椎名純平BLOG
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Weblog / 2007-01-25 04:13:36

 マックがやってきて二日目、奴は一向に馴染んでくれません。
吉田戦車が自身のマックを“キントッシュ”と呼んでいた、と
どこかで読んだ気がします。やはり、ニックネームの一つくらい
考えてみる所から始めるべきなんでしょうか。

 今日は、彼を外に連れ出して(いつもの会社スタジオです)
みたのですが、いやぁ結構な重労働でした。マックはノート、
しかし17インチのでかめな奴、それに加えて外付けのハード
ディスク、トラックボール、そして音楽用の機材がごそっと…。
両手にいっぱいいっぱい。こんなのいちいち運んでいたら腰が
ぶっ壊れそうであります。この上さらにギターやらベースやら
打楽器やらを運ぶとなるとそれはもう引越しです。
 そもそも、これまでのシステムを捨ててマック中心に切り替え
ようと思った動機の大きな一つが“持ち運びやすいこと”だった
だけに、ちょいとがっかりしてしまいました。こんなはずじゃあ
なかったのに。

 まぁ、そういった諸々にもいずれ慣れるでしょう。慣れてくれ。


 あぁさて。告知せねばと思いつつすっかり忘れていたのですが、
僕の今年初のライブが迫っております!渋谷のルームにて隔月~
不定期にやっているnbsaイベントに出演するのです。このルーム
というクラブ、素晴らしく音楽的でシャレた空間であります。ダニー・
ハザウェイの“ライブ”はこういう環境で生まれたんだろうな、と
思わせる雰囲気を持っている、と言ったらニュアンスが伝わるで
しょうか?クラブ未経験者も全く大丈夫。ミュージシャンに文字通り
触れる距離で(ステージのない小さなハコなので)で、本当の
“ライブ”を体感できるチャンス!
 日にちは2月9日。秋実るのポエトリーや、nbsa面子中心の
DJで♀&♂を刺激しまくります。ゼヒ遊びに来てください。






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Weblog / 2007-01-24 03:03:29

 今日、マッキントッシュ(パソコンの方)を買いました。
IT革命です。あぁ恥ずかしい。

 マック使いの皆さんは特によくご存知かと思いますが、
最近はパソコンで音楽を作るのが当たり前になっています。
作曲の段階からCDが出来上がる(或いは配信)までの
全ての工程がパソコン一台で、なんてのも、もはや驚き
ではないのです。

 そんな21世紀にあって、これまで僕は頑なにパソコン
音楽制作を拒んで来ました。“別にパソコンなくても音楽は
出来るだろう”って。

 いやね、かつて持ってたんですよマック。かれこれ10年
ほど前。結構気に入ってもいたんですが、トラブルが頻発
したことで嫌気がさしたのと(ほら、あの頃のマックは機嫌
が悪いと謎のフリーズしましたよね?)、それ以前に、ディス
プレイを見ながらエディットエディット…って、音楽を機械的
に作っているような気がしてきてしまったんです。そこで、
もっと原始的な機材に宗旨変えしました。(ちなみに導入
したのは、MPC60という、当時のヒップホップ大定番機)

 こいつとは非常にウマが合い、最近まで活躍しておりました。
最新アルバムに入っている“鍵”という曲はMPC大フィーチャー
です。
 なんですが、そんなこいつも長い年月に晒され、老いが隠せ
なくなり始めました。スイッチ類の接触が悪くなったり、ライト
が切れたり、データが飛びそうになったり…。

 MPCを直すことも少し考えました。修理代高そうだが、愛着
もあるし…とか、一生使うつもりがあるか、ないか?等と脳内
天秤をフラフラさせて。でも、時間が経つにつれ、これは新しい
世界に飛び込むチャンスだ、と思い至ったのです。


 それにしても、久々に触ったマックはチンプンカンプンです。
昔はウインドウズの方が分かりにくかったんだけどなぁ。





 


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Weblog / 2007-01-22 05:48:45

 ご無沙汰してしまいました。
ここんとこ、情けないことに風邪?に悩まされていまして。
喉鼻くしゃみ全開。これ、もしかして花粉症なんじゃないか
と疑ってるんです。花粉って一年中飛んでるんですもんね、
ね?今は何の花粉が飛んでるんだろう?

 あぁさて、先週17日に妹の新曲“この世の限り”が
リリースされました。僕も参加してますですハイ。
手前ミソ(?)ながら、非常に美しい曲です。ゼヒ応援
(購入…)してやってくださいな。

 そして今週24日には、クラプトンのトリビュートが
出ます。こちらも何卒。

 そうそう、ミュージック・ステーションでは、ジョン伝説
ことジョン・レジェンドと少し話出来ました。(インチキ英語
で。勢いです勢い)まぁとりとめのない会話でしたがね。
国際交流。僕のアルバムも抜かりなく渡しときました。
あと、木村カエラ嬢、非常に可愛かったなぁ。





 


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Weblog / 2007-01-08 02:14:05

 いやぁ、今年は例年にも増して忙しい正月でした。
まぁ、おそらく普通の正月ってのはこういうものなんでしょうが。
よくよく思い返せば、家族親族、神さまその他と一通り挨拶した
だけですからねぇ。でも、普段の仕事の方がよほど気楽です…。

 そんな中で、ふたつのショーを観に行き、いずれ劣らず印象的
でした。ひとつは歌舞伎、もうひとつは“ボウケンジャー”ショー。

 ちなみに“ボウケンジャー”とは、いわゆる戦隊モノの最新作、
ゴレンジャーから続きに続いたり、なんと三十作めだそうです。
今回、この手のショーを初めて観たのですが、その完成度の高さ
には少々驚きました。おそらく戦隊モノの歴史に寄り添いながら
ずっと続いてきたであろうこのショー、その歴史に裏打ちされた
確かな演出と、CG編集など当然使えない戦闘シーンの“生”の
迫力。とはいえそこは子供向けですから、笑っちゃう場面も少々
ありますが、それでも小馬鹿にして一笑に付すようなものでは
全くありませんでした。

 歌舞伎に関しては、僕ごときが説明することなど何もございま
せん。重力さえ自在に操るようなしなやかさと力強さの交差、鳥肌
を超えて恐怖に近い感情を抱かせる一瞬の間の美しさ。まるで
知識がなくても、充分に堪能できます。でも、色々知ってるともっと
楽しいんだろうなぁ。


 いずれも、一見の価値アリです。






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Weblog / 2007-01-02 07:36:05

 僕は高校の時、JBというあだ名を頂戴していました。
彼の声マネをしたことがきっかけでした。また、ちょうど
その頃、スーパーの抽選で彼のチケットが当たったとかで、
彼のコンサートを福岡国際センターに観に行きました。
なんだか妙に間延びした、お世辞にも良いステージとは
呼べない代物で、気まずい気分になった事を覚えています。
さすがのハーデスト・ワーキン・マンも歳には勝てないのか、
と。

 しかし彼は、僕の中で様々に形を変えながら存在し続け
ました。ヒップホップやR&Bを聴いていた頃は、そのビート
のオリジネイターとして、後にレアグルーブにハマっていた頃
にもやはり、その本家本元として。
「あぁ、やっぱ偉大な人なのだなぁ」と、その度に痛感させ
られたものでした。家には、いつの間にか彼の棚が出来る
ほどレコードが増えました。


 ちょうどクリスマスプレゼントを探していたから、12月23日
だったと思うのですが、まぁとにかくその日、たまたま立ち
寄ったレコード屋さんで、彼のライブDVDに出くわしました。
2種類あり、それぞれ68年と71年のライブ。彼の絶頂期です。
即買いしました。

 果たして、内容は最高でした。時代的に、画質音質は如何とも
しがたいという恨みはありつつ、彼の声や身体の張り、キレ、
そしてバックの演奏共に文句なしです。どっちかを選べといわれ
たら、68年の方(写真の左側)ですが、甲乙付けがたいです。


 彼が亡くなったのは残念ですが、こうして僕の心の中に生き
続けるのだから、何の問題もないじゃないか、と思っています。
非常に不謹慎な物言いですが。




 


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Weblog / 2007-01-01 06:09:05

 明けましておめでとうございます。

 横浜でのカウントダウンも無事(謎の外人集団の盛り上げ!?
もありましたが…)終わり、なんだか気づくと2007年であり
ます。

 今年は、どこにでも出せるクオリティをより一層追求していき
たいです。例えば真夏のフェスに、例えばクラブに、例えばジャズ
箱に…どんな場所に出て行っても遜色のない演奏を、楽曲を。
 そして…音楽は勝ち負けじゃあないが、対バンであろうと外人で
あろうとnbsaであろうと、誰にも負けたくないし、負けたとは決して
思いたくない。そのためにも、楽曲を、歌を、妥協せずに磨いて
いきたいと思っています。まぁ今までもそう思っていましたが、
気合いを一層込めてここに誓います。

 いやぁ暑苦しい(苦笑)酒の勢いだと思って勘弁してください。
とにかく、今年も宜しくお願いします。





 


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