イカリング批判はまた続けるとして、ピンポイント投稿を。
昨日今日と野田聖子議員の「私は郵政法案に賛成します」発言が、さまざまなコメンテーターから叩かれている。曰く、「政治家は自分の信念を貫き通すものだ!」。
…政治家も、一人の議員のままでは何の影響力も行使しえないことがほとんどだ。彼女自身も、自民党にうまく残れるように軌道修正することで(あるいは除名されても、「大義」が残る形で)、自民党議員としての影響力を少しでも残すことが、自分に投票してくれた有権者(主に自民党岐阜県連)の利益につながると判断したのではなかろうか。最悪の場合、自民党本部と自民党岐阜県連との「つなぎ役」を果たして、そのまま政治家生命が終わっても仕方ないと踏んでいるのかも知れない。
「岐阜の有権者に聞きました」的な取材でも、過半数は批判的な意見とのこと。「郵政に反対だというから投票したのだ」という有権者はごもっともとして、私が知りたいのは、野田議員に対する批判をしれ~っと行いながら、実際には選挙では佐藤ゆかり議員に投票した人がどれだけいるかということだ。選挙で佐藤ゆかりに投票した人を除いて集計しなければ、単に佐藤ゆかり「タン」に惹かれて野田聖子批判を展開してるんじゃないの?と私などは思ってしまう。
そんな私は野田聖子も好きではないが、佐藤ゆかりはもっと嫌いだ。選挙期間中も岐阜の高級ホテルに泊まり詰めだったが、あのイメージ戦略は何だったのか。高級ホテルのセピア系のロビーにゆったりと座り、ゴージャス感(というかフェロモンビームだな)をむんむん漂わせている様子を見て、お前はエマニエル夫人か!と突っ込みたくなった私は少数派だったらしく、彼女はきっちり復活当選した(=ある程度の票を得た)。
また機会を見てこのあたりも言語化していこうと思っている。最近は空手形が多くて自己嫌悪でもあるが…。空手形が怖くてブログができるか!(笑)
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