相当する区間長あるいは語続母音の定常的な区間が短い場合に半母音と知覚される傾向もある。



(2) 破裂音

 破裂音には、無声破裂音 /p,t,k/ と有声破裂音 /b,d,g/ がる。前者について音響現象を時間軸に沿って観察すると、先行母音からの過渡部、無音部(閉鎖部)、破裂部、気音部、母音への過渡部(有声音区間)と続く。これに対して有声破裂音は破裂の時点で声帯が振動している音であり、典型的には先行母音からの過渡部、声帯のバズ音(閉鎖部)、次に破裂部、母音への過渡部が現れる。無声破裂音/ka/と有声破裂音 /de/ の波形を図2.13 に示す。無声破裂音と有声破裂音の差異は、基本的には破裂の瞬間から声帯が振動を始めるまでの時間 voice onset time(VOT) にあり、欧米語では、VOTが20ミリ秒付近を境にして、これより長い場合が無声破裂、短い場合が有声破裂とされる。しかし、日本語の通常の発声では必ずしもこの数値は当てはまらず、VOTが10ミリ秒前後の(気音部が認められない)無声破裂音も /p/ などに多い。



図2.13 無声破裂音と有声破裂音を含む単音節音声の波形





図2.14 後続母音が /a/ のときの無声破裂音の破裂部のスペクトル






 破裂音郡内での互いの区別は、調音点の差異に起因するパワースペクトルパターンの特性に依存する。ただし、これらは前後の音韻環境に影響を受ける。声道の共振モードを考慮すると調音点の違いが後続母音への渡りの部分にも現れると考えられるが、音響分析によれば無声破裂音では特徴の主要な差異は破裂部分にある。 図2.14 にこの破裂部分のパワースペクトルのサンプル例を示す。無声破裂音のスペクトル概形の特徴をまとめると次のようになる [9][10]。




/k/ のスペクトルの特徴は、スペクトルが集約的であると、すなわち、後続する母音のF2に接続する付近の帯域に強いスペクトルのピークが現れる。


/t/ のスペクトルは拡散的であり、特に強いピークはもたない。


/p/ は/t/、/k/ に比べ相対的に低い帯域の成分が強い。

 また、無声音区間長について観ると、/p/、/t/が/k/に比較して概ね短い、無音破裂音を精度良く類別するには、後述する有声破裂音の場合のように前後の母音に依存して特徴を記述する必要がある。

 有声破裂音 /b,d,g/ の特性は、それらの調音点が /p,t,k/ の場合に類似しているので類別的特徴も似ている。しかし、自動的に類別するのは無声破裂音の場合より幾分困難になる。有声破裂音は、F2,F3の後続母音への遷移パターンに差異があるとされるが、前後の音韻環境を考慮する必要がある。図2.15に後続母音が /a/ の場合のスペクトログラムのサンプル例を示す。後続母音別に、その特徴を述べると次のようにある [11]。


図2.15 有声破裂音を含む単音節 /ba/,/da/,/ga/ のスペクトル







後続母音が /i/ の場合。 /g/ の破裂部分からのF2の軌跡(F2ローカルと呼ぶ)は、/i/のF2よりも高く、定常的な部分が数十ミリ秒ある。これに対して/b/のF2は低い方から始まり、急な変化をする。/d/は特性的には両者の中間であるが、日本語共通語では口蓋化して[dzi] (破察音「ジ」)となる。


後続母音が/e/の場合。/g/に関しては/i/の場合と同様、ただし、F2がやや低い、/b/ではF2ローカスは/e/のF2よりやや低い方から始まるが、変化量は少ない。/d/は、/b/に比べローカスが幾分高いが、ほぼ同じ傾向で、両者の差異は小さい。


後続母音が /a/ の場合、/g/ と/d/ は、共にF2ローカスが /a/ のF2より高いが、/d/の方がより高いところから始まり/a/の定常部に向かって下がる。/b/は相対的にF2が低い。


後続母音が /o/ の場合。/g/ と /b/ の F2 ローカスは、共に、/o/ のF2とほぼ同位置であるが、/g/ のF2の方がやや強い。/d/ のF2 ローカスは高く、/o/ の定常部に向かって下る。


後続母音が /u/ の場合。/g/ と /b/ のF2については、/o/ の場合と同様である。ただし、全体にやや高い。/d/ の F2 については、/o/ の場合と同様である。ただし、全体にやや高い。/d/ の F2 ローカスは相対的に高いところが下がるが、日本語共通語の発声では [dzu] ないし [zu] の音になる。


 なお、上記のいずれの場合にも、F1は低い周波数から母音に向かって上がる。また、/g/ のF2は後続母音のF2、F3に分かれる傾向が見られ、これは調音と声道の共振モードに関する考察からも推測されるが、音響的には必ずしも明確には観測できない。


(3) 鼻子音

 鼻子音には、マ行音/m/、ナ行音/n/および鼻濁音/ŋ/がある。他に「ん」に相当する撥音/N/がある。鼻子音の音響現象は、まず、先行母音からの入り渡り、ほぼ定常的な鼻音部(nasal murmur)、母音への出渡りと続く。ただし、鼻音化の現象(口蓋帆が開いている状態)自体は、鼻子音の区間のみに限定的に生起するものではなく後続する母音などの区間に持続することが多い。鼻音部のパワースペクトルは、図2.16に示すように、口腔から鼻腔への分岐に起因する反共振により零点ができる [12]。 この周波数位置は口蓋帆から口腔の調音点までの長さに関係するため、この長さが短い n/ の方が /m より/高くなる。成人男性の声では、/m/では概ね0.8kHz以下、/n/ ではそれより高い位置にある。

 音響的特徴に基づいて鼻子音群を識別するのは、一般に、かなり困難である。上述したスペクトルの零点を自動的に抽出するのは難しく、通常はスペクトル包絡の概形やホルマント周波数を用いる。合成音を用いた知覚実験の結果などからは、/m/、/n/などの違いは、主に母音への渡り部にあるが、鼻音部にあると考えられる場合もある。/m,n,ŋ/ について、渡り部の第1、2ホルマントの動きは、(2)で述べた有音破裂音 /b,d,g/ の場合にほぼ対応している。

 /N/ は、他の鼻子音に比べ、前後の音韻の影響を受け易く、典型的には後続子音の調音点に依存する。例えば、後続子音が/p/,/b/のときは/m/に近く、/t/,/d/のときは/n/に近い音になる。また、終端では先行母音の特性に
鼻音化が重畳されているように見える場合もある。なお、鼻音化母音の特徴は、反共振の影響によって見かけ上、本来の母音ホルマントに加えて新たにピークが生じたように見える特性を示す。



(4) 摩擦音

 摩擦音には、無声摩擦音であるサ行音/s/とハ行音/h/、有声摩擦音のザ行音/z/がある。音響現象的には、調音点に音源があり、定常的で比較的安定している。サ行音の音素/s/には、[s]と後続母音が/i/の場合の[∫]がある。後者は日本語の音素表記として2音で表す/sj/(シャ行音)とほぼ同じで、/sj/は、音声的には2連音といいうよりは単音[∫]と見てよい。[s]や[∫]のパワースペクトルは、概ね、調音点より唇側の共振特性によって表される。その例を図2.17に示す。この図から分かるように、3kHz以上の高域にパワー成分の現れる周波数が唇から調音点までの長さに概ね反比例するので、両者の差異がこの周波数位置の違い現れ、[s] の方がこの位置が相対的に高い [13]。

 ハ行音の子音/h/は、後続母音が/u/の場合を除くと、後続母音の声道の狭め付近に摩擦音源ができる。このため、後続母音が /a,o/ のときはこれらの母音のF1,F2の中間付近、/i,e/ の場合は同じくF2,F3 の中間付近にスペクトルのピークができる。 /hu/ は、「フ」に対応する音素表記であるが、音響的には「ファ」などに対応する表記 /fa/ の /f/ に近く、発声の個人差などによる特性の変動も大きい。

 有声摩擦音は、通常、バズ音が先行し、これに摩擦性の音が重畳し、後続母音へと移行する。/s/ と同様に後続母音が /i/ の場合、口蓋化して「ジ」「dzi」になる。「ジ」は、単独で発声されるときは概略、有声破擦音のカテゴリーに入るが、語中などでは前後の環境に依存する。一般に、/z/では声帯音源も重畳されるので、/s/と同様な高い周波数成分に加えて、500Hzより低い帯域にパワー成分が現れる。


図2.17 無声摩擦音 [s] と [∫] のスペクトル







(5) ラ行音

日本語のラ行音 /r/ は、音素としての生起頻度は /k/ などと共に高いが、その音響的特性の研究は比較的少ない。音声学的には、弾き音(flapped)、側面音(lateral)、ふるえ音(trill)などに分類される。音韻環境や人によって特性が大きく変わり、連続音声中では音響的変化が小さく検出が難しい場合もある。調音点の類似から音響的特性が /n/,/d/ と近く、それらとの類別はかなり困難である。 定性的には、舌先が口蓋に接する閉鎖時間が短く、この閉鎖区間への入り渡り、出渡りのホルマントパターン、パワーディップに特徴を見いだすことができる [14]。





2.3.6 音声の基本周波数

 音声の基本周波数は常に変動している。会話音声について発声者ごとにその統計的性質を調べてみると、女声では男声に比べて、その平均値・標準偏差が約2倍になっている。一方、多数の発声者による基本周波数の分布を見ると図2.18に示すように、対数周波数軸上でほぼ正規分布をなしている [A21]。基本周波数の平均値および標準偏差は男声の場合125Hzと20.5Hzとなっており、女声ではそれぞれ男声の約2倍となっている。

 基本周波数の時間的変動パターンはほぼ、「へ」の字型をなしている。その時間的変化は比較的ゆっくりしていて、その変動周波数は10Hz以下程度である。

 母音等の有声音は周期的な波形をもち、その繰り返し周波数(基本周波数)が通常、音声の高さ(ピッチ)に対応する。これをF0で表すことが多い。

 音声中の基本周波数の変化の例を図2.19に示す。F0はアクセント、イントネーション、強調などによって影響を受けるが、おおまかには「へ」の字型のパターンを示す。

 年齢・性別による変化は図2.20に示す通りである [5]。男性のF0が変声期以後、それ以前に比べて約半分の高さに下降しているのが分かる。平均基本周波数を知ることにより、男性と女性のおおまかな区別をすることができる。

 一方、長時間の平均値、標準偏差とも、女声では男声(平均125Hz,σ=20.5Hz)の約2倍になっている。



図 2.18 発声音による基本周波数の分布 [A17]





図 2.19 音声中の基本周波数の変化例 [16]





図 2.20 話者の年齢と基本周波数 (F0) の関係 [5]





図 2.21 連続音声中の各種区分の持続時間の発声速度による変化 (文献 [15] の表を図にしたもの)








2.3.7


音声の時間長


 連続して発声した音声には、音声を発声していない休止(無音)区間がかなりの割合で存在する。天気予報文を男性アナウンサーが発声速度を変えて読んだ場合の各種区分の時間長の変化の概要は図2.21の通りである [15]。

 図2.21によると、休止区間の長さの全体に対する割合はアナウンス文では約30%となっている。音声区間の中では母音区間と子音区間とがその約1/2づつを占めており、また有声区間が2/3、無声区間が約1/3となっている。発声速度を変えた場合、音声区間はあまり伸縮させず、主に休止区間を伸縮させることによって全体の時間を調節していると見ることができる。音声区間、母音区間、有声区間では、伸張率 > 短縮率 であり、休止区間、子音区間、無声区間では 伸張率 < 短縮率 となっている。

 各音素の時間長はその前後環境によって変動する。母音では平均75ms(最短25ms、最長145ms)である。子音はその種類によってかなり差があるが、10~140 ms の範囲を変動する。子音と母音の組合せからなる日本語の音節の持続時間は75~200 ms の範囲を変動し、その平均は約130 ms となっている。発声速度を変化させた場合の時間長の伸縮は、子音よりも母音の方が大きくなっている。

 アクセントがあると、一般に母音はアクセントがない場合よりも長くなる。
 アクセントの有無により、母音の長さは全体の平均に対して10%伸縮する。







・ ・ L +


130211






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アンテナの中心軸の位相差による通信 ( 定在波の振動を皮膚表面で変換し、伝達する糸電話 ) 仮




アンテナの中心軸の位相差による通信 (仮)

( 定在波の振動を皮膚表面で変換し、伝達する糸電話 )


( 若しくは、波打つアンテナの表層、表面の基準軸の位相差による通信 )









Wikipedia定常波 」 より



















  



参考 :


振幅変調 ( AM変調 ) 搬送波の強弱で伝達




周波数変調 ( FM変調 ) 搬送波の周波数の変化で伝達






※ 信号波 ( 変調 ・ 復調 ) を必要としない 通信
※ 神経で知覚される程度の電磁波
※ 糸、若しくは、棒 ・・・


( 私的見解 ・ 仮説 )




:

犯人からの送信波の幅 と ノイズ
( 自宅室内 ・ 箕面 明治の森 E1 ・ C2 - C1 ・ ファミリーマート 豊能町 余野店 )


内の

・ 中心軸の位相差 (※)
・ 60kHz ( 変化が見られる周波数 ・ 犯人の送信波の可能性が高い )
・ MHz

などの測定結果が

犯人の皮膚表面の位相差で有り、
受信アンテナの位相差 ( 表面、もしくは中心 )で

尚且つ、

犯人を逮捕した際、その押収した
犯行機器、送信アンテナでも
この位相差を確認する事が出来れば、
実質、 仮説 が立証されている事になると思います。

( 私的見解 )






イラスト・図解

光ファイバ通信のしくみがわかる本

-原理から最新技術まで、よくわかる 光ファイバ入門


山下 真司 (著)

出版社: 技術評論社 (2002/03)

URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/686



1.3 光ファイバ通信の歴史 起源は「のろし」

より




ベルの光電話は、糸や棒のような位相差ではなく、
鏡面に角度を付け、太陽の反射光自体に
上下の位相差を付けている。

( 私的見解 )






※ この記事は、書きかけです




表面 or 軸 通信


130202






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熱ストレス と 電流刺激による神経、筋の興奮





熱ストレス と 電流刺激による神経、筋の興奮



総務省
電波利用ホームページ
HOME > 電波利用に関する制度 > 電波環境の保護 > 電波の生体への影響 >


電波防護のための基準(電波防護指針)の策定


電気通信技術審議会答申 諮問第38号「電波利用における人体の防護指針」(平成2年6月)

URL : http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/material/dwn/guide38.pdf

より



図8 電界強度指針値及び考慮した生体作用の閾値(条件G)




図9 磁界強度指針値及び考慮した生体作用の閾値(条件G)






上記グラフより

低周波 ( VLF・LF・MF ) 領域に
顕著なのですが、

熱ストレスより
誘導電流の知覚、電流刺激による神経、筋の興奮の方が
低い電界強度で起きている事が分かります。


指向性のある犯人の送信波でも
照射されている範囲と照射されていない範囲で起こる
身体の変化で同様の感覚を得る事が出来、

他にも
ある一定の知覚の強さや痛みになるまでに、
熱で暖めるまでのような時間的間隔なども起こるので

( 血管や神経が皮膚より先に、刺激され、浮き上がるような状況、知覚状態 )

グラフの特性に被害や状況が合致している様に感じられます。



犯人は、熱などで判別出来ない、され難い
この様な現象などを利用して
今まで、平然と半公然化された
日常 ( 社会 ) の中
この様な犯行を行っていたのでしょう。


防護指針の範囲内でも
指先の接触時による知覚や
足首の温度上昇 ( 6分で0.3℃ )
などが発生している事などからも
この事が読み取れます。



( 私的見解・仮説 )





下記の記事の様に熱変化が現れる程の被害を受けている事がありますが、
この様な現象が現れるのは、車等、一定の姿勢で、数時間いた場合です。

日中に運転中、窓から日差しが差し込み、日焼けをする様な現象と同じだと
考えています。

ただ、照射されている面全体ではなく、ある一部分に変化が現れるのは
上記の記事の内容と同様、送信波と血管・神経等による共振作用による
ものだと思います。

( 私的見解・仮説 )


赤外線サーモグラフィ ( 頭部 )

より


( 写真はの深夜撮影のもので、撮影日等はバラバラです。 )





Memo : 


     犯人の状況

     小細工をしていも、犯人に筒抜けな為、
     何も隠さずに人に話したり、ブログ等に
     出したりをしているのですが
     犯人もそろそろ自身の身の周りで何か感じるのでしょうか。

     追い詰められてきた感があるので、気になります。    

     アッサリ捕まってしまいたい様な感じも感じさせますが、
     やはり、犯行が立証され無いと大丈夫ではないかという
     思いがあるのでしょうか・・・

     相変わらず、日々私に付きまとい苦しめ続けています・・・

    


※ 自身でも明らかに文章に問題がある様に感じますが、
   情報なので、諦めて掲載させていただきました。

   悪しからず。


※ 他の方に良く質問されるのですが、

   もし、苦しい方がいらっしゃたら、無理をせず
   下記の方法などをお試し下さい。

   ・ 水が入ったペットボトルを痛みが走る患部に当てる。

   ・ 床に伏せ、患部を付け休む。

   ・ 余裕があれば、避暑地などに行き、相手との距離を十分空け
    環境を変えて、犯人の送信してくる送信波が
    少しでも和らぐ様に工夫をする。
    身体への負担が軽減すると思います。

  ( これは、体感なのですが、やはり、森林などに行けば、犯人の送信
   してくる送信波にも影響が出てくるので、効果的です。森林などは、
    眠気を誘う様な感覚になるので注意が必要ですが、犯人の気分にも
    影響を与えるので私もよく行き、少しでも体調を維持しようと
    努力しています。)



fl





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