できるだけごまかさないで考えてみる-try to think as accurately as possible

さまざまなことを「流さずに」考えてみよう。"slow-thinking"から"steady-thinking"へ

追悼 趙紫陽氏

2005-01-19 02:11:45 | Weblog
趙紫陽氏死去:再評価行わずと見解示す 中国外務省報道官

 いささか遅くなったが、天安門事件を同時代に体験した者の一人として、心より追悼したい。

 天安門事件を通して、中国における人権意識が日本のそれとはかなり異なっていることを知ったことを思い出す。そういう前提で考えると、今回の政府の仕打ちは、中国人にとって、中国政府の行動としては納得がいくものなのだろうか?

 あぁ、中国軍の戦車の前に立ち止まり、その進行を阻んだ学生もいた。あのシーンは日本ではとても有名だが、世界ではどうなのだろうか?

 また、安保闘争を経験した世代にとっては、安保闘争と天安門事件は似たようなものとして感じられるのだろうか? いろいろ疑問が出てくる。

 また日を改めて、天安門事件とは何だったのかを考えてみたい。

 あ、こんな部分を発見。

>孔局長はさらに小泉純一郎首相が趙氏死去を受け、「(中国は)民主化に努力してほしい」と発言したことについて「日本の指導者には中国の選択した道を尊重してほしい」と述べた。

 中国政府は、日本のこういう発言はきっちりと「内政には干渉するな」という態度をとるんだな。靖国問題では堂々と内政干渉をするのに。←こういうツッコミは多くの人が行うだろうが、このブログでは靖国問題がなぜか(笑)ホット(というか激論の対象の一つ)なので、ここでも一応ツッコミを入れておく。

 仕事が立て込んでいるため、他の方へのコメントはまた後日に。失礼。

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