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Windows 2000/XP→→7、8→8,1、10(無料3台+有料1台(メイン))な暇人のブログです。

Windows10 が調子悪い時の簡易修復方法【C-3:修復インストール】

2022-02-08 18:48:29 | PCメモ&その他
Windows10 が調子悪い時の簡易修復方法【大分類】 > C-3:修復インストール

(概要)
Windowsの上書きインストール(修復インストール)を試す 

(前提、目的など)
上記【大分類】を参照したうえで、他の手段を色々試しても
どうにもならない場合や、システムの復元自体がイカれてる場合に
試す手法である。

(手順)
(1) 下記から 「Windows 10のダウンロードツール」をダウンロードする。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
 ※他の正常な(出来れば安全な環境にある)PCであれば、
  任意のPC(Windows10が動き、USBメモリ等が利用可能なPC)
  において実行可能である。ダウンロードしたPCでは、
  「操作を間違わなければ」このツールにより変更が加わる事はない。
 ※上記ページでは「今すぐアップデート」ボタンおよび
  Windows 10のバージョンアップデートに誘導する表示もあるが、
  そちらではなく「ツールを今すぐダウンロード」の方を選ぶこと。

(2) 管理者権限のあるユーザでサインインし(必須)、
  1.でダウンロードした "MediaCreationTool****.exe" を実行する。
 (**** は '21H2'などバージョンが入る)

(3) 選択肢で「このPCを今すぐアップグレード」は選ばずに
 「別のPCのインストールメディアを作成する(USB...ファイル)」を選ぶ
 ※ここで間違わないように注意

(4) 言語(Language:日本語とか)、エディション(Pro や Homeなど)、
 アーキテクチャ(64bit = x64, 32bit = x86)を選択する。
 ※「両方」を選ぶと、たぶんDVD1枚にも入りきらない

(5) 作成メディアを選ぶ。
 ⇒ USBフラッシュドライブ:
 表示容量よりも十分に大きい空のUSBメモリを準備し接続する。
 (※当然、そのUSBメモリの中身は全て消える)
 ⇒ ISOファイル
  インストールイメージがファイルにダウンロードされる。
 あとで、そのISOファイルをDVDなどに焼き込み/書き込みして利用可。

(6) ダウンロードが始まる、何GBもあるため、ネットワーク環境に
 よっては数10分 - 数時間近く掛かるはずである。

(7) メディア作成が無事に完了したら、ターゲットとなるPCに
 作成した USBメモリ / DVD等を接続する。
 これらのメディアからブートさせても良いし、あるいはメディア内の
 "setup.exe" を実行してもよい。

(8) 選択肢「重要な更新プログラムをインストールします」
 ⇒ これは特に理由が無ければ、
  「更新プログラムをダウンロードしてインストールする(推奨)」を
  選択する。(任意)

(9) 選択肢「引き継ぐO鵜目を選んでください」
 ⇒ ここでは「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を必ず選ぶこと。
  さもなければ、初期化インストールと大差がないことになり、
  あまり意味が無い。ただし任意選択。

(10) 以降は画面の指示に従う。ターゲットPCの管理者アカウントの
 ID / PW なども必要かも知れない(忘れた)

(11) 正常に修復インストールが完了すれば、「殆どの」Windows環境設定や
 各アプリケーション、データが「そのまま」で使えるようになっており、
 問題も修復されているはずである。
 ※一部のアプリや一部の設定はリセットされている場合もありうるので、
  適宜再インストールなり再設定すること。

(備考)
これでもダメなら、ハードウェアを疑ったり、初期化インストールへと
進むべし。










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Windows10 が調子悪い時の簡易修復方法【大分類】

2022-02-05 01:42:59 | PCメモ&その他
(説明内容と大分類)
普通の操作をしていて、0xエラーが発生し回復できないなど、
OS・システム起因で(※)、
比較的深刻かつ恒常的にトラブルが発生する場合の回復手段

※:ハードウェアやデバイス、デバイスドライバー等のトラブルでは
 無い事を先に切り分けしておく必要がある。
 また、一部のアプリケーションの動作が怪しい時は、そのアプリなり
 関連するランタイムライブラリ(MS VC++ Runtimeなど)を再インストールすれば
 治る場合が殆どである。

【重要な注意】:このような修復作業をすることを
余儀なくされている段階で、Windowsのシステムやデータは
(いつ消失/ロストするか分からないと言う面では)かなりのリスクに
晒されていると考えるべきである。修復作業を始める前に、
救出可能な重要なデータはどこか安全な場所に退避コピーなど
しておくことが望ましい。
(但し大分類Aの作業などは、ついついデータ保全をせずに
 やってしまい勝ちだが、それも AYOR: At Your Own Risk.)

【大分類 A, B, C...】
(A) セキュリティソフトの完全アンインストール&再インストール
 ※セキュリティソフト会社が配布している完全アンインストール
  ツールを利用する事が望ましい

(B) スタートアップトラブルの場合は、スタートアップ修復ほか
 (ここでは、詳細は説明割愛するので適宜ググる)

・セキュアブート有効にするならCSMは無効にする
・セキュアブート無効ならCSMを有効にする

(B-1) 「スタートアップ修復」
 ⇒ ここの記事でも参照されている
 ⇒「スタートアップ修復」はWindows PEやインストールメディア等から起動可能である

(B-2) 「回復用メニュー」  
 このほか、Windowsが稼働できる場合には、
  スタートメニュー⇒電源マーク⇒[Shift]を押しながら再起動
 で表示される回復用メニューでも色々可能。  
  ⇒この回復用メニューは、歯車の新設定アイコン⇒更新とセキュリティ⇒回復
   ⇒今すぐ再起動 で出て来るものと基本的に同じである。

(C) Windows Updateを含むソフトウェアやコンポーネントのトラブルの場合
 (コンポーネントとは、例えばコントロールパネル、歯車の新設定アイコン、
  Windows管理ツールやWindowsシステムツールなどから呼び出される
  各種設定機能など)

(C-1) システムの復元を使う
 ⇒ だいたいはこれで治る事が多い

(C-2) システムファイル修復ツールを使ってみる
 ⇒ sfc /scannow, DISM など。
 ⇒ Windws Updateの修復周りでは多用されるコマンドである。
  (つまりWinUpdateがKUSOってこと…)

(C-3) 他の手段を色々試してもどうにもならない場合や、
 システムの復元自体がイカれてる場合
 ⇒ Windowsの上書きインストール(修復インストール)を試す 

(C-4) 「PCを初期状態に戻す」
 ⇒ ここ以降はほぼ初期化再インストールに近いので
  滅多にやる機会は無いと思われる
 ⇒ (操作a)歯車の新設定アイコン ⇒ 更新とセキュリティ
   ⇒ 回復 ⇒ このPCを初期状態に戻す ⇒ 開始する
  以降は手順に従う
 ⇒ (操作b)このほか、管理者権限コマンドプロンプトから
  # systemreset -cleanpc
  を実行する方法もあるようだ(遊びや試しで実行しないこと!)

(C-4) Windows起動や稼働にトラブルがある場合には、
 ⇒ 「スタートアップ修復」または「回復用メニュー」を実行
 ⇒ 全画面メニューから「トラブルシューティング」⇒ ... ⇒ 「このPCを初期状態に戻す」
  を実行


(備考)
(Win10 Ver.21H1)
・本記事から各記事にリンクを貼り各分野の一部の子記事を
作っていく…予定。
・高速スタートアップ機能をOFFにする、みたいな初歩の初歩対策
 についてはキリがないので記述を割愛する。
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Windows10 のスクリーンショットまとめ

2022-02-03 16:55:52 | PCメモ&その他
設定により動作が一部異なる場合がある。

■共通
・Win + PrintScreen : 画面全体のスクリーンショットが、すぐに
 ピクチャ\スクリーンショットのフォルダ内に保存される
(スマホ等と似た挙動)
・Alt + PrintScreen : アクティブウィンドウのスクリーンショット
・Win + Shift + S : 切り取り&スケッチツールが動作する

■歯車の新設定アイコン ⇒ 簡単操作 ⇒ キーボード
⇒ プリントスクリーンのショートカット の設定が「OFF」の場合

・PrintScreen : 画面全体のスクリーンショット


■歯車の新設定アイコン ⇒ 簡単操作 ⇒ キーボード
⇒ プリントスクリーンのショートカット の設定が「ON」の場合

・PrintScreen : 切り取り&スケッチツールが動作する

■環境
・Win10 21H1
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