Shinのpolyglotな日々♪

Shinの多言語学習の記録。言葉を学ぶコツと楽しさを伝えます♪

イタリア語検定2級2次試験を受けてきました(後編)

2015-12-07 11:50:05 | イタリア語
こんにちは!いつもblogを読んでいただきありがとうございますヽ(・∀・)ノ

ではさっそくイタリア語検定2級2次試験レポートの続きです

13:40、入室
ノックをしてドアを開けるとそこにはイタリア人と日本人の面接官が一人ずついらっしゃいました。
荷物をおいて椅子に座ると、自己紹介をするように言われます

Piacere. Mi chiamo Shin. Abito alla provincia di Saitama. Sono insegnante di inglese.
(はじめまして、Shinといいます。埼玉にすんでいます。英語の先生をしています)

どの程度の自己紹介をしていいのかわからなかったのでここで一旦間ができたのを覚えています。
試験官たちの様子からすると、もっと話していいよ、という雰囲気でしたがあまり用意してなかった様子でいると、

Come mai studia italiano?
(どうしてイタリア語の勉強してるの?)
と聞かれたので

Mi piace studiare le lingue straniere.
Studio non solo l'italiano ma anche il francese , lo spagol.
Mi interessa comunicare con la gente locale nella lingua della paese.

(外国語の勉強が好きなんです。イタリア語だけでなくフランス語やスペイン語も勉強してます。その土地の人たちとその国の言葉で話すことに興味があって…)

と言うとうなずいていたので、言いたいところは伝わってると思いました。

そこで調子にのって、

Ma, non sono mai andato in Italia.
(でも、イタリアに行ったことがないんです)

というと

E vero!?(本当)

と言われたので

E vero. Avevo in proggetto di andarci alla fine di quest'anno. Pero, ci sono stati dei attachi terroristici in Francia. Dopo questo avvenimento, ho letto tanti alticoli che dicono che Italia potrebbe essere un bersaglio del terrorismo e potenzialmente in pericolo.
I miei amici e la mia famiglia mi hanno consigliato di non andarci e sono stato costretto di rinunciare.

(本当です。今年の年末にイタリアに行く予定だったのですが、フランスでテロがあってから多くの記事でイタリアも標的で危険だというのを読みました。また友人や家族が行かない方がいいと言うので諦めました)

というと、イタリア人の試験官は残念そうな顔をされていました。

その後、選んだテーマについて話しました。
まずはどれを選んだのかを聞かれます。
自分は『料理ロボット』というタイトルのものを選んでいました。

そして話してくださいと言われるので自分の思うところを述べました。

Grazie allo sviluppo della tecnologia, la vie quotidiana e molto piu comoda che in passato.
Per esempio, io sono debole in cucinare, ma con delle macchine posso cucinare facilmente e mamgiare i cibi buonissimi.
Grazie al uso di queste macchine, non solo si puo cucinare facilmente, ma anche avere piu di tempo libri.
Nel tempo libero, si puo fare cio che si piace:lo sports, la gita in macchina, la lettura...
Per questo motivo, penso che la vie quotidiana sia comoda grazie al robot.

(技術の進歩のおかげで日常生活が昔よりもかなり快適になりました。
例えば、僕は料理が苦手ですが、簡単に調理ができるし、美味しいものを食べることができます。
このような機械を使うことで簡単に料理をするだけでなく(時間短縮によって)自由な時間も増えます
自由な時間にはスポーツ、ドライブ、読書など好きなことをすることができる。
こういう理由から僕は機械(ロボット)のおかげで日常生活が快適になったと思います
)

話しているときに、「時間を短縮する」ってなんて言えばいいのかわからなくなって焦りました。
あと、本当はもっと手の込んだこと、例えばどういう機械が料理のときに助けてくれるのかを具体的な名を挙げて言わなければならないと思うのですが、僕は前編でも述べたとおり料理ができません!!
ということで台所周りの単語はさっぱりわからなかったのです(反省して今学習中(^_^;)

こんな感じのことを言うと、
Quale e una macchina di cucinare, per esempio?
(たとえばどんな機械?)

と質問されて、もうとんでもない答えを言ってしまいました。
今後の受験者の方々のために恥を忍んで書きたいと思います。

Per esempio, una macchina per tagliare un uovo alla coque...

(たとえば、ゆで卵を切る機械、みたいな)

もう面接官目を真ん丸くしてましたよ(^_^;)

Questo e utensile.
(それはね、utensile(台所用具)というんだよ)

とレッスンまで受けてしまいました。。。

このときはさすがに落ちたかなと思いましたが、このやりとりのあとは再び自分の話に戻りました。

Dove lavora?In una scuola media?
(どこで働いているの?中学校)
Ti piace lavorare li?
(そこで働くの好き)

などなど、4~5つほどの質問をされたと思います。


そして、ついに終わりの時間がやってきました!!!



13:55 退室

Buona giornataと挨拶をし、向こうがArriverderci(また会いましょう)というのを耳にしながら退出しました。
そのとき、「え、Arriverderci?またねってことはまた二次試験で会いましょうってこと?わぁー・゜・(ノД`)・゜・」と思ってしまいました。
教室を出ると係りの人が出口まで誘導してくれました。
その係りの人に、「僕は3人の中で何番目に終わりました?」と聞くと、「二番目ですね」と教えてくれました。
時間的には僕が15分ちょうどくらいで出てきたので、それよりも短い時間で終わった方がいたようです。

会場を出ると、自然と終わったことに対する安堵のため息がこぼれました。

合格通知が届いてからの一週間は本当に暇さえあればイタリア語の勉強をしていました。
それが終わったんだなぁとなんだかしみじみ感じていました。


というわけで、ここまで前編&後編を読んでいただきありがとうございました。
僕の書いたイタリア語にはスペル・文法の間違いがいくつもあると思いますが、その程度でも2次にはすすめるし、合格できたということを言いたかったので書きました。


ん?・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

合格できたということを」って。。。。。。。



そうなんです!実は試験を受けた翌日にネットですでに合格発表があったのです!!

その結果、無事に合格していました!!ばんざーい!!

ということで、このようにやりとりの中におかしなところがあっても合格できるのです🌸

具体的な二次試験対策をどのようにしたかについては詳細な結果がでてから書こうと思います(*´∇`*)



イタリア語検定2級2次試験を受けてきました(前編)

2015-12-06 14:11:12 | イタリア語
こんにちは!いつもブログを読んでいただきありがとうございます(*´ー`*)


前回のブログで書いたように、奇跡的に合格点ぴったりで突破したイタリア語検定2級の2次試験を受けてきました!
今日は当日の流れを参考までに載せたいと思います!


僕の2次試験会場は東京の四ッ谷にあるDILA国際語学アカデミーというところでした。

合格通知には『13:20』とあったので、集合時間だと思っていたらこれは試験開始時刻で、実際には15分前には集合する旨が書かれていました(^_^;)
合格通知見たときに変なテンションになって細部まで目がいってなかったようです。
本来なら1時間前に近くのカフェに入って最後の見直しをするはずでしたが、着いたのは集合時間の30分前(;゜∇゜)
それでも近くのカフェ・ド・クリエに入ってエスプレッソ飲んでから行きましたけどね笑


13:05、会場到着
会場につくと、受付で名前を聞かれました。
特に一次の合格通知を見せるようには言われなかったので、当日持っていかなければならないものは特にありませんでした。手ぶらでもいいのね笑

受付の名簿がちらっと目に入ったのだが、自分は8番目だった。
何やら雰囲気がお昼休みだったので午前中に7人が受けて、午後のトップバッターだったようです。

そのあと二つある待合室に案内され、好きな部屋で待つように言われる。
待合室では時間まで勉強していても問題ありませんでした。
僕はこれまでやってきたものを復習していたし、辞書を使っていても問題なかったです。



13:20、黙読室へ
2つの待合室から僕を含め、3人が黙読室へ通された。
黙読室の自分の名前が書かれたところに座ると試験の詳細が伝えられる。

まず、4つのテーマから1つを選ぶということ。
そして、その後15分の思考時間があるということ。

ちなみに、このとき選んだテーマは15分の間なら変更可能です!!
実際僕は4つあるテーマのうち最初は『lettura italiana』(もうちょっと長いタイトルだったのですが忘れました)を選んだのですが、開始寸前に『due cose per la vita piu comoda』(これももうちょっと長かったけど忘れました)に変更しました。
そしてその資料が配られるのですが、それをすべて読む必要はない、むしろ全く読まずに推測して話すことでも満点で合格してる人はいます、と言われました。
ちなみに、参考資料は何かの雑誌の記事が2枚、1枚は絵がメインになってました。15分では到底読みきれない量だと思います。

僕は端から資料は最初の2分しか読まないと決めていました。
しかし1分ほどたったところで、何を話せばいいか思いつかなかったのです…
そこで思いきって、もう一度テーマを変えることにしました!!
結局選んだのは『il robot in cucina』というもの。
僕は料理出来ないんで、このテーマはどうかと思ったんですけど、robotということに焦点をあてれば用意していたテーマの継ぎ接ぎで語れるとピンときたのです!

この時点で3~4分経過していたと思います。
しかしピンときてからは速かったです。
一週間の準備期間でしたが、書き出しについてはいくつかパターンを用意していたのが効を制しました!

黙読室には下書き用紙(黙読室から持ち出し不可)があり、それに話したいことを殴り書きしました。
書いた(話した)内容はまたのちほど書くとして、ここまででおよそ10~12分
残りの時間は書いたことを頭のなかで反復に次ぐ反復!これを言ったら次はこれ!と時間のかぎり繰り返しました。



13:40、 面接室へ
15分の準備時間が終わり、面接室へ連れていかれました。
いよいよここからが勝負です!
ドアのガラスから中には男性が二人(イタリア人と日本人)待機されています!
入る前に最後の確認をし、腹をくくってドアを開けました!!!!


というところで、次回に続く…