おそらく今晩のニュースでは大きく扱われることはないだろうが、民主党が、「応援してくれるのなら極左暴力集団でも何でも手を借りて選挙をする団体」ということが、今日の参議院予算委員会でよくわかった。
<自民党 西田昌司議員。国会でのヤジもうるさいが、前原誠司が外国人献金を受けていた問題、
菅直人の「市民の会」問題など、民主党議員がどれだけ
「日本国の利益」を考えない団体とズブズブになっているかを追及し続けている。>
<文字が見づらいので大きな画像で失礼。今でも民主党を応援している「がんばろう日本国民協議会」と名乗る団体のいきさつ。>
部分抜粋。
1973年 マルクス主義青年同盟(マル青同)結成
1974年 フォード来日に反対し、米ソ両大使館を襲撃、火焔瓶を投擲
1975年 5月25日 岡大北津寮を武装襲撃して、岡山大理学部化学科1年生(当時18歳)を殺害。死体を山中に穴を掘って遺棄(岡山大学北津寮襲撃事件)
1988年 『民主統一同盟』と改称。機関紙名も1988年1月の107号以降、『民主統一』に変更した
2000年以降は、『がんばろう!日本!!国民協議会』と名乗り、特に民主党に所属している政治家へ接近している。
この遍歴を見てもわかるように、この『がんばろう!日本!!国民協議会』という集団は元は『マルクス主義青年同盟』という極左暴力団体で、何と殺人・死体遺棄事件まで起こしている。なおかつ、この集団は『がんばろう!日本!!国民協議会』と名前を変えた現在も、公安の監視対象団体の中に入っていると、警察庁警備局長が国会で認める発言をした。
さらに、貼り付けた画像にも書かれているが、この集団は名前を変えた後も、以前自分たちがどのような暴力行為をしてきて、それに対してどう反省し、だからどのように考え方を変えるのかという「総括」ないし「反省」すら全く行っていない。しかも政治団体としての登録も行っていない(登録を行っていないと、団体として政治献金の授受ができない)。この点を西田議員は徹底的に追及した。
さらに不思議なことに、この集団、こうなっても収入源が別に存在するようで、今の野田内閣の閣僚にも数万円から百数十万円の政治献金を行っている。団体としては政治献金ができないので、代表者の「T氏」名義で行っているとのこと。
この表を見ると、「改革派」の呼び声が高い古川大臣だけでなく、元総務大臣だった原口一博には200万円近くの献金がなされている。なぜか野田総理にも1万円だけ献金がなされているというのも、ある政治的メッセージの現れなのだろうか。
でまあ、こういう追及に野田総理は例によって「知らぬ存ぜぬ」を繰り返していたのだが、驚きだったのは、蓮舫大臣が、初当選するときに、この『がんばろう!日本!!国民協議会』という集団から、集団ぐるみの支援を受けていたことである。奇しくもこの事実は、民主党議員であり野田総理の側近である手塚仁雄(手塚よしお)衆議院議員の秘書のページに明記されている。
(魚拓)
http://megalodon.jp/2011-1206-1626-16/www.t440.com/diary/0407mathuda.html
(一部抜粋)
勝ちました。民主党は勝ちました。50議席獲得しての大躍進です。
勝ちました。手塚代議士が擁立し、手塚事務所挙げて戦った蓮舫さんは勝ちました。猛暑や豪雨にも見舞われた、それぞれの夏の戦いはこれで終わりです。
私は今回、準備期間中から、蓮舫さんの随行運転手をさせて頂きました。連日、早朝から深夜まで東京中を走った距離は約10,000KM。北海道~九州まで日本列島を6回縦断した事になります。蓮舫さんと女性秘書と私による珍道中は、前回の秘書日記「どっちの秘書でショーPartⅡ」をご覧になって下さい。
それにしても、寝る時以外はずっと一緒という、3ヵ月にも渡る車での旅芸人の様な共同生活も、終わる頃になると寂しさが募るもの。そんな私の心の隙間にスーッと入って来た今度の主は「がんばろう、日本!国民協議会」でした。政権交代可能な政党政治の文化を日本に根付かせる為に、東大和市で集団生活をしながら、民主党を熱く応援するボランティア団体。彼らの
「150%がんばって当たり前です」
と言って働くその姿はまさに「則天去私」そのもの。感銘を受けた私は、「がんばろう」さんの3台の車が東京中の街頭スポットに時間通りに着けるよう、車列から離れないよう、秘書のように献身的に尽くしたのです。応援弁士として一緒に回っている手塚代議士の車の事は忘れて…。(ここまで)
>そんな私の心の隙間にスーッと入って来た今度の主は「がんばろう、日本!国民協議会」でした。政権交代可能な政党政治の文化を日本に根付かせる為に、東大和市で集団生活をしながら、民主党を熱く応援するボランティア団体。
・・・「集団生活をするボランティア団体」という日本語が普通に書けてしまう、民主党議員の秘書の想像力の貧困さには開いた口がふさがらない。「集団生活」とは、普通はボランティア団体がするものではない。なぜならあくまでも本業で別の収入があり、それで生活できているから「ボランティア活動」とやらが可能なのだ。集団生活しているボランティア団体というのは、どこから主な収入を得ているのだ?資産家の集団にせよ、なぜ集団生活をしているのか?などという当然の疑問に思いが至らないらしい。
だからこそ、と言うべきであろうか。この集団の「則天去私」の働きによって、蓮舫大臣は当時の「元キャスター」から、参議院での初当選を果たしたのであった。
で、これまた、野田総理にならって、ここまで証拠が上がっていても、知らぬ存ぜぬを通す蓮舫大臣。問題ない団体なら支援を受けたことを認めれば良いのに、なぜ知らぬ存ぜぬを繰り返すのか、心なしか作り笑顔も引きつっているように見える。