Oh!my God!
師走の尾道商店街は、閑散としていた。しかも、帰省客は、これから柑橘類に不自由しない状況だから反応も鈍い。
林芙美子の銅像の前に立って、
「客が見えた。客が見える。しかし、久方ぶりに見る尾道の町は嘆かわしい。露天商人が商店街へ向かうと、視界を煤けさせる、空き店舗が自然海岸の岩場に群がるフナムシのように広がっている」と頭を垂れたくもなる。
残念ながら、期待は完膚無きまでに . . . 本文を読む
師走のスーパーへ行ってみると、買い物客であふれていた。毎年の恒例ながら、賑やかな店内は、新春を迎える喜びに溢れているようだった。
明日は、先週の金曜日にデモンストレーション販売をしている尾道商店街での露天販売がある。品物は、完全無農薬栽培のネーブル。買っていただいた方の評判も気になるが、せっかく商店街を走り回ってピーアールした結果にも期待が高まる。
今日一日は、そのための営業準備で忙しかった . . . 本文を読む
師走の尾道商店街を、
「ネーブル、いかがっすか」と通行人に呼びかけながら行商をする。
友人夫妻と私の3人は、せっかく収穫したネーブルが売れないものかと、販路を求めていた。もしネーブルが売れれば、ミカン畑に掛かる諸経費を収益金で賄うことができるからだ。
そこで、つながりのある尾道の産経新聞専売所に問い合わせてみた。そこの所長は、以前から、因島の特産品を商店街で売ってみないかと誘ってくれている。問 . . . 本文を読む
寒波到来というニュースを聞いて、気がかりだったミカン畑の様子を見に行ってきた。今週、1回だけ友人とネーブルの収穫をしたときの後片付けが済んでいない。
鈴なりになったネーブルは、熟しかけているものの小さく、商品価値がない。もともと、商品にするためにミカン畑を預かったわけではないが、それでも、人に進呈する場合、あまりにも小さなものでは気が引ける。そこで、小さいものは摘み取って畑の肥料にする。
ミ . . . 本文を読む
神辺町に住む友人にそそのかされ、昨夜、「キリタンポ鍋会」という宴会に参加してきた。その友人とは、全盲・右手マヒのキーボード奏者、堤 智彦くんとのつながりで知り合っている。
宴会には、その友人の知り合いが20名以上参加していたのだが、驚いたことにほとんどの面々は初対面だった。しかも、参加者のほとんどは、音楽つながり、ボランティアつながり、教育つながりと、それぞれ各方面で活躍している面々で、異業種 . . . 本文を読む
今時、時給1250円の臨時雇い何かがあるだろうか。因島・瀬戸田では、主婦のパートは、どんなに高くても800円くらいで、1000円を越すパート職など聞いたことがない。ましてや、月に1~2日で20万円、普通の職場労働が8時間だとして、実に時給12500円もあるバイトなど、日本中、どこを探したってないだろう。
この話、実は、すでに9月21日の因島市議会代表者会議に諮られた「地域振興推進委員」の月額手 . . . 本文を読む
前日からむすこが風邪気味のため、病院へ連れて行った。ついでにインフルエンザの予防接種を受ける。毎年感じるあの大きなアブにでも刺されたような注射針の感触は気持ちのいいものではない。
その帰り、たまには外食でもしようと、土生中央駐車場の1階にある「膳屋」へ行ってみた。土生水道を臨む店内はさすがに懐かしい。木戸シェフの作った「トリュフ入りオムレツ」に舌鼓を打ちつつ、息子と二人、静かな時間を満喫した。 . . . 本文を読む
来年1月、因島市が尾道市と合併するにあたり、因島の小学校に制服が導入されるというニュースを耳にする。尾道市教委は、従来の方針通り、生徒に制服を着用させるという考え方を因島にも導入するというのだ。
ちなみに、制服については、各市町村でそれぞれ独自に見解が出されているらしく、広島市では、昭和57年3月1日付けで次のような通達が出されている (*参照=http://www.tugakufuku.or . . . 本文を読む
馬鹿だねー、親父っていう生き物は。テレビで「1リットルの涙」ってあるじゃない?たぶん、嫌な予感はしていたと思う。それも、タイトルだけで。
なないろに来ていた当事者の女の子は、
「あれって、えんよねー。薬師丸ひろ子って、何かいい味だしたりして」とか言うもんだから。思わず、視聴してしまった。
ドラマチックなのはどちらの方だろう。
夢は、誰にでも見ることのできるドラマに違いない。自らの羅針盤は、 . . . 本文を読む
散歩に出かけよう。小春日和の午後。
海道に出た。
生口橋の航空機警告灯が瞬いている。
山には、紅葉。茶色くなって、そろそろ落ち葉になりそうな景色が広がる。
そぞろ歩きは、気晴らしには丁度いい。
さぁて、普通の道を歩くつもりはない。
見晴らしのいい場所に出る。
歩いたことのない道を探す。リラックスしたいのだから当然だろう。
どこへ行ってやろう。
いきなり坂道が続く。島の地形は、変 . . . 本文を読む