椎名純平BLOG
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Weblog / 2007-07-29 06:11:05
 インド式計算ってやつが流行ってますね。
僕はそもそも理系寄りの人間で(そのくせ何故か法学部なぞ
に入ってしまい、その後人生狂いまくり!?)、暗算もそろばん
経験者程ではないが結構得意なつもりでいたのです。ところが、
テレビで特集されていたその様子を見ていると、インド式の法則
を活用した彼ら(失礼ながら、あまり知性に溢れているようには
見えないタレントさんたち)の計算の早いこと!負けじと暗算に
励んでも、まるきり追いつけませんでした。

 インド式、テレビやら雑誌新聞やらでよく見かけるのは…

①25×25、65×65などといった、1の位が5の、等しい数同士の
掛け算

 10の位の数と、それに1を足した数を掛け、出た数字を100倍、
 それに25を足せばいっちょあがり。

 25×25なら…
 10の位の2と、それに1足した3を掛けて6、100掛けて600。
 そこに25を足して625が答えですな。

②13×17、42×49といった、10の位の数が等しい数同士の
掛け算

 共通する10の位の数と、それぞれの1の位を足しあわせ、
 それを10の位の数で掛ける。(13×17なら10倍、42×49なら
 40倍)
 次に1の位同士を掛け、さっきのに足すと完成。
 
 13×17なら…
 10+7+3=20
 これを10倍して200。
 3×7=21
 200+21=221
 と。


…とまぁ、この辺りですよね。
(言葉で書くの難しいですね。分かり難くてすんません。)

 これらが、ナゼにこうなるのかがふと気になって、高校生以来
頭の隅でホコリ被ってた“方程式”ってやつを作ってみました。
“証明”してやるのです。おお懐かしい。

①10の位の数字をxとすると、この計算は下記のように一般化
出来る…かな? (xにはヒトケタの数字が入ることとする)

 (10x+5)×(10x+5)

で、これを展開すると…

=10x×10x+100x+25
=100x(x+1)+25

…おぉ!!この最下段の式、言葉に置き換えればつまり
“10の位の数と、それに1を足した数を掛け合わせ100倍、
そこに25を足します”
って事に!う、美しい。数字と記号の羅列が語りかけてくるよう
ではないですか。


②取りあえず、10台同士の掛け算だとして、下記のように式を
立てます。(x、yには、ヒトケタの数字が入ることとする)

 (10+x)×(10+y)

これまた展開、そして整理しなおすと…

=10×10+10x+10y+xy
=10(10+x+y)+xy

…これもまた、さっきのヘタな説明どおりにすっきりまとまりました。
ちなみに、40台の場合には式は40(40+x+y)+xy、
70台の場合も同様に70(70+x+y)+xyとなります。この辺に
なると暗算は少々キツイですな。


 今回分かったのは、数学ってのは記号だけど言葉でもある、という
ことと、勉強ってのは思わぬところで喜びを生むということ、そして
僕には日本語力(説明能力)が著しく不足している、ということでした。
分かりにくい駄文に最後までお付き合い頂いたアナタ、ありがとう
ございました。では。



 
 
 
 


 

 


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Weblog / 2007-07-16 07:03:16

台風、凄かったですね。僕の住む辺りは幸いに何とも
なかったのですが、皆さんは大丈夫だったでしょうか?


 昨晩、村上龍の“半島を出よ”を(今更ながら)読み始め
ました。まだほんのさわりに触れただけなのですが、力作の
予感がビンビン漂ってます。まぁこの手の小説は、取材の量と
質、フィクションの寸分の狂いもない整合性が命なので、力作
感は良くも悪くもついて回るものですよね。ともあれ、展開が
楽しみであります。

 僕はナイーブなロマンチストなので、村上龍の作品にどうも
馴染めなかったのです。同じ村上でも、春樹の方により共感を
覚えておりまして。春樹は、ヒトを描く時、その皮膚の薄さ、
脆さを書くが、龍は、身もフタもなくその下の肉をズルリと描いて
しまう、その感じがなんかデリカシーに欠くように思えてですね。
特にセックス描写なんかで、「何もそこまで書かなくてもいい
じゃん」と。で、しかも彼はそういう読者のリアクションを楽しんで
いるのじゃないかと、それは悪趣味に過ぎるのじゃないかと、
そう思っていたのです。

 でも、僕も、肉見せられて「キャッ、いやらしい」なんて歳じゃ
なくなってきて、俄然村上龍が気になってきました。「半島~」
読み終わったら、しばらく龍ブーム!!今さら!!


 あぁさて、一昨日、渋谷はファミリーにてイベントに出演して
きました。まぁ歳もトシだし(オールが辛い…)、クラブは馴染み
のトコ以外はあまり出ないようにしようかと思っているのですが、
店長の高山君とひょんな所で知り合い、出演することに相成り
ました。
 ハコもイベントも、非常に素敵でした。いつものソウルカバー
弾き語りで臨んだのですが、皆曲を良く知っていて、要所要所を
すかさず合唱!やりがいあったなぁ。

 そうそう、こうやってクラブでやった時なんかに、「もっと
オリジナル聴きたかった」というコメントを頂く事があるので、
僕の考えを書かせてください。クラブって、みんなで音楽聴いて
盛り上がるトコじゃないですか?で、盛り上がるのは大抵皆が
知ってる曲ですよね。DJの選曲も、極端に言えば知った曲で
盛り上がるために1時間ないし2時間を構成する訳です。
 そういう夜の流れに逆らわずに入っていくのに、カバーは
最適なのかな、と今は思っています。まぁでも難しいですね
この辺は。皆さんのご意見、引き続きお待ちいたしております。


 ホームページで告知があると思いますが、この先クラブやらで
ポツポツ出演します。バンドでやったり新曲やったりなんてのも
ありそうなので、ゼヒ遊びに来てくださいな。






 


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Weblog / 2007-07-10 05:56:26

 前々から気になってた事があるんです。
じょせいに関してであります。

 ずっと気になってるんです。何がって、♀の白い服が。
特にボトム。ほら、透けるじゃないですか、中身が。

 恥ずかしながら告白すると、街中で白いスカート白い
パンツを見掛けるたびに、超能力者気分で視線はついつい…
イカンと思いつつ。

 いやね、あれを僕は“見えてしまっている”モノだと
思っていたんです。何ならご本人は透けていることに
気づいていないのじゃないか、と。

 しかしある時、そうあれは確か表参道だったか、白い
ワンピースを召され、逆光で見事なバディを惜しげもなく
お透けあそばしていらっしゃる神々しき女性を目撃した時
に僕は悟ったのです。
“あぁ、女は全て知っているではないか”と。
つまり、“見えてしまっている”んではなく“見せている”
んですね。

 いやぁ、敵いませんなぁ女性には。僕も負けないくらい
ズル剥けた表現しないと。取りあえず手当たり次第透けて
みますかねぇ。

…おっさん臭丸出しなお話失礼致しました。


 あぁさてコラボもののコメントですよコメントね。
以下は数日前のリストと見比べながら読んでいただけると。
多少面倒ですが、お願いします。(アーティスト名敬称略
気味で)

 sugiurumn、AKAKAGE、RS-3000のお三方のは、
(AKAKAGEとRS-3000は同一人物ですが)、乱暴に
言ってしまえばハウス音楽とそのお仲間です。「ドンツー
ドンツー」ってドラムがやってる奴ね。僕は普段テンポ遅めな
曲が多いせいか、これらの曲は評判良いです。
 ちなみにRS-3000のはスティービー・ワンダーのカバー
です。スティービーというと70年代の曲が取り上げられがち
な中、選曲渋いですな。

 DJTonk氏のは、ゆったりスペーシーなR&Bです。
Tonk氏のトラックは、ピートロック的なソウル風味が感じられ、
素敵です。歌い方を変えようと思い始めた頃で、今聴くと
試行錯誤の跡が伺えます。

 ナチュラルハイとは、旧い仲なんです。もう7~8年に
なりますな。昔所属していたレコード会社で一緒で、毎月
のようにライブで対バンして切磋琢磨しておりました。
二人にしては大人っぽい曲だそうだが、程よい甘酸っぱさ
が漂うのがまた二人らしくて素敵であります。そんな二人
に乗せられてか、僕の歌もどこか爽やかです。

 妹との2曲、まずカバーはマーヴィン・ゲイとタミー・テレル
の作品です。元が元なので、(僕はマーヴィン狂いなので)
結構…諦めに近い心境で(どうせ本家には敵うまい…)
レコーディングに臨んだことを覚えています。
 “この世の限り”は、非常に美しい曲で、いっぺんに好きに
なりました。ただし歌うのは非常に難しく、レコーディングは
苦労しました。彼女と僕とで、主役脇役がめまぐるしく入れ
替わるんですよ。おまけに音域がありえない程広くて。
テレビで、しかも生で歌うとなった時は彼女を恨んだもんです。
「全く何て曲を書いてくれたんだ」と。

 僕にとってマーヴィンを先生とするなら久保田さんはもう、
大大先輩です。っつうか、久保田さんがいなかったら僕は
マーヴィンに出会ってなかったでしょう。
そんな彼のトリビュートに参加できるとは何たる光栄…しかし
生きてるのにトリビュートとはこれ如何に…と、当時思いました。
この曲は、ダンス☆マン氏にプロデュースをお願いしました。
彼のテキパキしたレコーディング捌き、ロジカルかつフィジカルな
音作りに感動し、バンドの上手さに唸らされました。ちなみに
MTViconの時も、このアレンジをそっくり生かしました。

 加藤和彦さんのトリビュートは、担当ディレクター氏のたっての
ご希望で、オリジナル・アルバムを丸々リメイクしたものです。
何が凄いって、当時のオケ(バックトラック)をそのまま生かして
いるんです。で、そのミュージシャンが凄いの何の、坂本龍一、
矢野顕子、高橋幸宏、高中正義にWillie Weeksときたもんだ。
正直言うと、歌のキーが合わなくて如何ともしがたかったのですが…。
ちなみに、僕以外には川口大輔、TOKU、Marmalaid Rag
の田中氏、ゴスペラーズの村上氏と、僕が面識あるか、なくても
勝手に同じ匂い感じてる素敵メンツが揃っています。

 外道は、友達の友達(いや年齢的に友達なんて言えないですが)
的に繋がっていて、しかも当時レーベルが一緒になったこともあって
実現しました。この曲は何といっても、今やお茶の間でもお馴染み
及川奈央嬢に参加して貰ったのがトピックです。どんな風に参加
したのかって?それは聴いてみてくだせぇ。

 エリック・クラプトンは、いつかやってみたいと思っていた
“Wonderful Tonight”をやってしまいました。
このブログでもダラダラ書いてましたが、名曲をカバーする難しさ
をいやと言うほど味わいました。僕ひとりで、ほぼ全ての楽器を
やったのが、新しいといえば新しいです。

 “友情のエール”は、浜崎さんの声掛けで実現したプロジェクト
です。正直言うと、チャリティに参加する心が固まっていなかった
のですが、浜崎さんと事前にお話させていただいて、気持ちよく
参加できました。浜崎さん含め、皆さんと初対面だったのですが、
打ち上げ楽しかったです。

 最後はnbsa。まぁ何というか、説明するのがしんどい集団
です。年に一度くらい大きなイベントやって、渋谷のルームで
隔月で小さめなイベントやってます。今の所、これが唯一のnbsa
名義の音源です。僕は“永すぎた夏”という曲を入れてます。
今のところ、ここだけに入ってます。


…いやぁ長かった。以上、コラボ曲コメントでした~。



 


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