なんか知らんけど、今の日本って、ただの素人を「第三極」って名前をつけてプロデュース(笑)するのが流行ってるのか???
・・・それ、電通がつい最近まで強引に韓流ゴリ押ししてたのと同じだろ(笑)。
こういう「素人軍団」に「脱原発」だか「卒原発」だか「日本の未来」だかを託せると思える人の気が知れない。まあF(failing, 落第)層なんだろうな。
一昨日の、嘉田由紀子滋賀県知事による「日本未来の党」の結成宣言の画像。NHKより。
個人的印象で申し訳ないが、内館牧子とどう違うんだ?
この嘉田知事に対し、以前から私が持っていた印象は、以下の共同通信の記事である。
政府に安全基準の説明要求へ 関西広域連合 (共同通信 2012年4月26日)
関西広域連合は26日、大阪市で会合を開き、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け政府が決めた新たな安全基準に関し政府に妥当性の再検証と同連合への説明を申し入れることを決めた。
申し入れは、政府の決めた安全基準の各項目の妥当性を原子力安全委員会が判断することや、世界最高レベルの安全対策を講じること、原子力防災体制の緊急整備など6項目。
同連合にオブザーバーとして参加する福井県の西川一誠知事は3、4号機の再稼働について電力消費地の理解を得るよう政府に要請しており、広域連合の申し入れ内容は重要な指標となりそうだ。
会合では原発が再稼働しなかった場合の夏の電力需給見通しに関し、同社の香川次朗副社長と協議。関電は原発が再稼働しなければ、2010年夏並みの猛暑だった場合、一定の節電をしても8月に16・3%の供給不足となるとの資料を示し、厳しい見通しとなることを強調した。
これに対し滋賀県の嘉田由紀子知事は「(安定供給が)できない理由ばっかりで、駄々っ子のようだ」と批判。兵庫県の井戸敏三知事も数値の根拠が不明だと指摘した。
申し入れとは別に、広域連合は政府と関電に客観的な夏の電力需給見通しの開示や関西で停電が起きないような対策を求める意見書を提出することも決定した。
(ここまで)
滋賀県知事という、滋賀県の水道や電力など、全てのインフラを安定供給するべき責任を課せられた「知事」でありながら、
>「(安定供給が)できない理由ばっかりで、駄々っ子のようだ」と批判。
・・・その批判が、関西電力や、滋賀県への電力供給に関して、どういう「意味」を持つ発言なのかが、あれから半年以上も経っているのに、未だにわからない。このオバサンは、
「あなた、駄々っ子みたいね(笑)」
と笑いさえすれば、
「やべえ!滋賀県知事が皮肉った!原発再稼働できねえ!火力発電所大急ぎで作らなきゃ!」
と、関西電力が思うとでも思っているのだろうか。であるならば、上の発言には、「政治家」として、滋賀県民の「利益」になる発言をしているという意味で、政治合理的な発言であると私でも思うが、
言うまでもなく、このオバサンが何を、いくら皮肉ろうとも、関西電力はそういうことは何もしなかった。というかできなかった。火力発電所というのは、家庭用の石油ストーブやガスストーブをたくさん連結したり(ヤシマ作戦の見過ぎ)、でかく作ったりすれば1年程度でできる、というシロモノではないのである。
そういう「基本的事実」を理解していないからこそ、
>「(安定供給が)できない理由ばっかりで、駄々っ子のようね(くすっ♪)」←これが正確な発言だ。私が覚えている。
などと、平気で言えるのだ。ただ、スーパーなどで店員に無意味なイヤミを言っている「クレームオバサン(本来ならババアと言いたいところだが)」と何も変わらない。
次に、このオバサンの略歴を。滋賀県HPより。
昭和48年(1973年) 京都大学農学部卒業
昭和48年(1973年) 京都大学大学院農学研究科入学
昭和48年(1973年) アメリカ・ウイスコンシン大学大学院へ留学
昭和54年(1979年) この年より家族とともに大津に居住し、息子ふたりを大津で育てる
昭和56年(1981年) 京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了滋賀県庁入庁
昭和57年(1982年) 琵琶湖研究所研究員
昭和62年(1987年) 「琵琶湖の水問題をめぐる生活環境史的研究」で京都大学農学博士号取得。
平成9年(1997年) 琵琶湖博物館総括学芸員
平成12年(2000年) 京都精華大学人文学部教授、琵琶湖博物館研究顧問
平成18年(2006年) 琵琶湖博物館研究顧問辞職
平成18年(2006年) 京都精華大学人文学部退職
平成18年(2006年)7月 滋賀県知事(1期目)
平成22年(2010年)7月 滋賀県知事(2期目)
・・・何の「政治家」としての実績も積み上げていない(昨日の記事を読んだ方は、ここで笑えるだろうがw)オバサンだとわかる。
いやしかし、滋賀県知事になってからは、急に「政治能力に覚醒した!」という可能性がもしかしたらあるかもしれないので、これも滋賀県HPから、滋賀県の財政状況の推移グラフを。pdfファイル1ページ目、下半分である。
何ですかコレは。リーマンショックが起こった平成20年以前から、なんと平成13年から平成19年まで歳入はほぼ単調減少、県債残高は景気と関係なく増え続けているだけである。「知事」とやらになっても、滋賀県財政を全くと言っていいほど健全化させていないということが、小学生でもわかるくらいだ。
これが、当ブログで彼女を「オバサン(またの名をニセ内館牧子)」と呼ぶ理由である。
ま、要するに、惰性で2期務めているだけ、ということだ。県庁上層部にとって、実に「使い勝手のいい」操り人形なのだろう(苦笑)。でなければ、こんなひどい財政状況にはならない。
で、このオバサンが、一昨日の結党会見で言ったこと。一昨日のNHK「ニュース7」より。
・・・あのさオバサン。さっきの滋賀県の財政グラフを見て、誰があなたに「未来をつくる政治や希望」なんぞを見いだすと思ってるの??
「段階的に原発から脱却目指す『卒原発』」
「女性・子ども 活躍できる社会づくり」
「消費増税の前に無駄なくす『脱増税』など」
・・・オバサン、下二つって、あの凡愚どもが心ゆくまで熱狂して踊らされた、2009年の民主党のマニフェストと全く同じなんだが。
「自分たちならできる」という「客観的根拠」を見せてほしいんだが(これも昨日の記事を読んだ人なら大爆笑するだろうなあw)。
「国家予算からムダをなくせる」という自信があるなら、なんでさっきのような財政グラフになるような、ひどいとしか言いようがない滋賀県財政運営ができたの?
オバサン、知事としても、「ムダ」なんぞ、何もなくせてないのに、「自分が『民主党でさえできなかった国家予算のムダを削れる』『本当の第三極』とやらになれる『自信』」って、どこから来てるの???
まさか、脱法ハーブとかやってないよね???マジで。このオバサン。
ハイさっきのPDFをもう一回。
ねえ、嘉田オバサン、今度は誰にとって「使い勝手の良い操り人形」になりたいの?オバサン、知事辞めないんでしょ?国政にどうやって関与するの?その程度の能力で???
というわけで、私からの提案。党名は、
「日本凡愚の党」
にすべきだ。それが、ただのオバサンと、そのオバサンに群がる薄汚い連中の本質を一番正確に表しているから。
嘉田知事は、大飯原発が事故を起こした場合、琵琶湖にどれだけ放射性物質が飛散するかシミュレーションしたとかいう話があるのですが、白河さんが再三書かれているとおり、放射性物質は自然に存在するもので、問題は「量」です。
琵琶湖に飛散する「量」で、健康被害があるのかが問題なのに、「0.0001でも余分な放射能は浴びたくない」という愚かな人が嘉田知事のような人物を応援するのではないでしょうか。
”万物は、量によって、毒にも薬にもなる”。砂糖も塩も、CO2も酸素も、少なすぎても多すぎても危険です。
ドイツは再生エネルギーの増加により、送電網が不安定になり、「停電補償」なる制度もできたようです。
韓国は政策によって電力料金が抑えられていますが、韓国電力は慢性的に赤字で、余裕がないため、大規模停電が相次いで起こっています。予備力をもつ余裕すらないので、ギリギリの供給体制になります。そのため、ちょっとトラブルがあると、すぐ停電します。
馬鹿な政治家と、そういう政治家に踊らされる愚かな市民が、日本という国を滅ぼそうとしています。
日本の軽水炉は、チェルノブイリのRBMKとは設計がまったく違います。もんじゅも同様で、チェルノブイリのRBMKと違い、温度反応度が正にならないよう、設計されています。
また、フランスの科学アカデミー(フーリエやラボアジエやなどが所属していた名門アカデミー)と医学アカデミーは、閾値あり仮説を採用していますが、30~40mSvまでの被ばくはかえって健康に良いとする説もあります。
放射線治療はSv単位です。
日本人は、本当の貧しさというものがわかっていないように思います。お金は健康や安全のために必要な要素でもあります。
以前もここで書いた、蓮舫の初当選に極左暴力集団が大きく貢献していた、というのと同様の話ですか?
http://blog.goo.ne.jp/shirakawayofune001/e/3b3a3a85c7e1d3b7bb1950f6ea2e9d6c
市民の党、ぐぐってみましたが、「マルクス主義青年同盟」と同様に、かなり危険な組織のようです。
今後も継続して調べます。
>琵琶湖に飛散する「量」で、健康被害があるのかが問題なのに、「0.0001でも余分な放射能は浴びたくない」という愚かな人が嘉田知事のような人物を応援するのではないでしょうか。
おっしゃる通りだと思います。
>ドイツは再生エネルギーの増加により、送電網が不安定になり、「停電補償」なる制度もできたようです。
これ、マスゴミは相変わらずクローズアップしませんね。さっき聞いたNHKのニュースでさえ(というか「だから」かも知れませんが)、嘉田知事が
「ドイツではあと10年で原発を全廃しようとしています」
などという戯れ言を吐いていたのを普通に報道していましたし。不思議ですねえ。「その後のドイツがどうなるか」を全く考えずに、民主党でさせできなかった目標をただ語れば人気が出てくる、という発想のこのオバサンとNHKを始めとするマスゴミ。
>馬鹿な政治家と、そういう政治家に踊らされる愚かな市民が、日本という国を滅ぼそうとしています。
そうならないよう、当ブログで、必死に記事を書いております。今後もがんばります。
ちょっと思い出したのですが・・・
「ドイツはフランスから電力を買っているから日本とは事情が違う」という主張と、それに対する「フランスもドイツから買っている」というやりとりをよく見るのですが、
確かに、ドイツとフランスは相互に電力を融通しあっていますが、フランスも供給力が豊富なわけではなく、ドイツが本当に原発をすべてやめてしまった場合、助けきれるのか、というところみたいです。
福島事故前からの話ですが、ドイツなどの国は、経済の遅れた東欧諸国などに原発を建設して、電力を送ってもらう考えがある、という話を聞いたことがあります。
リトアニアの原発を日立が受注していますが、もしかしたら、ドイツ(及びヨーロッパの先進国)の需要のためかもしれません。
経済の後進地域のほうが人件費も安いでしょうしね・・・。
ドイツの脱原発の実情は、嘉田氏などの主張するものとは、かなりかけ離れていると思います。
『コバルチュクCEOは、ロシア西部のカリーニングラードで2016年から運転を開始する原子力発電所の電力をドイツに輸出する案を提示。ポーランドまたはバルト海の送電網を通じた供給が可能で、輸送コストはかかるが、ドイツの電力価格はロシアに比べ高いことから「採算は取れる」との見解を示した。またドイツは既にフランスやチェコから原子力エネルギーを輸入しており、社会的な反発は少ないはずと話している。
インテルは発電事業でロシア2位、電力輸出では最大手となっている。カリーニングラードでは現在、国営原子力企業ロスアトムが新しい原子力発電所を建設中』
http://news.nna.jp/free_eu/feature/110324_eur/11/0823b.html
『ドイツ政府は5月末、遅くとも2022年までに国内の原子力発電を廃止する方向で合意。スイスも同月に脱原発へと転じている。ハンガリー政府はこれを受け、配電会社マビール(Mavir)や研究機関と共同で、両国の政策転換が及ぼす影響を調査。政府の試算では、これら2カ国からの電力需要が拡大し電力の輸出が輸入を上回る見通しだ。この調査結果は7月13日に閣議承認されたエネルギー政策に組み込まれた』
ロシアは営業中ですが、資源豊富なロシアが天然ガスだけを売ろうとしているわけではないのは注目ですね。
東欧・中欧の経済的に少し遅れた地域が原発を推進して、先進国に売る構図はすでにできているのかもしれません。
ドイツが本当に脱原発したとして、結局、石炭発電と、周囲の原発国(フランスだけではない)から電力を買うことで賄っていくのかなと思います。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=14-05-14-01
『イタリア電力公社(ENEL)はイタリアへの電力供給を目的としたスロバキア、ルーマニアなど諸外国の原子力発電所への投資を選択した』
私が聞いたのは、こちらの話だったかもしれません。要は、イタリアは脱原発する際、他の中欧・東欧諸国に出資して、原発を建設してもらい、その電力を輸入する。
しかし、イタリアは大変高い電力料金に苦しんでおり、ベルルスコーニが福島事故前に、原発の新設を計画し、国民投票が行われました(投票が福島事故後だったため、否決されました)。
ドイツも同じ道をたどるのかもしれませんね。
流れとしては、ドイツが脱原発したとして、フランスからの輸入で賄えるのか、という流れだったと思うので・・・。
資料では見つけられなかったのですが、水面下でそういう動きがあるのかもしれません。
結局、自分の国にだけは原発を作りたくないだけで、フランスやハンガリー、ロシアの原発からは積極的に電気を買うと。
その姿勢自体が、「自然なんちゃらエネルギー」なんかより、長距離のケーブルを使っても原発のコストの方が「安い」という何よりの証拠ですから。
こんなことも知らずに「環境学者」を自称する嘉田由紀子・・・そりゃあ小沢一郎のいい犬になるでしょうよ(笑)。
「ドイツは石炭を使っているんだ!」
って珍しく田原が斬り込んでいた。
石炭のリスクは原発どころではないほど持続的かつかなり危険なので、後でまた調べる。
>自分の国にだけは原発を作りたくないだけで、フランスやハンガリー、ロシアの原発からは積極的に電気を買うと。
ロシアやハンガリーが、ドイツやスイスの脱原発計画をビジネスチャンスとして捉えている、という感じで、ドイツやスイスが積極的に買う方針なのかはわかりません・・・。
あと、ロシアやハンガリーだけではなく、他の国もドイツなどに売る計画があるかもしれません。
ドイツ側がどう考えているか、よくわからないのは、
http://www.emeye.jp/disp%2FOEE%2F2012%2F0523%2Fstockname_0523_024%2F0%2F10/
こんな記事もあったので・・・。でもこれはドイツという国の方針ではなく、この担当官が個人的に言っているだけかもしれませんね。
ポーランドは相手にしてない感じですし。
ドイツの実情を考えると(電気代がずっと上昇し続けていて、2013年度は電気代は1割以上上昇します)、
周辺国が原発をやめると、困るのは実はドイツ。
ドイツは水面下では、周辺国の原発を推進させているかもしれません。そういう動きはあるのかと。
ちょっと調べた程度では資料が見つけられなかったんですが、イタリアが実際にやっていますので・・・。
ヨーロッパの電源構成は、欧州全体で見ると、日本の電源構成とあまり変わらないのが実情で、
「ドイツは・・・」とか、一つの国だけを見ても、あまり意味がないのかと。
そういえば、日本も、日本の技術で韓国に原発を建設し、送電してもらう、という案を出す人がいます(笑)