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Windows 2000/XP→→7、8→8,1、10(無料3台+有料1台(メイン))な暇人のブログです。

Gmail の「情報保護モード」を試す

2022-01-13 14:49:31 | PCメモ&その他
(はじめに)
「情報保護モード」とは、どうやら Gmail の2018年アップデートに伴い
はじめはPC版、のちにアプリにも既に実装されていたらしい。

Google、“Gmail”の大規模アップデートを実施 ~本日から新デザインに切り替え可能
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1119246.html

基本的な仕組みは、
・送信側はGoogleアカウントおよびGmailの利用必須
・受信側は任意
である。

(使い方)

■1: Androidアプリからの送信
(1-1) 送信前に右上隅の '︙’ ⇒ 「情報保護モード」を選択
(1-2) 送信メールの有効期限と、パスコードの送信方法も指定して、
 「保存」を選ぶ。
 パスコードには「標準」と「SMSパスコード」の2種類がある。
(1-3) 「標準」を指定した場合には、受信側にはそのまま(あるいは
 パスコードを含むURLが)送信されるので、他に処理は必要ない。
(1-4) 「SMSパスコード」を指定した場合には、
 送信ボタンを押すと「必要な情報が不足」と出るので
 「不足している情報を追加」を選び、パスコードの送信先
 電話番号を入力する。
 (※ここでの電話番号は表向きはこの送信処理でしか使用されない。
   つまり、アドレス帳に送信先の電話番号を登録していたとしても、
   都度、ここで入力し直さないといけない)
 (※メールを送信した時点では、未だSMSは相手には送信されない)
 (※電話番号は必ずしも相手のスマホ等端末のもので無くても良い)

■2: PC版Gmailからの送信
(2-1) 送信前に、メール作成ウィンドウの右下隅のほうの
 南京錠&時計マークのアイコン(情報保護モード」をクリック
(2-2) 送信メールの有効期限と、パスコードの送信方法も指定して、
 「保存」を選ぶ。
(2-3) ここでは「SMSパスコードなし」=「標準」の意味であり、 
 他は上記の「1:アプリ版Gmail」と同様である。
(2-4) 「SMSパスコード」を指定した場合には、
 送信ボタンを押すと「電話番号の確認」と出るので
 日本その他を選び、国際形式電話番号(つまり頭の0を取った番号)
 入力し、送信ボタンを押す。
 (※その他の注意書きは(1-4)と同様である)

■3: 受信側(PC版Gmail・アプリ版Gmailの場合)
(3-a) パスコード「標準」の場合は、何もせずそのまま内容が表示される。

(3-b-1) 「SMSパスコード」の場合は、受信側で「本人確認を行ってください」
 「パスコード送信」のボタンが表示されるので受信側がこれを押すと、
 送信側が指定した電話番号にSMSが送信される。
(3-b-2) 3-b-1 で受け取ったパスコードをGmailで入力すると、
 内容が表示される。

※SMSはGogoleから受信側に送信されるため、日本では全て無料だが、
 海外だと受信側にSMS受信料金が必要となる場合がある。

■4: 受信側(Gmail以外のメーラーの場合)
(4-1) URLが記載されたメールが来るので、
 そのままタップすればメールの内容が表示される。
 (URLは https://confidential-mail.google.com/...)
(4-2) 以降は上記の「3: Gmailの場合...」と同様である。

(仕様及び制限)
・基本的には有効期限を設定して、受信側が肉眼で確認したあと、
 受信側で削除せずとも、本文及び件名が期限切れで表示されなくなる、
 と言う仕組みである(ただし送信者・受信者・日時は依然として
 削除しなければ相手側に残る)
・「転送、コピー、印刷、ダウンロード」が出来ないと言う通り、
 メールの本文テキストのコピー、添付ファイルの保存はできない。
 ただし、メール表示画面のスクリーンショットや外部カメラ撮影は
 当然可能である。
・本文に記載されたURLをタップしてブラウザに接続する事だけは
 可能である。
・添付ファイルもプレビューしかできない。なお、PC版では画像なら
 フル解像度で表示されるが、Androidだと粗い解像度でしか表示できない
 ようである(2021/01)。
・送信側から開封確認できる仕組みは無い(標準Gmailには無いが
 G Suiteにはあるらしいが)。
・送信側では任意のタイミングで送信したメールについて
 「アクセス権を取り消す」事ができる。
・添付ファイルのダウンロードができないので、悪名高いPPAPの
 代用には使えない
 (そもそもクラウド利用禁止ポリシーの下では使えないが)

以上

















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Adobe Reader DCの保護モードを本当に有効化する

2022-01-13 13:27:24 | PCメモ&その他
■Adobe Reader DCの保護モードを本当に有効化する
(操作)
(1) 編集 ⇒ 環境設定
(2) 「分類」で真ん中の少し上寄りの「セキュリティ(拡張)」
(3) 「起動時に保護モードを有効にする」のチェックON
(4) すぐ下の「保護されたビュー」=「すべてのファイル」
(5) OK
以上。(Adobe Reader DC Ver.2021.xxx.xxx で確認)

(考察)
ブラウザからPDFを開いた場合、おそらくPDFの処理をブラウザに支配される。
そのため次の「Chromeから常にAdobe Reader経由でPDFを開く」、
「Firefoxから常にAdobe Reader経由でPDFを開く」の設定などを
実施するとよい。

■Chromeから常にAdobe Reader経由でPDFを開く
(1) Chrome ⇒ 設定 ⇒ (詳細設定⇒) セキュリティとプライバシー
⇒ その他のコンテンツの設定 ⇒ PDFドキュメント ⇒ PDFをダウンロードする
を選択
(2) Chrome ⇒ 設定 ⇒ 詳細設定⇒ ダウンロード
⇒ ダウンロード前に書くファイルの保存場所を確認する
をオフにする。
※これはオフにしないと毎回保存ダイアログBOXが出るため、甘受する必要あり
(3) PDFをダウンロードした際に下部に出る横バーから、"∧"をクリック
⇒ 常にAdobe Readerで開く を選択。

以上の設定で、PDFクリックで常にAdobe Readerを起動するようになる。
※副作用としてダウンロードフォルダにPDFが貯まりまくるため
 時々掃除マスト。

■Firefoxから常にAdobe Reader経由でPDFを開く
こっちは分かり易い
(1) Firefox⇒ツール ⇒ 設定 ⇒ 一般⇒ プログラム
一覧内で ”Portable Document Format (PDF)” の "取り扱い方法"を
”Windowsの既定のプログラムを使用" (Adobe Readerが既定になっている場合)
あるいは "他のプログラムを選択" より適宜選択。
※こちらはPDFをテンポラリフォルダに保存するようなので、
 保管は別途実施がマスト。

■Adobeの改善に協力しない
(1) Androidアプリ
 アプリを起動し、右上の人型アイコンをタップ
 ⇒ 環境設定 ⇒ 使用情報を送信をオフ

■その他
・環境設定 ⇒ 一般 ⇒ 複数のタブを閉じる前に確認する ⇒ オフ
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