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イタリア語検定1級対策定期報告その14

2018-12-10 19:35:52 | イタリア語検定1級
定期報告 -12/9

こんにちは

前回のブログで書いたように、これからはイタリア語に関して毎週の学習状況をブログにアップしていこうと思います。

イタリア語1級に合格するまでこれを続けていきます

さて、先週の学習状況ですが、勉強するにはしたものの、勉強に迷いのある1週間でした。
迷いというのは「果たしてこの勉強が1級合格につながるのか?」というもので、何をやるのが正解なのかわからなくなってしまったのです。
部屋にはイタリア語検定の過去問はもちろん、書店のイタリア語コーナーにあるくらいの冊数のイタリア語関連の本があります。
全部やったものからほとんど手付かずのものまでいろいろあるのですが、いったい何をしたらいいのか…

とりあえず、前回の結果を書いたブログで自分の欠点を振り返りましたが、それをもとに改めてより具体的にやることを決めていくべきだと考えました。

自分の最大の欠点はリスニングです。
これを鍛えない限り合格はあり得ません。
そして、これまでのようにたくさんの文章を読んで、語彙力を増やしたとしても、それは「聞いて理解する力」とは違います。一語一句聞き逃さないことも大切ですが、一部聞き逃しても話のポイントが分かるような聞き方を練習することも大切だと思います。

聞き取りの練習方法はいろいろあります。
1:NHKラジオ まいにちイタリア語初級編・応用編
イタリア語の勉強を始めたころから、途切れてしまった時期はあるものの、よく聞いていました。
毎朝決まった時間に15分イタリア語を耳にするというのは習慣化にはもってこいです。
しかし1級受験のためにやるべきか、と自分に問いただしたとき、少し違うのではないかと思いました。

2:イタリア語検定過去問
イタリア語検定の会場で過去問の販売をしていた時に買いそろえた過去問が10年分ほどあります。
過去問に取り組むこと、これは試験を受けるにあたって絶対的に必要なことであると思います。
リスニングの勉強の中心にはこの「過去問演習」を置こうと思います。 

3:イタリア現地のニュースサイトをはじめとしたオンライン上の音声
以前からよくブログに書いているEuronewsをはじめとしたニュースサイトは映像、そして音声のスクリプトとともに生のイタリア語を聞くことができます。
これも確かに効果はあるでしょう。しかし、検定に特化したものではないので、今の段階では過去問ほど時間を割いて取り組むべきではないと思っています。

4:その他イタリア語の教材についている音声
大半の教材が今やCDやダウンロードによる音声を提供していますので、それらを定期的に聞くことも有効かと思います。

これらを踏まえて考えたリスニング教材の選択は、
1.過去問
2.イタリア語の学習教材についているCD
3.ニュースサイトなどの音声


という優先順位をつけたいと思っています。
過去問については問題を解くことも大切ですが、解いた問題でもそこで終わりにすることなく、「何度も聴く」ことを大切にしていきたいと思います。
イタリア語の学習教材に関しては、今取り組んでいる「イタリア語定型表現365」についているものが内容、スピードともに良いので、これを聞こうと思います。
こちらは基本的には自宅用にし、朝と夜に聞く習慣をつけることを目標にしたいと思います
ニュースサイトについては、今のところ時間があるときの課題としておき、最低でも週に1回はサイトで音声を聞く時間を作りたいと思います。

次は読解です

読解については以下のようなものが考えられます
1.過去問
すでにほとんどの問題に取り組みましたが、今の段階で再びこの長文に触れることは新鮮さもないし、新しい単語も覚えられないのでパスしようと思います。

2.アリタリア航空に乗ったときにもらった新聞
イタリア旅行の記念に新聞をもらってきました。しかし、結局今まで読む機会がなかったのが事実です。より難解な語句を身に着けるためにも、新聞は悪くないと考えているのでこれには取り組みたいと思っています。

3.イタリアで買った小説などの書籍
読み途中の小説が1冊、興味本位で買ったイタリア語で書かれた東京とローマのガイドブック、コロッセオのガイドブックがあります。新聞同様、イタリアで書かれたものを使うのはモチベーションを上げてくれますし、より高いレベルの読み物へと進むために必要だと思うのでこれらにも取り組むべきだと考えます

4.市販のテキスト
Piazzaなどをはじめ、何冊か読み物がありますが、優先順位としては後ろに持っていこうと思っています。

5.ニュースサイトの記事
作文の練習とも関連してきますが、今のイタリアのことを知る方法としてもニュースは見るべきだと考えています。
読んだニュースについて感想を書くということも作文練習の一環としてやってきたいので、週に1度のペースでニュースサイトのイタリア語をチェックします。

以上より、
1.イタリア語の新聞
2.イタリア語の小説など
3.ニュースサイト
という優先順位で読解は取り組みたいと思います


次に文法

文法に関しては2つの点から見ていく必要があると思います。
それは「動詞の活用・時制」と「その他」です。

これらについては「本気で学ぶ中・上級イタリア語」を読み返すことをしていきたいと思います。

それから、作文について
今回、唯一合格基準に達した作文ですが、自分の表現力の低さを自覚し、より洗練された文章が書けるように努力しなければならないと思っています。
前回のブログを書いてから、毎日数行の日記を書いています。
書いてみると分かるのですが、自分の書きたいことがうまく書けません。
辞書を引きながら、イタリア語でどういうのか考えることが多く、時間がかかってしまいます。
でも、これが現実です。いまは数行しか書けないけれど、書き続けていれば同じ時間でもいつか倍の量が書けるようになるはずです。それを信じて毎日日記をつけていきます。

日記以外にも、自分の意見を書く練習をしなくては試験対策としては成り立たないと思っています。
幸いにも、この手の問題は英検やフランス語検定と似ている部分があります。例えば、英検の作文や二次試験の問題では「小学校から英語教育をすることについてどう思いますか」というような個人的な意見を問う問題が数多く出題されています。
それらの問題にイタリア語で答える練習をしていこうと思います。また、書いたものはラングエイトに投稿し、ネイティブの添削を受けようと思います。

更に、上述したように、ニュース記事を読み、その感想をイタリア語で書くということもやっていこうと思います。

したがって、作文は
1.日記
2.個人的意見を問う問題に答えてラングエイトに投稿
3.ニュース記事を読んで感想を書く

という優先順位でやっていこうと思います。

もう一度、全体をまとめてみます

【リスニング】
1.過去問
2.イタリア語の学習教材についているCD
3.ニュースサイトなどの音声
【読解】
1.イタリア語の新聞
2.イタリア語の小説など
3.ニュースサイト
【文法】
1.文法書
【作文】
1.日記
2.個人的意見を問う問題に答えてラングエイトに投稿
3.ニュース記事を読んで感想を書く

*各項目【1】については毎日優先的に触れること。また、忙しい時などどうしても出来ないときは、【リスニング】→【作文】→【読解】→【文法】の順に触れていくこと(現状、苦手な順)
*今の最大の目標は【リスニング力を伸ばすこと】であることを忘れない。勉強の中心は【リスニング】である。

当面はこれらを軸にしてイタリア語の勉強に励んでいきたいと思います。
それから、【会話】について触れてきませんでしたが、今の段階では一度会話のことを考えないでおこうと決めました。というのは、こうしてみていても課題がだいぶ多いですし、会話は教室の空き状況に左右されてしまうからです。もちろん、音読など声に出す作業はつづけますし、使いたいと思った文は暗記したいと思っています。

では、この計画に沿って一週間イタリア語の学習に励みたいと思います。

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