雲取山

「後山林道ゲート」0820→（ＭＴＢ）→林道終点0920→「三条の湯」0950→「三条ダルミ」1130,1140→「雲取山」1205,1215→（南面巻き道）→「三条ダルミ」1235→「狼平」1300,1310→「北天ノタル」1420→「三条の湯」1510→林道終点1530→（ＭＴＢ）→ゲート1600

　「後山林道」は車両通行止めになってからもう何年にもなるがまだ当分の間一般車を通してくれる気配はない
　三条の湯まで行くには林道歩きだけでも片道２時間近くを要し雲取山往復だけでもかなりきつい
　苦肉の策としてＭＴＢを持ちだした、これならば少なくとも帰りの時間は短縮できるであろう・・・と

　林道ゲートの少し手前にあるスペースに車を駐めて自転車を下ろす
　形態はＭＴＢだが性能の良いものではない、だが折りたたみ式で車に積みには好都合だ

　同じ場所に駐めたハイカーに羨ましがられ？ながら順調にスタート
　しかし坂道走行は慣れていないので登りにかかるとすぐに息が上がる
　「塩沢橋」手前の急登であっけなくギブアップして降りる
　あとは傾斜の緩いところだけ乗車するが押して歩くほうが多い状態

　でもなんとか徒歩のみより短い時間で林道終点に着いた
　ただ、ここまでの疲労感がけっこうきつい



　「三条の湯」までの道はよく整備されていて快適だ



　「雲取山」に向かう
　順調に高度を上げる、キノコ狩りらしいかごを背負った人と会う
　尾根に出て素晴らしい眺め
　


　この後が結構長い、なれない自転車利用のダメージが出てきた
　陽だまりでは汗ばむほどだ、紅葉も陽射しに映える



　ようやく「三条ダルミ」



　「富士山」も見えている



　結構疲労感が出て、いっきに「雲取山」に向かえない
　しばし休憩
　－－－－－－－

　気を取り直して最後の坂道に掛かる
　ようやく山頂の人声を聞く



　三角点の山頂を踏んだら・・・



　「石尾根」を東に下る
　いつもの風景



　「富士山」は逆光で霞んできた



　「雲取山荘」方面への巻き道分岐、ここから南面の道に入って西に向かう



　一般登山道ではないが小笹の広がる快適な道だ
　


　ナナカマドの実を見かける



　「三条ダルミ」に戻ってきた



　予定より遅くなったが「飛竜山」方面への縦走路に入る
　奥秩父の雰囲気が出てきた



　しばらく進んで「狼平」
　不思議なところだ、ふっくらとした苔が覆ってまるで湿地帯の雰囲気だが見た目は乾燥している
　鞍部ではあるが水捌けはよさそうだ、現に昨日は台風接近に寄る大雨が降ったはずなのに水たまりの気配さえ無い



　ここでまた休憩

　先は急傾斜では無いものの上りが続く
　「三ツ山」の中腹を巻いていく感覚だったがけっこう山頂に近いところまで上がるということを今回はじめて認識した
　いつか三角点峰に寄ってみたいものだ


　ナナカマドの赤い実が目を引く
　その後も道脇には赤い実が連続して現れるが西の空に雲が増え日が陰ってきて色がくすんでしまったのが残念



　「北天ノタル」に着いた時にはもう１４時を大きく過ぎてしまった
　「飛竜山」は諦めるしか無い日暮れ前に帰着しなくては




　順調に「三条の湯」に下り・・・
　自転車は性能が悪く未舗装道路では速度を出せないがそれでも３０分ほどでゲートに着けた

　駐車スペースでは朝一緒だったハイカーが帰り支度
　挨拶を交わしてそれぞれ帰路につく


　　おしまい