しまなみニュース順風

因島のミニコミ「しまなみNews 順風」は、しまなみ海道沿いの生活情報をリリースし、地域コミュニティー構築を目指します。

大怪獣ガッペラーVS救星主ウンザ・レンジャー ラウンド1「「アンドちゃん登場」

2005-06-30 18:41:32 | 合併問題
 ここは、ヒミツ組織ウンザ・レンジャーの基地。基地と言っても粗末なもので、基地内部の中央にボロっちい机が一つ、ガスコンロが一つ、大きなやかんが一つ、それに縁の欠けた湯呑み茶碗が無造作に机の上に並べられているだけの「やげろうしい」ところだ。  その基地に、一人の男が現れた。ウンザ・レンジャー・レッド、職業は自称フリーライター。煽てられれば木に登る典型的なお調子者で、どうやら潜伏中の大怪獣ガッペラー発 . . . 本文を読む

『べてるの家の「非」援助論』に見る、べてる的正常な判断

2005-06-29 20:40:14 | 合併問題
 ウルトラマンは、3分間しか集中力が続かない。では、1時間の研修を受けるためにはどうすればいいのか?  べてるの家的に結論を導き出すとすれば、20人のウルトラマンを呼べばいい、ということになるだろう。  浦河べてるの家とは、北海道浦河にある精神障害をかかえた人たちの有限会社、社会福祉法人の名称で、『べてるの家の「非」援助論』とは、その施設の人たちが発行した著書である。  人は、朝起きて、職場 . . . 本文を読む

大怪獣ガッペラーVS救星主ウンザ・レンジャー

2005-06-29 00:02:08 | 合併問題
 宇宙の片隅で、数年後、一つの星が寿命を終える。その第3惑星に住む人類は、巨大赤色星になった恒星がついに臨界点に達して超新星となる宿命を数千年前から予測していた。  その星の名は、バブル星。目先の利益にやっきとなり、自らの星の宿命に目をつぶってきた産官学という人類の住む星だ。  バブル星、最高意志決定機関は、ソウムショウなる机上兵器を使って、産官学に好都合な星を作らんがため、大怪獣ガッペラーという . . . 本文を読む

大怪獣ガッペラーVSウンザ・レンジャー

2005-06-22 22:38:55 | 合併問題
 つい最近、「弓削通信」という定期刊行物を出している弓削在住の平山さんという方にお会いした。平山さんは、弓削の町議会議員もしている人物だ。 「何であわてふためいて尾道市と合併するのか、私には分からない」  平山さんの弁では、経常収支比率も一時より改善され、問題なのは数年後の財政推計で赤字転落が見込まれるだけなら、その問題を解決してしまえばあわてて合併する必要はないだろう、という意見だった。弓削 . . . 本文を読む

温もりのある社会

2005-06-21 19:05:47 | 健康福祉
 統合失調症に罹った友人を見舞うため、初めて精神病院を訪れた。外見は普通にありがちな病院の佇まいをしている。敷地内には、通院している患者がリハビリしているらしく、開放的な感じさえした。受付を通り、案内された場所に到着すると、そこは話で聞いたことのある閉鎖病棟だった。  ベージュ色の鉄製の扉があり、インターフォンが壁に取り付けられている。そのボタンを押すと、女性看護士の声がして、扉が開かれた。何人 . . . 本文を読む

因島に必要なものとは ②

2005-06-19 08:18:23 | 町づくり
「銀鴎」は、潮流に逆らって多々良大橋へ向かう。日没までそれほど時間は掛からないだろう。大三島の小高い山の上に夕日が沈もうとしている。その風景の中に多々良大橋が近付いてくる。  世界一の斜張橋「多々良大橋」の橋脚は、接近して見れば見るほどその巨大さに驚かされる。海底の基礎に橋脚を乗せる作業は数㎜単位の誤差にまで気を遣ったと言われるのだが、海上から露出して海水のかかる構造物にはすでに分厚い牡蠣の層が付 . . . 本文を読む

恐るべし!「腐らせ体験」

2005-06-17 00:38:09 | お茶目
 事情があり、土生町から田熊町に移転して2ヶ月が経過した。急な引っ越しだったためもあり、家財道具の中でも、タンス、子どもの勉強机、冷蔵庫は旧宅に残したままだった。  その家財道具が気になり、先日、やっと重い腰を上げた。私は、知り合いのいるシルバー人材センターに依頼して、引っ越しを断行したのだった。  作業は順調に進んだ。粗大ゴミを片付け、大物のタンスの引っ越しも完了した。ところが、ひとつだけ手違い . . . 本文を読む

あんた達は、恥ずかしくないのか。自分の生き様に誇りを持てるのか。

2005-06-09 04:15:03 | 合併問題
 本のタイトルは、「奇跡を起こした村のはなし」。ノンフィクション作家の吉岡忍さんの著書で、新潟県黒川村について書き下ろした作品だ(筑摩書房 定価760円+税)。そのカバーには、 「豪雪、大水害、過疎という苦境を乗り越え、  農業と観光が一体化した元気な姿に生まれ変わった黒川村。  小さな町や村が生き残るための知恵を  教えてくれる一冊」と書かれている。  この本を読むと、市町村の長の一念がいかに大 . . . 本文を読む

尾道市への編入合併の是非を問う因島市民の住民投票を

2005-06-08 10:59:10 | 合併問題
 合併問題とは、市民にとって「これまでの行政サービス」を失うという問題だけなのだろうか。国や県の都合で、いとも簡単に「ふるさと」を喪失する危うさは、「痛みを伴う」以上の危険性に満ちている。このブログでは、以下の趣意書に対するコメントを求めます。 ① 近隣市町村の合併後の姿を見て市民は動揺している  生名島・岩城島の人達は「ええの、ええの言われて騙された。不便になった。活気がなくなった。税金はよ . . . 本文を読む

因島に必要なものとは ①

2005-06-02 19:56:38 | 町づくり
 瀬戸田町でキッチン「ブーギー」を営む杉浦さんのお誘いで、5月13日「ミカンの花見の会」という行事に参加することが出来た。これは、瀬戸田町で書籍、OAサプライ、印刷サービスを取り扱っている「メディアショップ 友文館」の根葉博文さんが数年前から開催している行事で、3年前からは「ふるさと瀬戸田を愛する会」の定例行事の一つになっている催し物だ。  午後5時半、太陽が西に傾き始めた時間、私は「ブーギー」に . . . 本文を読む