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さまざまなことを「流さずに」考えてみよう。"slow-thinking"から"steady-thinking"へ

反日デモ、首脳会議を中国側がドタキャン・・・改めて、靖国参拝中止は何か効果があったのか?

2010-10-30 05:00:24 | Weblog

↑日本国旗に「×」をつけてねり歩く中国猿。ケータイらしきものを振りかざしているのは、「これを人生の記念に・・・❤」などと思っているからなのだろうか。猿にとっては反日デモも「遊び」のようである。


↑日本国旗を燃やそうとする中国猿。雨のせいか、なかなか火がつかない(笑)「オイオイ、火がつかないぜ」という雰囲気の薄ら笑いが、これまた「遊びで燃やしてまーす」的な雰囲気をかもし出している。


↑「打倒日本鬼子」。鬼より猿の方がよほど下等な動物だと思うが。真ん中の集団がピクニックのように笑顔である。


↑「打死日本」。右下の絵のようなものは小泉元首相か。内陸部はどんだけ情報が遅れているのか。


↑そしてまた日本国旗に×。こういう風景を撮っているケータイやデジカメが日本製品でないことを祈る。



↑10/27現在の、反日デモ発生状況(毎日新聞)。「内陸部が多い」とされているが、必ずしもそうではない。

また窓ガラスが割られたイトーヨーカドー成都店には心からお見舞い申し上げたい。できるなら、中国から完全撤退すべきであろう。



以前も指摘したことだが、こういう写真を見て、

「小泉首相による靖国参拝が日中関係を悪化させ、中国人の反日感情を高めているのだ!」

などと叫んでいた、朝日新聞を始めとする頭の悪いネットサヨ諸君はどう抗弁するつもりなのだろうか。


参考:ヌケヌケと朝日の社説は…<小泉首相、靖国参拝(当ブログ 05.10.18)


首相が靖国参拝をやめたことで、日中関係はどう良くなったのだ???ネトサヨ諸君に具体的に聞きたい。まあ頭が悪いから無理だろうが(笑)。





2005年の反日デモのときも、家にはスラムダンク中国語版を全巻そろえ、デジカメはソニー製、テレビはパナソニック製という中国人が

「私は日本製品など使っていません!日本製品をボイコットして、日本を懲らしめましょう!!」

などと熱っぽく自宅で語っている姿が報道されていたが、今回も似たようなものなのかも知れない。


すなわち、

・何が日本製品なのかも判断できない程度の知能しか持っていないという点で、反日デモにいそしんでいる中国人は「猿」としか言いようがなく、

・その証拠に、遊び感覚で日の丸に×をつけねり歩いたり、日本国旗を燃やしたりしている。中国猿にとっては反日デモは「遊び」なのである。

・そういう「中国猿」を大量に生み出してきたのが、中国共産党による「愛国教育」という名の「反日教育」であり、

・その意味において、このブログで指摘してきたように(たとえばここ)、中国猿による反日デモ容認や、今回の日中首脳会談の中国側からのドタキャンは、「中国の国内世論への配慮」からであるなどという論理は、中国共産党の自業自得としか言いようがない。


ということだ。


中国にも、「なぜ反日デモなどをしているのかわからない」と言っている「人間」がいることを見ても、中国共産党は、そろそろ「国内世論向けに」という言いわけで、日本を牽制するのをやめた方がいい。日中首脳会談を中国がやりたくないというのであれば、日本もやらなければいい。今回の中国猿の感情的な反応に伴い、「中国リスク」が確実に上がったのだから、より低いリスクを求めて、日本企業はベトナムやタイなどに生産拠点を粛々と移し、政治的にはインドなどとの友好関係を一層高めていけば良いだけの話である。


中国共産党は、日中首脳会談をドタキャンすることで、昨今少しずつ「公開」という方向に向かっている「漁船鉄砲玉ビデオ(笑)」に対して牽制球でも投げているつもりなのだろうか。この仮説が正しければ、それだけ、ビデオ公開に対して中国がナーバスになっている証拠である。逆に日本がビデオ公開を小出しにちらつかせることで中国共産党に牽制すれば良かろう。ビデオは数種類存在するということらしいから、一種類だけ公開してもまだまだカードはあるということだ。


最後に、「民主党中堅幹部」とやらが、このドタキャンの件を、前原外務大臣のせいにしているようである。その記事を紹介しておこう。


首脳会談拒否 「中国の国内事情だ」「前原外相が悪い」 政府・民主で飛び交う声(産経 10.10.30)

中国が29日、ハノイでの日中首脳会談を拒否したことに対して、政府・民主党から、さまざまな声が出た。

政府高官は同日夜、困った表情で「分からない。分からない」と繰り返し、会談拒否の理由は中国の国内事情との見方を示した。そして、「たぶん、首脳(会談)はできない」とぽつり。

11月1日に、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像が、一部国会議員に公開される件との関連を推測する議員は多かった。

閣僚の1人は「よく分からないけど、ビデオの影響じゃないか」。閣僚経験者は「きょうビデオの公開を決めたからだ。シナリオを立てずにやるからだ」と述べた。

これに対し、前原誠司外相への批判もあった。

党中堅幹部は「日中両国のために前原はつぶした方がいいというメッセージじゃないか。中国に言われてすぐに辞めさせるのはよくないが、前原が外相をやるのは無理だ」と、中国そっちのけで外相批判を展開した。

別の若手は「前原がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)で中国包囲網みたいなことを言ってきたから、牽制しているのだろう」との見方を示した。


一方、中国内の権力闘争が原因との分析もあった。

外務省出身の議員は「中国の国内事情だ。菅(直人首相)さんと仲良く映る姿が本国に伝われば、温家宝首相はまた弱腰だと批判される。外交日程のキャンセルはだいたい国内事情であって、ビデオ公開や前原さんの態度はあまり関係ない」との見立てを示した。

中国への不信感、警戒感を示す議員は多かった。中堅は「中国お得意の揺さぶりだ。領土に関して中国は絶対譲らない。日本は、『会ってくれないと顔が立たない』みたいな軟弱なことではだめ。原則論を主張し、毅然とするしかない」と語った。

保守系若手は「中国の言いがかりで、あきれてモノが言えない。日本は毅然としていればいい。中国は冷静になった方がいいんじゃないか」と語った。(ここまで)

「日中両国のために」じゃなくて、「中国のために」だろ?「党中堅幹部」さんよ。中国からのスパイじゃないと言うのなら、日本語は正しく使おうな。

やれやれ。やっぱり民主党は売国政党だな。






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