Shinのpolyglotな日々♪

Shinの多言語学習の記録。言葉を学ぶコツと楽しさを伝えます♪

スペイン語を始めて2ヶ月でスペイン語検定5級に独学で受かる方法

2015-08-30 21:36:51 | スペイン語検定
ちょっと前ですが、6月に受験したスペイン語検定の結果が届き、無事に合格していました。



この4月にスペイン語を始めたので、約2ヶ月で合格できたことになりますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

今日は、これからスペイン語検定5級を受けられる方の役に立てばとおもい、僕がこの2ヶ月でしたことを書きたいと思います。

***使用したテキスト***


☆単語☆
スペイン語検定5級・6級単語集 白水社

単語は全部覚えました。
覚えたというのはスペイン語を見て日本語にできる、というレベルでの話です。
日本語⇒スペイン語に関しては50%程度だったと思います。
検定試験の傾向を見ると日本語⇒スペイン語はほぼ必要ありません(あくまで試験に合格するということを考えた上での話で、実際は必要ですが・・・( ̄◇ ̄;)

☆文法☆
本気で学ぶスペイン語 基本問題430

文法は主に時制の習得に時間をかけました。
というのはスペイン語検定の半分以上が動詞の活用問題です。
動詞の活用ができずに5級合格はありません。
最初の一ヶ月は単語帳とこの文法問題をひたすらやりました。
このテキストは問題数が多く、どのUnidad(課)にも大問1~10前後のそれぞれ違った形式での問題がついており、後ろにいくほど難しくなります。
そこで、テキストの1週目は各Unidad大問1~3、4あたりまでしかやりませんでした。
そして2週目は1週目でやったものの復習(間違ったもの、悩んだもののみ)+のこりの大問、という感じで行いました。
テキストの名前の通り、本気でやらないと2ヶ月では終わりませんが、やる価値はとてもあります!!!



☆総合対策☆
スペイン語検定5級・6級問題集 白水社
スペイン語技能検定合格への手引き4級・5級・6級


検定試験ですので、その出題傾向を知ることが第一歩となります。
僕はこれらのうち前者をまずは使って全体像をつかみました。
すると、先程述べたように動詞の活用が一番のポイントだとわかりました。
文法のテキスト同様、こちらもほぼすべての問題に目を通し、解けるようにして試験に向かいました。



☆語学検定対策全般に言えること☆

数多くの語学試験を受けてきて思うのは、「なによりも単語力をつけることが優先事項」だということです。
語学の技能には読む・書く・聞く・話すの4技能がありますが、どれをとっても単語力がなければ力は伸びていきません。
しかしだからといって単語ばかりやっていてもこれらの技能を伸ばすことはできません。
僕の理想は、単語帳である程度の量の単語を覚えながら、4技能の問題演習を通してその単語の定着を図るというものです。

そして先程も書いたように「検定の出題形式と傾向を知ること」が合格への鍵です。
英検・フランス語検定・ドイツ語検定・イタリア語検定と受けてきて、どの検定も独特な出題形式があるため、その出題形式に沿った、その試験が何を求めているのかということを知る必要があります。

まず、スペイン語検定は他の試験と違うのは「筆記が7割以上を占める」ということです。
つまり、単語を書けなければならないのです。
もちろん英検上位級では作文が、フランス語検定も書き取りなど書かなければならないものもあるのですが、初級レベルで筆記をこれだけ出している試験は初めてでした。

また、この筆記の問題の多くが「動詞の活用問題」であることに気がつきました。
つまり、スペイン語検定5級に合格するためにもっとも注意しなければならないのは「動詞の活用を覚え、しっかり書けるようにする」ということだったのです。

これさえ分かってしまえば、あとは2ヶ月必死に単語を覚え、文法を知り、動詞の活用を規則・不規則かかわらずひたすら覚えればいいのです。

僕はフランス語やイタリア語をやっているので動詞に活用があることには慣れがありますが、周りを見ているとこの活用を覚えることを避けている人が多いように思えます。

これから受験される方は是非、勉強の中心を動詞の活用においてみてください。


それから、スペイン語検定にはリスニングがあります。

リスニングは全部で4問しかなく、筆記試験と比べると、ものすごーーーーーーーーく簡単です。

上記のテキストにはリスニングの項目もついていますので、それさえやっておけば無敵です。
というか試験2週間前からちょこちょこ聞いていけば全く問題なく取れるはずです。
注意しなければならないのは、リスニングテストはネイティブの試験官が試験教室で問題を読み上げる、ということです。
これを知らないとびっくりしますから(^_^;)


というわけで僕が2ヶ月で行ってきたことを書きました。
独学で勉強しても受かるテストですので、しっかりやるべきことを絞って取り組んでみてくださいね♪


継続的学習のコツ

2015-08-04 12:42:34 | 語学学習
こんにちは、blogを読んでいただきありがとうございます(*^^*)

「継続的に勉強ができないんですがどうしたらいいですか?」という質問をよく受けます。
学生ならともかく、仕事をしている社会人にとって勉強時間を確保することは容易なことではありません。

僕は仕事柄、英語やフランス語に触れる機会が毎日ありますがイタリア語やスペイン語、そしてドイツ語などは実際のところ毎日は触れていません。
大切なのは「毎日続けること」よりも「期間が空いても再スタートを切ること」だと思います。

日本人はとかく真面目で一日やらないだけでも罪悪感に駆られてマイナス思考になり、そこで学習を止めてしまう傾向があります。
なので、継続的学習を志す際はまず、「毎日続けること」を目標にするのではなく、「やらない時期があってもまた始めればいい」という思考を持つことが大切です。

ただ、この考え方はあくまでも気持ちを前向きにするものであって、これに加えて「やる気を引き出すもの」を持つ必要があります。
具体的に話しましょう。
例えば、読まなければならない本がありました。これを途中までは読んだのにあるとき何らかの理由(忙しさなど)で読むのをやめてしまってそれっきり読まなくなった、という経験はありませんか?
その後、再びこの本を読む「きっかけ」となったものがあったとすればそれはなんでしょう?

・たまたまテーブルの上にあったので目についた
・読書感想文用の本だったから宿題リストに目を通した時に思い出した
・親、友達との話の中でその本が話題になったので思い出した
・電車のつり革広告でその本を見かけた

その他にも色々なきっかけが考えられますね。

もうおわかりかと思いますが、要するに「再開するきっかけを作っておくこと(リマインダー:reminder)」が大切なのです。

英語学習をするにあたっては、
・鞄の中にテキストを常に入れておく
・壁にわからない単語リストを張り付けておく
・ラジオ番組(基礎英語など)をタイマーで自動再生するようにしておく
・勉強仲間をつくって定期的な学習報告会を行う
・定期的にレッスンを受ける

このようなきっかけに遭遇したとき、継続学習を目標としていたのにそれができていないと「罪悪感」を感じると思います。
「ここ何日か勉強しなかったなぁ」「ちゃんとやってたら今ごろ。。。」もうそんな考え方はやめましょう!
何のためのリマインダーですか?
また再開すれば、そのままやらないでいる自分よりも成長できるのです。だから前向きに勉強を再開させましょう。

語学に関わらず、どんなことも一日でできるようになるわけではありません。
目標というのはどんなものでも今の自分では達成困難なものなのです。
それに立ち向かおうというのですから一筋縄ではいきませんよね?
でも、それは継続的学習で必ず叶います。
継続的学習は誰にでもできます!是非自分なりのリマインダーを用意してみてくださいね

カルチャースクールでの授業[仏]

2015-08-03 15:44:24 | フランス語
今日はカルチャースクールでのフランス語の授業でした

今年2月に始まったこのクラスも早いもので7ヶ月目に突入しました♪
クラスは4人と少人数ですが皆さん楽しみながら和気あいあい勉強に取り組んでおり、教えている僕もとても楽しいです(*^^*)

1ヶ月に2回、1回90分の授業なので進みは速いとは言えませんが、始めた頃に比べるとフランス語の発音や綴りにもなれてきているのがわかり教えているほうとしては成長がわかるのでとても嬉しく思います♪

ちなみに、今日はJ'ai ~「~を持っている」とVous avez~?「~を持っていますか」という表現を中心に行いました。
J'ai un stylo / une voiture/ un chien 私はペン/車を持っている/犬を飼っている などです

何が難しいかというと、やはり冠詞のようです。
英語はa/anですがanは使う場面がわかりやすいですがフランス語では男性名詞にはun,女性名詞にはuneをつけるので名詞がどちらに属すのかを覚えなくてはならないから大変といっていました

一人の生徒さんが「先生はどうやって覚えたの?」と聞いてきたのですが、僕も最初からすぐにできたわけではありません。
繰り返し見たり発音したりしている間に「これはunの方がしっくりくるなぁ」という感じです。
よく使う単語は使っているうちに覚えられますが、あまり使わない単語は基本的に「冠詞付きで」覚えます。
どうやらネイティブのフランス人たちは小さい頃に冠詞付きで覚えさせられるようです。
例えばtableはla tableなりune tableなりで覚えるようです。このほうが確かに覚えられると思います。
もしくは単語のつづりによって男性か女性かを判断できることもあります。
例えば-ageで終わるものfromage:チーズ、courage:勇気、dommage:損害などは全部男性名詞です。
また、-tion/sionで終わるものlocation:賃貸、natation:水泳、pression:などは全部女性名詞です。
このようにルールを覚えることと、繰り返しその単語に出会うことが冠詞を覚えるコツです。

大変だなぁと思うかもしれませんが、語学学習は長い道のりですから男性名詞かな、女性名詞かなと推測するのを楽しむのもいいと思います。間違えたっていいんですから(^O^)