カセージンのひとりごと

『奥多摩大好き』改題(2017年にタイトルを変更)

毘沙門岳

2011年08月15日 | 白山およびその周辺
「桧峠」(新登山口)0735→(新登山道)→林道(旧登山口)0805→「毘沙門岳」頂上0900,0910→林道0950→「桧峠」1020


 「毘沙門岳」登山口へは商業施設の取付道路(私道)を通らなくては行けない
 ところがここを通行拒否されてしまったのだ
 町の観光協会が説得に当たったが話がつかなかったようだ
 商業施設の方も町にとっては大切な観光資源である、強硬手段を取るわけにもいかなかったのだろう


 登山者だけを締め出すということはおそらく登山者に非があるに違いない
 きっとマナーの悪い連中が多かったのだろう
 ともあれ、地元有志と観光協会で商業施設の土地を通らない新たな道を新造したので今回はその様子を偵察に行ってきた

 新設された登山道入口の立派な看板と標石



 新たに切り開かれた道であるが急拵えでまだ充分踏まれていないであろう、笹の切り株などでとても歩きやすいとは言い難い
 スニーカーなどでは注意しないとケガをするおそれもあるがしっかりしたトレッキングシューズクラスなら問題ないだろう



 一旦大きく沢まで下ってから登り直すことになる
 従来の登山道入口まで3,40分を費やす






 林道に出てわずか右手に旧登山口を見る、嘗てはここまで車で入ることができた



 麓は晴れていたのだが霧が出てきた、空も曇ってわずかに雨音もしてきた
 偵察はここまでのつもりだったがせっかくだから頂上まで往復してみることにする
 遠景は全く望めない











 山頂近くでわずかに西側の眺望が開けた(トップの写真参照)
 犬を連れた年配のハイカーとすれ違う

 三角点を確認しておやつをかじり、帰途に着く



 白山の眺めはまた今度の機会に期待しよう



 さっきの犬連れのハイカーに追いつく
 その犬が反応する、最近目撃されたという熊か?
 登山道から手が届きそうな位置にカモシカの親子だ、犬を見ても知らんふり
 ハイカーは犬を抑えるのに必至だった

 林道まで一緒に下る
 そのハイカーは手前の”立入禁止”看板を見過ごし商業施設から入ったらしい
 『文句を言われるかな?』と言いつつそちらに向かう

 ぼくはまた歩きづらい新道で帰った

  おしまい
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2 コメント

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私有地 (AKIO)
2011-08-20 20:04:22
シマダさん、こんばんは。

お盆で帰省されていたようですね。

ゴルフ場の「登山者立ち入り禁止」には正直驚きました。山歩きをする人とゴルフをする人は全く人種が違うとでも思っているのでしょうかね。小生ならば、おそらくこのゴルフ場ではゴルフをしようとは思いませんね。山歩きとゴルフ両方やる人も小生のまわりには結構いるようです。でも、山に熱が入るとゴルフはご無沙汰になってしまいますが(笑)

以前、八ヶ岳の西岳から下ったらゴルフ場だったのを覚えています。
私有地なので地主の自由ですが、料簡の狭い経営者がいる会社は早く淘汰されるよう祈るばかりです。
返信する
Unknown (管理人)
2011-08-20 21:04:02
AKIOさんこんばんは

この会社は長年この地で営業しているのですよ
よほど腹に据えかねたことがあるのでしょう

手前に駐車スペースがあるのだから車だけ乗り入れ禁止にすればそれほど迷惑にはならないような気がしますが・・・

ゴルフ場だけではなくて上部はスキー場にもなっているのです
この辺りのスキー客と登山者は重複すると思いますよ
事実が喧伝されるとスキー場の経営が困難になるかもしれませんね

現に遭遇したハイカーは冬場この辺りで楽しんでいるスキーヤーだそうです
二度とこのスキー場には足を踏み入れないと言っていました
返信する

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