原発とめろ!新橋アクションのブログ

〇毎月第1水曜日 原電・東電前抗議
〇毎月第3金曜日 原発いらない金曜行動 18:30~

6月26日 東電株主総会抗議闘争から7月デモへ

2014年06月28日 | 賠償

昨日の東電株主総会に、新橋アクションも登場し
株主にビラを配り、原発をやめるよう訴えました。
市民運動団体としては、東電前アクション、株主運動、
グリーンピース、と私たち・新橋 アクションの4団体がきていました。


東電は「地上広場」の一角のスペースにだけ許されたコーナーを作って
株主から市民団体を遠ざけようとしていました。

福島県双葉町の井戸川さん(元町長)や、近藤容人さん(新潟県刈羽村村議)も株主総会に参加する前の
ひとときは、抗議団体のスペース近くで交流していました、。

東電前アクションが元気よくマイクでやっていたので、東電の会場係が妨害に入り、いざこざしていましたが、
警備が抗議団体がいるスペースに入り込んで
東電前アクションの活動家を押し込もうとしてするに及んだのをみて
井戸川さんがマイクで話して、怒りを表しました。

「東電は抗議を警備(排除)する前に、私の体のなかにある放射能を排除すべきである。」といった趣旨だったと思います。
福島の放射能被害にキチンと向き合わない東電を弾劾するその姿と内容に、
警備も強く言えなくなり、また新橋アクションの仲間も妨害に立ち向かって
東電の警備に抗議して東電側が設定した抗議のスペースにまで入り込んでいた警備(雇われガードマン)
をスペースから外に追いやり、運動側の姿勢をはっきりさせました。

株主総会が始まる定刻の10時までには会場に入る人は入り、
会場に入らない人は10時きっかりまでアピールを貫徹しました。

東電社員や、家族、東電OB、協力関係者も含めて、 株主総会の会場の多くを占めていているように感じました。
反原発派の株主提案の説明や、一般の質疑応答などでも
現在の経営に対して疑問を呈する人が多かったのですが、
そのような人にも嫌がらせのヤジを飛ばす状況でした。

東電社員らと思しき連中は、非常に態度が悪いというか、嫌がらせでやっていると見受けられました。
今年の数土会長の進行は、一人3分で、2つの質問までとして、質問者の話が長いと、マイクを切られ、退場させられる人もいました。


東電からは
・経営陣の人事
・1000人の希望退職(経営のスリム化)
・会社をコーポレート化して、専門性のある分社化をする、
・ 電気料金の値上げは最後の手段、
・新潟に柏崎刈羽原発のため、東電新潟支店を作り、副社長が在駐するなどの提案がありました。

質疑では、
(東電が世界最高水準の安全を目指すと言っているけど)
・福島事故の原因究明・汚染水問題、・原発作業員の労働問題、・柏崎刈羽原発の再稼働策動
などについて数多く論点が出されました。

・脱原発や、再生可能エネルギーへのシフトや、
新潟の柏崎刈羽原発の再稼働に、お金を使うなら、福島の事故対策、汚染水処理になぜ
それを投入しないのか、再稼働どころではないだろう。
・吉田所長の調書を公開したらどうか。
・昨年の議案で出ていた、「メーカーの責任に関す る調査」はどうなったか?
などの意見も出されました。

しかし、東電の体質は、変わらない。この株主総会を見れば、そのように思わざるを得ません。
なぜなら大多数が東電の関係者らしき人たちが会場に多い中で、
採決は挙手で、「反対多数と認めます。よって否決されました」となるのですから。

株主提案で出した10の案件はすべて否決されましたが、
しかし、9電力会社の全体で見たら、
今年は全部の電力会社の総会において
株主提案で原発廃炉関係が出たというのですから、
それは運動の力だし、前進だと思いました。

次回の東電直撃!新橋アクションデモ第24弾は、
7月29日(火) 
17時30分~18時20分 新橋駅前リレートーク
18時30分  桜田公園デモ出発
19時頃 東電本店前を通過予定です。

原発廃炉まで、がんばっていきましょう。

 


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