中高年のランニング

健康と楽しさを求めて

生き方を考えさせる「戦力外通告」

2013-12-31 19:25:56 | 文化

12月30日のテレビTBS 『プロ野球戦力外通告クビを宣告された男達』
( 22:00~23:45 )は、理想を求めた若者3人の苦悩と生き方を見事に描き
出していました。

T選手(元巨人)…巨人ドラフト1位も故障で一軍登板ゼロで戦力外通告を受け
トライアウトという最後のテストにも失敗。妻と子の為に野球をやめるか
悩み続けますが生きるために転職を決意します。

Y選手(元ロッテ)はT選手同様にけがで4年目に戦力外通告(失職)を受け
野球以外の道を歩むか、さらに体力・技術を向上させ野球を続行するか思案中。

H選手(元DeNA)は大学時代に斎藤佑樹とバッテリーを組んだ男で、通告後
2ヶ月後に控えていた結婚式を延期し、トライアウトに専念しかろうじて

他球団から育成選手(推定年収220万円位?)として声がかかり再起を懸けて
最後の野球人生に挑戦中。
といったストーリーです。
(以上はUチューブで詳しく見れます)


3人とも幼いころからの理想をもって追求してきた道ですが、現実プロ野球の
世界はとても厳しい社会だったようです。

ただ3人とも“理想をとことん追求”して挑戦した結果であれば納得をしたうえで

別の道を歩んでいけると思います。

現代は理想を描いても仕方ないという若者が多い中で、3人の生き方には共感を

えて見られた方も多かったのではないでしょうか。

 いよいよ2013年も余すところ4時間ばかりとなりましたが、2014年度に
向け今年の反省と来年に向けた目標をしっかり立てて歩んでいきたいと思います。

 今年1年いろいろとお世話になりました。
どうぞ皆様良いお年をお迎えください。


26日(木)織田最終練習日を終えて

2013-12-27 21:43:47 | ランニング

雨模様で真冬の気候となりましたが、それでも50名強の皆様が
本年最後のT・Tにお集まりくださり有難うございます。

今年1年を振り返りますと、1年を通じて毎週150名前後の皆様に
ご参加いただき、本練習では厳しい雰囲気の中実りあるスピード練習が
しっかり出来たことと思われます。

参加人員が多くて懸念されたインターバル練習も
参加された皆様自身の注意力のおかげで大きな事故もなく過ごすことが出来ました。

個人的には目標を達成した方もいらっしゃれば、反対に風邪や怪我等で目標を
出来なかった方もいると思いますが、いずれにしろ年末にあたりしっかり今年1年を
振りかって次年度に向けさらに、ステップアップする方向へ繋げて欲しいと思います。

 その際ランニングダイアリーをつけている方は毎日の練習内容、練習の強度、
走行距離の他、体重、筋力トレーニングの有りなしを記録し、振り返ってみますと
何故記録が伸びたのか、何故怪我をしたかが納得できると思います。

怪我については私自身の反省からは、ウォーミングアップ不足やダウンジョグの
不足或いは、結果的に超回復を充分考慮しなかった点や栄養のアンバランス、
睡眠不足等が考えられます。

ランニングも仕事と同じでPLAN-DO-SEE が大切です。 

この年末はあせらずにしっかり体をケアーしながら基礎体力作りをしたいと考えています。

 


手抜きは怪我の元

2013-12-23 23:34:59 | ランニング

この12月は左足のケガが長引いて、ジョギングの日が続いています。

12月5日にビルドアップの最中、ふくらはぎに激痛がはしって以来10日ばかりは

ランニングを休止しました。

それ以降は一日おきに4-5kmのゆっくりジョグをしていましたが、昨日(22日)

は@ミクの皇居練習会でリハビリ組に入り、1周5kmを28分前後のペースで

4回回りました。昨日はなにも痛みがなかったのですが今朝起きると左膝内側の

がそく周辺に軽い痛みがありましたので、ストレッチとセルフマッサージを

やってから午前中に50分程スロージョグをやりました。

スロージョグ中は特に痛みが出ることもなく終了できたので、年内はスロージョグで

過ごそうと思っています。

今年は秋以降仕事が忙しかったので体の手入れや、筋力トレーニングが殆どでき

なかった事などが大きな体調不良の原因だと反省しています。

数日前からはエミューオイルでのマッサージを再開したり(風呂上りに)

ストレッチも丹念にやるようになりました。

あとは焦らずにスピード系の練習は避けゆっくりジョグで回復を待つしかないようです。


生理的限界と心理的限界

2013-12-20 00:04:21 | ランニング

ランナーズ2月号を見ていたら、川内選手の福岡国際マラソンでの活躍(日本人

トップで3位)の今後の行方について報じた記事がありました。

最近の報道では夏に弱いとされる彼はオリンピックをあきらめて、冬場の大会で

記録を狙うのか、或いは夏場に訓練してやはり日本代表を狙うのがいいのかのまだ

決断を迫られているといった周囲の推測が載せられています。
それはそれとして、福岡国際のレースをテレビ観戦した私は改めて彼の精神力に
驚くばかりです。

生身の身体は、能力をフルに発揮してしまうと、機能的に、そして物理的にも
破壊されてしまう恐れがあるので、限界まで力を発揮できないように大脳に内制止が
存在し、通常、筋力発揮がある水準以下に抑えられていると言われます。

一般に、心理的限界は生理的限界よりも20%程度低いと言われています。通常の

体力測定で測った能力は、「心理的限界」の値です。

従って全力を出したつもりでも、生理的限界の80%程度しか出ていないのですが

トレーニングを積んだアスリートなどでは90%以上になる場合もあると言われます。

その代表が川内選手であると最近は彼のレースを見るたびに感じていますし

見るものに共感を与えるのだと思います。

市民ランナーにおいても、狙ったレースでは“もうだめだ”でなく“まだいける”
の精神でトライするのも体調の良いときには必要かもしれません。


老いないベテランランナーに拍手

2013-12-16 22:19:53 | ランニング

16日(月)朝刊朝日に川内選手、今月2度目のサブテン達成

の記事がありました。15日の防府マラソンで2時間9分5秒で2位位に入り
12月1日の福岡国際に続き月間2度のサブテン(2時間10分切り)だそうです。

それでもご本人は「うれしさ半分、くやしさ半分」とのコメントがありました。嬉しさは
月間2度のサブテンはギネス級という事ですが、今回敗れたモンゴルの選手には
前年に続き今年も33km付近で引き離されたことを反省してという理由だそうです。

福岡国際から中2週でレースに挑戦ということは、常識論でいうと理解できない事
ですが、常識外の練習法で日本のトップを走り続けていることも事実ですので
次のオリンピックに向けて頑張ってほしいと思います。 

先ほど@ミクの掲示板をみましたら嬉しい報告がのっていました。

「第44回防府読売マラソン12月15日(日)水野麻子3時間33分40秒
女子180位伴走板井 自己新」
水野さん、伴走の板井さんおめでとうございます。日ごろの練習の成果の賜物
ですね。これからまだ伸びしろが一杯ありますので、日本代表を目指して頑張ってください。 

15日は忘年駅伝の応援に皇居へ行ってきました。

@ミクからは45歳以上の部と60歳以上の部に4チーム参加し、45歳以上の部
3位と60歳以上の部3位と実力通りの成績を上げられました。ランナーも

20年、30年、40年のベテランとなりますとけがや病気で若いころの走りは
とてもできませんが、“老いない”精神力は見事というほかありません。そんな
気持ちで楽しく応援させてもらいました。

 


寒冷下 夜の練習会と服装

2013-12-13 12:53:01 | ランニング

今年の12月は数日前までは比較的暖かく夜間練習も寒さのストレスを感じない
日々が続いていましたが作日は一転、北からの強い寒気が流れ込んだ余波で寒い夜の
トレーニングとなりました。

昨日の@ミク練習会も午後8時の気温は9度でしたが、50名強の皆様が
元気よくご参加くださいました。

皆様の服装を見ますとさすがに冬のウェアが多くなりました。
冬は2-3m/sの風でも体から熱を奪いますので本練習の前後は防寒機能を持った
ウェアが望ましいと思います。
流石に若いグループ7-8人は短パンに半袖のTシャツ姿で1.15km×10周を
キロ3分30秒ペースで取り組んでいました。

キロ4-5分のグループはロングTシャツ&ロングタイツ姿で淡々と走っていました。

(私は先週の練習会でふくらはぎと膝を痛めてしまったので、リハビリ組でゆっくりジョグ
 5周で軽い刺激を入れました)

手袋はほぼ全員が着用していましたが、冬季シーズンの必需品ですので、各自
濡れても指先が冷たくならない材質のものを工夫されると良いと思います。

四肢の先が冷えますと、血流の流れが悪くなり酸素の循環も低下して結果的には
運動パフォーマンスも低下しますので、練習時にいろいろ工夫して本番で実施
したいものです。
(Tシャツの材質に関しても、現在では暖かくて且つ揮発性の良いものが沢山
ありますので、こちらもしっかり選択してください)

 


ふくらはぎ痛からハムストリング痛へ

2013-12-09 23:40:42 | ランニング

12月5日木曜日のビルドアップ中のことですが、8000mを過ぎスピードを
4分30秒/キロ~4分20秒にあげた途端、ふくらはぎに激痛が走りました。

帰宅中の駅の階段を降りるときも痛みを感じたので家に到着次第氷で
アイシングを15分やり5分休憩後再び10分程度アイシングしたところ
翌日には動かさなければ、痛みがなくなっていました。
金曜日の帰宅時には歩いてもほとんど痛みもなく急回復をしたようです。

・土曜日は日中暖かかったので30分ぐらいのウォーキングとストレッチ&軽い
筋トレ(腸腰筋20回+背筋20回+腹筋20回)で、金曜日・土曜日は
ランは完全休養としました。

・日曜日も前日と同様のメニューとしました。

・9日(月曜日)のメニューは4日振りに午後6時30分からジョギングを開始
 しっかりふくらはぎとハムストリングのストレッチのあと超スロージョギング
 をはじめました。1km位走っては立ち止まって下半身のストレッチをやり
 再び超スロージョギングを5回ほど繰り返しました。

 本日はふくらはぎの痛みはありませんが、同じ左足のハムストリングに違和感を
 感じました。

振り返って12月5日の激痛の原因を探ってみますと、

・11月に風邪をひいたことや、生体検査で長期に練習を休み結果的には月間1/3

しか 練習できなかったことで筋力の低下が激しく、スピード持久力の練習は

時期尚早であったようです。

・12月5日の当日、本練習前のウォーミング不足で体が温まっていなかった。

などが考えられます。

特にこれからの季節は寒さで十分なウォーミングアップが出来ないまま本練習に
入る機会も考えられますので、皆様も十分ご注意ください。

自分自身の反省の意を込めて皆様に敢えてお知らせしました。


仕事・家庭とランを両立させるご一家

2013-12-06 22:50:10 | ランニング

12月5日(木)
日中は仕事で木更津まで言っていきました。高速バスで品川駅からアクアライン
を渡り木更津駅まで約1時間ですが、海ほたる近辺は静かな青い海を眺めることが
出来ました。仕事を済ませ@未来の練習会織田フィールドには余裕をもって駆け
つけることが出来ました。 

織田に到着すると福岡国際マラソンで活躍したMさん(2時間26分)に出会ったので、
活躍の状況と調子を聞いてみました。Mさんは元々フル2時間17分の実績がありますが
ここ数年やや低調でしたのでその原因と今回復調の理由をお聞きしました。

「狙いは来年2月の東京マラソンにおいているので11月は580kmの走り込み
をし、テーパリングはとらなかったそうです。
 加えて夏以降それまで貧血でヘモグロビンが11,8のところ13,6まで
回復して体調も良くなり9月、10月は週2回のポイント練習(スピード持久力
練習を含む)が出来月間400-500km練習できたそうです。
それにともなってやる気が戻ってきた事などを好調の理由に挙げていました」

幼児ランちゃんの世話をユカちゃんと上手に分担し合って?見事に仕事・家庭・ラン
を両立させているご家庭ですので、後輩の皆さんもぜひ見習って欲しいと思います。
(菅平合宿も3人で昨年、今年と連続出場しているすばらしいM家ですが、この点
に関しても後輩の皆様に続いていただきたいです)

尚、お二人は来年2月の東京マラソンにも揃って出場しますので大きな応援もお願い
したいと思います。


体重増加とマラソンの記録との関係

2013-12-02 23:37:58 | ランニング

一般的にマラソンの記録は体重が1kg減少すると記録は3分向上すると
言われていますが、私は30代のころから体重の変動がほとんどありませんので
真偽のほどはわかりません。

ただ同じ食事量で練習の質量が増加すれば体重は当然減ると思われます。 

12月2日の朝日夕刊で○内「前半、体重かった」と題して“ベスト体重4キロ超”

で福岡から一夜、悔やむという記事が載っていました。レース直前1か月の走り込

み量が普段の600キロに届かず、体を絞りきることができなかったという。

私は12月1日の福岡国際マラソンは都合で28km地点からチャンネルを入れ

テレビを観戦していましたが、○内選手はいつもより少し太って見えました。

朝日新聞の上記の記事に触れやはりそうだったのかと一旦は納得?したのですが

疑問も湧いてきました。それは普通一流のランナーであれば毎日体重計にのって

自己管理していると思われるからです。

掲載記事は練習量しか書いていませんが、食事は普段と変化があったのか否かや

仕事等の関係で練習量が減ってしまったのか、そのあたりの理由が知りたい所です。 

いずれにしろ○内選手は練習量が減って且つ、体重大幅増でも堂々の日本人トップ

で見せ場も作り3位入賞で、その勝負強さは高く評価され大変立派だと思います。

  @ミクの関係者も大勢2時間30分以内にゴールされたことは大変うれしい事です。

まだフルマラソンも序盤戦が終了したばかりですので、福岡組にあやかってこの

後のレースにご出場の皆様も自己の目標に向かってご活躍されることを

祈念しております。