今日の街角風景は、福岡の北東約30kmにある筑豊の中心である
飯塚まで、国道201号線を通って、桜が満開であろう八木山越え
の風景と、旧長崎街道の飯塚宿の問屋場跡と森鷗外文学碑である。
国道201号線が篠栗(ささぐり)町に入る。筑前の国篠栗八十八ヵ所
霊場の中を車は進んでいく。
八木山越えの七曲りのあたりである。谷の周辺にはお遍路さんの遍路道
があり、新吉野公園というらしい。秋は紅葉も綺麗だとか。
篠栗四国第三十四番霊場 紅葉ヶ滝宝山寺前で
さまざまの こと思ひ出す 桜かな 芭蕉
篠栗から八木山峠を越えた飯塚よりの八木山展望公園 満開の花は染井吉野
飯塚アーケイド街に建つ、「史跡 飯塚宿問屋場跡」の碑
左端に黒く柱状に見えるのが「史跡 飯塚宿問屋場跡」の碑
前方に続くアーケイド街の道そのものが旧長崎街道であり、内野宿へ通じている。
「史跡 飯塚宿問屋場跡」の碑文には
継ぎ所ともいい、木屋瀬(こやのせ)と内野までの人足・馬・貨物の引き継ぎを
おこないました。
馬立場(うまたてば)といって、常備馬や宿駅・助郷制度によって、飯塚宿や嘉麻・
穂波両郡から臨時にかりだされた人馬も集まっていました。
昭和四十六年十一月三日 飯塚文化連合会建之
とある。
森乗ス外文学碑 碑文に曰く
明治三十四年七月、小倉第十二師団
軍医部長として、衛生隊演習のため
飯塚逗留を記念して建立する
五日。雨。・・・・夕に飯塚呉服店
島田氏の裏座敷に舎る
夜楠瀬少将、諸演習員、嘉穂部長、
飯塚警部長及飯塚町長を招きて立食
を饗す。
六日。雨。・・・・飯塚に淹留す。・・・
七日。日曜日陰。飯塚を發し、
上三緒に至りて演習す。
森乗ス外「小倉日記」より
旧長崎街道飯塚宿のアーケイド街に建つ森乗ス外文学碑
帰路、飯塚と福岡を最短距離で結ぶ、県道60号線の福岡雑餉隈の春町街路公園
付近を通る。雨が降ったらしい。
花梨(かりん)の花
エイザンスミレ
山路来て 何やらゆかし すみれ草(ぐさ) 芭蕉
エイザンスミレ、桜草、ムシトリナデシコなど
ツボスミレ
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