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Windows 2000/XP→→7、8→8,1、10(無料3台+有料1台(メイン))な暇人のブログです。

【緊急】Google Chrome および セキュアDNSに対応する端末の同設定必須

2022-03-17 21:10:32 | PCメモ&その他
ブリーフィング的な殴り書き記事とする。

【内容】
セキュアDNS (DoH またはDoT)の設定

【設定期限】
今日中または明日にでも(可及的速やかに)

【対象】
(1)Google Chrome が正常に動作する対応端末全て (*1)
 ⇒ Windows, Mac, Linux, Android 6以降 , iPhone, etc.
(2)OSレベルでセキュアDNSに対応する端末全て
 ⇒ Android 9以降、その他 DoH/DoTに対応する端末

*1 なお、Chrome以外のブラウザを使う事があれば、
 それらも同様に設定すること。
 Thunderbird等のメーラーも同様である(DoH/DoT対応の場合)。

【設定方法】
・基本的にググる。
 DoH / DoT の設定先となるパブリックDNSサーバーは
 慎重に選定すること。

(1)Chromeの設定で、セキュアDNSを設定する。
例として Google Public DNS を設定する場合、DoHプロバイダURLに
次を設定する:
https://dns.google/dns-query

あるいは選択肢があれば、Google Public DNS を選択する。

(2)OSの設定で、セキュアDNSを設定する。
例として、Android 9以降の端末に、OSレベルの設定で
Google Public DNS を設定する場合、ネットワークとインターネット
 ⇒ プライベートDNSに次を設定する。(これは、DoTである)
dns.google

【目的・理由】
いかなる理由であれ、全てのネットワーク上で平文のDNSを
使用することを無期限で停止すべきである。

【副作用】
まれに、DNS設定に依拠しているペアレンタルコントロールや
その他のブロッキングシステムを利用している場合、
この設定をしてしまうと当該コントロールやブロッキングを
バイパスしてしまう可能性がある。詳細はシステムの管理者からの
情報を調べ、または問い合わせること。

(その他)
・DoH 、DoT についてはそれぞれ、
"DNS over HTTP", "DNS over TLS" でググる。

以上
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【緊急】GmailアカウントのOAuth2認証必須化とそのThunderbird設定方法

2022-03-05 19:35:48 | PCメモ&その他
(前書き)
ブリーフィング的な殴り書き記事とする。

【設定期限】
2022年5月29日いっぱいまで
※タイムゾーン不明

【やること】
(1)対象のGmailアカウントと、そのGoogleアカウントのPWを
 すべて準備しておくこと。

(2)Thunderbird で一部のCookie 保存設定をする。[MUST]
・ツール⇒設定⇒プライバシーとセキュリティ
⇒ ウェブコンテンツ
 https://accounts.google.com を許可に設定する
 (例)「サイトから送られてきたCookieを保存する」 OFF
    「例外」で「サイトのアドレス」に
     https://accounts.google.com
     を入力し「許可」ボタン

(3)各Gmailアカウントで右クリック⇒設定
・「サーバー設定」⇒「セキュリティ設定」⇒「認証方式」を
 "OAuth2"に設定する。
・同じ設定画面の「サーバ設定」の1つ上のアカウント行をクリック
 「SMTPサーバーを編集」⇒「認証方式」を
 "OAuth2"に設定する。OK。
※上の2つとも「接続の保護」は「SSL/TLS」等になってる筈だが
 基本変更不要、またはダメなら「SSL/TLS」にする。

(4)当該Gmailアカウントで、自分自身のアドレスにテストメール
 送信&受信を実施する。

(5)そのGoogleアカウントでのログインを促されるので、※2 ※3
 メールアドレスとGoogleパスワードを入力する。※1

※1 二段階認証設定している場合には、
 アプリパスワードではなく大元のGoogleパスワード
※2 (4)を実施しても聞いてこない場合、Thunderbirdを再起動して
 再度試す。
※3 基本的には送信時と受信時のそれぞれ2回ログイン処理をする
 必要があるが、場合によっては1回しか聞いて来ない事がある。
 自動受信設定およびThunderbirdの再起動を何日か継続使用する
 必要があるかもしれない

(6)ログインに成功すれば、Thunderbirdをアプリとして
 許可・拒否するダイアログが表示されるので、問題なければ許可。

(7)許可が成功すれば、4のメールが受信できる。

(8)Googleアカウントの管理画面で、 
  「安全性の低いアプリのアクセス」はONになっている筈なので、
  これをOFFにしてから、再度(4)のテストを行う。 [ほぼMUST]

※二段階認証設定している場合にはこの設定は無い筈だが、
 何にせよアプリパスワード方式から、OAuth2への切替は[MUST]
 だと推定される。

(9)ついでにGoogleアカウントの管理画面で、アカウントの
 再設定用メールアドレスや再設定用電話番号等の再確認を行う。
 特に、再設定用メールアドレスのメールアドレス認証処理
 (メール確認コードを入力する処理)が未実施であるケースが
 極めて多いので、忘れずに実施しておく  [ほぼMUST]

やることは以上

【要約】
要するに、2022/5/31(タイムゾーン不明)以降に(8)の設定が
強制OFF固定(と言うか当該低安全性オプション自体の廃止)と
なり、OAuth2ログイン設定を正しくしないと
Thunderbirdから直接Gmail送受信は不可能になりますよ、
だから期限までに設定しろと言うGoogle様の横暴なお達し(割愛

【追記】
ルーチンワークに慣れたら、下記の順番でやってもよい。
(1)(2)->(9)->(8)->(3)(4)(5)(6)(7)

【注意書き・備考】
・普段から日常的に、一定のアドレスレンジのIPアドレスから
 当該Gmailアカウントに対して(Thunderbirdで)アクセスしている
 場合等は特に「本作業上をするに当たっては」問題無いだろうが、
 そうでは無い場合(例えば長期休眠のGmailアドレスでスマホ等に
 一切紐づけてない場合、あるいは全く別環境や別NWから設定する
 場合など)は、(5)や(9)のところでアカウント自体が
 ロックアウトされるリスクが存在するので、注意および予め
 対処しておくこと。
・ThunderbirdのOAuth2方式では、oauthクッキー(?)は、
 従来のメールパスワードと同じストレージに格納されるので、
 基本的にはThunderbirdのプロファイルをロストしたりしなければ
 永続的に利用できると推定される。
 ただし、対象のGoogleアカウントのPWリセット等をしたときは、
 当然oauthクッキーも再設定が必要となり、上記(1)(5)(6)&
 テスト等の作業が必須となるだろう。
・このように「タダより高いものは無い」と言うのがGoogle
 クオリティの日常であるため、下記の記事等を参照して適宜
 他のフリーメールアドレスへの乗り換えを検討してもよい。
 AYOR

GmailアカウントがロックアウトされてThunderbird からアクセス不能になった場合の対処 - NT5.0/5.1からNT6.1/6.2/10.0へ

・OAuth2そのものの詳細については"Oauth2 thunderbird"でググるとよい

以上
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