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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekendの麺処巡り やじ満 で 牡蛎

2012-12-29 08:14:05 | 麺_2012
 本年も残り3日、仕事も終わりのんびりと・・・。
 と思いきや、早起きをして早朝の築地場内へGO。市場内は薄闇に
包まれているが、男衆の吐く息が小気味よく白くはき出され、場内
通路は活気が溢れている。ガンバレ! と声をかけたくなるほどだ。
 場内外共に買い出しのお客さんで混み合っている。5時台でこの混
雑なのだから、8~9時ともなれば、恐ろしいや。

 さて、気がつけば魚がし横丁の「やじ満」の暖簾をくぐっていた。
暖簾をくぐるなり、フロア担当のお姉さんから「いつものですね」、
とこれだけで厨房にオーダーが通ってしまった。

 そう「牡蛎拉麺」1,050円。麺が登場する前に、お姉さんより“サ
ービスです”とやじ満名物「焼売」が目の前に。快く頂きました。あ
りがとうございます。

 やじ満で使用されている牡蠣は、広島産で身が大きい。それにフ
ライパンでソテーされているので、薄くとろみ膜が張り飴色に染ま
っている。ガブリとかぶりつくと、旨みの滋味が溢れ出してくる。
旨い旨い。

ミュージアム巡り トーハク_12秋 大飛出

2012-12-29 03:55:45 | ミュージアム巡り_2012
 金色の肌で丸々と目を剥き、口を開いた面「大飛出」(おおにび
で)。能「嵐山」で桜を見に来た老夫婦の前に出現する蔵王権現や、
「国栖」では吉野の逃れた大海皇子の将来を約束する蔵王権現の
役で用いられる。

 この面はダイナミックな彫りと繊細な毛描きが特徴。
(台東区上野公園13-9)

Weekdayの麺処巡り むろや で 鶏白湯

2012-12-28 13:37:07 | 麺_2012
 本日、仕事納めの日に新宿で打ち合わせ。今年もよく働いたなあ。
ランチは四谷4丁目の「むろや」へ。なんでも、本日と明日(15時
まで)限定の拉麺「鶏白湯らーめん」750円と「鶏白湯つけめん」
800円が振る舞われるという。

 12時過ぎに到着すると8割ほどの席が埋まっている。平日の昼
時はあまり伺えないのだが、繁昌しているようだ。渕上店主とスタ
ッフさんにご挨拶してチケット購入。

 丸鶏から摂ったというスープは、鶏本来の臭みもなくマイルドで
旨い。煮干しは使われていなく、鶏の旨味が十二分に伝わってくる。
塩といってもいいような風味も箸を進めてくれる。開化楼の蕎麦の
ような食感の麺とも相まって旨い。ご馳走様。
 今年はこれで「むろや」さんの食べ納め。良いお年を。


ミュージアム巡り トーハク_12秋 大べし見_2

2012-12-28 05:58:50 | ミュージアム巡り_2012
 この「大べし見」も「是界」や「車僧」、「鞍馬天狗」の天狗の
役に用いられる。
 面裏に「三光坊作 大べし見」の金泥書の他に「歌舞」と読める
陰刻がある。これは室町時代後半の面打ち師、越前出目家・初代満
照作の印である。彫りが鋭くてシャープ。
(台東区上野公園13-9)


ミュージアム巡り トーハク_12秋 大べし見

2012-12-27 05:59:32 | ミュージアム巡り_2012
 「大べし見」は、口をへの字に閉める吽形の鬼を表している。能
「是界」や「車僧」では人間界に害をなそうと現れ失敗する天狗を、
また「鞍馬天狗」では牛若丸の守護を約束する天狗の役に用いられ
ている面だ。
 面の裏側には「大蔵家面」と記され、狂言の一流派である大蔵家
に伝来していることが判る。
(台東区上野公園13-9)