さぬき市立志度中学校ブログ

志度中学校の活動を紹介します。

研究授業 無言のコミュニケーション!

2011年11月30日 | 全体
明日から12月。
公衆電話のところに、歌うサンタの人形が登場して、クリスマスムードもちらほら。

今日の3校時は、川畑先生の学級活動の研究授業(1年4組)があり、参観させていただきました。
テーマは、「無言のコミュニケーション」。

言葉を発することなく、動作や目線のコミュニケーションで友達と意志を通じ合わせ、いろいろな活動(グループ作り)をしていきます。
まず最初は、「誕生日の輪」を作りました。

言葉に出して言いたくなるのをグッと我慢して、手や動作で誕生日月を確認しながら、誕生日順に並んでいきます。数カ所、うまくいかないところもありましたが、ほとんどのところはバッチリ順番に並べていました。さすが4組!

次に、シールを使ってなかま(グループ)に分かれるゲームをしました。
先生が背中に貼ったシールを、自分は見ることができません。自分が何色か分からないけど、同じ色の人とグループを作らないといけない。
友達のアドバイスを参考に、自分に貼られているシールの色に気付き、同じ色の人とグループを作る。1分半の時間制限付き。
みんな必死でがんばっていました。うまく分かれて、ホッ。


最後のゲームは、さらに複雑。先生がおでこに貼ったシールの色で分かれます。
ただ、ここで少しトリックがありました。
同じ色でも、大きさが違うシールや、半分は赤だけど半分は青といった少し「違った」シールを貼られた人が数名。
さて、どうするか?と注目してみていましたが、ここでも、さすが4組。
大きさに関係なく、色が同じならなかまに入れたグループ。
半分同じでも、「違う」と拒否するのではなく、半分「同じ」だから…となかまに入れたグループ。
こういうグループのお陰で、一人もグループからはみ出す人なく、無事分かれることができました。

最後の先生の話や、友達の意見から、コミュニケーションの大切な要素として、「相手がどう思っているかを想像しながら、みんな「なかま」という気持ちで付き合っていく事が大切」というこの時間のめあてが、よく理解できたと思います。楽しい授業でした。