1月10日(土)から2階・企画展示室で、東京写真記者協会と共催する「2014年報道写真展」が始まりました。昨年1年間、報道の最前線にいる写真記者が国内外で追い続けたニュースの中から、優れた報道写真を紹介。写真で2014年の出来事を振り返るとともに、報道写真の意義や魅力、面白さなどを伝えます。横浜での開催は今回で10回目になります。
東京写真記者協会に加盟する新聞・通信・放送34社の記者が撮影した膨大な報道写真の中から約280点を展示するとともに、東京以外の各地区写真記者協会が選んだグランプリ作品6点も紹介。御嶽山噴火や広島土砂災害などで自然災害の脅威と命の尊さを写した作品、羽生結弦選手や錦織圭選手らスポーツ選手の活躍をとらえた作品など、さまざまな写真が集まっています。会期は3月29日(日)まで。関連イベントとして、2月21日(土)に記者講演会、3月21日(土)に親子写真教室を開催します。
新聞博物館が入居する横浜情報文化センターの1階では「元日号紙面展」が始まっています。こちらも毎年恒例のイベントです。新聞協会会員社の元日号紙面や海外の新聞、約140紙を紹介します。
博物館5階・特設コーナーでは「新聞が報じた阪神・淡路大震災 ―紙面で振り返る1995年1月―」を開催中です。今年の1月17日で阪神・淡路大震災から20年。新聞博物館では当時の新聞紙面や号外などを展示し、災害時における新聞の役割と重要性を改めて考えます。元日号紙面展と阪神・淡路大震災の特別展示は、ともに2月1日(日)までの開催です。
また、2階ニュースパーク・シアターでは、放送ライブラリー主催による阪神・淡路大震災関連の番組上映会「テレビとラジオが伝えた大震災-放送ライブラリー保存番組でふり返る20年-」を行っています。1月18日(日)までです。
報道写真展を中心にイベント盛りだくさんの新聞博物館に、ぜひお越しください。