goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然なるままに

過去から未来へ

社会に出るとY教授の言う通り・・・。②

2021-11-30 08:15:00 | Weblog
入社すると新聞棚には、日本経済新聞や業界紙などの
日刊紙が5、6部あり、ジャパンタイムスも置かれて
いました。

1年目の終わりころには、アラスカにある米軍基地の
改修工事現場への配属の話が出て、マイナス数十度と
いう記録的な寒波のため、死者も出ているところには
行きたくないと思っていたら、英語も仕事もまともに
できない社員を行かせても役に立たないと思われたの
か、立ち消えになりました。

2年目になると、オーストラリアの開発案件への派遣
の話がありましたが、これも1年目と同様の理由によ
るのか立ち消えになりました。

3年目の終わり頃になると英語と直接関係のないアフ
リカ勤務が決まり、スワヒリ語を母語とする国に1年
間赴任し、その後アラビア語を母語とするイスラム圏
の国へ2年、そして1年目に赴任した国に再度赴任し
発展途上国に対する日本の無償援助工事に携わりまし
た。

学生時代ゼミの指導教官だったY教授が、英語以外に
もう1つ語学が出来なければならないと言われました
が、まさにその通りでした。

学生時代に、第二語学の授業で少し勉強したドイツ語
であればまだしも、スワヒリ語、アラビア語まで話せ
なければならないとは思ってもみませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社会に出るとY教授の言う通り・・・。①

2021-11-29 09:00:00 | Weblog
所属していた大学のゼミで、指導教官のY教授が学生に
言っていたことに、これからの社会では、英語以外にも
語学が出来なけばならないと言われ、英検1級と簿記の
1級は持っていて当たり前とも言われました。

そのため日経新聞以外に、ジャパンタイムスも購読する
ようにしましたが、ジャパンタイムスは難しく、また購
読料も高いこともあって、半年ほどで辞めてしまいまし
た。

結局英検も簿記も2級しか取得できませんでした。

就職活動では、建設会社にも関わらず、最終面接前に外
国人による1対1の英語での面接試験があり、その後の
最終面接に合格したものの、グローバル展開の為、入社
1年目から海外の工事現場に配属されるということがわ
かり、内定を辞退したのでした。

その後別の建設会社に決まり、事務系でたった1人本社
勤務の辞令を受け取ったものの、本社のある大阪ではな
く、本社直轄の海外部門がある東京なのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恩師と言うには・・・。

2021-11-28 11:05:40 | Weblog
大学3年生になりゼミを選ぶことになりますが、男子学生
にとって人気のあるゼミは、女性が多く集まるゼミでした。

所属する経済学部に在籍する女子学生は、学部の1割にも
いませんでしたが、毎年特定のゼミに集中していたので、
そのゼミに男子学生が多く応募するのでした。

当然多くの学生が集中するので、倍率が高くなり、どうい
う基準で振り落とされるのかわかりませんが、振り落とさ
れた男子学生は、他の希望しないゼミに流れていきます。

さて、私はと言うと成績も悪いので選択の余地はなく、募
集枠に「余裕」があった統計学が専門のY教授のゼミに入
ることになりました。

1,2年生までは、語学などの授業を除き、大教室での授
業が多かったので、直接教授から指導を受けるのは、ゼミ
が初めてでした。

N教授にとって当たり前のことを言われていたのかも知れ
ませんが、振り返れば、私にとっては、「恩師」と呼べる
教授なのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住宅と土地問題・・・

2021-11-21 18:10:24 | Weblog
通っていた大学は、卒論もなく卒業しやすい大学として、雑誌
にランキングが上位に掲載されていたようですが、大学4年の
時に、経済学部の各ゼミ室の研究成果を講堂で発表することに
なりました。

所属していたゼミでは、研究成果を分担し、発表する人数を4
名と決め、その中に私も含まれていました。

発表内容は、「住宅と土地問題」についてですが、現在大きな
問題となっている人口減少と住宅の供給過多の原因等について
経済白書を使って解き明かしていきます。

数か月かけて発表原稿を作成し、Y教授の指導のもとゼミ生の
前で予行演習をしましたが、原稿の棒読みで、内容も固いと指
摘を受け、再度原稿を書き換えました。

そして、本番直前にゼミ生が車を出して、六甲山のホテルに行
き、1泊2日のゼミ合宿を実施し、何回かリハーサルを行いま
した。

リハーサル終了後、Y教授が大変好きで、「ゼミ歌」と指定し
たチョーヨンピルの「釜山港へ帰れ」をカセットテープの曲に
合わせて、全員で合唱しました。

合宿をするまで、ゼミ生同士あまり話をする機会はありません
でしたが、同じ部屋に泊まることなったT君と親しくなり、現
在も交流が続いています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同期になれなかった男・・・。

2021-11-19 18:32:04 | Weblog
高校の合格発表は、当日朝寝坊したため、校庭に貼り出され
ていた掲示板が既に撤去された後だったので、合格番号を見
ることが出来ませんでした。

大学の合格発表の時は、いろいろ受験したので、いちいち見
に行かず、郵送された合格通知で合格を知りました。

しかしながら、大学で卒業者の名前が掲示された日は、卒業
できるかどうか気が気でなかったので見に行きました。

通っていた大学は、卒論もなく週刊誌には、卒業しやすい大
学としてランキングされていましたが、既に1年生の段階で
留年の危機にあり、同級生が3年生で卒業に必要な単位を揃
えている中、4年生になっても、卒業に必要な必須科目の単
位を揃えることに汲々としていました。

卒業者の名前が掲示される時刻の前、私と同じように卒業が
危ぶまれる同級生も来ており、その中にTAO君がいました。

TAO君は、卒業できていると自信満々でいましたが、いざ
掲示された名前をあいうえお順に追っていくと私の名前と同
じく授業にほとんど来ていなかったT君の名前はあったもの
の、自信満々だったTAO君の名前はありませんでした。

TAO君を慰める間もなく、すぐにその場を去って行きました。

ところで、入社内定者にK君がいましたが、彼もまたW大を
卒業することができず、授業がない日は、会社にアルバイト
として会社に来ていました。

翌年無事卒業して正社員として入社しましたが、「同期」と
はならなかったのでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先輩の部屋に友達が・・・。

2021-11-15 17:39:41 | Weblog
学生時代下宿していたボロアパートは、自分の部屋に
外から直接入るのではなく、共通の玄関でスリッパに
履き替えて2階に上がり、内廊下を通ってそれぞれの
部屋に入ります。

部屋に入る際、建付けの悪い引き戸のせいで、大きな
音がするし、廊下を歩いていてもメシメシ音がするの
で、人の気配を感じると私も含め住人は、部屋から出
ないようにしているのか、お互い顔を合わせることは
ほとんどありませんでした。

そんな中、大学1年生の時に他の大学に通う4回生が
住んでいて、時々部屋に遊びに行くようになりました。

万年床の私のごみ屋敷とは違い、先輩の部屋は絨毯も
敷いてありこぎれいでしたが、ボロアパートにかわり
なく、床がデコボコしていました。

ある夏の夜、寝ていると玄関の引き戸があいて、階段
を上がってくる音がし、スリッパに履きかえないのか
大きな靴音がします。

その靴音が、階段を上がりきった先輩の部屋あたりで
消えたので、先輩が友達を連れて帰ってきたのかと思
いました。

私と先輩の部屋の間には、2部屋ありましたが、しば
らくすると女性のなまめかしい声が筒抜けで、もう眠
れなくなってしまったのでした。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お姉ちゃんのパンツだ・・・。

2021-11-14 13:33:36 | Weblog
学生時代下宿先のアパートの2階に共用の洗濯機が
置かれていました。

何人の住人が使っていたかわかりませんが、洗濯機
が古く汚いので、1週間分ほどの洗濯物をスポーツ
バッグに入れ、徒歩10分ほどのコインランドリー
を利用しました。

お金がある時は、洗濯後そのまま乾燥までしますが
余裕がない時は、途中であきらめ半乾きのまま持ち
帰り部屋で干します。

社会人となり独身寮にも各フロアー毎に洗濯機が2
台設置されていましたが、各フロアーに10部屋あ
るので、最大20人(1部屋2人)が利用すること
になります。

当時完全週休2日制ではなく、土曜日も出勤なので
日曜日に洗濯が集中します。

寮内に1台しかない電話同様、なかなか洗濯機が空
かず、朝に洗濯してそのまま洗濯機の横にある狭い
テラスに干せればラッキーで、雨の日や先に干した
人に占領されて干すスペースがない時は、部屋に張
ったロープにハンガーを掛けて乾かします。

ある日曜日何度も洗濯機の空き状況を見に行ったら
運よく空いていたので、中をよく確認しないまま洗
濯物を放り込んだのか、干すときになって見覚えの
ないパンツがありました。

しかたなく、乾いたあとそのまま洗濯機のそばに置
きましたが、そのまま放置されていました。

男物で似たり寄ったりなので、洗濯後洗濯機内から
取り忘れた人も、自分のものかどうか判断すること
が難しかったのかも知れません。

ところで、中学時代に所属していた剣道部の部室で
着かえていると、同級生の一人が、同じく同級生の
T君のはいているパンツを指して、女物のパンツだ
と叫びました。

それを聞いてひょうきん者のT君が、顔を下に向け
「お姉ちゃんのだ」と恥ずかしがることもなくニコ
ニコしながら、模様が付いたパンツをみんなに見せ
びらかせます。

男兄弟しかいない私からすれば、女物だとすぐにわ
かるものだと感心する一方、T君のお姉さんが、家
に遊びに来たことがあり、顔も知っていたので、複
雑な気持ちになったのでした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時差出勤ではないけれど・・・。

2021-11-13 22:00:06 | Weblog
学生時代は、必修科目で無ければ、1限目から授業に出る
ことはなく、夕方4時半から始まる部活に行くために毎日
通学しているようなものでした。

そのため、通勤・通学時間帯に阪急電車に乗ることはなく
満員電車に乗った記憶は全くありません。
現在であれば、「時差通学」です。

ところが、社会人になり、通勤・通学の時間帯に千葉県の
独身寮の最寄り駅から船橋まで私鉄に乗り、そこから5分
ほど歩いて総武線に乗り換えることになりました。

総武線は、通勤時に窓ガラスが割れることもある大変混雑
する路線で有名だったようですが、入社当時はそんなこと
は知らず、先頭車両に乗った時には、押されて身体が傾い
ても倒れないほど、ぎゅうぎゅう詰めでした。

ある日座席の前のつり革につかまって立っていましたが、
駅が進むにつれて乗客が増え、後ろから押されるようにな
りました。

右手だけ握っていたつり革から手を離し、両手で荷棚の横
棒を掴んで、もたれかかってくる乗客を背中で押し返しま
すが、それでも窓に顔が付きそうなほど押してくるのを必
死に踏ん張って耐えていました。

しかしながら、踏ん張れば踏ん張るほど後ろに立っている
人は、身体を私の背中に預けてきます。

耐えかねて踏ん張るのを止め、身体を半身にすると、これ
まで私の背中に身体を預けていた後ろの人が、支えてもら
うものが急になくなって、後ろを向いたまま座席に前に投
げ出され、座っていた人の膝の上に腰を落とすことになっ
てしまったのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝風呂に入って出社・・・。

2021-11-12 22:03:10 | Weblog
戦前に建てられたものではないかと思うほどのボロアパート
の下宿先には、風呂などはありませんでしたが、道路を挟ん
だ向かい黒潮温泉という銭湯があったので便利でした。

大学卒業後入社した社員寮には、黒潮温泉と変わらない広さ
の入浴場があり、一晩中入れるのですが、朝方はボイラーが
切られているのでお湯は出ないものの、湯船のお湯はまだ暖
かく、飲んで遅く帰った日の翌朝は、朝風呂に入って出社し
ます。

夜と違い朝は混んでいないと思いきや意外と込んでいたので
した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週末は居酒屋で同期会・・・。

2021-11-06 22:33:49 | Weblog
週末の夕方になると社員寮にいる同期が、私たちがいる1階
の部屋に集まってきて、寮の近くにある居酒屋が開く時間ま
で時間を潰します。

行きつけの居酒屋は、若い夫婦で切り盛りする小さな店なの
で、同じ寮に住んでいる先輩社員と席を争うこともあります。

開店同時に入って席が確保できても、料理が出てくるまで時
間が掛かるので、すぐに纏めて注文します。

最後の締めは鍋料理と決まっていて、食べ終わる頃に勘定を
予想しあいます。

勘定に一番近い人だけ飲食代を払わずに済み、残りの人で割
り勘にするのです。

とは言っても二次会で、カラオケスナックに行くので、そこ
で一次会で支払いを免除された人が、一人多めに支払うので
最終的には、全員割り勘になるのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする