塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り トーハク_12夏 太刀_手掻包永

2012-11-11 06:25:01 | ミュージアム巡り_2012
 続いての太刀は、鎌倉時代の作で「手掻包永」(てがいかねなが)。
 大和鍛冶の銘を彫り込んだ太刀は、鎌倉後期になって頻繁に登場
する。大和五派のうち、手掻派は東大寺転害門の外辺に居住した一
派で、手掻包永を祖として室町時代末期まで続いた。
 この太刀は、物打のあたりに二重刃がみられることにより、包永
の作風を如実に表している。重要文化財で兵庫・姫路神社所蔵。
 地鉄と刃文の種類。

(台東区上野公園13-9)

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