福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2007.3.4(日) 太宰府スポーツ公園万葉の散歩道を行く

2011-09-26 | まち歩き

今日の街角風景は、太宰府市吉松の太宰府スポーツ公園を訪ね、
万葉歌碑が10基もあると言う万葉の散歩道を少し歩いてみた。
太宰府スポーツ公園は大宰府都府楼址から西方約2kmに位置する。


姫こぶしの花が咲こうとしている


太宰府スポーツ公園に行く途中に春日西友前の和食レストランで
昼食をとった。


太宰府スポーツ公園の脇入口到着


太宰府スポーツ公園万葉の散歩道から大伴旅人の万葉歌碑を見る




万葉集 巻第六・961
 帥大伴卿の、次田(すきた)の温泉(ゆ)に宿(やど)りて、
 鶴(たづ)が音(ね)を聞きて作る歌一首
との詞書きがある。




万葉集 巻第五・839にある田氏真上(でんじのまかみ)の歌である。
天平二年(730)正月十三日大宰の帥 大伴旅人は自邸において盛大な
梅花の宴を催した。万葉集 巻第五に梅花の歌三十二首として収録され
ている歌の一首である。


春の野に 霧立ちわたり 降る雪と 人の見るまで 梅の花散る
という、その歌碑の前からグランドをとおして東方に大野山(四王寺山)
を見る。その大野山の麓が都府楼址であり、大伴旅人邸が都府楼近くの
現在の坂本八幡宮あたりだとすれば、ここから東方に2km強の処となる。


椿 卜伴


まだ小さい沈丁花


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