椎名純平BLOG
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Weblog / 2009-02-12 23:42:23
十一本目は、“少年メリケンサック”であります。
先週、試写会にて、しかと観て参りました。
遅くなりましたが、以下報告です。


“試写会”なるもの、映画に縁遠い僕にして生涯二度目の体験で
あります。

一度目は、北野武監督の“BROTHER”。
あの時は確か映画館に観に行ったような。
主題歌がZEEBRA氏&真木蔵人氏で、そのせいか会場がB色濃く、少々
ビビった記憶が。

それはさておき。
今回の試写会は東映の本社にて。
「本社ってどういう事だ?」
東映のオフィス内に、ナイス☆椅子を設えたご立派な試写室がある
のです。

まぁそりゃあ、あるでしょうね。
レコード会社の中にスタジオがある、みたいなもので、当然っちゃあ
当然なんだろうけど、しかし、ちょっとした感動。
そして、バリバリのアウェー感。
…なんだかヘタな事書けない気分です。


いやですね。
実は今回「ものすごくつまんなかったらどうすんのよオレ!?」
問題をひそかに案じていたのです。

というのも、前回観た“舞妓~”、キラいではなかったけど、決して
手放しで大好きではなかったから…。
ほら、結構山盛りつゆだく油多めじゃないですか、あの映画?


脚本だけを担当した“舞妓~”があぁだとすると、監督も兼ねた
今回は、よりトゥーマッチ度が増すのかも…?それはちょっと耐え
きれないんじゃあ…と。

んで、悪いと思ったら「悪い」と書けるのか?と…。
こんな環境で観させて頂いたのに、そんな真似出来るのか、と…。


…とまぁ、前置きが長くなりましたが、こんな条件/気分で観た
今回だったのです。



さて、そろそろ感想を…。

いや、すごく良かったですよ!

クドカン氏のパンク愛が滲み出ているような、そんな映画でした。

懸念していたトゥーマッチ加減は程よいセンに落ち着き、ツッコミ
どころも、まぁ目くじら立てるようなモノはなく。

僕はパンクを通っていないので、幾つか見落としがあるのでしょうが、
パンク好きならより楽しめるんじゃないかなぁ。

あと、個人的に“音楽業界の悲哀”的な描写に、なんだかズシりと
来るものがありました。


あぁ、今思いついたんですが、この映画は言ってみりゃあれです、
“パンク版ブルースブラザーズ”
バンド再結成の理由と、その目的がちょいと違うだけで、基本
あんな感じです。

再結成前のゴタゴタ、道中のドタバタ。そうそう。あれよあれ。
夢破れ、しかし全然メゲてないエンディングも。
あんな楽しさと切なさに満ち満ちてます。


ともあれ、僕のようなクドカン懐疑派(?)にも安心してオススメ
出来ると思います。

ちなみに僕は、今更ながら、クドカン氏の他の作品も観てみようか
と思ってます。
やっぱ野次さん(←字がチガウ?)喜多さん云々…なのかな?


…ってな感じです。


もうすぐ2月13日。
今月はまだ一本。
やばいやばい。

とりあえず、次は“ダークナイト”か“ミスト”です。


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Weblog / 2009-02-12 12:45:54

 ほんっと、2月は逃げますなぁ。
もう12日、半分来ちまいました。

今月はまだ一本しか映画観てません。
“少年メリケンサック”のみ。
“少年~”についても色々書きたいのだけれど、ゆっくり書く時間が
どうにも取れない…。

これは“忙しいアピール”では決してなく、そういう時間も込みで
自分をマネージメント出来てないんです、という告白です。
あぁ恥ずかしい。

最近、時間がないのにはいくつか理由があるのですが、そのひとつが
YouTubeなんです。
ここしばらく書いてる自分の曲、果たして僕の大切な所を描けている
のか?と、ふと疑問に思い、僕がリスナーとして最も影響を受けた
音楽を聴き返したり見返したり…なんて事をやってるのです。
夜な夜な、D'Angelo、A Tribe Called Quest、Redman…なんて辺りのPV
とかライブとかにシビレまくってます。

あぁ、僕はこういうのに憧れて音楽を始めたんだった。
そうそう。

ちなみに冒頭の画像も、そんな最近の気分を反映し、懐かしげなチョイス
であります。





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