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Shinのpolyglotな日々♪

Shinの多言語学習の記録。言葉を学ぶコツと楽しさを伝えます♪

イタリア語検定1級に向けて【第7回】

2016-12-10 14:55:47 | イタリア語検定1級
皆さん、こんにちは!
いつもblogを読んでくれてありがとうございます!

今日は久しぶりにイタリア語勉強会に顔を出してきました!
今年の前半はちょこちょこ行けたけど、後半は全く行けてなかったので今日行けて良かったです(^_^)

さて、勉強会では皆が自分のやりたい勉強をしているのですが、僕は2011年の一級の過去問をやってきました!

今回、初めて一級の過去問をやってみたのですが、そもそも実力がないので、試験のように時間を計って通しでやるのではなく、細かく分けて一級の問題を分析するように少しずつ取り組みました。

取り組んだ過去問が2016年のものではなく2011年のものなのは、たまたま家にあったからです(^_^;)

さて、一級の問題構成についてまずは確認します。

大問1:文法・語彙問題

文法の問題で問われているのは主に『法と時制』についてです。
『法』というのは直接法、接続法など、『時制』は現在、過去、半過去、前未来、などです。

それから多かったのが再帰動詞の使い方や代名詞の使い方(loで先に受けてから後ろで改めて目的語を書く冗語的用法など)でしょうか。

こうやってみると、新しい知識というよりも今まで培った文法力をきちんと使えるか、ということが問われている感じします。

文法の次は語彙の問題です。
語彙については全く手も足もでない印象です。語彙力の強化をしなければ選択肢を絞れないなと思いました。

大問2:長文

長文問題2題あるのですが、どちらも選択肢がなんと2択!!
VEROかFALSOで答える問題です。

1題は1ページくらいの長さで、もう1題はその半分くらいの短い文でした。
1文の長さがこれまでに比べて長いのですが、これは関係代名詞節や過去分詞句がついて長くなったり、挿入句や副詞(句)が入ったりしているためです。
英語や他言語の文法知識がしっかりしている人にとっては、ここに出てくる文を文法的に分解することは比較的容易な部類かと思います。

ここでも問題になるのは『語彙力』
色んな分野の文章に触れて措くことが大切かと思います。

ちなみに、解いた後に知らない単語などをメモしたものがこちらになります↓


こんなに知らない単語があったらそりゃ解けないですね(-_-;)

大問3:伊作文

今回は『環境』がテーマで、現在の環境問題とその問題に取り組む現状に加え、環境を守るために個人レベル、国家レベルで出来ることは何かということを200字前後で書くというものでした。

二次試験も同じようなことを口頭でしなければならないので、この部分を出来るようにしないと最終的な合格はないかとおもいます。

まず、この手の問題はどの言語の検定試験でも準一級~一級の作文と口頭試験で問われます。
僕としては英語とフランス語でこの手の問題は解いてきているのでアイディアはありますが、それをイタリア語に直せるだけの語彙力がない、、、やっぱりここでも問題になるのは語彙力なんですねぇ。

もし、こういう問題を解くのがイタリア語が初めてという人は、アイディアを持つために英検一級の作文や二次試験対策の本を読んでみると良いかと思います。

あとは、模範解答にじっくり目を通すのも効果があります!
模範解答は『満点解答』なので、どんなことを書いたら点数が取れるかのヒントになります。
また、使える表現、よく見る表現がたくさん使われてるので、そこでストックを貯めて、違う問題で使うように準備すると良いかと思います。
 

リスニングと二次試験は抜きにしてこうしてみたときに、今からやるべきことは、

1:語彙力の強化
2:法の使い分け(活用含む)

ですね!!

1は色々な分野の文を読むこと、そして日常から『イタリア語で何て言うんだろう?』ということを考えて、辞書で調べること、ですね。

2は近いうちにエクセルで一覧表作って気合いで覚えます!!

それでは、今日はここまで!ちゃお!

ドラマに学ぶ、その1

2016-12-06 17:29:32 | 語学学習
皆さん、こんにちは
いつもblogを読んでいただきありがとうございます!

ところで、皆さんはテレビドラマを見ますか?

僕は結婚する前は全く見なかったのですが、妻の影響で最近は少し観るようになりました。

その中で共感したことがあったので今日はその話をしたいと思います。

まずは、日曜日にやっている【IQ246~華麗なる事件簿~】というドラマ
主演は織田裕二さんで、土屋太凰さん、ディーン・フジオカさんという方々が出演されている推理ドラマです。

ご存じの方もいるかと思いますが、簡単にあらすじを話すと、



やんごとなき貴族の流れを汲みながらも、時の権力とは無関係に、代々、有りと有らゆる学問のみを探求してきた法門寺家。
その幅広い知識は連綿と法門寺家当主にIQ246という異能をもたらし、現89代当主・法門寺沙羅駆へ継がれていた……。
「ああ、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する謎はないものか……。」
常に暇を持て余し、自らが解くに値する“謎”を求める沙羅駆が、世間にはびこる難事件をIQ246(超遺伝頭脳)で鮮やかに解決!!
今ここに天才貴族 法門寺沙羅駆が降臨する!

(公式ホームページより抜粋)



IQ246、、、一体そんな頭脳を持ったら世の中がどう見えるのか、、、

そんなことを考えながら毎回楽しく観ているのですが、法門寺沙羅駆(織田裕二)の台詞ですごく共感するというか、僕がよく言う台詞があるんです。それは、、、



『考えろ』



という言葉

すごく短い言葉ですが、皆さんはこの言葉を聞いてどう思いますか?

僕は『考えろ』というと語尾が強いので、『考えて』とか『考えましょう』というのですが、なぜこの言葉をよく言うのかというと、自分の現状を分析して、状況を打破する力を身に付けてほしいからです。


例えば、『英検2級に受かりたい』という人がいたとします。
英検2級に受かりたかったら何をしますか?
まずは自分の英語力と2級で必要な英語力との差を考えなければなりません。
その差を考えるためには何をすればいいですか?考えましょう。
『過去問を解く』という考えに至ったら、実行します。それからどうしますか?
ただ解いて、『点数が○点で~』と一喜一憂しても意味がありません。
合格点まであとどのくらいかを確認したら、【なぜ合格点に届かなかったのか】を考えます。
自分のウィークポイントはどこだろうか、そのウィークポイントを克服するには何をすればいいのか?
問題の傾向はどうだったか?この検定に受かるための勉強方法をきちんととってきたか?合格者の体験談を読んで参考にできることがあるか?TwitterやSNSで直接合格者にコンタクトをとってアドバイスをいただけないか?

考えられることはいくらでもあります。

考えれば考えるほど、より自分に足りないものが見えてきます。
するとそこから合格までの道筋が見えてきます。

中高生に教えているときによく思うのですが、色々な角度から考えられる生徒は勉強の効率がすごくいいです。
部活をやりながらも成績が良い学生がいますが、基本的には自分の置かれた状況をきちんと理解して行動をしていると思います。

逆に、成績が伸びない子というのは、言われたことをただやる(やることに意味がある、とか、やればいいと思っている)だけで、どうしてそれをやっているのか分かっていない(考えていない)ことが多い気がします。



『考える』というのは『分析すること』、そして『観察すること』である



もし今、伸び悩んでいる方がこれを読んでいたら、今一度冷静に自分の現状を考えてみてもらえたらと思います。



僕が観ているもうひとつのドラマについてはまた次回!ちゃお(о´∀`о)