クパチーノ再訪

夫のアメリカ赴任について行くブログ

アメリカのドラマ - 臨時特別編 - Mad Men

2010年10月27日 | 日記
最近また、"はまる" ドラマに当たりました。
それは Mad Men

いまや朝の日課、Regis and Kelly で、Regis が「昨夜の Mad Men で・・・」とネタバレ話を始め、
そんな夢中になるドラマが?と思って探して見てみたのがきっかけです。

1960年代の古き良き(?)アメリカの、ニューヨークにある広告会社が舞台。
超能力もなし、殺人事件や推理もなし(ただし謎あり)、もちろん X-Men とも何の関係もありません。

では何が?というと・・・
使用されている音楽、時代を(おそらく)忠実に再現した雰囲気や言葉遣いがなんだか魅力的なのです。
重要な話をするときにはグラスにお酒を注ぐ、言葉に詰まって煙草をくゆらせる・・・遥か昔の西部劇や
南北戦争の映画で見たかのようなシーンも多発します 

内容は一言で言うとオフィス版「家政婦は見た」(家政婦は活躍しないので、「視聴者は見た」版)という感じ?
表は紳士淑女に見える皆様の素行が悪かったり裏があったり、放送時間が遅いせいか、結構淫靡な世界も。
"ギョーカイ"ってやっぱり前からこう?と思うような部分も多く、見ていると胸が痛くなりそう、みたいな話です。
つまらなさそうですか?
でも主人公のドンは有能で時にとても男気があり、秘密を持っている上にだらしない面があっても憎めない。
昔の日本は、こんなアメリカにあこがれて経済成長を頑張ってきたのかも、と勝手な憶測までしてしまいます。

放送ではシーズン4が終了しましたが(CNN の Anderson Cooper も今後この時間は何を見れば?と嘆いていました)、
私のほうはやっとシーズン2の半ばまで追いついたところ。
これまで見た中では、Flight1 というエピソード(シーズン2の2)がとても好きでお奨めです。