中高年のランニング

健康と楽しさを求めて

シーズン最初の5000m、T・T

2012-03-30 22:35:45 | ランニング

3月29日(木)@ミク練習会は、気候的に絶好のトラックシーズンを迎え
5000mのT・Tが実施されました。
@ミク掲示板の成績を見ますと、自己新記録を出された方が9名います。
おめでとうございます!!
また17分以内で走られた方が約20名いたことも特筆すべきことです。

まだトラックシーズンに突入したばかりで、あまりスピード練習が出来て
いないのに、冬季の間にもある程度スピード練習をやっていた結果だと思います。
夏場に入りますと記録は低調になりますので4月、5月には更に、記録更新
を狙っていただきたいと思います。
体力的にも神経的にも繰り返しトラックのスピード練習をやることで、必ず
記録は向上しますので、各自の目標記録に向け頑張ってください。

T・Tのあとこの日15分台で走られたSさんと話をした際、気になったことが
ありますので、参考までにメモをしておきます。
Sさんは3月18日の荒川フルで2時間30分前後で走られたと思いながら
当日の様子を聞きますと、花粉症の薬を飲んでレースに臨んだ為、体調不良で
記録は勿論最低だったようです。
花粉症対策や風邪薬等の薬を飲みながら走りますと、思わぬ副作用で気持ち
悪くなったりする事が
多々あります。もっとも怖いのは心臓に思わぬ副作用が出る事ですが、意外と
そのような事例が報告されています。

幸い薬の飲用をやめたら、体調が良くなったそうですが、薬を飲んでいる場合は
かかりつけの医師によく相談したうえで、レースや練習をすればリスクを
低くする事ができます。
ほかにも花粉症や呼吸器系で悩まされているかたがいるようですが、しっかり治すか
治まってから本腰を入れて練習する事が必要だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


マラソンからスピード練習へ切替え

2012-03-27 22:24:38 | ランニング

                            3月25日林試の森公園(河津桜らしい)

今シーズン最後のフルマラソンだった板橋シティマラソン、佐倉マラソン

を持って23年度のフルも終了しました。

自己記録を更新したり、セカンド記録等で満足な走りが出来た方も、
不完全燃焼だった方も、だらだらとマラソン練習を継続するのではなく
一度リセットし年度の切り替えをしましょう。

精神的にも、この半年間は常に走り込みをしなければという観念に追われ、
自覚症状の有無にかかわらず心身ともに疲労している事と思われます。

年度替りを機に、4-6月はフルマラソンから離れ、5000mや10000m

を念頭にスピード練習に切り替えましょう。

これは一つの提案ですが、冬期シーズンの間の週間練習にはメリハリをつけて

きたと思いますが、年間スケジュールにメリハリをもたすことも大切です。

@ミクの向こう3ヶ月間の週間トレーニングは、800m、1000m、

1500mなどのインターバルがメニューとなっています。

タイムや本数は各自の力に応じて決めますが、たとえば1000mのインタ

であれば最低5000m(5本以上)を目標に、タイムも当期のペース走より

早め目に設定します。

最初の3週間ぐらいは体もなれないので、ジョグを長めにとったり

或いは中間で1本休んでも構いません。

マラソンとは違った喜びというか満足感が得られる事と思います。

 


ランニングブームの背景に

2012-03-24 23:13:10 | ランニング

日本におけるランニングブームはみなさんご承知の通りですが
その背景の一つに科学者の発言と実践もあると思われます。

京都大学名誉教授の久保田競(くぼた・きそう)先生は1932年生まれで
ご高齢ながらここ2-3年脳とランニングに関する本を2冊ほど出版されて
います。先生は前頭前野における分野では日本一の脳科学者です。

詳細は長くなるので別の機会に紹介しますが

 「私が走り始めた頃は、「走るとバカになる」と言われたものです。
「そんな時間があったら、本でも読め」ということですね。しかし、そんな
ことはないことがわかりました。バカになりたくなかったら、走った方がいい
んです。ダイエットできて、頭が良くなって、トラブルに遭遇しても打ち勝
てるのですから、走らない理由なんて、どこにもないのではないですか」
20101213日「頭が良くなるランニングの方法」より

 上記を少し解説しますと、「走るとバカになる」と言われた時期は私が@ミクを
結成した30年前頃で、ランニングはマイナーな競技であった頃です。ところが
最近では海外だけでなく日本国内でも久保田先生のような脳科学者が実験の結果            
時速3kmでゆっくりと歩いている時、脳では運動野と呼ばれる部分が活性化
しています。少し早足になって、時速5kmになると、今度は、運動前野が
動き始めます。そして、時速9kmで走り出すと、前頭前野まで活性化されます。
また[海馬]という記憶をつかさどる部位を向上させるので記憶力低下防止にも
なると述べてます。 

日本だけでなく、世界的にランニングがブームになっている背景には上記
のような科学的見地からの発言も追い風になっているような気がします。

 

 


30年ぶりの海外マラソン(2)

2012-03-21 00:31:45 | ランニング

3月18日ソウルマラソン後の歓迎会(地元の協会関係者と日本からの参加者11名)

左から4人目が協会会長リーさん
と向かいの席でたくさん感銘を受ける、お話をいただきました。リーさんは韓国に
おける腎臓移植手術者の第一号者で韓国腎臓学会の会長をされたのち
小児学会の会長として65歳まで活躍されたあとは、内科医と大学の教授を
されている大変な名士だそうです。
(30年前に東京大学や北里に留学し技術習得をされたため、日本語はほとんど
 理解して会話も普通に話されます)

私より1才年長ですが18日のソウルマラソンは4時間17分で完走したそうです。
マラソン歴は比較的浅く58歳からだそうですが、フルマラソンは8年半で
何と212回経験しているそうです。
勿論競技志向でなく楽しむマラソンだそうですが、それにしてもすごい回数に
ただただ圧倒されます。

私が70歳までは競技を続けたいとお話しますと、リーさんは死ぬまで走りたいと
熱く語っていました。

(2次会は@ミクのZさん、Mさんご夫妻とリーさんと副会長の6人でカラオケに
いきましたが、日本の古い歌もたくさん一緒に歌ったりで、そのスタミナぶりは
驚くばかりで、楽しく交流を深めることができました)

今回のソウル出場につきましては、心からの手厚いご案内をいただきました
Mさんご夫妻には重ねてお礼申しあげます。
また現地の協会関係者のみなさまの手厚い歓迎本当にありがとうございました。
最後になってしまいましたが、日本から一緒に参加された選手のみなさま
お世話になりました。

 

 

 

 

 


30年ぶりの海外マラソン

2012-03-19 23:59:07 | ランニング

30年ぶりの海外マラソン

3月16日夕方~3泊4日でソウル国際マラソン大会に出場しました。30年前に
北京春節マラソンに出場して以来約30年振りになります。

今回は3日共、@ミク・Mさんご夫妻のご案内で早朝から深夜まで徹底して
ご案内&通訳をしていただきまして、誠に有難う御座いました。おかげさまで
片言の言葉も分からないので、食事や買い物まで付きっ切りで、毎日を
不安なく楽しむことが出来ました。
3月18日ソウル国際マラソンは今年で83年の歴史を誇り、日本人は参加者
があまり多くありませんが、全体では約24000人が出場して行われました。

(トップはアフリカ勢で2時間5分37秒ですが、韓国語のため名前はわかりません)

東京マラソンと比べ、制限タイムが厳しいこともあり,女性参加がかなり少ない
ように感じました。

ランニングの服装は、東京とあまり変わりませんが色とりどりの上下が多く
みられました。また使用道路が6車線と広く且つ天候にも恵まれました。

スタートは8時からAブロック~Eブロックまで整然とならんでのスタートで
すが私は生憎Eブロックらのスタートデで、並んだ位置からスタート通過
点まで18分程度かけてスタートを切りました。

私の周りはフルのタイムが5位時間の人が多く、このグループや前方の4時間台
の人を抜くのに無理してジグザグに20km程度進んだため、30km地点では
ほぼエネルギーを使い果たしてしまい結果は
3時間35分07秒でした。

記録的には不本意ですが、25km地点ではMさんの奥様並びにNさんが
サプリをもって応援を下さいました←感謝!!

今回のレースにあたっては朝食後のコーヒーを意図的に止めたため、途中に
トイレに行くともなく済みました(利尿作用を防ぎます)
その他朝食時間がスタート2時間前のため、おかゆに切り替えて消化不良で
胃もたれすることなくすみました。

更に今回はゼリー状のサプリ持ち込みが入国審査で出来ず、黒糖を多めにもって
走ったのですが何とかエネルギー切れを起こさずに済みました。

――――眠くて仕方ないので、写真その他は次回にします------


転勤をプラス志向で

2012-03-16 12:51:48 | 文化

3月15日織田練習会

昨晩は風が冷たく体感温度が零度近いなか、約90名の方がご参加ください

ました。練習内容は前週までのペース走やビルドアップ走からトラックシーズン

に向けたインターバル中心の練習に切り替わりました。

今月からはやや腰が落ちたフォームの矯正が必要です。但し今週の荒川フルなどが

ある方々はそれらが終了してからとなります。

3000m+2000m+1500m+1000mのインターバルですがタイム別にグル-プ分けし

整然と行われました。特に若手を中心に短パンとTシャツやランニング姿の方が

目立ってきました。私は年々寒さに弱くなってきたようで厚手の冬の服装ですが

若手がうらやましく感じられました。 

気合は十分ながら、まだストライドが狭かったり腰がおちた感じの方も見られまし

たので意識して矯正していただきたいと思います。

 練習後は渋谷センター街の白木屋でKさんの京都転勤の歓送会となりました。

幹事役のYさんが広く呼び掛けて下さったおかげで35名程の皆様で席が埋まり
とても盛り上がった激励会となりました。

Kさんは7-8年ほど前に@ミクに入会し、女性陣の中にあって駅伝、マラソン等

を中心に活躍してくださいました。彼女自身も挨拶の言葉の中に、人間関係の輪が

とても大きくなったと述べていましたが、ランニングクラブ活動の大きなプラス面
だと痛感しました。昔と違って総合職としての勤務形態が多くなったため

転勤は自身を成長させる糧となるよう、積極的に受け入れ育っていただきたいと

思います。新天地でのご活躍をお祈りいたします。


ランニングと心理的限界

2012-03-12 23:03:46 | ランニング

3月11日名古屋ウィメンズマラソンをみて

約27名の関係者の皆さん先ずは完走おめでとう御座います。

先ほど@ミクの伝言板をみて予想以上の皆様の活躍を拝見しました。

みつこさん、2時間48分04秒おめでとう御座います。週3回といわれる
少ない頻度での練習成果としては、実に見事です。
あなたのイーブンペースにはいつも感心していますが、“30km
以降の壁“はいかに乗り越えているのでしょうか。

4年ぶりのレース出場となった野口さんは17km地点で突然遅れだし
ましたが、レース後は「(17キロで)遅れたところは左ひざが抜ける
ような感じだった。『焦らない、焦らない』と自分に言い聞かせていたら、
足が戻ってくれた。(27キロで)追いつくところで足を使ったので勝負までは
いかなかった」と述べています。

かっての金メダリストも30km付近で諦めてしまうのかと心配しながら
TVを見ていましたが、25分台で最後まであきらめず見事走られていました。

みなさんレース後半は誰もが、生理的限界と心理的限界に遭遇して
苦しさに挑戦したことと思います。

その対処法は人によって異なります。仲間やご家族、恋人と対話したり

職場の仲間を思い出したり、或いは目標タイムだけを念頭に頑張ったり

様々ですが、これらは生理的限界に心理的限界が挑戦している状態なのです。

通常は両者の差は20%前後あるといわれますが、30km或いは35km

以降になりますと、メンタル面での差が記録に大きな影響を与えるようです。

そのような気持ちで皆さんを応援していました。

ほんとうにお疲れ様でした。また皆さんから沢山パワーを頂戴し
ありがとうございました。

 


風を意識した走りを

2012-03-09 22:50:41 | ランニング

11日名古屋ウィメンズマラソン対策

予想気温は最高気温が10c前後で、寒くない印象ですが、風が強そうです。
そうでなければ儲けものですが仮に風速が5mとしますと体感温度は零度と
なります(1mにつき体感温度はマイナス1度の計算)

したがってアームウオーマーと
手袋は必需品となりますので東京からお出かけのみなさんは特に注意が必要です。

さらに10kmまではほぼ追い風のようですが、10-30km位は大半が

向かい風となりますので、ペース配分に気を付けたほうがいいと思います。

普段の練習からイーブンペースということを、たびたびお話していますが

これは生理的なイーブンペース(物理的な時間ではなく)ということで、
今回向かい風の間は、少しタイムを落としても30km以降に備えエネルギーを
無駄遣いしないように走られることをお勧めします
(その他向かい風のあいだは、集団のなかに入って風をよけることも大切です)

先週のびわこで自己記録を更新して聴覚障がいの日本記録をだした

Yさんからお聞きした話では、冷温で雨という悪天候でしたが前半を

しっかり押さえて、後半に備えたという作戦が功を奏したそうです。

さらにきつくなった30kmは精神面で頑張られたようです。
幸いみなさんは毎週木曜夜の厳しい環境や時間のない中を仲間とともに
練習し、乗り越えてきた訳ですから
最後の最後まで粘りを発揮されることを願っています。

当日はテレビ応援になってしまいますが、応援しています。

 


びわこマラソンの結果から

2012-03-06 22:09:59 | ランニング

3月4日のびわこマラソンから感じたこと

前日に、このマラソンに出場する仲間のYさんに応援メッセージを載せましたが、
見事自身の聴覚障がい者日本記録を約80秒短縮する活躍を見せて下さいました。
本当におめでとうございます。

今回は天候が雨で気温が5度台と、余り良くない環境下冷静なレース展開と
給水が功を奏したのではないかと思われます。
(あさっての練習会では詳細をお聞きしようと思います)

今回は本命のHさんが、35kmの壁にあたり実力を発揮できなかったようです。
テレビをみていましたが敗因は東京マラソンで給水失敗したKさんと類似した点が
かなりあったように感じます。

私はスタート後10kmを過ぎた地点からチャネルのスイッチを入れましたが15km
の地点では給水を失敗し、ゼネラル選手用のコップを手に取り少量だけ給水した
ように見れました。
また15km以降もまったく給水せずにレースを終わったようです。

Hさんの監督であるSさんも、レース終了後、給水は取るように話していたのにと
嘆いていました。

一流ランナーの独特な期待とプレッシャーは想像できない世界ですが、
我々市民ランナーは給水の必要性を肝に銘じていただきたいと思います。

マラソンの後半では30kmの壁もしくは35kmの壁が必ず訪れます。
この生理的現象を防ぐには、
・ 出来るだけイーブンペースを守って糖分を節約する
・  水分や糖分を5kmごとにしっかり摂取する
ことが大変重要です。詳細は省きますが体内にはマラソンを走りきる
エネルギー(グリコーゲン)が充分にはありません。

そのような視点で今回のテレビを観戦し、応援していましたが
今回のレースからはしっかりと学ぶ必要があると強く感じました。


明日はびわこの応援

2012-03-03 23:37:43 | ランニング

明日3月4日はびわ湖毎日マラソン

 

堀端、中本を中心に、佐藤智、今井、北岡、松宮らはあまり力の差はないので

先週の東京マラソン並みの気象条件に恵まれれば2時間10分を切る選手がでる
との予想があり、オリンピック選考を控え注目したレースになること必死ですね。

 

私たちの仲間ではろう日本記録保持者の山中さんに期待しています。木曜日の
@ミク織田練習会のあと彼から27分を切ってきますと、力強い言葉を
頂戴しました。
天気予報では強い風が吹かない予想なので、イーブンペースを守って進めら
れればきっと記録更新が出来ると思います。


(先週のマラソンでは前半飛ばして後半へばった選手を多く見ているので、
ペースに関してはしっかり頭に叩き込んでいるようです)

 

ペースのほかは、5kmごとの給水も先週のKさんのような失敗をしないよう
お願いします。冬のマラソンでも1時間当たり1000g程度脱水すると
いわれており、パフォーマンス低下を招きますので念のため。

山中君ほかの選手もテレビ応援していますので頑張って下さい。

 

今日の私は約2時間のゆっくりペース走を林試公園で行いました。

木曜日のビルドアップ走の疲労が残っていて最初から体が重く、快適な練習とは
いきませんでしたが、何とか予定通りのメニューをこなしました。

加齢とともに木曜日にポイント練習した後は2日あけないと、中程度強度の

練習がきつくなってきましたが、当面はいろいろ試行錯誤で進んで

行きたいと考えています。