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Shinのpolyglotな日々♪

Shinの多言語学習の記録。言葉を学ぶコツと楽しさを伝えます♪

英語学習の軸

2018-12-20 15:49:58 | 語学学習
皆さん、こんにちは

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

先日、Twitterのほうで「私は多読と発音をメインに英語を勉強しているのですが、Shinさんはどのような学習を軸にされていますか」というご質問をいただきましたので、こちらの話をしていきたいと思います。

僕の話をする前に、まず、一般的に英語学習にはどんなものがあるでしょうか?一言に英語学習といっても発音・文法・リスニング・スピーキング・長文などいろいろあると思います。
どれを中心に勉強をしていくかは学習者の置かれている状況に大きく左右されると思います。
例えば、中高生は受験のために英語をやっていることが多いので、受験で必要な文法と長文に時間を割くことでしょう。また、大学生になれば、TOEICなどの試験でリスニングが占める割合がそれまでの試験よりも多くなるため、リスニングの練習をすることが多くなると思います。
他にも、留学や海外赴任が決定した方は、スピーキングに力を入れるのではないかと思います。

英語を趣味として行っている方は、好きなやり方に偏る傾向があると思います。
例えば、受験を通して英語が好きになったような方はスピーキングがうまくなりたいのに勉強の中心が文法だったり(過去の自分で、問題を解くことに楽しさを見出していた)、映画が好きな方は映画でリスニング力の向上と口語表現を鍛えたりしているように思えます。
本を読むことが好きな方は小説などの多読が多くなるのではないでしょうか?

「どんな英語学習が一番いいのだろうか」、これは永遠の課題のような気がします。
本屋に行けば様々な英語学習法の参考書がありますよね。これだけたくさんの本があるということは、それだけ英語学習が細分化でき、個人によってアプローチの仕方が変わるということだと思います。


僕自身の勉強法に戻りますが、今の英語の勉強は主に「リスニング」です。
英検1級に合格してからは、正直何を目標にやっていけばいいだろうか、という疑問がでてきました。英検以外にも資格試験がありますが、英語については、今はほかの試験を受けるつもりはなく、英検1級のときに一番成績の悪かったリスニングをよりよくしたいという気持ちがあります。また、帰国子女でもなく、ハーフでもなく、ましてや英語圏への留学経験のない僕にとっては英語を耳にするという機会が圧倒的に足りていない、というのが事実です。
そういった理由から、市販のリスニング教材である「CNN ENGLISH EXPRESS」などを1冊ずつこなしているのが現状です。
もちろん、ただ聞くだけではなく、使えそうな表現は暗記できるまで繰り返し音読練習をしますし、聞き取れない箇所は何十回も聴くようにしています。
車でCDをかけることが多いのですが、意識せずとも言っていることが頭に入ってくるまでは同じCDを聞いています。

こうして書いてみると、軸はリスニングに置いていますが、そこででてきた新しい語彙は覚えるし、スクリプトを確認する作業では文法の復習もしていることになります。

今後、また英語の資格試験に挑みたい、ということになればまた勉強方法が変わってくると思いますが、今のところ、英語の勉強の軸はリスニングとなっています。

というわけで、今日は僕の英語の勉強について書かせていただきました。
久しぶりにイタリア語以外について書いた気がします(;^ω^)

それではまた、See you♪

新しい試み

2017-11-06 10:48:25 | 語学学習
皆さんこんにちは!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!!

今日は新しいことを試してみたのでその時のお話をしようと思います。

先日、カルチャースクールの生徒さん4人を連れて、外国人の街頭インタビューに出かけてきました!

なぜこんなことをしたかというと、以下の理由があります。

最初の理由は、この生徒さんたちに外国人と英語でコミュニケーションをとる機会を持ってほしかったからです。
彼女たちは教室内で僕としか英語を話す機会がありません。英語を始めたきっかけが「海外旅行で英語を使いたい」「外国人と話したい」「外国人に日本のことを教えたい」という方がカルチャースクールには多くいます。なのに、話し相手は常に僕(日本人)。わからないことはついつい日本語を使ってしまうこともあります。英語で意思疎通することの「感覚」を知ってほしかったのです。


2つ目の理由は、自分の英語がどこまで通じるかを知ってほしかったからです。
1~2年英語をやってくると、それなりに話せることが増えてきます。学習したことがどれだけ外国人に通じるのか知ってほしかったのです。そしてそれと同時にテキスト通りの英語には対応できても、実践では予期しない返答がたくさんくることを体験してほしかったのです。
テキストを使って日常会話を学習すると、そこには「作られた会話」が載っています。実践的なものが数多くあり、その表現を使って自分の言いたいことを伝えることはできるでしょう。まずはその「伝わる喜び」を知ってほしいと思ったのです。しかし同時に、返ってくる返答はテキスト通りではなく千差万別です。英会話はよく「キャッチボール」だと言われています。こちらから一方的に投げるだけでなく、きちんと返ってきた球をとり、またそれを投げ返さなければなりません。これが難しい。でもその感覚を知ること、それが次につながると僕は考えています。


僕は英語のネイティブではありません。帰国子女でもありません。生まれも育ちも日本。フランスには留学したけど、英語圏には留学していません。最長は今年行ったニューランド9日間。それでも英語ができるようになったのは日本で外国人との英会話の経験をたくさん積んだから。
外国人と会話をするたびに自分が英語で伝えられること、伝えられないことを確認していました。そして伝えられないことは辞書などで調べて言えるようにしました。その過程を通して今の自分の英語力があると考えています。


こういう理由から、生徒の方々には一度教室を飛び出して外国人と英語で話してほしいと思ったんです。そして行き着いた先が街頭インタビューをするということでした。


では具体的にどのように街頭インタビューに挑戦したのか書いていきますね。

今回の街頭インタビューは浅草で行いました。ご存知の通り、浅草は東京随一の観光名所でたくさんの外国人が集まります。そこで出身や今回の旅行のこと、そして日本についてどう思うかなどの質問を事前に用意した質問シートに沿って質問していきました。

僕にとってもこれは初めてのことだったので、どれほどの人が止まって話を聞いてくれるのかわからず、始める前はとても不安がありました。しかし、いざ声をかけてみると、ほとんどの方が足を止めて話をしてくれました。

最初に声をかけた若いカップルはスペインから新婚旅行で来られたそうです。日本で食べたものを聞くと、お寿司をはじめお好み焼きなどいくつも答えてくれました。生徒の方々も始める前は不安があったようですが、徐々に笑顔もこぼれるようになってきました。不安の原因は「自分の英語が通じるだろうか?」「返事は聞き取れるだろうか?」というのが主なことだったようで、それが話をしていくうちに「あ、大丈夫だ、通じている!」という感じになったようです。5~6分話をした後、用意していた折り鶴や扇子などをプレゼントし、笑顔でインタビューを終えました。その後も同様な流れでインタビューを繰り返しました。途中は二手に分かれてインタビューをして回ったのですが、合計で10組(20人前後)に声をかけ質問することができました。

終わってからの反省会では、「用意していたものの半分くらいしか言えなかった」「質問できても返ってくる答えが聞き取れなかった」などの感想がありましたが、僕からしてみると「用意したことの半分【も】しっかり聞くことができた」「相手の返答に対してあいづちをしたり、さらに質問をかえしたりすることもできた」「最初にインタビューしたときと最後にインタビューしたときではまったく表情が違った。外国人と英語で話すことへの抵抗感・不安感が明らかに減った」と前向きな感想がたくさんありました。

もちろん、言えなかったものもあるでしょう。また自分が思ってもいない答えが返ってきて戸惑ってしまう場面もあったでしょう。質問の中で「Did you eat sukiyaki ?すき焼きは食べましたか?」と聞いている生徒さんがいましたが、聞かれたほうはすき焼きのことを知らずに「それは何?」と聞いてきました。おそらく、生徒さんが日本に来たらすき焼きを食べるだろうという考えがあって質問をしたと思うのですが、僕のガイドの経験からすると、ツアー客の多くはすき焼きを食べることはあまり多くありません(というかフランス人ツアーではすき焼きは出たことない気がします)
このような「当たり前」だと思って聞いたことがそうではなく、逆に質問をされてしまうケースがありました。すき焼きを英語で説明するためにはそれなりの英語力が必要になり、今の英語力では難しいかもしれません。しかし、今回の経験をいかし、次にすき焼きのことを聞かれても答えられるように調べておくことができます。「失敗は成功のもと」と言いますが、失敗から学ぶことは本当に多いと思います。

色々なことがあった今回の試みでしたが、全員が「インタビューをしてよかった」と言ってくれました。
感じたことはそれぞれ違うと思うのですが、今回のことで生徒さんたちが積み上げてきたもの、そしてこれから積み上げるべきものがより明確になったのではないかと思っています。

日本人英語教師として教える側の僕としては、このような場をこれからも設けていくことが「英会話が話せるようになりたい」と切に願う生徒さんたちにとって良い機会になると実感しました。



〇おまけ
今回のインタビューは「浅草寺」で行ったのですが、実はインタビューの最後に警察官の方に声を掛けられました。それは「浅草寺の敷地内では外国人に話しかけてはいけない」というものでした。ちょっとこの書き方だと語弊があるので改めると、ちょっと話しかける程度なら大丈夫なのですが、足を止めて数分話をするのはいけないそうです。これはいわゆる「勧誘」の類いに当たるそうで、浅草寺としては禁止している行為らしいです。浅草寺では僕たちのように英語の勉強として声をかける方が少なくないそうなのですが、もしそういうことをするならば仲見世と交差している伝法院通りなど浅草寺の敷地外で行ってほしいと言われました。禁止されているのなら仕方がないですので、次に浅草に行くことがあればそうしたいと思います。ただ、警察官の方が僕たちが楽しそうに話しているのを見てかどうかはわかりませんが、本当に申し訳なさそうな表情と声でこの話をしてくれました。きっとその警察官の方は本当に勧誘行為が行われることは稀なことだと分かっているのでしょうね。皆様がもし浅草で外国人に声をかける場合にはこの点に留意されることをお勧めします。

検定試験の申し込みをしてきました

2017-04-29 11:20:04 | 語学学習
皆さんこんにちは
いつもブログを読んでくれてありがとうございます!
久しぶりの更新ですが皆さんはどうお過ごしでしたか?
僕は年度の変わり目でドタバタしておりましたがようやく落ち着いてきました。

無事に合格して卒業してくれた生徒がいる一方、新たな生徒を担当することになってなかなか落ち着く暇がありませんでしたが、自分が誰かのために働けるということはとても有意義な、幸せなことなんだと実感しています。

ところで、自分の勉強はどうかというと、先日スペイン語検定の申し込みをしてきました!!
去年は5級に合格できたので今年は4級にチャレンジします!
スペイン語検定4級は英検でいうところの3級に相当するそうなので、範囲がだいぶ広くなります。
3級と同じというと、過去形をはじめ、受動態や関係代名詞、不定詞、比較などが加わってくることと思います。
まだ出題範囲を確かめていないのでなんとも言えませんが、文法だけならそこまで難しいイメージはありません。
英語をはじめ、フランス語、イタリア語、ドイツ語とやってきたので文法の基礎的な構造を理解することはだいぶ容易に感じています。一般的に「多言語話者にとって、言語を勉強するのがだんだんと簡単に感じるようになる」というのは正しいと思います。スペイン語を勉強しているときは、自然と英語やフランス語などと比較して、同じところはそのまま覚えられますし、違うところは印象に残るのでこれも頭に残りやすい。

ということで、これからの課題は何かというと「語彙」ですね。
試験までにどれだけの語彙を身に着けられるかが合格するための一番のカギとなると思います。
語彙の学習方法としては、単語帳や参考書のうしろのほうにまとまっているものを覚えるのでもいいのですが、それよりも実践、つまり文章のなかで覚えていくことのほうがのちのち運用語彙にもなりやすいと思っています。
というわけで、これから4級の問題に取り組みつつ、文法の復習を重ねる中で語彙も増やしていこうと思います。


試験まで約2か月、仕事に全力で取り組み、かつほかの勉強のペースを落とすことなく、合格できるようがんばりたいと思います!!
6月は語学検定の黄金月間ですので、もし何か検定を受ける予定の方は教えてくださいね!そして一緒にがんばりましょう(*’▽’)





新年の誓い(遅いけど、、

2017-01-17 09:56:06 | 語学学習
皆さん、こんにちは!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます(о´∀`о)

2017年も12分の1が過ぎようとしていますが、勉強はいかがでしょうか?

僕は年末にニュージーランドに旅行にいったり、年始は家族関係の用事に追われ、なかなか思うようには進みませんでした(^_^;)

なので、今一度気合いをいれるために今日は久しぶりにブログを書こうと思いました!!


新年といえば、新年の誓い(New Year's resolution)をたてることが多いと思いますが、僕の今年の誓いは、順不同ですがこんな感じです!


1、仕事で結果を出す

英語・フランス語講師として、生徒さんたちの語学力を伸ばすために全力を尽くしたいと思います。
どういうことが出来るようになりたいのか、生徒さん一人一人のレベルを見極めて適切な説明やアドバイスをより一層心がけます。



2、イタリア語検定1級を受験する

これは去年から言い続けてきたことで、合否はともかくとにかく一度受けてみます。受けるからには合格できるような努力を続けていきます。


3、イタリア語通訳案内士試験を受験する

これはイタリア語検定1級の勉強と重なるのですが、日本のことを説明できるだけのイタリア語力を身に付けたいと思っています。


4、地域的な国際交流グループの発足と活動

僕の住んでいる地域で国際交流を始めてみたいと思っています。日本人と在日外国人の架け橋になりたいと思います。


5、フランス語の実力アップ

停滞気味のフランス語をどうするか。目標と課題がしっかり決まっていないのが目下の問題


6、英語の実力アップ

フランス語と同じくブラッシュアップしなければならない英語
年末にニュージーランドにいって、もっと生の英語に触れる機会を持つこと、会話力をさらにつけることを課題とする


7、簿記の知識を身につける

中途半端な知識で税金の処理をしていたので今年はより正確な知識をつけたい。


8、NHKのラジオ講座を欠かさず聴く

朝7時から15分ずつ、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語の講座があるが、これをきちんと聴く
特にドイツ語とスペイン語はこの時間以外はほとんどやらないからしっかり取り組みたい。


9、十分に遊ぶ

勉強や仕事だけではなく、遊んで息抜きの時間もしっかりとる。友達と出掛けたり、好きなドラムを演奏したり、遊びがあるから仕事も勉強もはかどる。


10、家族を大切にする

妻や両親と会話をしたり、出掛けたり、コミュニケーションをとる時間をもつ。
自分がいるのは家族のおかげだと思えるから仕事を頑張ろうと思える。

大きな目標はこの10個です。

次の記事では具体的にこれらを達成するために何をすべきか考えたいと思います。



ドラマに学ぶ、その1

2016-12-06 17:29:32 | 語学学習
皆さん、こんにちは
いつもblogを読んでいただきありがとうございます!

ところで、皆さんはテレビドラマを見ますか?

僕は結婚する前は全く見なかったのですが、妻の影響で最近は少し観るようになりました。

その中で共感したことがあったので今日はその話をしたいと思います。

まずは、日曜日にやっている【IQ246~華麗なる事件簿~】というドラマ
主演は織田裕二さんで、土屋太凰さん、ディーン・フジオカさんという方々が出演されている推理ドラマです。

ご存じの方もいるかと思いますが、簡単にあらすじを話すと、



やんごとなき貴族の流れを汲みながらも、時の権力とは無関係に、代々、有りと有らゆる学問のみを探求してきた法門寺家。
その幅広い知識は連綿と法門寺家当主にIQ246という異能をもたらし、現89代当主・法門寺沙羅駆へ継がれていた……。
「ああ、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する謎はないものか……。」
常に暇を持て余し、自らが解くに値する“謎”を求める沙羅駆が、世間にはびこる難事件をIQ246(超遺伝頭脳)で鮮やかに解決!!
今ここに天才貴族 法門寺沙羅駆が降臨する!

(公式ホームページより抜粋)



IQ246、、、一体そんな頭脳を持ったら世の中がどう見えるのか、、、

そんなことを考えながら毎回楽しく観ているのですが、法門寺沙羅駆(織田裕二)の台詞ですごく共感するというか、僕がよく言う台詞があるんです。それは、、、



『考えろ』



という言葉

すごく短い言葉ですが、皆さんはこの言葉を聞いてどう思いますか?

僕は『考えろ』というと語尾が強いので、『考えて』とか『考えましょう』というのですが、なぜこの言葉をよく言うのかというと、自分の現状を分析して、状況を打破する力を身に付けてほしいからです。


例えば、『英検2級に受かりたい』という人がいたとします。
英検2級に受かりたかったら何をしますか?
まずは自分の英語力と2級で必要な英語力との差を考えなければなりません。
その差を考えるためには何をすればいいですか?考えましょう。
『過去問を解く』という考えに至ったら、実行します。それからどうしますか?
ただ解いて、『点数が○点で~』と一喜一憂しても意味がありません。
合格点まであとどのくらいかを確認したら、【なぜ合格点に届かなかったのか】を考えます。
自分のウィークポイントはどこだろうか、そのウィークポイントを克服するには何をすればいいのか?
問題の傾向はどうだったか?この検定に受かるための勉強方法をきちんととってきたか?合格者の体験談を読んで参考にできることがあるか?TwitterやSNSで直接合格者にコンタクトをとってアドバイスをいただけないか?

考えられることはいくらでもあります。

考えれば考えるほど、より自分に足りないものが見えてきます。
するとそこから合格までの道筋が見えてきます。

中高生に教えているときによく思うのですが、色々な角度から考えられる生徒は勉強の効率がすごくいいです。
部活をやりながらも成績が良い学生がいますが、基本的には自分の置かれた状況をきちんと理解して行動をしていると思います。

逆に、成績が伸びない子というのは、言われたことをただやる(やることに意味がある、とか、やればいいと思っている)だけで、どうしてそれをやっているのか分かっていない(考えていない)ことが多い気がします。



『考える』というのは『分析すること』、そして『観察すること』である



もし今、伸び悩んでいる方がこれを読んでいたら、今一度冷静に自分の現状を考えてみてもらえたらと思います。



僕が観ているもうひとつのドラマについてはまた次回!ちゃお(о´∀`о)