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イタリア語検定1級対策定期報告その10

2018-06-19 01:07:47 | イタリア語検定1級
定期報告(6/11-17)

皆さんこんにちは!

前回の定期報告ですが、とある事情から公開するのを直前でやめることにしました。
理由は、内容が読んでくださる皆さんにとって全く有益なものではなく、むしろ皆さんのモチベーションを下げてしまいかねないものだったからです。

だいぶ元気になってきて、イタリア語のモチベーションが戻ってきたので、また今日から定期報告を再開したいと思います。

ではさっそく、この一週間を振り返ってみます。


〇語彙について

語彙の勉強に関しては今まで基本単語3700を使って勉強してきましたが、めでたく4周目を終えることができました。
4周目は、日本語からイタリア語に直せないものを探しつつ、それを単語カードに書き写しました。
これからの作業はそのカードを覚えることになります。

ところで、予定では5周目に入るつもりだったのですが、ここで変更があります。

イタリア語検定の過去問を3年分解いた結果、この3700だけでは足りないということを実感しました。
それはそうですよね、この3700の範囲は「準2級まで」と銘打ってありますから。
しかし、この3700に取り組んだことで、語彙に関しては「土台がしっかり整った」と思っています。
特に、 認識語彙(イタリア語から日本語に直せるもの)が大半を占めていましたが、最近では運用語彙(日本語からイタリア語に直せるもの)が大幅に増えたと思います。
これは作文や会話というアウトプットの場を設けたことも大いに役に立ったと思っていますが、意図的に運用語彙にできるように学習した結果だと思っています。

作文や会話の中では、この3700のレベルでほとんど済んでしまうと思うので、1次試験の作文問題や2次試験の面接ではこれらの語彙をフルに使えるように更なる練習を積んでいこうと思っています。

では、文法問題や長文問題に出てくる、より難易度の高い語彙にはどう対応したらよいでしょうか?
「より難しい単語帳を使う」という答えがあれば簡単なのですが、残念ながら英語のように難関語彙を扱う単語帳はありません。
こればかりは自分で語彙を集めるしかありません。ではどうやって?
1級に合格するためには1級の過去問を多く解き、その中でわからなかった単語を覚えていくことが基本となると考えています。
しかし、1級の過去問はそんなに多くはありません。昔から将来使うだろうと過去問は買いそろえていたので10年分くらいの過去問はありますがそれでも少ないと思います。

そういうわけで、過去問に加えて、よりレベルの高い読み物にトライし、積極的に難関語彙を覚えていく必要があるという考えに至りました。

イタリア語で書かれた読み物を読むことで、語彙を強化するだけでなく、文法問題に出てくる「遠過去」や「接続法」などといった動詞の活用について学習することもできます。

というわけで、さっそく読み始めたのがGeronimo Stiltonというシリーズの子供向けの本
これはイタリアに去年行ったときに購入したもので、内容は難しくないけれど、使われている語彙はイタリア語の学習レベルとしては自分のレベルよりも高く、かつ先ほど述べた遠過去が豊富に使われているということから今の自分にはちょうどいいと思っています。
1冊100ページくらいで、今は50ページまで読みました。そして新出単語はすべて単語カードに書き写し、持ち歩いて暗記するようにしています。

これを読み終えたら、イタリアで買ってきた違う小説、もしくは別のものに移ろうと思います。
今はとにかくこれを読み切り、出てきた単語を覚えていきます。



〇読解について

これまではネットの記事を読むことをメインにしてきました。ネットの記事はテーマが多岐にわたることから、様々な語彙を学ぶことができるし、なにより1級の長文として出題されることがあるので続けたいと思っています。
これについては色んなサイトを見ようと思いましたが、一度Euronewsに戻ろうと思います。理由は、いろいろ読んでみて、Euronewsが一番記事の長さがちょうどいいこと、記事にリスニング用の音声がついていること、更新の頻度がちょうどいいこと、などが挙げられます。

また、先ほど言ったStilton、そしてこのEuronewsと併用したいのが「日本人が知りたいイタリア人の当たり前」です。
こちらはリスニングの教材として使っていますが、実は1つのレッスンが2部構成になっており、1部は読解用の、2部が会話形式のリスニング用、となっています。この1部のほうに取り組んでいこうと思っています。
読解についてはこの3つに加えて、週に1題、イタリア語検定の過去問を解いていきたいと思います。


〇リスニングについて

「日本人が知りたいイタリア人の当たり前」が1~50まで終わりました。
終わったというのは一通り聞いて、スクリプトを見て内容を理解したということであって、決して聞き取れるようになってということではありません。
つまり、ここから何度も何度も聴く必要があります。
ディクテーション、シャドウイングなど、いろいろな形で繰り返し取り組んでいこうと思います。

その他としては、1級の過去問を聞き始めようと思います。
1級の問題に少しずつ慣れていくことが狙いです。イタリア語そのものに慣れることも大事ですが、試験である以上「試験の形式慣れ」は必須です。そろそろ文法と同じようにリスニングもそういうことを考える時期に来たと思っています。


〇作文について

先週は1つも書いていません。
体調が悪かったので、取り組みやすい語彙のほうに勉強が偏っていました。
ですが、だいぶ良くなったので今週からまた書き始めます。
これもそろそろ検定試験の過去問に沿ったものを書くべきかと思っています。
今週は最低2本は書いてラングエイトに投稿したいと思います。


〇会話教室について

先週は作文同様に会話教室には行けませんでしたが、今週は火曜日に予約を取ることができました。
授業前には最近あったことをまとめておいて、チャンスがあればそれを話そうと思います。


【今週の課題】

★語彙
・Stiltonをはじめとする読解の課題に出てくる新出語句をカードに書いて覚える
・基礎単語3700の4周目に作ったカードを覚える

★読解
・Stiltonを読み切る(残り50ページ)
・日本人が知りたいイタリア人の当たり前を読み進める
・Euronewsを毎日記事1つ読む
*どれも新出語彙は単語カードに書くこと

★リスニング
・日本人が知りたいイタリア人の当たり前を繰り返し聞く
・過去問に取り組み、終わったらスクリプトを読んで細部まで確認、その後繰り返し聞く

★作文
・過去問に取り組んでラングエイトに投稿

★文法
・読解演習の中で遠過去と接続法に注意する
・遠過去の活用を覚える(一覧表入手済み)

★会話
・1レッスン以上、必ず言いたいことをまとめてからいくこと


【まとめ】
先週は自分にとってかなりつらい時間を過ごしました。そのせいで勉強ができなかったことはもう覆りません。だからこそ、元気になってきた今、遅れを取り戻すべく時間を有効に使って勉強に取り組まなければなりません。
やるべきことの中に占める過去問の量が増えてきたことで、より一層試験を意識して緊張感をもって勉強に励むことができそうです。今一度、1級に受かるために気を引き締めてやるべきことに全力で取り組みたいと思います。

イタリア語検定まであと120

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1 コメント

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Unknown (エリー)
2020-02-19 18:51:55
CILS B2に受かったばかりですが、欲を出してイタリア語検定1級はどうだろうと探していてたどり着きました。
こんなに客観的に勉強方法を分析されていて、それを具体的に載せて下さってとても参考になります。とても刺激を受けました。
5か国語1級取得、素敵な夢ですね。きっと叶いますように!
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