日本新聞博物館では3月15日に「2013年報道写真展 親子写真教室」を開催し、6組14人の皆さんにご参加いただきました。
講師をお務めいただいたのは、東京新聞編集局写真部の笠原和則氏、共同通信社編集局ニュースセンター整理部委員の冨田晴海氏(写真上)、東京写真記者協会事務局長で元朝日新聞写真部長の花井尊氏(写真下)の3人。
参加者は3グループに分かれ、用意した「キヤノン EOS Kiss X7i」を手に撮影場所の「象の鼻パーク」に向かいました。新聞博物館のある横浜市は前日までの曇り空から一転、青空が広がり、絶好の撮影日和。「カメラは両腕とファインダーを覗く顔の3点でしっかり支えて」「いつもより3歩前に出て」「いろいろ角度を変えて撮影してみて」など講師やカメラメーカーの担当者のアドバイスをもとに思い思いに撮影を楽しんでいました。中には姿勢を低くして足元や寝そべった姿勢からのアングルや、欄干の柱の間から覗く景色など、いつもと違った目線で撮影していた参加者も。
撮影後は新聞博物館に戻って3階新聞製作工房で写真新聞作りに挑戦しました。講師のアドバイスを受けながら紙面に掲載するとっておきの4枚を選び、写真の説明文を入れて、ご自分のお名前の入ったオリジナルの写真新聞作りを楽しんでいただきました。
報道写真展は3月30日(日)まで開催中です。期間が残りわずかとなりました。ぜひご来館いただき、写真記者がカメラに託した思いを感じていただければと思います。