(はじめに)
「情報保護モード」とは、どうやら Gmail の2018年アップデートに伴い
はじめはPC版、のちにアプリにも既に実装されていたらしい。
Google、“Gmail”の大規模アップデートを実施 ~本日から新デザインに切り替え可能
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1119246.html
基本的な仕組みは、
・送信側はGoogleアカウントおよびGmailの利用必須
・受信側は任意
である。
(使い方)
■1: Androidアプリからの送信
(1-1) 送信前に右上隅の '︙’ ⇒ 「情報保護モード」を選択
(1-2) 送信メールの有効期限と、パスコードの送信方法も指定して、
「保存」を選ぶ。
パスコードには「標準」と「SMSパスコード」の2種類がある。
(1-3) 「標準」を指定した場合には、受信側にはそのまま(あるいは
パスコードを含むURLが)送信されるので、他に処理は必要ない。
(1-4) 「SMSパスコード」を指定した場合には、
送信ボタンを押すと「必要な情報が不足」と出るので
「不足している情報を追加」を選び、パスコードの送信先
電話番号を入力する。
(※ここでの電話番号は表向きはこの送信処理でしか使用されない。
つまり、アドレス帳に送信先の電話番号を登録していたとしても、
都度、ここで入力し直さないといけない)
(※メールを送信した時点では、未だSMSは相手には送信されない)
(※電話番号は必ずしも相手のスマホ等端末のもので無くても良い)
■2: PC版Gmailからの送信
(2-1) 送信前に、メール作成ウィンドウの右下隅のほうの
南京錠&時計マークのアイコン(情報保護モード」をクリック
(2-2) 送信メールの有効期限と、パスコードの送信方法も指定して、
「保存」を選ぶ。
(2-3) ここでは「SMSパスコードなし」=「標準」の意味であり、
他は上記の「1:アプリ版Gmail」と同様である。
(2-4) 「SMSパスコード」を指定した場合には、
送信ボタンを押すと「電話番号の確認」と出るので
日本その他を選び、国際形式電話番号(つまり頭の0を取った番号)を
入力し、送信ボタンを押す。
(※その他の注意書きは(1-4)と同様である)
■3: 受信側(PC版Gmail・アプリ版Gmailの場合)
(3-a) パスコード「標準」の場合は、何もせずそのまま内容が表示される。
(3-b-1) 「SMSパスコード」の場合は、受信側で「本人確認を行ってください」
「パスコード送信」のボタンが表示されるので受信側がこれを押すと、
送信側が指定した電話番号にSMSが送信される。
(3-b-2) 3-b-1 で受け取ったパスコードをGmailで入力すると、
内容が表示される。
※SMSはGogoleから受信側に送信されるため、日本では全て無料だが、
海外だと受信側にSMS受信料金が必要となる場合がある。
■4: 受信側(Gmail以外のメーラーの場合)
(4-1) URLが記載されたメールが来るので、
そのままタップすればメールの内容が表示される。
(URLは https://confidential-mail.google.com/...)
(4-2) 以降は上記の「3: Gmailの場合...」と同様である。
(仕様及び制限)
・基本的には有効期限を設定して、受信側が肉眼で確認したあと、
受信側で削除せずとも、本文及び件名が期限切れで表示されなくなる、
と言う仕組みである(ただし送信者・受信者・日時は依然として
削除しなければ相手側に残る)
・「転送、コピー、印刷、ダウンロード」が出来ないと言う通り、
メールの本文テキストのコピー、添付ファイルの保存はできない。
ただし、メール表示画面のスクリーンショットや外部カメラ撮影は
当然可能である。
・本文に記載されたURLをタップしてブラウザに接続する事だけは
可能である。
・添付ファイルもプレビューしかできない。なお、PC版では画像なら
フル解像度で表示されるが、Androidだと粗い解像度でしか表示できない
ようである(2021/01)。
・送信側から開封確認できる仕組みは無い(標準Gmailには無いが
G Suiteにはあるらしいが)。
・送信側では任意のタイミングで送信したメールについて
「アクセス権を取り消す」事ができる。
・添付ファイルのダウンロードができないので、悪名高いPPAPの
代用には使えない
(そもそもクラウド利用禁止ポリシーの下では使えないが)
以上
「情報保護モード」とは、どうやら Gmail の2018年アップデートに伴い
はじめはPC版、のちにアプリにも既に実装されていたらしい。
Google、“Gmail”の大規模アップデートを実施 ~本日から新デザインに切り替え可能
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1119246.html
基本的な仕組みは、
・送信側はGoogleアカウントおよびGmailの利用必須
・受信側は任意
である。
(使い方)
■1: Androidアプリからの送信
(1-1) 送信前に右上隅の '︙’ ⇒ 「情報保護モード」を選択
(1-2) 送信メールの有効期限と、パスコードの送信方法も指定して、
「保存」を選ぶ。
パスコードには「標準」と「SMSパスコード」の2種類がある。
(1-3) 「標準」を指定した場合には、受信側にはそのまま(あるいは
パスコードを含むURLが)送信されるので、他に処理は必要ない。
(1-4) 「SMSパスコード」を指定した場合には、
送信ボタンを押すと「必要な情報が不足」と出るので
「不足している情報を追加」を選び、パスコードの送信先
電話番号を入力する。
(※ここでの電話番号は表向きはこの送信処理でしか使用されない。
つまり、アドレス帳に送信先の電話番号を登録していたとしても、
都度、ここで入力し直さないといけない)
(※メールを送信した時点では、未だSMSは相手には送信されない)
(※電話番号は必ずしも相手のスマホ等端末のもので無くても良い)
■2: PC版Gmailからの送信
(2-1) 送信前に、メール作成ウィンドウの右下隅のほうの
南京錠&時計マークのアイコン(情報保護モード」をクリック
(2-2) 送信メールの有効期限と、パスコードの送信方法も指定して、
「保存」を選ぶ。
(2-3) ここでは「SMSパスコードなし」=「標準」の意味であり、
他は上記の「1:アプリ版Gmail」と同様である。
(2-4) 「SMSパスコード」を指定した場合には、
送信ボタンを押すと「電話番号の確認」と出るので
日本その他を選び、国際形式電話番号(つまり頭の0を取った番号)を
入力し、送信ボタンを押す。
(※その他の注意書きは(1-4)と同様である)
■3: 受信側(PC版Gmail・アプリ版Gmailの場合)
(3-a) パスコード「標準」の場合は、何もせずそのまま内容が表示される。
(3-b-1) 「SMSパスコード」の場合は、受信側で「本人確認を行ってください」
「パスコード送信」のボタンが表示されるので受信側がこれを押すと、
送信側が指定した電話番号にSMSが送信される。
(3-b-2) 3-b-1 で受け取ったパスコードをGmailで入力すると、
内容が表示される。
※SMSはGogoleから受信側に送信されるため、日本では全て無料だが、
海外だと受信側にSMS受信料金が必要となる場合がある。
■4: 受信側(Gmail以外のメーラーの場合)
(4-1) URLが記載されたメールが来るので、
そのままタップすればメールの内容が表示される。
(URLは https://confidential-mail.google.com/...)
(4-2) 以降は上記の「3: Gmailの場合...」と同様である。
(仕様及び制限)
・基本的には有効期限を設定して、受信側が肉眼で確認したあと、
受信側で削除せずとも、本文及び件名が期限切れで表示されなくなる、
と言う仕組みである(ただし送信者・受信者・日時は依然として
削除しなければ相手側に残る)
・「転送、コピー、印刷、ダウンロード」が出来ないと言う通り、
メールの本文テキストのコピー、添付ファイルの保存はできない。
ただし、メール表示画面のスクリーンショットや外部カメラ撮影は
当然可能である。
・本文に記載されたURLをタップしてブラウザに接続する事だけは
可能である。
・添付ファイルもプレビューしかできない。なお、PC版では画像なら
フル解像度で表示されるが、Androidだと粗い解像度でしか表示できない
ようである(2021/01)。
・送信側から開封確認できる仕組みは無い(標準Gmailには無いが
G Suiteにはあるらしいが)。
・送信側では任意のタイミングで送信したメールについて
「アクセス権を取り消す」事ができる。
・添付ファイルのダウンロードができないので、悪名高いPPAPの
代用には使えない
(そもそもクラウド利用禁止ポリシーの下では使えないが)
以上