息子・その後 11

12月5日


家内は病院泊まり。

私は普通に仕事をおいて病院に行く。
到着は20時をまわっていた。

19時の面会時間をとっくに過ぎているので、阻止されはしないかと、
ナースステーションの前を通る時に忍び足になる「小心者」の私。

この日の夕方、家内から「大部屋に移らされた」とメールが入っていたので、
同居患者がいると思うと余計に気を使う。

ゆ～っくりドアを開ける。
入ってすぐの右側だと聞いていたので、見るとカーテンを開けて待っていた。

酸素管は昨夜取れてないが胃の管はある。
点滴と心電と酸素濃度、管や線だらけだけど、たまらず入院以来の初抱っこ

まだまだ完治は先だろうけど、


「無事、この手に帰ってきた！」


愛おしい・・・　有り難い・・・　　

久しぶりにこの手に抱っこして間近に息子の顔を見る。

もう　いっぱい「チュ～」したい。
直接肌で触れていたい・・・。

再度、みんなに感謝する・・。


今日、胃の管から少し母乳を入れたそうだ。

しかし、全く消化せず、直接の授乳は先送りになった。

仕方ないだろう、搬送の日（11/28）以来、丸一週間胃に何も入れてないんだから・・・。

また、改めて「頑張ったな」という息子を賞賛する思いと感謝の思いだ。
誰がなんと言おうと「宇宙一の息子だ」（亀田大毅ではありません）

そして、「本当に有難うございます」