獅子内工房

のどかな毎日 のんびり染色

2007-05-27 03:46:37 | 四季おりおり



先々週、車で走っていたら満開の桜。

急いで戻ってゆっくり楽しんだ。

山里の小さな保育所の桜。

広い敷地に入ると犬に吠えられた。


      


数日後の雨で一気に散った。



ハムスター

2007-05-26 18:32:37 | 動物



ハムスターの容態が昨夜急変した。
夕方までは元気に遊んでいたのに、
21時頃から、目やにで目が開かなくなった。
鼻も乾いてきてぐったりしている。
手に乗せると軽くなっている。

一昨年の秋に我が家にやってきたので、
結構な年だ。

夜間の動物病院に連絡をとった。

しかし、衰弱してきたので、
冷たい外気に触れたり、
長時間の移動によるストレスで、
万が一のことがあるとかわいそうなので、
翌日まで様子をみることにした。

かろうじてまだ食欲はある。

小さいさんは夜中まで看病した。
今朝、
5時に起きて様子をみた。
生きていた。

十分な準備を整え、
新琴似の「北の森動物病院」へ向かった。
ここはマウス類も専門としている。
清潔で明るい病院である。

ガラス張りの診察室に入った。
先生は体重を量り、
ハムスターを手で包み込み触診する。
聴診器をあてる。

診断は感染症。

ここで、
実際には2歳くらいということが分かった。
人間でいえば70歳以上。
免疫力が弱まってくる年頃。
我々が思っていた以上に高齢だった。

錠剤を砕いてシロップで溶かした、
ビタミン入りの抗生物質が処方された。

家に戻ったハムスターは、
イチゴ、みかん、ブロッコリー、麩、
ちょびっとずつ食べて眠った。
寝不足の我々も昼寝した。

夕方起きてみたら、
ハムスターは朝よりも元気になっている。
りんごをあげたら、
鼻をひくひくさせて食べた。
夜のお薬も飲んだし、
明日はもっと元気になっているといいね。



神田日勝

2007-05-25 06:43:14 | のどかな毎日


『室内風景』
新聞紙を張り巡らせた中に膝を抱えた男の絵。

『馬(絶筆)』
半身の馬の絵。

神田日勝の作品である。


十勝の画家なので、
てっきり雅号かと思っていたら、
本名だった。

貧乏な頃の、
茶系の絵の具で描かれた馬の絵が良かった。

名が知られるようになってきて、
カラフルな絵の具で描いた絵はよくわからない。

遺作となった馬の絵。
完成できないことを知っていたようだ。



『室内風景』は北海道立近代美術館にある。




ハモニカ

2007-05-24 06:28:00 | のどかな毎日


狩勝峠を東に越えて十勝平野を走った。

新得町から清水町に抜け、
そこから北上してみた。

鹿追町に向かう途中の展望台でひと休み。
のんびり景色を眺めていたら、
地元ナンバーのランドクルーザーがやって来た。

60歳台と思われるおじさんが、
柵にもたれて、
気持ちよさそうにハモニカを吹きはじめた。

ワタクシは近くで何曲も楽しんだ。



獅子内工房 2

2007-05-23 06:19:35 | 染める



     獅子内工房は森の中にある。
      
      電気は・・・・・通っていない。

 
       家の中には畳が4枚。
  

 

         明かりはランプ。

        暖房は薪ストーブ。



      水は裏の川から汲んでくる。


    夜には森の奥からヒグマの声がする。



    ここで薪で湯を沸かして羊毛を染める。



      麓郷の森にイメージにより近い、
       獅子内工房の建物があった。


獅子内工房 1

2007-05-22 06:27:26 | 染める


         
            電気は通っている。

           
           
            山の中の独り暮らし。
         井戸水を汲んで、薪で湯を沸かす。





麓郷に、
獅子内工房の建物がある。



ワタクシのイメージとしては、
こういうところで羊毛を洗って染めているのである。




富良野産大豆

2007-05-21 04:36:29 | のどかな毎日


麓郷を走っていたら、
エーコープがあったので入ってみた。

 

店頭のダンボールの中にあった。

特売品
ふらの産大豆 1袋180円。

早速購入した。
帰って重さを量ってみる。
染色用の電子量りでは計測不能となった。

推定1.3㎏。

今年はこの大豆を畑に蒔いてみよう。
富良野産なら寒さに強いような気がする。



砂マンダラ

2007-05-20 08:40:02 | 四季おりおり


5月13日、
『チベット スピリチュアル フェスティバル 2007』

チベット仏教の「砂マンダラ」を見学した。

砂マンダラは、
いくつもの儀礼のステップを経て、
何日もかかって描かれる。

今回制作されたのは「薬師如来のマンダラ」。

  
手前の色砂を金属製のツノ形の筒で掬い取り、
先端から落としてマンダラを描いていく。
      
  

  

金属製ツノ形筒の先端から二握りほどの部分には、
細かい凹凸がつけられれいる。
この部分を、
金属筒やナイフの柄でこすり振動させ砂を落とす。
  
     

周縁部、雲の部分の制作過程。



下地に、青・緑・赤・黄・白の各色の砂をおき、
青・緑・赤・黄の部分には、
白い砂でグラデーションをつける。



雲の模様の線は、
鉛筆様の道具やナイフの先で砂をどける。


  
この線状に砂をどけた部分に沿って、
色砂を落として縁取る。



グラデーションの部分は、
高いところから砂を落とすのではみ出しやすい。
はみ出した部分は指でなぞって余分な砂をどける。

完成したマンダラは、
薬師如来との結縁潅頂の儀式に用いられる。
この日、約120人に結縁灌頂が施された。

その後、儀礼に従い、
砂マンダラは破壇される。

書物の写真でのみ知っていたことが、
実見できてよかった。
チベット仏教の僧侶たちは、
穏やかながらも力強い雰囲気だった。



ホロホロ山

2007-05-02 03:04:12 | のどかな毎日


長流川に沿ってさかのぼっていくと山が見えた。

        

ホロホロ山だ。

標高1,322m。

この山は、登ったことがある。
山頂からの眺めが素晴らしい。

羊蹄山や駒ケ岳、
太平洋と内浦湾が一望できる。
湖も見える。
        
        

山頂でのんびりしていたら、
地元の人が登ってきて、
コーヒーを淹れてご馳走してくれた。
美味しかった。

「この山に登ったら、
 隣の徳舜瞥山にも登ったらいいよ」

というわけで、徳舜瞥山にも登った。
こちらは1,309m。

尾根伝いに往復1時間ほどである。

ゆっくりと下山していたら夕方になった。

「ホー、ホー」と、
声を出しながら下った。
車に着いたらすっかり暗くなっていた。

クマが出なくてよかった。


ジョン・バチラー夫妻記念館

2007-05-01 05:12:59 | のどかな毎日


有珠のあたりを車で走っていたら、
「ジョン・バチラー夫妻記念館」
という看板がある。

これまで何度もその道を通っているのだが、
なかなか寄ってみる機会がなかった。

高台にあるとても小さな丘に建っている。
坂道を登っていると、
懐かしい気持ちになった。

 

建物の正面は人の顔のようだ。

ドアには鍵が掛かっていて入れない。
声をかけても誰も出てこない。

ガラス越しに中をのぞくと礼拝堂がある。
昔の風景が見えるような気がした。

麓には歌碑が立っている。