Shinのpolyglotな日々♪

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イタリア語検定2級合格までにやったこと

2016-01-04 13:51:58 | スペイン語検定
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます(*´ー`*)

皆さん、明けましておめでとうございます(遅!!)。今年もよろしくお願いします(遅すぎ!!)(^_^;)

年始から仕事やプライベートのことなどでてんやわんやになってブログを放置していました・゜・(ノД`)・゜・

さてさて、では気を取り直してイタリア語検定2級対策について書いていこうと思います!

前回の記事ではイタリア語検定2級に合格したことを書きましたが、その詳細が送られてきていたのでそれを載せて改めてイタリア語検定2級に合格するまでの学習過程を振り返ってみたいと思います。

まずはこの写真を見てください






おわかりいただけただろうか…

僕の得点と合格点が同じだということを!Σ( ̄□ ̄;)

つまり…

一次試験と二次試験、ともに合格点ぴったりで合格してたんですΣ( ̄ロ ̄lll)

長年、いろんな試験を受けてきましたが、合格点ピッタリで受かった経験がなかったんです。
それがここにきて2度連続して合格点丁度で合格するとは、、、


というわけで、2015年度の2級合格者の中で僕がビリ、いや、ボーダーラインになったということですね!!!
つまり僕がやってきたことができれば合格できるというわけです!
これから書くことが簡単だなぁと感じられるならば、もう合格はもらったも同然!ということです!!
ではさっそく見ていきましょう!!!

【一次試験対策】

使ったテキストは以下の2種類
①イタリア語検定2級突破 三修社

2級過去問(5~6年分)

まず、イタリア語検定2級の筆記部分についての対策ですが

①とりあえず過去問をやってみて現状どれくらいとれるのかを確認する

2級の文法はイタリア語文法の総まとめという感じです。
準2級までの知識がしっかりしていれば難しすぎるということはないでしょう。


②2、3年分繰り返していると似たようなことを聞かれていることに気が付く

文法問題は接続法や条件法、関係詞などを適切に使えるかが繰り返し出題されていることに気がつきます。
仮定の文などよく問われていて、最初の頃はよく間違えていましたが、繰り返し年度の違う過去問を解くことにより解けるようになりました。
今では過去問がイタリア語検定協会のホームページでダウンロードができたり、コンビニで印刷サービスが受けれたりするので是非活用してください。


③長文ははじめのうちは精読と単語に時間をかける

長文の内容はよく読めば大したことは聞かれません。
問題はVERO o FALSOでの問ですのでしっかり該当箇所を探して吟味すれば比較的満点が取れると思います。
しかし、それはあくまで【語彙力】があっての話・・・
語彙力は語学学習における土台であり、それが2級と準2の壁の一つでもあると思います。

過去問よりも2級突破の長文の方が難しいですので、時間がある方は2級突破の長文で鍛えることをおすすめします。


④作文の肝は添削と模範解答の応用

初めて過去問に取り組んだとき、作文はどうやって書いたらいいのだろうかとすごく悩みました。
僕はとりあえず過去問を模写してみて、その書き方のスタイルを盗むところから始めました。
どのくらいのレベルの語彙を使うべきか、求められている内容のレベルはどの程度か、まずはじっくり模範解答と解説に向き合いましょう。
そして模範解答は「使える表現の宝庫」です!別の作文でも使えますので積極的に覚えることとおすすめします!!!


さて、2回目からですが、内容はどうあれ、書いたものは必ず誰かに添削してもらいましょう!
近くに添削してくれるイタリア人や日本人講師がいないよ、という人はLang-8を活用しましょう!!

僕もLang-8を使って作文と2次試験の対策をしたのですが、Lang-8を簡単に説明すると



無料でネイティブがあなたの書いた文を添削してれるサイト



なのです!!
なんて素敵なサイトなのでしょうか!!

もう少し詳しく言うと、Lang-8では、自由に「言語交換」ができるんです!
つまり、日本語を勉強したいというイタリア人の書いたものをあなたが添削するのです!

でも、実際、添削するかしないかはあなたの自由。
添削されるだけでも全然問題ありません!
大体、投稿すると早ければ1時間後、遅くとも翌日には1人~複数の人が添削してくれています。

今現在、無料のサービスでアウトプットの練習ができるサイトとしてはかなりおすすめのものです!
是非とも活用してみてください!


⑤リスニングはやれば伸びる(当たり前だけど。。。)


これが一番問題でした。
準2のときですらわからないと思い、苦手意識があったリスニング、、、
2級の対策を始めた時はもうひどいひどい、、、( ̄◇ ̄;)
でも、リスニングって、筆記に比べると勉強量があまりに少ないんですよね。
イタリア語を読む・見る時間に対してイタリア語を聞いている時間が僕は圧倒的に少なかった。
できなかった理由は「やっていなかっただけ」

そう、やればいいんです!!
今ではイタリア語の音声は必ずと言っていいほど参考書にはついてますし、インターネットで教材を探すこともできるでしょう。
僕がしたこととしては、2級突破と過去問に加えてeuronewsのイタリア語も聞きました。

また、やり方ですが、リスニングに自信がない方は特に以下の点に気をつけて取り組んでみてください

1.必ずスクリプトをみて聞き取れなかったところを確認する
2.音声を真似して読む


聞き取れないところを放置していてはいつまでたっても聞き取れないことを自覚し、スクリプトを必ずみること
そのときに聞き取れなかったところを中心に音声にあわせて何度も読むこと。


リスニングのメカニズムは「聞こえてきた音声を頭の中にストックしている音声と一致させる」ことから始まります。
たとえば、[ヴィント]と聞こえてきた時、頭の中では数多くの単語から脳が[ヴィント]という発音のものを探し、vintoだなと理解しているのです。
このとき、vintoという正しい音を知っていることで引き出す時間が早くなります。

次はその理解スピードを上げていくことです。
単語の意味をイメージで理解できるようにすることが理想
これを読んでいる方は、Vorrei parlare in italiano という文を見たり聞いたりしたときにわざわざ日本語を介して理解していないはずです。
そのレベルに持っていけるように単語の持つイメージを感じ取れるようにする(Vorreiと聞くと「したい」という感じが自然とわかるようなイメージです)

また、会話を理解するためには、その会話がおこなわれている状況を把握したり、抑揚や強弱の変化にも敏感になる必要があります。
聞き取れない部分があってもこうしたところで補えるので点数が取れるようになります。


【2次試験対策】

使用したテキストは同じく上で触れた2種類です。

まずはどんな試験なのか試験の全体像をつかみましょう。

具体的な内容は過去問に載っていますのでチェックしてみましょう。

ここでは簡単に書きますが、2次試験は4つテーマの中から1つを選び、その記事を読み(読まなくてもいい)、自分の意見を言う、というものです。

是非、この記事の前に書いた2次試験レポートに目を通していただけたらと思います。


対策としては、1次試験の作文と同じです。
過去問に載っているテーマについてまずは書いてみること。とにかく書く。そしてLang-8で添削してもらい、それを暗記する。
数をこなしていくうちに、色んなところで使えるフレーズが身についてきます。
そして色んなテーマに触れていくうちに話せるフィールドがどんどん広がっていったと実感しています。

なお、注意しておいて欲しいのですが、過去問には2次試験のテーマは載ってるが解答例や面接室に入ってからの詳しい質問事項は載っていません

し・か・し!!!!!


なんとホームページから面接室で聞かれたであろう質問事項がのったPDFがダウンロード可能になっています!!!!!

これを見るのと見ないのでは大きな差がつくことでしょう!
これは是非活用してください。



さてさて、簡単ではありましたが、これが2級合格のためにしてきたことです。
これから2級に向けて勉強される方の参考になれば幸いですo(^▽^)o

















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