先週のNHK「ガッテン」では年齢に関係なく一日3分の筋力トレーニング
でも筋力増強の成果があるという番組を取り上げていました。
(特に普段運動されていない中年の女性を例にして、運動前後の筋力の増強を
実験で測定)
そしてトレーニング後は、30分以内にタンパク質と糖分の摂取をする事も
薦めていました。
日常的に運動されている方では運動後出来るだけ早い時間にプロテイン
やBCAAを摂取されている事と思いますが、如何でしょうか?
トレーニングなどで筋肉に強い負荷がかかると、筋繊維が収縮を繰り返す
ことにより疲労し、非常に細かな部分が損傷を起こします。すると、成長
ホルモンが分泌されて、負荷に対抗できるような強い筋肉に作り直そうと
いう働きが活発になります。このタイミングに合わせて、筋肉をつくるための
材料となる十分な栄養と休養をとることで、元の筋肉よりもさらに強い筋肉
ができあがります。これが、「超回復」と呼ばれる筋肉が作られるメカニズム
です。そしてこの繰り返しが、筋力アップにつながっていきます。
なぜ運動後30分以内にタンパク質や糖分を摂取するといいのかの説明は
されていませんでしたが、トレーニングによって出来た微細なきづ修復は
運動後3時間が最大で、その後筋タンパク合成速度は低下していくからです。
運動後摂取のタイミングが遅れると回復も遅れることになってしまいますので
牛乳やバナナ、プロテイン等を心掛けるといいですね。