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Windows 2000/XP→→7、8→8,1、10(無料3台+有料1台(メイン))な暇人のブログです。

Robocopyのオプション

2020-01-10 14:11:28 | PCメモ&その他
■書式(例)

robocopy srcdir destdir /S /E /DCOPY:DAT /R:3 /W:3 /LOG+:logfile /NP /TEE /XJD /XJF /MT:1


■説明・注意
 当然、srcdir destdir logfile は適切な物を指定しないといけない。
 (重要:二重引用符(")は受け付けないようである。つまり名前に
    スペースを含む srcdir / destdir は指定できないかも)

 当然、destdir の指定をミスる(誤字る)と不意の上書きをして
 死ぬ場合がある。

 また、destdir はそのフォルダ自身以外は中身が空と言う前提である。
 srcdir と destdir は同一階層となる。
 (destdir直下にsrcdirは作成されない)

 /mir オプションは /purge オプションを内包し物騒なので、
 普段使いとしてはOFF。(destdir をミスった時に死亡率上昇)

 /MT オプションは、同時並列コピーのスレッド数。
 リソースモニタでも確認できたが、
 巨大ファイルが多いと逆効果※なので 1 か 2 を指定、
 (※HDD / SATAに限り)
 細かいファイルが多い場合は 4 - 8 (デフォルト)で良いだろう。 
 (追記:MT:8だとどうもCPU負荷が重すぎるようである。
     実コア数の1/2 - 1/1 を上限とした方が良いのではないか)

 極めて多数(1万~)のファイルをコピーする場合、コンソールで
 表示渋滞を起こすため /TEE オプションは省いた方が良い。

■特長
 xcopy よりもログファイルが見やすい。エラーが出たファイルと
 その場所を突き止めやすい。完了/スキップ/エラー等の詳細統計が
 出力される。

■環境
 Windows10 ではビルトインで使用可。それ以前は未調査。

-- -- --
以上。オプションの解説については robocopy /? なり
各種ドキュメント、WEBサイト也で各自で判断すること(ぉぃ)

-- -- --
以下は長い駄文で読み飛ばしてOK。

■背景
xcopy /v /x /r /i /s /k /y /c /h /e /f でも良いじゃん
とも思ったが、どうも /v オプションが本当にベリファイ
処理をするのかも怪しいので、robocopy を試してみようと
思い立った次第である。こっちでも結局ベリファイ処理は
しないと思う(どこにもすると書かれてないから)
絶対にミスコピーしては困るファイルは、Acronisなり、
ハッシュ値比較ツールなり、comp コマンドなりで検証しよう。
■余談1
せいぜい100GB単位までの2000年代な時代では
正常なPC、正常なHDD環境でxcopy(上記)で失敗した試しは
なかったが、2020年代に入り数100GB~TBクラスの転送が
当たり前になると、ベリファイ・検証もその必要性が
上昇するかも知れない。あくまでも思うだけ。
ぶっちゃけエクスプローラーコピーでも同様だが。
(追記:エクスプローラーコピーは、ユーザーの切替を行うと
 どうも中断するようである。xcopy や robocopy は無論
 そのような事はない)
■余談2
xcopy もそうだがミスる(誤字る)と死ねるコマンドは、
テキストエディタで一度打ち込んでよーーーく確認してから、
バッチファイルなりコピペなり(IPmsgなり)で実行する、
つまり手入力は避けた方が良さげ(もちろんコピペを
ミスっても死ねるので略)
コメント
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