「悪しき風潮」

「弱者の立場に・・・聞こえはいいが」

 

 

今の世の中ね、弱い者に合わさなかったら、

悪者扱いされる場合が多々ありませんか？

（社会的や経済的な立場ではありません、心の問題です、お間違いなく）

 

仮にストレス度合が、誰から見ても 5 の事を、
自分の事だと 10 、他人だと 1 にしか見えない様な、明らかに心の弱い人に対してもね、

Ａさんも一生懸命やってるんだから・・・

ＡさんもＡさんなりに辛いんだから・・・って、

Ａさんの一部始終を知らない人がかばったりするでしょ。

その知らない人が、上司とか上の立場だったら最悪です。

直接Ａさんとは関わらないから、Ａさんがどれだけ弱いか知らないのに、

Ａさん側に立たれたら、こっちが気遣いの足りない様な評価をされてしまうし、
ＡさんはＡさんなりの事しかしなくて済む訳です。

 

私ね、

「～～なりに」って言葉、とても嫌いなんです。

そんな事いったら、世の中100％ 「～～なりに」やってますし、苦労してますよ。

 

その「～～なりに」が、一般レベルとかけ離れてるから問題なんであって、

やたらと「～～なりに」なんて言ったら、み～～んな「～～なりに」ですよ。

 

痛いニュースの「若者の字幕による映画離れ」とも内容は似てますけど、

普通は「これくらいは」ってトコまでは、

「これくらい」に至ってない現実を認識して貰うべきだし、

「これくらい」に至ってない人は、「これくらい」に至る努力はしないと、

何も向上しませんよ。

 

意味の履き違えた「弱者救済」ね。

身体や経済的・社会的な「弱者」は助け合い、国や自治体の支援も必要ですけどね。

「こころ」は鍛えましょうよ。（心の病気になってしまってる方は別ですが）

「心」は、普通より「弱い者」に、

配慮こそ必要ですが、完全に合わす必要はないと思います。

 

そういうのがね、多くなってきてる気がします。

そしてね、それが、軟弱な日本を、もっと軟弱にさせる一因を担いでる気がしますよ、実際。

 

「心は、弱いまま放置するな」