山手のドルフィン？

ユーミン（荒井由美時代）の歌「海を見ていた午後」に
出てくる、今更ながら有名な店。

山手の高級住宅街方面から根岸公園に行く途中、相当きつい坂の途中にある。
根岸公園に近いので、よく店の前は通った。
（でも実際は根岸にあるので、山手ではなくて
「ね～ぎし～のドルフィンは～」なんだろうけど・・・(^^;)）

当時はこういう店はまだ少なかっただろうし、
３０年以上いまだに頑張っている店。
メニューに「ソーダ水」が無くて、この歌があまりにも有名になったので、
メニューに追加したとか聞いた事がある。

７０年代、当時の若者は、ハコスカとかケンメリとかで、
今では聞かなくなった言葉「ドライブ・イン」の感覚で、この店に来たのだろうか。(^^;)
（って、古いな・・・。）

ロケーション的に確かに海が見える場所なんだけど、
最近では店の前に巨大なマンションなんか建ち並んでしまってて、
歌のイメージとは随分変わってしまった。
夜景も眼前に日石のコンビナートなんだけど、
工場の夜景って、また独特の怪しさと美しさがある。

しかし、この歌もう今から３３年も経つのかあ。
この時産まれた人も、もう中年の世代？になってるわけで・・・。

それにしても当時、２０歳の多摩美の学生だったユーミンが、
この歌を作詞作曲した彼女の才能には改めて敬服。
いまだ古さを感じさせない瑞々しさを感じる。

ハイ・ファイ・セットがユーミンの曲を沢山歌っているが、
個人的にはそちらのバージョンが好きだなあ。

ちなみに下記でメロディが聞ける。
http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/umiwo_miteita_gogo.htm