椎名純平BLOG
gooブログ
 
Weblog / 2007-12-31 05:22:02

 こんな時間に目が覚めました。
 モーションブルーから帰って来て、なんとかブログを書きなぐり、
すぐにバタンキューして、昨日の夕方までガーと寝てしまい、ちょいと
起きてメシ風呂そしてすぐまたバタンキューで現在AM4:00過ぎ。
おかげで風邪はだいぶ良くなり、頭もスッキリです。

 なので、改めてモーションブルーと今年の総括&来年の展望なんぞを
つらつらと書いてみます。


 まずは、一昨日横浜に遊びに来てくれた皆さん、ありがとうござい
ました!
 僕自身は、昨日書いていたような諸々がありつつも、小沼君との
対話を存分に堪能できました。
 そういうの、伝わったでしょうか?だとすると、成功なんですが…。

 じつは、小沼っちとのリハーサルが非常に面白いんです。パッと
思いつきで色んな曲をやってみたりして。
 思いつきだから歌詞やコードがちょっと違ったり(知らなかったり)
するんだけど、二人の“これ、イイよね!”的な気持ちがぐっと乗っ
かって、とてもよいフィーリングだったり。
今回はファーストステージでちょいと片鱗をお見せ出来ましたね。
(ディアンジェロね)
普段、あんな事ばっかやってるんです。楽しそうでしょ。楽しいんです。

 小沼っちとは、来年もやりたいな、っつうか必ずやると思います。
だって楽しいもの。
 で、せっかくやるならジャズ曲なんかももう少し挑戦してみたいし、
自分の曲も増やしていきたいし、或いは二人で曲作ったりして。あぁ、
曲作るなんてグッドアイデアだ。なんで気付かなかったんだろ。
書いてて盛り上がってきた。ゼヒやろう小沼っち。

 あとそう、フリースタイルで曲作れたらいいなぁ、とも思っています。
歌詞もメロディもその場で。或いはポエトリーとか。
これはプラグでやってる“開口一番”とか“JAMNUTS”とかっていう
イベントに触発されて、なんですけどね。
まぁ実際僕が出来るかどうかはやってみて…。


 一方、来年は自分の曲をバンドできちんと発表していきたいなと
思っています。
このブログを読む限り、僕はこの一年曲を書いていたことになってる
のに、それをライブなり音源なりで発表しないのはどういうことか、と。
いやぁ、これに関しては言い訳のしようもありません。
気長に(?)待っててくださる皆さん、ごめんなさい&ありがとう
ございます。
来年はやります。

 たぶん、踊れる曲が多くなると思います。
 ライブへは、動きやすい格好でお越しください。


 いやね。
僕みたいな人ってなかなかいないと思うんですよ。
オリコン的であるような、ないような。
クラブ寄りであるような、ないような。
ジャズ的であるような、ないような。
NBSA的であるような、ないような。
まぁはっきり言ってみれば、中途半端な存在です。

 僕自身、どこかに拠りどころを見つけたくて、フラフラしていました。

 僕はね、そういう、一種断絶してしまっているような、音楽好き達の
懸け橋になるべきなんだな、と今は思っているんです。別に、音楽ファン
の為、とかそういうんではなく、僕がこの業界で食いぶちを見つけられる
のは、そういうやり方のみだ、と。
どこへも顔を出し、どこにも帰属しない、そういう存在。
 まぁもちろん、小沼っちファンがデュオを観に来て、僕を介していつの
間にかクロマニファンになったんだよ、なぁんて話を聞いたら最高に嬉しい
ですけどね。

 フロアで掛かりそうで、ジャズクラブでも無理なく演奏できて、オリコン
J-WAVEスペシャ辺りにも乗っかってくる…志が高いんだか低いんだか
分からない話ですが、そういう曲を作り、演奏するのが来年の目標です。
ひとつ、応援よろしくお願いします。


 いやぁ、長くなりました。来年はもっとスムーズかつメロウな文を書ける
ようになりたいですなぁ。
ともあれ、最後までお付き合いありがとうございました。

久しぶりの大晦日オフ、紅白観るぞ~!

っつうわけで皆さま、よいお年を!




comment ( 3 )  |   Trackback ( 0 )

Weblog / 2007-12-30 04:41:09
 横浜から帰って参りました。

 いやぁ、今回のステージ前はいつになく不安でした。
情けないことにまたもや風邪をひいてしまったらしく
(nackyさんご明察です)、ここ一週間ほどイマイチ声が
出なくて…。
 今日はのど飴やら吸入やらトローチやらのどぬーるやら、
他にもオカルトじみたものまで総動員して臨みました。
 まぁ一旦ステージに登ってしまうと、どうにか形になった
んですが、冷静に振り返れば、決して万全のコンディション
ではありませんでした。
 観に来てくださった皆さん、ゴメンナサイ。
次はもっと良い声をお聴かせしますので。

 まぁそれはそれとして。デュオ4回目にして小沼っちとの
コンビネーションはますます深まり、お互いのやりたいことも
だいぶ見えてきて、ステージ全体としてはかなり良いものに
なったのではないかと思っています。やっぱ彼は素敵な音楽家
です。これからも共に面白いものを作っていけたら良いなぁ。


 23日は、群馬は前橋に行って参りました。記念すべき
初☆前橋であります。
ライブをやった場所は、むかし渋谷プラグの店長だった橋本君
という男が、地元に帰って開いたカフェです。

 今回はKIM BIANCA&峠シンゴと一緒。
二人ともプラグ或いはその周辺で出会った仲であり、僕を
含めた三人ともがプラグに縁が深いということで、イベント
としてのストーリー性はバッチリでした。
 要するに、プラグ時代に橋本君に世話になった恩返しで
あり、これからもよろしくね、というアイサツでもあり、
ってことですな。

 ライブはいつもの弾き語りで。
今思えばこの辺りからノドがおかしくなり始めていたのですが、
まださほど気にしていませんでした…。

 26日には小沼っちとのリハーサルと、翌日のプラグの
リハーサル、そして夜は大学のサークル同期との忘年会が。
小沼っちリハーサルは、やりたい曲を事前に軽く出し合って
いたんですが、リハーサル当日その場で曲が増える事に。
なので、歌詞、覚えきれませんでした。
(まぁ前回も前々回も歌詞は見ていたんですが…)

 同期会は、大学出て10年くらいじゃあ皆変わらんのだな、
というのを再確認。
体型はともかく、キャラはもう今さら大きくは変わらない、っつうか
むしろ変えたくても変えられないのかも知れませんなぁ。

 翌27日はプラグでのイベントに出演。
 WaJaRoという3ピースバンドが仕切る、なかなかナイスな
イベントでございました。何がナイスって、お客さんが音楽を愛し
てるのが静かに、それでいてヒシヒシと伝わってくるような、
あったかい空気に満ち満ちていたのです。WaJaRoの面々もみんな
あったかくて、だから、そういうのって伝染しあうものなのかな、
と思いました。

 イベントが終わり、打ち上げに軽く出席したあとに、都内某所で
行われていたセッションを覗きに。
 セッションについては書いていいのか分からないので詳細は
伏せますが、そうそうたる面々による非常にゴージャスかつナイスな
セッションでありました。







comment ( 1 )  |   Trackback ( 0 )

Weblog / 2007-12-26 02:10:42
 気付けばクリスマスも過ぎ、いよいよ年の暮れです。
新聞のテレビ欄もひと番組ごとの枠が大きくなってきましたね。

 今年を振り返ってみると、一時間や一日という単位が意識の中で
どんどん軽く、薄くなり、月、季節の単位で誰かにボコッ、ボコッと
抜き取られてしまったような、そんな感覚にぼんやりと覆われています。

“今日生まれた赤ん坊にとって一日は1分の1日だが、100歳の
ヒトにとっての一日は36500分の1日でしかない”
的なフレーズはよく言われる事ですが、加齢と共に時が軽くなるって
のは残念ながら認めざるを得ないような気がする今日この頃です。
確かに学生時代の一日の方が濃密で、環境の変化や新鮮なオドロキや
無意味なワクワクや、報われない徒労や、それを徒労と思わない陽気さ
(おバカさ)に溢れていたものなぁ。
で、そういういちいちに喜怒哀楽バクハツさせてたもんなぁ。
紅白だって高二まで毎年観てたもんなぁ。


…さて。

 今年はかなり沢山の曲を書きました。
僕は23歳から曲を書き始めたのですが、そっから去年までに書いた
曲数とタメ張るんじゃないかと思うほど書きました。
未完成なものばかりではありますが、様々な実験(ってほど大袈裟では
ないが、自分の枠、思い込みなどを知る、壊してみる作業)も試みました。
その作業を通して、自分が出来ないこと、出来るかもしれないこと、
やるべきこと、やるべきではないこと、そして、やってみたら面白い
かもしれないこと…などなどが、少しずつ見えてきました。

 そして、それらを通じてただひとつはっきり分かったのは、何が
あっても日々曲を書き続けること、そして歌を歌い続けること、僕に
この世界を泳ぐ泳ぎ方はそれしかないのだな、という、ある意味
当たり前の事実です。
少なくとも音楽を続ける限り、それだけが僕に世界とのリンクをもたらす
んだな、と。
何があっても、その繋がりだけは離しちゃあ不可ないんだな、と。


 そういう意味では、リリースもツアーもないこの一年のブレイクは、
商売として短期的に見ると決して得策ではなかったのでしょうが、僕と
しては無駄ではない一年だったと思っています。
おかげさんでバッチリ来た、とまでは言えないけれど、
“あの2007年がターニングポイントだった”
と、後に振り返る一年であったことは間違いないです。

 まぁもっとも、得意げにそんなことを言ったり、或いは人から言われ
たりするためには、こっからの踏ん張りが大事なんですけどね。
いやぁ、大変だ。


 今月号の“PLAYBOY”が著名人の名言を特集しています。
今日は結びの言葉として、その中の植村直己さんの言葉をここに転載
させていただきます。


  世の中の大多数の人が、
  堅実な生活を築いているでしょう。
  各人各様、オレの知らない
  それぞれの危機に直面して、
  それを克服しているに違いない。
  それも冒険でしょう。
  そういうまっとうな冒険の
  できない人間として、
  オレはオレの冒険にかけるしかない。
  それができなければ
  苦い劣等感しか残らないでしょう。




comment ( 7 )  |   Trackback ( 0 )

Weblog / 2007-12-21 04:41:15

 いやぁ、また日にちを空けてしまいました。
下の一件の後、2~3日はブログを自粛して、反省しようと
思っていたのですが、さして反省もせず、結局いつものサボり
癖が出ただけでした…。

 だいたい僕はですね、たまにこういう事をやらかすんです。
以前BBS(懐かしい響き!ところでBBSってなんの略なんですか?
ちなみにオッパッピーは“オーシャン・パシフィック・ピース”
の略だとか?)をやっていた時にも、ライブ直前に
「もう自分の曲にゃあ飽きました」
という無敵発言をして、皆さんから大いにお叱りを頂いた前科が
あります。
(昔から聴いてくださってる皆さん、覚えてますか?)

 なんでこういう事をしてしまうのか?と、僕なりに考えたの
ですね。まぁトンチが効いてないとか、文の構成力がないとか、
色々原因はあると思うのですが、もしかして、今書いているような
この文体がいけないのかなぁ、と感じ始めています。この、もって
まわったような、歯痒い、無難な文体。こんな書き方をしてるから、
気付かずにストレスが溜まって、ある日ドーン、みたいな。もっと、
普段話してるみたいな気楽な感じで書いた方が精神衛生上良い
かな、と。

 ま、仮にそうだとしても、ストレスは他で吐き出せ、っちゅう
話ですよね。そうですよね。


 あぁさて。
先週、今週とライブを観たりイベントに顔出したりしたので、
そのご報告を…。

 先週の水曜に、ガクさんA/K/A GAKU MC主催のイベントを観に
行きました。

 バンドを固定して、フロントだけが入れ代わっていくという
方式でした。NBSA的というか、レゲエ的なやり方ですね。
おかげで、出演者が多いのを感じさせないよいテンポでイベント
は進行していました。
 内容も素晴らしかったです。
ガクさんが選んだメンツだけあり、ジャンルは雑多ながら皆さん
クオリティ高く、全く退屈しませんでした。

 中でも、salyu嬢とガクさんはさすがに群を抜いて素晴らし
かったです。

 salyu嬢は、恥ずかしながら初めて聴いたのですが、第一声を
聴いた瞬間に文字通り鳥肌が立ちました。

 ガクさんは、未発表の新曲が多かったのですが、全部素敵でした。
早いとこリリースして欲しいです。
 そういえばガクさんのちゃんとしたライブを観るのも初めてでした。
(人のトコに参加してるのは見たことあるし、だいいち僕もライブで
参加して貰ったことあるんですがね。)
 彼の誠実さ、強さ、迷い、そういうモロモロを隠さずに出して
らっしゃって、ガクさんカッコイイなぁ、やっぱライブはヒトだなぁ、
と思いました。


 金曜はNBSA@ルームに。
この日はセッションにちょいと顔出したのは覚えてるんですが、それ
っきり酔っ払って記憶が飛んでおります。
ヒドいですね我ながら。33歳子持ちです。


 今週の火曜は、浜崎貴司さんのライブにお邪魔しました。
(@渋谷クアトロ)
 ガクさんと同じく、浜崎さんも“ヒト”というか“男・浜崎”を
ジワリと感じさせる素晴らしいライブでした。安い言い方だけど、男が
惚れる漢、って感じです。

 浜崎さんもガクさんも、普段からそんな感じなんですよね。
アニキ肌で、男にモテるふたりです。
 比べると、というか比べるまでもなく、僕なんかホント性根っからの
チャランポランですからねぇ、彼らのようにはなれませぬ。

ま、いいんです…。




comment ( 3 )  |   Trackback ( 0 )

Weblog / 2007-12-10 12:18:32
 いやぁ、たくさんのご批判&おしかりを頂いてしまいました。
(2ちゃん語的なもので、あんまりなやつは削除させて
いただきました。あしからず。)

 前回は、書きながらシメの言葉を考えていたんですが、
「せめてモノ(食べ物)は大切にしよう」とか
「余分なモノは買わないようにしたい」
ってのもなんかなぁ…ヒネリがないなぁ、なんて思い、
ああいうオチにしてしまったんです。
 確かに、最後の一文は完全に蛇足でした。軽はずみに
過ぎましたね。お気を悪くされたみなさん、ごめんなさい。
僕は普段、友人なんかとの会話でこういう不謹慎なヨタ話
をよくしているんです。
そのクセがつい出てしまいました。


 えぇと、ご批判覚悟で少し補足させてください。

 まず、僕が言いたかったことを要約すると、

「賞味期限切れを廃棄処分」
「賞味期限切れを偽装し販売」
この二択はどちらも負けず劣らず憂鬱ですね。

 賞味期限切れを罰するのはもちろんだが、一方廃棄して
しまうのも残念なことですよね。

…ってなことです。

 えっ、そんなニュアンスは感じない?
そうですね、僕も読み返してそう思いました。
文の途中から、ゴミ問題というか、別の話がごっちゃに
なってしまってます。

 もちろん、賞味期限の付け替えは言語道断です。
絶対に許すべきではないし、そういう事をする人/企業は
しっかり罰を受けるべきだと思っています。ただ、こういう
不正は決してなくならないだろうなぁ、という諦めを僕は
感じています。
(皆さんもそうですよね?)
 事実、そういった事件は今日も新聞やテレビに溢れています。

 食中毒は知人であろうと他人であろうと御免です。
でも、例えばパッケージに貼るシール一枚を付け替える
なんていうお手軽な行為が、この世からなくなるとは思えない
のです。万引きがなくならないのと同じように。
 だから僕は、賞味期限や産地やといったデータの表示を、
おまじない程度にしか信頼していません。

 少し話がそれますが、知人にネットで農家から有機野菜を
直接買っているひとがいます。
 おぉ、顔の見えるコミュニケーションだな、それは素晴らしい、
と思う一方、もしかすると、そこまでしないと安心安全は確保
できないのかも知れないなぁと思うと
(もちろんここにさえ不正の入る余地は沢山ありますが…)、
索漠とした気分になってしまいます。


 そして一方、例えばトヨタのジャスト・イン・タイム方式みたく、
余分な在庫を抱えない工夫をこらしたところで、売れ残りの
商品を皆無にするのは不可能だろうし、また、それらを廃棄する、
という行為も、なくなりそうもありません。
まぁ、しかたないんですよね。

 期限切れたらバカバカ棄ててしまうらしいファーストフードや
コンビニ弁当の話を聞いて、
(働いたりしたことないので正確なところは知らないのですが、
バイトが食べるのも禁止とか…?)
「なるほど、衛生的だね」と心から納得することはできないな、と、
そう思うんです。

 もちろん賞味期限切れは処分すべきだが、それ以外にどうしようも
ないんだが、しかしねぇ、何と言うか悲しいねぇ、と思うんです。


…というようなことを、報道を見る度に感じて、なんだかブルーに
なるなぁ、と。
ただ、それが言いたかっただけなんです。


皆さんに不快な思いをさせてしまったのは、僕の文章力と真面目さと
知識の足りなさゆえです。
ああいうこと書くときは慎重にやらなければいけませんね。
以後、気をつけます。





comment ( 16 )  |   Trackback ( 0 )

Weblog / 2007-12-08 08:16:33

 食の安全が取り沙汰されていますね。
産地がどうだとか、肉がなんだとかってのも色々ありますが、
今日は賞味期限のお話をば。

 僕は、賞味期限過ぎたモノを平気で食べてしまう方です。
牛乳とかヨーグルト、タマゴ、あるいは残りもののおかず辺りは、
飲み食いしてみてイケればオッケー。ダメなら笑って済ます。
(ちなみにさっきも、一昨日のおでん但し室温にて放置をトライ
しようとしたが、うっすら腐敗臭始まっていて断念しました…)
一方、コーヒー豆は、ローストしてから3~4週間過ぎたのは
捨てます。まずいので。

 こんな調子で今まで生きてきて、腹壊した記憶はありません。
あぁいや一度だけ、あれは確か高二の大晦日、生ガキに当たって
ぐったりしながら紅白観たっけ。ありゃあ辛かった…。

 いや、だから賞味期限の改ざんを許すべきだ、と言いたいわけ
ではないんです。ただ、店頭で余った商品につい手心を加えて
しまうその気持ちには同情してしまいます。だって、ねぇ。

 この問題に関してテレビや新聞なんかでは
「会社の体質どうなのよ、組織的にやってんでしょ」ってな論調が
多いですよね。
 なぜ、賞味期限の改ざんが行われたのか?それはその企業の
体質が腐っているからである。以上、終わり。

 それは確かにけしからんことだし、そこを責めるのはごもっとも
だとは思うのですが、でも、そういう報道ばかりを見ていると、
違和感というか、感じるんですよ。

 僕らが市場経済の仕組みに参画している以上、賞味期限切れ、
余りものの類いは必ず生まれてしまいますよね。
魚を食べたいから食べる分だけ取りに行くんではなく、魚屋に買い
に行く。
自分に合う服を作る/作ってもらうんではなく、服屋に買いに行く。
反対側から見れば、魚を/服を買いに来る人を見込んで、あらかじめ
余分に取って/作っておくわけですよね。
 この構造そのものが必然的に生み出す余りモノ、この、宿命的な
罪深さを毎回、いちいち論ずることが、この問題のキモな気がして
ならないんです。

 よく聞く話としては、ファーストフードとかコンビニでは…って
やつ。ホントかどうか知りませんが、某ファーストフードでは何時間か
おきに作り置きを捨ててしまう、とかそういう。

 環境負荷っていう点ではまぁマシな方かも知れないが、服の売れ
残りなんてのも気になります。
どうしてるんだろう?かなりあるはずだよなぁ。
これは賞味期限改ざん出来ないし…。

 あとはそう、パソコン&周辺機器とケータイね。
これも膨大だろうなぁ、売れ残り。

 これは売れ残りではないけど、クルマも毎年凄い量が捨てられて
いるはず。売れないといいつつ、あんだけ新車が売れるんですもんね。
新型フィットなんてひと月で18000台くらい売れたそうな。ってこと
は新型フィット買った人が持ってたクルマ18000台が中古車となり、
それを買った人のより古い中古車が18000台廃車に…あながち
大外れな話ではないはずです。

…なんていう世界に僕らは生きているんだ、しかしどうしようもない
んだ、だからそこからはなるべく目をそらしたい、っていう、僕らは
いわば共犯者だと思うんです。

 かたや、改ざんしてしまった人は、そんな世界に静かに反旗を翻す
ロマンチストに見えてしまう…なんて言ったら言い過ぎでしょうか?
まぁ、言い過ぎですよね…。




comment ( 11 )  |   Trackback ( 0 )

Weblog / 2007-12-02 18:17:40

 日にちを空けてしまいました。
家のパソコン(ネット)が不調になったのです。

 楽器、機材関係や、クルマ情報を探したり、あとはiTunesや
Amazon位にしかネットを使わないんですが、不調だったここ
2~3日はまるで羽をもがれたみたいな気分でした…。
やだねぇ、依存症っぽくて。


 依存症といえば。
この秋冬はたき火にハマっております。
枯れ葉や枯れ枝を集めてきて、燃やすだけなんですがね、
なんだか良くて。

 火をつけるのはそれなりに難しいんです。
枯れ葉にも色々あって、吹きだまりの上の方にフワッと乗っ
かっているのがよく乾いていることが多いです。
それを集めて、まずは火を起こします。
んで、何回か失敗した末にようやく上手く燃えだしたなら、
心の中で小さくガッツポーズを取ります。

 あとは枯れ枝でヤグラを組んでゆっくり優雅に楽しむもよし、
乾いた枯れ葉を小まめに集めて補給し続けるもよし。
敢えて湿った枯れ葉をバサっと火にかけて、蒸し焼きを堪能
するのもオシャレですね。

 こう、火をぼんやりと眺めているとですね、いいんですよ。
静かなココロモチになれるのです。

 若いカップルなんかにも是非オススメしたいですね、たき火
デート。火を眺めながらなら、思ってもないのに「好き」とか
言えちゃう気がします。火の魔力ですね。
 おまけに、テキパキ火を起こす♂の姿に♀、ぞっこん間違い
なしであります。

 ただし、火の始末はくれぐれも慎重に。
火を起こすのと同じくらい手間を掛ける覚悟で。

 っつうわけで、皆さんも、たき火、レッツトライ!DO!




comment ( 6 )  |   Trackback ( 0 )