森へ行って高い枝を見て回った。
するとあちこちにある。
ほんの30分ほどの間にこんなにあった。
調べてみると色々わかった。
ヤドリギは半寄生植物で、
落葉樹の高木に寄生することが多い。
雌雄異株で実は甘く、
ヒレンジャクなどの野鳥が好んで食べる。
種子は鳥の消化器を経ると粘着性をもち、
排泄されると糸を引くようにぶら下がり、
鳥に運ばれて樹木の枝や幹に付着する。
発芽した種子は形成層まで楔型の根を差込み、
水や栄養分を横取りしながら自らも光合成を行う。
数多くのヤドリギに寄生された木は弱ってくる。
・・・という植物らしいです。
なんか、イヤですね。
他の植物が地面に落ちた種から、
地道に地中に根っこを張って、
何十年もかかって成長して光を求める競争を行い、
到達した日当たりのよい場所で発芽するんですね。
そこで木が労力をかけて張り伸ばした根で集め、
苦労して高いところまで運んだ水や養分を、
ヨコから根を差し込んで横取りするんですね。
そうやって成長して実をつけ、
鳥に運ばせて増えていく。
「楽して増えればいいのか!」
「そんなことでいいのかヤドリギ!」
憤るワタクシ。
でも、
そんな生態を苦悩しているのかも知れません。
・・・何も考えてないか。
寄生された木にとってはどうなんでしょうか。
ヤドリギが根から元気になる物質を出して、
宿主をさらに繁栄させるとか、
菌やウイルスから守るとかね。
何かイイコトあるのかな。
寄生するからには一工夫欲しいトコロです。
数年前、
ワタクシは積雪期にヤドリギを見に行った
(らしいです)。
ヤドリギももらった
(らしいです)。
言われてみて思い出した
(ような気がする)。
「地上30mの鳥の巣?」を書いた前日には、
ヤドリギの葉の形について話をきいていた
(そうです)。
・・・そういえばそうだったかな。
どうしていろんなこと、
覚えてられないんでしょう。