父が亡くなり、しばらく日本に帰国しておりました。
父危篤の知らせを受けたのは、一ヶ月前のこの日、こちらのブログに第23回を掲載して数時間後のことでした。父は倒れる30分前までピンピンしていたといいます。この第23回の記事を書いている時は、丁度朝食を摂りながら新聞を読んでいたことでしょう。
父は、目標に向かって努力を続ける人でした。小さな島の出身で、当時、その島から大学に進学するのはとても難しか . . . 本文を読む
世の中には本当に不思議なことがある。こんな状況を思い浮かべて頂きたい。あなたは、ある日、見知らぬ人(Aさん)から、大変丁寧なお便りを貰った。トロントからの封書である。ところが、Aさんに返事を書こうと思っている内に、あなたはその手紙を見失ってしまう。どこにも見当たらないのだ。半年後、当時読んでいた本の間からやっと手紙が出て来た。お返事の遅れを詫びながら手紙を書いて投函し、ほっとする。すると後日、ま . . . 本文を読む