ピレネーハイキングの旅 第9日目

2016-07-22 13:53:09 | 日記帳
第9日目(2016.7.7木)

○ アルティエス~エスポー(Espot)~アイギストルテス(Aigüestortes)国立公園~エスポー~アンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)

 朝食7:30から。今日の天候も快晴。朝食前にホテル周辺を散歩する。



 9:00 にまたまた東(地中海方面)へ58km先のエスポーへ向け出発。
 ボナイワ峠を超えるときついカーブが続く。9:50エスポーに到着する。
 ここで今日の山岳ガイドで昨日と同様のフランシスコさん、カルナさんと合流する。

 ここからは「テスポト・サント・マウリシ自動車道」に入る。
 道幅は狭くバスで入ることができないので運転手以外で定員8人のジープに乗り換える。乗り換え待ちをしていると、何と昨日同じホテルに泊まっていた日本のツアー客の山岳ガイドにオルデサ国立公園の時の山岳ガイドだったイバンさんがいたので挨拶を交わす。ここの乗り場には、多くの小学生やハイカーが多く集まっていた。ツアーのメンバーが時間を持て余している小学生にジャンケンを教えると、夢中になって遊んでくる。子供たちはもう夏休みだそうだ。

 今日のハイキングは、アイギストルテス国立公園のラテラ湖(Estany de Ratera)からスタートしマウリシ湖(Estany de St.Maurici)までの下りのコース。

 四輪駆動のジープ3台に乗り換え、狭い道をかなりのスピードで進む。マウリシ湖までは一応舗装されているのでまあまあの乗り心地であったが、そこから先のラテラ湖までは本当の山道でデコボコが激しくかなり揺れる。



 ラテラ湖到着は10:55。この湖はそんなに大きくないが水色の透明な美しい湖だ。



 最初にちょっと上り、ビュースポットの展望台へ。ここから真下にマウリシ湖そして右手にはドーム状のPic de Subenuix(2949m)や双耳峰のグランエンカンタト?(Els Encantats:2745m)の山が美しくそびえている。

 しばらく下っていくとラテラの滝(Cascada de Ratera)がある。コースは滝のすぐ脇を通るが、音と水量がすごく水しぶきを浴びる。途中、下から登ってくるハイカーに結構すれ違った。
 マウリシ湖到着は13:00。この湖畔には、中学生と思われる子供達やハイカーが、かなり散策していた。今日は2時間のハイキングだった。



 ここからは、またジープ3台に分乗し約15分でエスポーの町へ。山岳ガイドさんとはここでお別れ。
 この町のレストランで昼食。すると出発する時いた日本のツアー客もここで食事をしていた。前菜はたっぷりの生野菜、メインは鱒一匹(姿のまま)、デザートはプリン、ドリンクは例によってビール(2.5€)。



 ここで時間があったので、添乗員さんが立て替えてくれたツアー期間中のすべての宿泊地の宿泊税を徴収(合計で6.94€)

 エスポー発は14:30。ここからは、またまた東へ進み、国境を越えてアンドラに入り今日の宿泊地アンドラ・ラ・ベリャへ向かう(103km)。16:15スペインとアンドラの国境。ここでは警察によるドライバーさんへ口頭での検問のみ有り。アンドラは付加価値税が4%と安い。以前は無税だったようだが、今でも税金が安いので、観光客の他買い物客も多い人口8万人ほどの独立国である。ホテル到着は16:45。

 ホテルは、街の中心部にある「ホテル プラザ」。エントランスホールはかなりゴージャス。部屋も昨日と同様一人ではもったいないくらいの広さだ。



 今日の夕食はホテル内のレストランで20:00からということで、結構時間があるので市街地図をもらい街に出る。
 添乗員さんの案内で近くのショッピングセンターへ。ここで自由解散となる。とりあえずショッピングセンターを覗いてみる。1階にはスーパーがありちょっと買い物をする。その後2階のお店を見てみるがそんなに安くない感じ。帰る頃には小雨が降ってきた。

 夕食は20:00。前菜が卵ロールと生野菜、メインは牛(かなり薄めが3枚)、デザートはチーズムース、ドリンクは赤ワイン(3€)を注文

 いよいよ明日はハイキングとしては最後の日になる。これまで天候に恵まれたので、明日も良いといいが。
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